世界地図書き換えよう! 〜【測量士】の少年は何を測量しているのか・・・測るものは地形だけではありません〜

ばふぉりん

文字の大きさ
28 / 38

感想

しおりを挟む
「・・・作った俺が言うのもおかしいが・・・あんだけあった量をまぁ・・・しかも何人かはおかわりもしてたよな?」

 結果として、明らかに人数よりもの数が多かったはずなのに、ボクもカエデさんもおかわりをしていた・・・勿論周りのお客さんも・・・そしてこれだけは言っておかなければいけない・・・ここにいる人は全員『自分の食事を完食後』この試作品の数々をのだ・・・一人二~三人前?ってところか?

「それで?どの料理がうまかった?」

「「「「「・・・」」」」」

「なんだ?その沈黙は・・・まさかどれも美味くなかったってことじゃないだろうな!」 

「逆だ!」
「どれも美味くて甲乙つけれないんだよ!」
「そりゃ好みってもんがあるだろうけど」

「はぁ・・・じゃぁ、強いて言えば?どれが一番うまかった?」

「俺は・・・」

「みんなで一斉に指さしませんか?せーの・・・」

 結果的に半分以上の指がさされた皿は

「・・・脚の香草ステーキか・・・」

 一番最初に出てきたやつだね

「なるほどな・・・だが、少し高くなるぞ?」

「「「「??」」」」

「一匹から二個しか取れないからな?」

 言われてみれば・・・それでも納得の味だったんだっけど・・・

「じゃぁ週一・・・月一か?不定期メニューってことにして、他のは定番メニューにするか」

「「ぅぉぉお!なら通うぜ!」」

 と、周囲の客同士で騒いでるけど、根本的な事話し合わないと?それとも忘れてるのか・・・な?

「それは魅力的なお話ですけど、大丈夫ですか?その・・・値段の設定とか・・・とか・・・問題点はまだあるんじゃないですか?」


 水を差すようで申し訳ないけど、今回はあくまでとして提供しただけだ。しかも冒険者ギルドの戦闘Job持ち五人でも、メガビッグ種一匹仕留めきれていなかった・・・例え仕留められても多分・・・傷だらけで、可食箇所も減るんじゃないかな?血抜きの問題とかね?

「・・・仕入れ・・・母ちゃん!」

「ハイハイ。父ちゃんは作るだけ。母ちゃんはそれ以外担当ね・・・ならカエデは?そろそろ看板娘らしくなってくれると助かるんだけどねぇ?」

 カエデさんが『藪蛇だ!』って顔してるけど、自業自得だよね?

「一応少し前からギルドでツノ兎の肉に関しての話は出しているので、運良く狩れた人が持ち込む可能性はありますよ?これまではツノだけ採取してたようですが・・・ただ、肉のがあるかどうか・・・それが問題だとは思いますけど?」

 これまではツノだけもぎ取って、本体はポイして・・・野の魔物や動物の食料になってたけど・・・その辺に技術修得も・・・ね?

「少年が収めてくれるわけにはいかないのか?」

「え?無理!」

「「「「・・・」」」」

「なんで即答できるの?今まで不要だった所がお金になるんだよ?それに、さっきの量を毎回とは言わないけど、そこそこの量用意してくれたら・・・結構な金額になるんじゃない?」

「あぁ、ボクはこの街の人間じゃないので、用事が済めば他のところに行きますよ?その時に・・・どうやってツノ兎の肉を仕入れるんですか?それとですが・・・先程の肉は全てメガビッグ種でしたが、冒険者の実力ではビッグ種ですら・・・狩れるか怪しいですね・・・戦闘Job五人でメガビッグ種一匹にボロボロにされてましたから」

「「・・・え?」」
「じゃぁ、少年は優秀なJobを授かったんだな?」

「【測量士】ですが何か?」

「「「「「「・・・・・ハァァァァァぁぁぁぁぁぁ?」」」」」」

「ぁ、これギルド証です」

 裏面を確認してもらうと周囲の顔は一様に

( ゚д゚)×いっぱい

「え?測量士って強いの?」
「測量士ってゴミカスだろ?」
「じゃぁ・・・ギルド証の偽造か?」
「いやいや・・・偽造してどうするんだよ」
「そもそも偽造できたとしても犯罪行為だろ?」
「それ以前に偽造できた例ってあったっけ?」
「「「ナイナイ無い」」」

 このお客さんたち実は顔馴染みなんじゃないか?って位息ぴったりだな

「まぁその辺は・・・と思ってもらうしかないですね?それに、この街にはもう一人【測量士】持ちがいますから、近い将来では色々化けるかもしれないので・・・誰か?ってのは内緒ですが」

 ここでナッツの名前を出すわけにはいかない・・・からね?

「そうか・・・仕入れ先か・・・」

「まぁ、提案として、現状ギルドに依頼をかけてみるしかないですよね?今回作った料理から買取料金を算出して、損にならない程度の・・・その辺は女将さんに丸投げですよね?」

 そう言うと、女将さんは苦笑いしつつも、『それは確かに私の領分だ』て・・・主人さんと相談し始めたが

「少年は良いの?」

「ん?お金ならいっぱいありますから・・・それに・・・」

「それに?」

「こう言ったことはできるだけ街の人で解決した方がいいかな~?って。そうすれば、いろんな人に仕事が回って、街も発展すると思うんですよ・・・その一役にはボンヌさんに担って貰うのがいいかもしれませんね?」

「「「「ボンヌって誰だ?」」」」

 貴方ですよ!って・・・名前なんだっけ?

ボンヌハンスさんも門番とはいえ冒険者として登録してますよね?なら非番の時にでも友人や同僚と狩りに出かけてみたはいかがですか?・・・すみません。軽い気持ちで言いましたが・・・友人がいらっしゃるかどうかを確認してからの方が良かったですか?」

「・・・そんな優しさはいらないよ?」

「まさかボッ「違うよ」t・・・」

 そんな必死にならなくても・・・

「まぁ、門番ってことはそれなりのJobでしょうし、同僚の方とパーティーを組んで行かれれば大丈夫ですよね?メガビッグ種でなく、ビッグ種でも十分に美味しいですから・・・(ウサキングは別格の美味しさですが)・・・」

 最後にボソッと言った言葉を目敏く?聞いていたブンヌさんは

「・・・ウサキング?」

「あぁ、KING種の事です。ウサキングの方が言いやすかったので・・・」

「KING種って別次元の強さって聞いたんだが」
「そうだな・・・」
「でもよ?」
「メガビッグ種でこの味だぞ?」
「KING種か・・・」
「「「「一度食べてみたいな」」」」

 特別な日の特別な料理・・・

 夢を見ることは大事ですよね?ただ、分不相応な夢を見た結果・・・と言うのは勘弁願いたいですけど

「話はそんな所ですかね?料理に関してはまだ未定ということになりそうですけど、事前宣伝として周囲に話しておくのもいいんではないですか?先さえ確定してしまえば、その味と料理は皆さんが保証してくださいますよね?まぁ門番関係でボヌさん以外にも二人は確実に味を知ってますし、ギルドでも数人知ってるから・・・最初は魔物肉ということで・・・忌避感あるかもしれませんが、食べた感想は・・・お分かりですよね?」

 そういうとみんな残像が残るほどの速度で顔を上下に・・・

「それでは美味しい食事をありがとうございました。えっと・・・部屋はどこになるんですか?」

 そういえば入り口から部屋の案内の前に、こっちに連れてこられたんだったね・・・

「そうだった!母ちゃん!」

「はいはい・・・少年・・・モーリア君だったね?部屋は三階の一番奥だよ」

「え?母ちゃん?その部屋は一番高い部屋じゃ・・・」

「これだけの肉の提供と、今後の売り上げと商売繁盛のネタをくれたんだ。それに見合った部屋を案内しないでどうするんんだい?それと、部屋代はいらないよ?十分すぎるほどもらってるからね?何泊でもしていいんだよ」

 そう言って既に用意していたであろう鍵を渡して、再び主人さんとお金の話を始めた。

「ありがとうございます。それではお先に失礼しますね?

 ぁそうそう・・・ウサキングの味はイボール隊長が知ってますよ」

「「「「「「!?」」」」」」

 最後に爆弾の置き土産を設置してみた
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】シュゼットのはなし

ここ
恋愛
子猫(獣人)のシュゼットは王子を守るため、かわりに竜の呪いを受けた。 顔に大きな傷ができてしまう。 当然責任をとって妃のひとりになるはずだったのだが‥。

短編【シークレットベビー】契約結婚の初夜の後でいきなり離縁されたのでお腹の子はひとりで立派に育てます 〜銀の仮面の侯爵と秘密の愛し子〜

美咲アリス
恋愛
レティシアは義母と妹からのいじめから逃げるために契約結婚をする。結婚相手は醜い傷跡を銀の仮面で隠した侯爵のクラウスだ。「どんなに恐ろしいお方かしら⋯⋯」震えながら初夜をむかえるがクラウスは想像以上に甘い初体験を与えてくれた。「私たち、うまくやっていけるかもしれないわ」小さな希望を持つレティシア。だけどなぜかいきなり離縁をされてしまって⋯⋯?

神樹の里で暮らす創造魔法使い ~幻獣たちとののんびりライフ~

あきさけ
ファンタジー
貧乏な田舎村を追い出された少年〝シント〟は森の中をあてどなくさまよい一本の新木を発見する。 それは本当に小さな新木だったがかすかな光を帯びた不思議な木。 彼が不思議そうに新木を見つめているとそこから『私に魔法をかけてほしい』という声が聞こえた。 シントが唯一使えたのは〝創造魔法〟といういままでまともに使えた試しのないもの。 それでも森の中でこのまま死ぬよりはまだいいだろうと考え魔法をかける。 すると新木は一気に生長し、天をつくほどの巨木にまで変化しそこから新木に宿っていたという聖霊まで姿を現した。 〝この地はあなたが創造した聖地。あなたがこの地を去らない限りこの地を必要とするもの以外は誰も踏み入れませんよ〟 そんな言葉から始まるシントののんびりとした生活。 同じように行き場を失った少女や幻獣や精霊、妖精たちなど様々な面々が集まり織りなすスローライフの幕開けです。 ※この小説はカクヨム様でも連載しています。アルファポリス様とカクヨム様以外の場所では公開しておりません。

「やはり鍛えることは、大切だな」

イチイ アキラ
恋愛
「こんなブスと結婚なんていやだ!」  その日、一つのお見合いがあった。  ヤロール伯爵家の三男、ライアンと。  クラレンス辺境伯家の跡取り娘、リューゼットの。  そして互いに挨拶を交わすその場にて。  ライアンが開幕早々、ぶちかましたのであった。  けれども……――。 「そうか。私も貴様のような生っ白くてか弱そうな、女みたいな顔の屑はごめんだ。気が合うな」

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

処理中です...