1 / 12
見つけましてよ、わたしの情熱(うんめい)を
しおりを挟む
元おばさん伯爵令嬢は、お父様の薄い本を作りたい
深窓の令嬢、麗しの姫君、だったはずなのだけれど。
少女は憂鬱な溜息を吐いた。
名前はディートリンデ。
アーベル伯爵家の長女である。
フォールハイト帝国は大陸の西部に位置するのだが、伯爵領はその中でも東に位置しているので、
ほぼ大陸の中央と呼んでも良い場所にある。
すぐ隣はルクスリア神聖国という立地もあり、代々聖職者の家系でもある。
伯爵領は大きくもなく、狭くも無く中程度だが、交通の要衝として税金による収入も多く、
幾つかある町も美しい為に観光地としても栄え、裕福な暮らしをしていた。
先祖代々生真面目なのか、受け継がれる財産も多いのだが、
帝国臣民にしては質素な暮らし振りかもしれない。
そんな家の長女に生まれたディートリンデは将来を約束されていた。
濡れたような漆黒の髪に、紺鼠色の物憂げな瞳。
透き通るような白磁の肌に、薄く色づいた唇。
切れ長の眼の端正な顔立ちだ。
父と母はそれなりに愛してくれている。
弟達もそれなりに可愛い。
礼儀作法や習い事は厳しいけれど、許容範囲内。
そんなある日、ディートリンデは父の書斎にある本を借りにと部屋に踏み入れた。
黒の家具と壁に囲まれた部屋は重厚な美しさがあり、壁に嵌めこんである本棚にはずらりと希少な本が並んでいる。
ふと、あるものが目に付いて、そちらに視線を向けると、幾つもの絵が壁に立てかけてあった。
有名な画家の絵画なら、廊下にも応接間にも沢山飾ってあるのだが、
それは人物画だった。
金色の髪の、儚くも美しい少女の絵。
年の頃は10代に見えるが、親族にもその配偶者にも絵の中の女性に似た人物は思い当たらない。
若かりし父の想い人だろうか、と側によって、床に座ると絵画を覗き込んだ。
一枚目の女性の絵を見終わって、横に退けると若かりし父だろうか、
黒髪に紺鼠色の青年の絵が現れる。
あまりの完璧さに息が止まりそうになった。
どくどくと心臓が音を立てて鳴り、眩暈を起こしそうになりながらその絵を脇に退ける。
これ以上直視したら心臓がもたない、と思ったのだが、続いて出てきた絵はそれ以上の破壊力だった。
二つの絵と比べたら大判の、制服を着た何人もの学生の絵だ。
中央に赤髪と金髪の女性が椅子に座っており、その間に凛々しい男性が腕を組んで立っている。
金髪の少女は先程の絵の女性と同じに見えた。
三人を囲むように、美男達がひしめいている。
その中に推定父もいた。
挑発的な微笑を浮かべる青年は先程と違った生き生きとした魅力に溢れている。
情報過多……っ
その時、その情報以上に過多な記憶がぶわっとディートリンデに流れ込んだ。
前世の記憶、というにはとても曖昧なものではあったが、死んだ時の年齢は50代。
喪女だった。
それはどうでもいい情報としてより分ける。
大事なのは、
BLだ。
アクティブかつ守備範囲の広い喪女だったので、乙女ゲーから漫画、小説、映画、芸能まで
二次から三次までイケる貴腐人であった。
収入の全てを推しと同人誌に注ぎ込み、新作は布教用まで押える。
夫はいないが、友人はいた。
充実した腐人生を歩んでいた。
階段を踏み外すまでは。
まあ、今更死の理由などはどうでも良かった。
それよりも、今抱えている情熱の行き先が分かったのだ。
お父様の薄い本が作りたい。
素敵な方達に囲まれる学生時代を送られたのですね、お父様。
どの方が恋人だったのかしら?
学生期間限定の、恋の戯れがあったのかしら?
この女性はフェイクでしたの?
「はあはあ…」
興奮し過ぎて、少し落ち着く必要がありそうだった。
心を落ち着けるように、そっと大事にその集合写真めいた絵画は出入り口付近に運ぶ。
これはわたくしの部屋に飾りましょう。
残りの絵は残念ながら、学生時代(黄金時代)のものはなく、幼い頃の父や、
結婚衣装に身を包んだ父と母の絵だった。
「……………」
自分の父を犠牲にするのはどうなのかしら?
ディートリンデは結婚式の絵を手に持ったまま、少しの間沈思した。
そこで、過去の記憶が少し掘り起こされる。
中学時代の親友は、自分の彼氏をBL漫画にしていた。
彼氏と同じ部活の親友と、親友の彼氏が逢引してキスしていたのを見て、
彼女が殺してしまうという何ともエキセントリックな漫画だったのだが…
いや、付き合ってるのお前じゃん……
と、当時も思ったものだった。
今もそう思う。
彼女は満面の笑みで「あの二人って怪しいよね」と言っていた。
お前の彼氏ぞ……
彼女は恋人として彼氏の事を好きだったし、
ディートリンデも親として父の事を愛している。
でも学生時代の父は別薔薇。
いえ、別腹。
「二次と三次の両立か…問題ないですわ」
ふむ、と頷いて、少女はすっくと立ち上がった。
こうなったら、家捜しの開始である。
執務机の引き出しを開けてみる。
開かない。
鍵がかかっているので、当たり前であった。
慎重に鍵の掛かっていない引き出しを見つけて開けてみる。
どこかに昔の手紙など無いかしら。
ごそごそと探すが、それらしいものは見当たらない。
「手ごわいですわね……」
父が聞いたら別に隠していないと言うだろう言葉を呟きながら、ディートリンデはとりあえず部屋を見回した。
ふと執務机の上を見ると、小さな箱がある。
ぱか、と開けて見ると手紙が収納されていた。
これよ、これ。これを探していたのですわ。
何の変哲も無い手紙だった。
領地の管理人やら、教会からの事務的な手紙だ。
すんっと意識が暗くなるが、まだ家捜しは始まったばかりだ。
だが取りあえず、一番大事なお宝は部屋に運ぶ事にする。
ディートリンデは外に待たせていた侍女のグレーテに、絵画と新しく借りる本を渡した。
「わたくしの部屋に運んでおいて。絵はまだ飾らなくていいので、布をかけておいてね」
「承りました」
ちらと絵に目をやった侍女は、それが高価な芸術品でなさそうだと分かると、
静かに頷いてそれを運んで行った。
すすっと扉の内側に戻ったディートリンデは、再度家捜しを開始する。
先程見つけたような、手紙を入れられる箱はないものかと、見回すと見つかったのだが鍵が掛かっていた。
「鍵を、かけすぎではありませんの?」
ぶつくさと文句が口から漏れる。
アーベル家は上位貴族なのだし、防犯面で言えばきちんとしているので文句を言う筋合いではない。
高い位置にある箱は取れないし、流石に本棚をよじ登るのは危険である。
ディートリンデは恨めしげに棚の上の方にある箱を見上げた。
命綱無しで崖を上るようなものである。
もし、取り返しのつかない怪我や、前世のように落下死してしまっては元も子もない。
お父様の妄想が出来なくなってしまう行動は控えるべきね。
仕方ないので高い場所にあるものは諦める。
代わりに低い位置にあるものを、舐めるように丹念に探していく。
絨毯の上を這いずり、隙間に何か落ちていないかもきちんと確かめた。
そしてやっと、念願の手紙の束を棚の中に見つけ、
ディートリンデは束ねてある紐を外して、中身を見る事が出来た。
読めなかった。
深窓の令嬢、麗しの姫君、だったはずなのだけれど。
少女は憂鬱な溜息を吐いた。
名前はディートリンデ。
アーベル伯爵家の長女である。
フォールハイト帝国は大陸の西部に位置するのだが、伯爵領はその中でも東に位置しているので、
ほぼ大陸の中央と呼んでも良い場所にある。
すぐ隣はルクスリア神聖国という立地もあり、代々聖職者の家系でもある。
伯爵領は大きくもなく、狭くも無く中程度だが、交通の要衝として税金による収入も多く、
幾つかある町も美しい為に観光地としても栄え、裕福な暮らしをしていた。
先祖代々生真面目なのか、受け継がれる財産も多いのだが、
帝国臣民にしては質素な暮らし振りかもしれない。
そんな家の長女に生まれたディートリンデは将来を約束されていた。
濡れたような漆黒の髪に、紺鼠色の物憂げな瞳。
透き通るような白磁の肌に、薄く色づいた唇。
切れ長の眼の端正な顔立ちだ。
父と母はそれなりに愛してくれている。
弟達もそれなりに可愛い。
礼儀作法や習い事は厳しいけれど、許容範囲内。
そんなある日、ディートリンデは父の書斎にある本を借りにと部屋に踏み入れた。
黒の家具と壁に囲まれた部屋は重厚な美しさがあり、壁に嵌めこんである本棚にはずらりと希少な本が並んでいる。
ふと、あるものが目に付いて、そちらに視線を向けると、幾つもの絵が壁に立てかけてあった。
有名な画家の絵画なら、廊下にも応接間にも沢山飾ってあるのだが、
それは人物画だった。
金色の髪の、儚くも美しい少女の絵。
年の頃は10代に見えるが、親族にもその配偶者にも絵の中の女性に似た人物は思い当たらない。
若かりし父の想い人だろうか、と側によって、床に座ると絵画を覗き込んだ。
一枚目の女性の絵を見終わって、横に退けると若かりし父だろうか、
黒髪に紺鼠色の青年の絵が現れる。
あまりの完璧さに息が止まりそうになった。
どくどくと心臓が音を立てて鳴り、眩暈を起こしそうになりながらその絵を脇に退ける。
これ以上直視したら心臓がもたない、と思ったのだが、続いて出てきた絵はそれ以上の破壊力だった。
二つの絵と比べたら大判の、制服を着た何人もの学生の絵だ。
中央に赤髪と金髪の女性が椅子に座っており、その間に凛々しい男性が腕を組んで立っている。
金髪の少女は先程の絵の女性と同じに見えた。
三人を囲むように、美男達がひしめいている。
その中に推定父もいた。
挑発的な微笑を浮かべる青年は先程と違った生き生きとした魅力に溢れている。
情報過多……っ
その時、その情報以上に過多な記憶がぶわっとディートリンデに流れ込んだ。
前世の記憶、というにはとても曖昧なものではあったが、死んだ時の年齢は50代。
喪女だった。
それはどうでもいい情報としてより分ける。
大事なのは、
BLだ。
アクティブかつ守備範囲の広い喪女だったので、乙女ゲーから漫画、小説、映画、芸能まで
二次から三次までイケる貴腐人であった。
収入の全てを推しと同人誌に注ぎ込み、新作は布教用まで押える。
夫はいないが、友人はいた。
充実した腐人生を歩んでいた。
階段を踏み外すまでは。
まあ、今更死の理由などはどうでも良かった。
それよりも、今抱えている情熱の行き先が分かったのだ。
お父様の薄い本が作りたい。
素敵な方達に囲まれる学生時代を送られたのですね、お父様。
どの方が恋人だったのかしら?
学生期間限定の、恋の戯れがあったのかしら?
この女性はフェイクでしたの?
「はあはあ…」
興奮し過ぎて、少し落ち着く必要がありそうだった。
心を落ち着けるように、そっと大事にその集合写真めいた絵画は出入り口付近に運ぶ。
これはわたくしの部屋に飾りましょう。
残りの絵は残念ながら、学生時代(黄金時代)のものはなく、幼い頃の父や、
結婚衣装に身を包んだ父と母の絵だった。
「……………」
自分の父を犠牲にするのはどうなのかしら?
ディートリンデは結婚式の絵を手に持ったまま、少しの間沈思した。
そこで、過去の記憶が少し掘り起こされる。
中学時代の親友は、自分の彼氏をBL漫画にしていた。
彼氏と同じ部活の親友と、親友の彼氏が逢引してキスしていたのを見て、
彼女が殺してしまうという何ともエキセントリックな漫画だったのだが…
いや、付き合ってるのお前じゃん……
と、当時も思ったものだった。
今もそう思う。
彼女は満面の笑みで「あの二人って怪しいよね」と言っていた。
お前の彼氏ぞ……
彼女は恋人として彼氏の事を好きだったし、
ディートリンデも親として父の事を愛している。
でも学生時代の父は別薔薇。
いえ、別腹。
「二次と三次の両立か…問題ないですわ」
ふむ、と頷いて、少女はすっくと立ち上がった。
こうなったら、家捜しの開始である。
執務机の引き出しを開けてみる。
開かない。
鍵がかかっているので、当たり前であった。
慎重に鍵の掛かっていない引き出しを見つけて開けてみる。
どこかに昔の手紙など無いかしら。
ごそごそと探すが、それらしいものは見当たらない。
「手ごわいですわね……」
父が聞いたら別に隠していないと言うだろう言葉を呟きながら、ディートリンデはとりあえず部屋を見回した。
ふと執務机の上を見ると、小さな箱がある。
ぱか、と開けて見ると手紙が収納されていた。
これよ、これ。これを探していたのですわ。
何の変哲も無い手紙だった。
領地の管理人やら、教会からの事務的な手紙だ。
すんっと意識が暗くなるが、まだ家捜しは始まったばかりだ。
だが取りあえず、一番大事なお宝は部屋に運ぶ事にする。
ディートリンデは外に待たせていた侍女のグレーテに、絵画と新しく借りる本を渡した。
「わたくしの部屋に運んでおいて。絵はまだ飾らなくていいので、布をかけておいてね」
「承りました」
ちらと絵に目をやった侍女は、それが高価な芸術品でなさそうだと分かると、
静かに頷いてそれを運んで行った。
すすっと扉の内側に戻ったディートリンデは、再度家捜しを開始する。
先程見つけたような、手紙を入れられる箱はないものかと、見回すと見つかったのだが鍵が掛かっていた。
「鍵を、かけすぎではありませんの?」
ぶつくさと文句が口から漏れる。
アーベル家は上位貴族なのだし、防犯面で言えばきちんとしているので文句を言う筋合いではない。
高い位置にある箱は取れないし、流石に本棚をよじ登るのは危険である。
ディートリンデは恨めしげに棚の上の方にある箱を見上げた。
命綱無しで崖を上るようなものである。
もし、取り返しのつかない怪我や、前世のように落下死してしまっては元も子もない。
お父様の妄想が出来なくなってしまう行動は控えるべきね。
仕方ないので高い場所にあるものは諦める。
代わりに低い位置にあるものを、舐めるように丹念に探していく。
絨毯の上を這いずり、隙間に何か落ちていないかもきちんと確かめた。
そしてやっと、念願の手紙の束を棚の中に見つけ、
ディートリンデは束ねてある紐を外して、中身を見る事が出来た。
読めなかった。
60
あなたにおすすめの小説
【長編版】悪役令嬢は乙女ゲームの強制力から逃れたい
椰子ふみの
恋愛
ヴィオラは『聖女は愛に囚われる』という乙女ゲームの世界に転生した。よりによって悪役令嬢だ。断罪を避けるため、色々、頑張ってきたけど、とうとうゲームの舞台、ハーモニー学園に入学することになった。
ヒロインや攻略対象者には近づかないぞ!
そう思うヴィオラだったが、ヒロインは見当たらない。攻略対象者との距離はどんどん近くなる。
ゲームの強制力?
何だか、変な方向に進んでいる気がするんだけど。
婚約者を奪い返そうとしたらいきなり溺愛されました
宵闇 月
恋愛
異世界に転生したらスマホゲームの悪役令嬢でした。
しかも前世の推し且つ今世の婚約者は既にヒロインに攻略された後でした。
断罪まであと一年と少し。
だったら断罪回避より今から全力で奪い返してみせますわ。
と意気込んだはいいけど
あれ?
婚約者様の様子がおかしいのだけど…
※ 4/26
内容とタイトルが合ってないない気がするのでタイトル変更しました。
婚約者に毒を飲まされた私から【毒を分解しました】と聞こえてきました。え?
こん
恋愛
成人パーティーに参加した私は言われのない罪で婚約者に問い詰められ、遂には毒殺をしようとしたと疑われる。
「あくまでシラを切るつもりだな。だが、これもお前がこれを飲めばわかる話だ。これを飲め!」
そう言って婚約者は毒の入ったグラスを渡す。渡された私は躊躇なくグラスを一気に煽る。味は普通だ。しかし、飲んでから30秒経ったあたりで苦しくなり初め、もう無理かも知れないと思った時だった。
【毒を検知しました】
「え?」
私から感情のない声がし、しまいには毒を分解してしまった。私が驚いている所に友達の魔法使いが駆けつける。
※なろう様で掲載した作品を少し変えたものです
良くある事でしょう。
r_1373
恋愛
テンプレートの様に良くある悪役令嬢に生まれ変っていた。
若い頃に死んだ記憶があれば早々に次の道を探したのか流行りのざまぁをしたのかもしれない。
けれど酸いも甘いも苦いも経験して産まれ変わっていた私に出来る事は・・。
悪役令嬢の心変わり
ナナスケ
恋愛
不慮の事故によって20代で命を落としてしまった雨月 夕は乙女ゲーム[聖女の涙]の悪役令嬢に転生してしまっていた。
7歳の誕生日10日前に前世の記憶を取り戻した夕は悪役令嬢、ダリア・クロウリーとして最悪の結末 処刑エンドを回避すべく手始めに婚約者の第2王子との婚約を破棄。
そして、処刑エンドに繋がりそうなルートを回避すべく奮闘する勘違いラブロマンス!
カッコイイ系主人公が男社会と自分に仇なす者たちを斬るっ!
悪役令嬢がヒロインからのハラスメントにビンタをぶちかますまで。
倉桐ぱきぽ
恋愛
乙女ゲームの悪役令嬢に転生した私は、ざまぁ回避のため、まじめに生きていた。
でも、ヒロイン(転生者)がひどい!
彼女の嘘を信じた推しから嫌われるし。無実の罪を着せられるし。そのうえ「ちゃんと悪役やりなさい」⁉
シナリオ通りに進めたいヒロインからのハラスメントは、もう、うんざり!
私は私の望むままに生きます!!
本編+番外編3作で、40000文字くらいです。
⚠途中、視点が変わります。サブタイトルをご覧下さい。
悪役令嬢ですが、当て馬なんて奉仕活動はいたしませんので、どうぞあしからず!
たぬきち25番
恋愛
気が付くと私は、ゲームの中の悪役令嬢フォルトナに転生していた。自分は、婚約者のルジェク王子殿下と、ヒロインのクレアを邪魔する悪役令嬢。そして、ふと気が付いた。私は今、強大な権力と、惚れ惚れするほどの美貌と身体、そして、かなり出来の良い頭を持っていた。王子も確かにカッコイイけど、この世界には他にもカッコイイ男性はいる、王子はヒロインにお任せします。え? 当て馬がいないと物語が進まない? ごめんなさい、王子殿下、私、自分のことを優先させて頂きまぁ~す♡
※マルチエンディングです!!
コルネリウス(兄)&ルジェク(王子)好きなエンディングをお迎えください m(_ _)m
2024.11.14アイク(誰?)ルートをスタートいたしました。
楽しんで頂けると幸いです。
※他サイト様にも掲載中です
目覚めたら大好きなアニメの悪役令嬢でしたが、嫌われないようにしただけなのに全員から溺愛されています
月影みるく
恋愛
目を覚ましたら、大好きだったアニメの世界。
しかも私は、未来で断罪される運命の悪役令嬢になっていた。
破滅を回避するために決めたことはただ一つ――
嫌われないように生きること。
原作知識を頼りに穏やかに過ごしていたはずなのに、
なぜか王族や騎士、同年代の男女から次々と好意を向けられ、
気づけば全員から溺愛される状況に……?
世界に一人しかいない光属性を持つ悪役令嬢が、
無自覚のまま運命と恋を変えていく、
溺愛必至の異世界転生ラブファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる