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第四章 番を捕まえる
14.番を迎えるために
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◆◇◆◇◆◇
「人族なんてラーダが傷つくだけだ!反対だ!」
「そうよ、騙されているんだわ」
「ラーダは単純だから」
「人族なんてろくなものじゃないわ」
「そうだ。本当に番だったら連れ帰らずに離れていられるわけがないだろう。勘違いじゃないのか」
「ラーダは甘いものが好きだからその匂いと混同してるのよ」
「番なんてそんなのほぼ見つからないのよ。間違いじゃない?」
「つがい衝動はそんなに軽いものじゃないだろう。一度冷静になれ」
末っ子として散々に甘やかされてきたラーダだったが、番ーーミディアという食べてしまいそうに可愛らしい女性を嫁に迎えると宣言したら兄姉に猛反対を喰らってしまった。
わざわざ婚家から戻ってきた姉たちまで文句を言ってくる。
家族が人族に信用が置けない理由は理解しているし、心配してくれているのはよくわかるが、番との仲を否定されてラーダは憤った。
「うるさいッ!!!邪魔をするな!!!」
ラーダは一族の中でも狼の力が強い方だ。
その分本能にも忠実になりがちである。
彼らが障害になると思った瞬間、愛しさからようやっと耐えている彼女への凶暴なまだの独占欲が膨れ上がり、兄姉たちをガウルルっと威嚇する。
いつもは人に近く短い牙と爪が勝手に伸び、瞳の瞳孔が細くなり琥珀というよりも金に光った。
「彼女は俺のものだ!俺の女!!俺の番だっ!!!」
「……ラーダ、落ち着きなさい。誰もお前から取り上げようだなんで思ってない。女神から与えられた番を誰も奪えない。もちろん、お前の番を我が家に迎えよう」
「そうよ、みんないきなりでびっくりして心配しているだけなのよ。ね、爪と牙をしまいなさい」
フーフーと毛を逆立てていると、怯えた様子の兄姉たちに代わり、両親が宥めてきた。
狼獣人にとって群れの長となる当主とその妻の命令は血の縛りとして優先度が高い。
もちろん圧倒的な一番は番だが。
ラーダは大きく息を吐き、どうにか暴走を防ごうとする。
「……………すみません」
だが目の前が真っ赤になるほどの怒りを必死に抑えているのにまた人族を一番毛嫌いしている次兄が余分なことを言う。
「ほらやっぱりそんな我慢ができるなら番じゃないんじゃ…」
「はっ?殺すぞ」
「キース、刺激するんじゃない。屋敷が壊される。ラーダがむやみに威嚇する性格じゃないのを知ってるだろう」
「………ああ、十分につがいぐるいになりかけている」
父と長兄はラーダの様子からその衝動を正しく理解したようだ。
だがそれでも父に人族はなかなか受け入れられない、ここは本家だからと難しい顔で言われて、なら今すぐ縁を切ってくれと叫んだ。
「それもできない。ラーダの力は強いから放逐は許されないんだ。だからラーダ、お前の番に対する思いを、大切にして慈しめることをきちんと周りに見せなさい。そうするのが彼女を守るすべになる」
「……反対する奴らをみんな叩きのめせばいいのか?半殺しならいいか?殺した方が楽なんだが」
「なんでお前は脳筋なんだ。違う、番が人族でもお前がきちんと役に立つと見せればいい。幸いにも出会ってすぐにつがいぐるいは起こしていないし、番からの給餌は真に獣人の力になるのは有名だ。番を得たことでラーダの力が上がれば、その人族は番だとみんな納得するし、つがいぐるいを克服できる一途な人族なら一目おかれる」
「そうよ。それに人族のうえに平民なんでしょう?きちんと手を尽くさないといじめられるわよ」
「そうね。伯爵家令息の地位はそれなりに美味しいから。女性は陰険な手段を使うものよ」
「人族は弱いし番の匂いもわからないならすぐに逃げ出すかも」
「獣人な男爵令嬢すらキース兄が徹底的に叩きのめす必要があったものね」
「イジメ?陰険?逃げ出す?」
「……ラーダ、牙をしまいなさい」
ミディアが害されると思うとついカッとなってしまう。
その真向かいで次兄がこの上ないほどに冷たい眼差しをしていた。
あんなにも妻を愛してやまない兄の伴侶にすら手を出すとは女とは何て愚かな、とラーダは焦燥は強くする。
「ラーダの番だと誰に対しても胸を張ってもらえた方が人族である彼女が今後伯爵家の一員として生きていくためにもいいと思う」
「彼女はこの家のものじゃない!俺のモノだ!!俺だけの!!」
「わかった、わかってるから。とにかく、彼女を守りたいならラーダが行動しなさい」
ラーダ(の食べている姿)に対してニコニコと笑ってくれた可愛いミディアの細い肢体を思い出す。
やわそうな白い肌。短く切り揃えられた爪。笑みこぼれた時の尖っていない揃った四角い歯。ふわふわの髪の中に半分隠れた丸い耳。
何て愛らしく、そして、とてもとても弱そうだ。
確かに獣人の女たちに襲われたり嫌味を言われたりしたら大変だ。
「先に……牽制するだけじゃダメなのか」
「牽制ってお前、物理的に脅して回るつもりなのか。ダメに決まってるだろう」
「そうよ。あのねぇ、人族でさえ平民をバカにする貴族は多いのだから。誰がどんなことをするかわからないわ」
「事前になんてそんなの無理よ、無理」
「なら一歩も外に出さない。俺の巣にずっといたら安心だ。彼女を守れる。誰も近づけさせない」
「お前も引きこもるのか。それでもずっとは無理だぞ」
「キース兄だってしてるじゃないか!」
「俺は不自由させないように使用人を雇っている。本当ははらわたが煮えくりかえりそうだが……俺でもそうなのに、お前、番の世話を他の人間がするのは耐えられるか?」
「絶対嫌だ!!!彼女に他のやつが触れるなんて許さない!!殺してやる!!」
「だろうな。番だっていうならそうだろうな……」
「それならずっと一緒に連れていく」
「いや無理だろ。魔獣の前に連れて行ったらそれこそ恐怖で逃げ出すぞ。いくら俺だってその人族に同情する」
「だったら……だったら……」
「だから人族でも周りがいざという時に彼女を守ってやりたいと思うようにしておくことが大事なんだ。わかるか?人族への恨みはまだまだ大きいんだ。いくらお前が守ろうとしたって、お前が留守の間に誰が何をするかわからないし、なにをどうするかわからない奴がいる中で味方を作ってやらないといけないんだ。わかるか?」
「それは……うぅ、グルルルルッ、ガウッ!!」
「まずい!」
長兄が慌ててラーダの上に乗った。次兄もそれに続く。父が無理やり開けさせた口に丸薬を放り込んだ。
苦くてまずい。ミディアのお菓子とは大違いである。だがなんだか急激に力が抜け眠気が襲ってくる。
「つがいぐるいの本来の抑制剤だ。ヒトを殺したらいけないと先先代から当主に受け継がれている。まさか私の代で使うとは…効けばいいが」
「父上、ラーダはどうするでしょうか?」
「わからん、少なくとも番を保護してやらなければすぐまた暴れるだろう。番に他の相手がいて、いきなり殺さなかっただけマシだと思って対応するしかない」
「ええ…?私、人族好きじゃないわ…」
「私も。いろんな匂いがして臭いんだもの」
「そうは言っても番は番だ」
「………俺が守る、俺が……さわるな、俺の、俺のもの」
「寝言でも牽制してる」
「まさか番を一番嫌がってたラーダがなあ」
しみじみとした次兄の声が遠くで聞こえた時点でラーダは完全に意識を失った。
「人族なんてラーダが傷つくだけだ!反対だ!」
「そうよ、騙されているんだわ」
「ラーダは単純だから」
「人族なんてろくなものじゃないわ」
「そうだ。本当に番だったら連れ帰らずに離れていられるわけがないだろう。勘違いじゃないのか」
「ラーダは甘いものが好きだからその匂いと混同してるのよ」
「番なんてそんなのほぼ見つからないのよ。間違いじゃない?」
「つがい衝動はそんなに軽いものじゃないだろう。一度冷静になれ」
末っ子として散々に甘やかされてきたラーダだったが、番ーーミディアという食べてしまいそうに可愛らしい女性を嫁に迎えると宣言したら兄姉に猛反対を喰らってしまった。
わざわざ婚家から戻ってきた姉たちまで文句を言ってくる。
家族が人族に信用が置けない理由は理解しているし、心配してくれているのはよくわかるが、番との仲を否定されてラーダは憤った。
「うるさいッ!!!邪魔をするな!!!」
ラーダは一族の中でも狼の力が強い方だ。
その分本能にも忠実になりがちである。
彼らが障害になると思った瞬間、愛しさからようやっと耐えている彼女への凶暴なまだの独占欲が膨れ上がり、兄姉たちをガウルルっと威嚇する。
いつもは人に近く短い牙と爪が勝手に伸び、瞳の瞳孔が細くなり琥珀というよりも金に光った。
「彼女は俺のものだ!俺の女!!俺の番だっ!!!」
「……ラーダ、落ち着きなさい。誰もお前から取り上げようだなんで思ってない。女神から与えられた番を誰も奪えない。もちろん、お前の番を我が家に迎えよう」
「そうよ、みんないきなりでびっくりして心配しているだけなのよ。ね、爪と牙をしまいなさい」
フーフーと毛を逆立てていると、怯えた様子の兄姉たちに代わり、両親が宥めてきた。
狼獣人にとって群れの長となる当主とその妻の命令は血の縛りとして優先度が高い。
もちろん圧倒的な一番は番だが。
ラーダは大きく息を吐き、どうにか暴走を防ごうとする。
「……………すみません」
だが目の前が真っ赤になるほどの怒りを必死に抑えているのにまた人族を一番毛嫌いしている次兄が余分なことを言う。
「ほらやっぱりそんな我慢ができるなら番じゃないんじゃ…」
「はっ?殺すぞ」
「キース、刺激するんじゃない。屋敷が壊される。ラーダがむやみに威嚇する性格じゃないのを知ってるだろう」
「………ああ、十分につがいぐるいになりかけている」
父と長兄はラーダの様子からその衝動を正しく理解したようだ。
だがそれでも父に人族はなかなか受け入れられない、ここは本家だからと難しい顔で言われて、なら今すぐ縁を切ってくれと叫んだ。
「それもできない。ラーダの力は強いから放逐は許されないんだ。だからラーダ、お前の番に対する思いを、大切にして慈しめることをきちんと周りに見せなさい。そうするのが彼女を守るすべになる」
「……反対する奴らをみんな叩きのめせばいいのか?半殺しならいいか?殺した方が楽なんだが」
「なんでお前は脳筋なんだ。違う、番が人族でもお前がきちんと役に立つと見せればいい。幸いにも出会ってすぐにつがいぐるいは起こしていないし、番からの給餌は真に獣人の力になるのは有名だ。番を得たことでラーダの力が上がれば、その人族は番だとみんな納得するし、つがいぐるいを克服できる一途な人族なら一目おかれる」
「そうよ。それに人族のうえに平民なんでしょう?きちんと手を尽くさないといじめられるわよ」
「そうね。伯爵家令息の地位はそれなりに美味しいから。女性は陰険な手段を使うものよ」
「人族は弱いし番の匂いもわからないならすぐに逃げ出すかも」
「獣人な男爵令嬢すらキース兄が徹底的に叩きのめす必要があったものね」
「イジメ?陰険?逃げ出す?」
「……ラーダ、牙をしまいなさい」
ミディアが害されると思うとついカッとなってしまう。
その真向かいで次兄がこの上ないほどに冷たい眼差しをしていた。
あんなにも妻を愛してやまない兄の伴侶にすら手を出すとは女とは何て愚かな、とラーダは焦燥は強くする。
「ラーダの番だと誰に対しても胸を張ってもらえた方が人族である彼女が今後伯爵家の一員として生きていくためにもいいと思う」
「彼女はこの家のものじゃない!俺のモノだ!!俺だけの!!」
「わかった、わかってるから。とにかく、彼女を守りたいならラーダが行動しなさい」
ラーダ(の食べている姿)に対してニコニコと笑ってくれた可愛いミディアの細い肢体を思い出す。
やわそうな白い肌。短く切り揃えられた爪。笑みこぼれた時の尖っていない揃った四角い歯。ふわふわの髪の中に半分隠れた丸い耳。
何て愛らしく、そして、とてもとても弱そうだ。
確かに獣人の女たちに襲われたり嫌味を言われたりしたら大変だ。
「先に……牽制するだけじゃダメなのか」
「牽制ってお前、物理的に脅して回るつもりなのか。ダメに決まってるだろう」
「そうよ。あのねぇ、人族でさえ平民をバカにする貴族は多いのだから。誰がどんなことをするかわからないわ」
「事前になんてそんなの無理よ、無理」
「なら一歩も外に出さない。俺の巣にずっといたら安心だ。彼女を守れる。誰も近づけさせない」
「お前も引きこもるのか。それでもずっとは無理だぞ」
「キース兄だってしてるじゃないか!」
「俺は不自由させないように使用人を雇っている。本当ははらわたが煮えくりかえりそうだが……俺でもそうなのに、お前、番の世話を他の人間がするのは耐えられるか?」
「絶対嫌だ!!!彼女に他のやつが触れるなんて許さない!!殺してやる!!」
「だろうな。番だっていうならそうだろうな……」
「それならずっと一緒に連れていく」
「いや無理だろ。魔獣の前に連れて行ったらそれこそ恐怖で逃げ出すぞ。いくら俺だってその人族に同情する」
「だったら……だったら……」
「だから人族でも周りがいざという時に彼女を守ってやりたいと思うようにしておくことが大事なんだ。わかるか?人族への恨みはまだまだ大きいんだ。いくらお前が守ろうとしたって、お前が留守の間に誰が何をするかわからないし、なにをどうするかわからない奴がいる中で味方を作ってやらないといけないんだ。わかるか?」
「それは……うぅ、グルルルルッ、ガウッ!!」
「まずい!」
長兄が慌ててラーダの上に乗った。次兄もそれに続く。父が無理やり開けさせた口に丸薬を放り込んだ。
苦くてまずい。ミディアのお菓子とは大違いである。だがなんだか急激に力が抜け眠気が襲ってくる。
「つがいぐるいの本来の抑制剤だ。ヒトを殺したらいけないと先先代から当主に受け継がれている。まさか私の代で使うとは…効けばいいが」
「父上、ラーダはどうするでしょうか?」
「わからん、少なくとも番を保護してやらなければすぐまた暴れるだろう。番に他の相手がいて、いきなり殺さなかっただけマシだと思って対応するしかない」
「ええ…?私、人族好きじゃないわ…」
「私も。いろんな匂いがして臭いんだもの」
「そうは言っても番は番だ」
「………俺が守る、俺が……さわるな、俺の、俺のもの」
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