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プロローグ

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どうすればいいのだろう。

体が猛スピードで、下に落ちていく。

私は今、宙に浮いてるのだろうか、

どこに向かってるのかも分からない。

本当にこのまま、死んでしまうのだろうか。

 このまま死にたくない…

  誰か助けて…

 
そうだ、魔法を使わなければ、

 こんな時は何の魔法だっけ…

 体が物凄い勢いで、飛ばされる中、

 私は持てる力を振り絞って、魔法の呪文を

 唱えた。

「 パ…パワーオブストーン、セーブミー、

 ルルンダ、シンパライザーっ‥」

 持てる力を振り絞って、叫び、

 気が遠くなるのを感じた。


そして、何かにぶつかり、ばたっと倒れる。

朦朧とする意識の中、かすかな光が遠くで光り、

誰かが私を呼んでいるのが聞こえた。

「もうだめだ‥」

あーあ、こんなことなら、もっと

美味しいもの食べたり、友達と遊んだりしとけばよかったなー。

今までの人生、魔法の勉強、武道に明け暮れる
毎日だったから。

後悔が頭の中によぎり、目から一粒の

涙がポロポロ溢れ落ちた。


そして、私は完全に,目を閉じて、

記憶を失った。






 
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