世界地図書き換えよう! 〜【測量士】の少年は何を測量しているのか・・・測るものは地形だけではありません〜

ばふぉりん

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ミリアの覚悟

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~ミリア~
 
 モーリア君・・・最初から不思議な子だったけど、ここまでとはね・・・

 最初は門番の時に、変わった子が来た程度だったけど、タリスマンを確認するとまさかの【鉄拳】だったし・・・次に会った時はまさかの出来事だし?ギルドでも・・・トドメが何よあの『広域殲滅魔法』って・・・しかも確認した限りでは氷と火の2種類の広域殲滅魔法を使ってたし・・・気絶していた時もきっと何か使ってたに違いないけど・・・これは・・・今度お父さんに相談しても良いのかな?とか言われてないけど、確認取った方がいいよね?
 でも、そうなるとモーリア君の存在が王都に・・・そうなると彼が言ってた『スローライフ』?ができなくなっちゃうかもしれないよね・・・絶対に王都に拉致されると思うし・・・どうしようかなぁ・・・嘘つくの苦手だから家に帰りたくないよぉ~(実はお父さんがこのタイミングで帰ってきてる)からなぁ・・・お母さんはドレスアーマーを用意してくれたから、間違いなく帰ったら根掘り葉掘り聞かれるし・・・お父さんも・・・あぁぁぁぁぁ憂鬱だぁぁぁぁ

 お姉ちゃんもお兄ちゃんも・・・この手の話大好きだからなぁ・・・ぁ!

 考え事で悶絶してたら、隣にいるモーリア君が・・・何その可哀想な者を見るような目は!私?私のことなのかな???

「モーリア君?その目はな~にかな~?」

「ミリアさんは可哀想な子じゃないですよ?」

 やっぱりそんな意味合いの目だったんだ・・・

「そ、そう?」

「はい。ミリアさんはな子ですから」

 ・・・あれ?私・・・貶められてる?

「・・・そ~れ~は~ど~ゆ~こ~と~か~し~ら~?」

 ぁ逃げた・・・まぁ、隣に居ないなら、今のうちに考えをまとめるとしますかね・・・

 一応イボール隊長に報告義務があるんだけど、言える?言えないよね?でも・・・言わないと給料が真っ青通り越して紫に・・・そんなことになったら来月どうすれば・・・強制ダイエットになっちゃうじゃないの!





ん?



 そうだ!彼が言ってたじゃない!隊長のさん!その件を利用すれば・・・隊長もこっち側に引き込める?そうすれば、報告義務は問題なく果たせる・・・そして、その内容をそこから上に伝えるかどうかの判断はに委ねることができる!

 フハハハハ!これで真っ青回避!むしろ追加報酬出るかもしれない!Jobの流れの秘密が判明したんだし!国家レベルの・・・・あれ?それって・・・私もモーリア君と同じ状況じゃない?お父さんと一緒に王都に連れて行かれちゃうパターンじゃない?だめじゃん!回避しなきゃ!今この街を離れると、ちょっと良いな~って思ってるあの人と離れ・・・ぃゃ?待てよ?むしろ王都に行けばもっと男の人と出会える機会が増えるんじゃないの?あれ?それも良いかもしれない?王都ならカッコイイ人も・・・職場に良い人が・・・そう、お父さんとお母さんのように・・・職場内恋愛から結婚へ・・・

「ふへへへへ」

 ぁ、イヤラシイ打算的な想像したら顔が・・・って・・・

「・・・ミリアさん?何か思考がおかしな方向にズレてませんか?」

「・・・」

 見られたぁぁぁぁぁ!なんでこのタイミングで戻ってきてるのよ!しかも!よりによってあんな顔の時に!

 今は・・・直近のことを考えなきゃ・・・私の答えは保留ということにしてもらって、まずは戻る。そして別れた後で隊長に相談して引き込む・・・家は・・・今日のところは懐に痛いけど宿か・・・アンジェとという口実にして先送りにするかな・・・よし!そうと決まれば・・・

「モーリア君?考えがまとまったから、今日のところは帰ろっか?」

「は~い。イボールさんを引き込んで責任転嫁するんですね?それで良いと思いますよ?最終的にはその流れになるのはわかってましたから」

「・・・あれ?どうしてそこまでわかってるの?」

「広域殲滅魔法に関してはお父さんに相談されても構いませんよ?従う従わないの自由はこっちにあると思いますし・・・確かに王都にはカッコイイ人がいっぱい居そうですしね?」

 ちょ!

「職場恋愛からの結婚ですか・・・場合によってはお相手が貴族の可能性も出てきますからね~」

 この子・・・他にも何か特殊なスキル持ってるんじゃ?

「いいえ?別に特殊なスキルは持ってませんが?」

 ・・・じゃぁなぜ会話になってるのよ!

「会話が成立してる理由ですか?とても簡単な理由ですよ?」

 え?∑(゚Д゚)

「だってさっきからミリアさんず~っと言ってるじゃないですか」

 ( ゚д゚)え?

「脳が脳内会話を拒否したんじゃないですかね?ほら・・・脳まで筋肉でできてる疑惑ですから・・・熱暴走して、その結果冷却のために口が勝手に動いてたんじゃないですか?適当なこじつけですけど」

 ((((;゚Д゚)))))))

「財布だけでなく実際に顔まで真っ青にならなくても良いじゃないですか・・・8割方予想通りなので・・・っと、そろそろ帰りますか?」

 ソダネーカエロッカー

「どうします?普通に帰りますか?変わった方法で帰りますか?」

「それは?普通は・・・歩いて帰るんだよね?じゃぁ・・・変わった方法っていうのは?」

「それはですね~」

 聞かなきゃよかったと後悔したが、聞いた時は好奇心の方が勝ってたから・・・乗って少ししたら即行で後悔しちゃったよ・・・

「キャァァァァァァァァァァ・・・・」

 叫んだところまでは覚えてるけど・・・その先は覚えてない。気がついたら詰所の床に転がされていたから・・・

「・・・ちょっと!そこはせめてベッドに寝かせなさいよ!なんで床なのよ!しかも!うつ伏せ!」

 微かに『床ペロ・・・プッ』って言う声が耳に残ってるんだけど・・・モーリア君かしら?

「ミ~リ~ア~?お前はそんなに夜勤が好きなようだな・・・安心しろ。俺も鬼じゃない。部下の趣味嗜好は尊重してやる。フル装備夜勤だな?しかも追加報酬無し通常給与で良いらしいな?上司想いのいい子だな・・・俺は誤解してたよ・・・さっそくからでいいよな?」

 ぇ?∑(゚Д゚)( ゚д゚)ええ?

「モーリアくぅぅぅぅぅん!?」

~モーリア~

 ふぅ・・・後はミリアさんからイボールさんの耳に入るのを待つだけだな・・・その間にギルマスとOHANASHIをして・・・あの時の反応からすると、可能性も出てくるからなぁ・・・そうなったらモリスさんに協力してもらうことも視野に入れて・・・お掃除から始めなきゃ行けないかもしれな・・・いや、お兄さんの実力次第で汚名返上のとして・・・残ってもらってた方が良いかな?そこも要相談で・・・奴隷落ちしてもらうのはその後でも十分だよね?

「となると・・・今日のところはモリスさんに相談するていで、簡易宿泊施設に・・・」

 その後がモリスさんと話のすり合わせを行って、万が一の口裏合わせと、協力をお願いしつつ

「・・・とまぁ、【料理人】っていうJobの人が作った料理が絶品でした。多めに肉を渡してあるので、余分にもらえたらこっちにも持ってきますね?」

「ほう、それは楽しみですね。今日の狩りで作ったと聞く『香草煮込み』は、早速夕食で作ってみましょう」

 チャレンジ精神旺盛だなぁ~。他の店・・・宿屋とかも巻き込めたら面白いかもしれないな
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