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第五章 真の求愛と番
番外編 聖夜の思い出
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「おかーさん!」
「お母さん!!」
「あらあら、クッキーはまだ焼けてないわよ?」
エプロンをしたままのスカートに飛びついてきた小さな子供たちの頭にはぴょこんと可愛い銀色の耳がついている。
4歳の女の子のサラと2歳の男の子のミラン。
どちらもまだまだ小さな尻尾がちぎれんばかりに揺れていた。
「飾りつけ終わったよ!クッキー早く!
「おわったよ!はやく!」
二人が鼻の穴を膨らませて報告をしてくるのは、家に植えてある大きなもみの木の聖夜祝いの飾りつけである。
あとはミディアが焼いている堅焼きのクッキーを吊るすのだと言いつつ、つまみ食いを狙っているのは間違いはない。
くふ、くふふ、と顔を見合わせて笑う姉弟に、ミディアも笑みが止められない。
サラもミランも黒髪だが、瞳の色はサラが焦茶色でミランが琥珀色。どちらもひどく愛らしい顔立ちで、グラナイダ伯爵家の血が強いことにほっとした。
平凡なミディアの顔立ちより美形しかいないあちらの血筋の顔立ちの方が絶対に将来のためだ。
だが、ラーダは「ミディア似の子が欲しいのに…!」と毎回打ちひしがれている。もちろん、二人の子達はこのうえなく可愛がっている大変良い父親だが、俺の血が濃すぎるのなんでだ?!もっかい頑張ろう!と言って子作りをやめない。
別にまだ子供がいてもいいけれどミディアに似ていてもいいことはないし、絶対やめた方がいいと思う。
何年経ってもミディアが可愛くて仕方なく見える呪いがかかっているラーダを思い出して、眉を下げた。
「二人とも食べる方のクッキーに絵を描く?」
「かく!」
「書く!!」
さまざまな色のアイシングを作っていたミディアは、子供向けに柔らかく作ったアイシングを口が大きな絞り袋に入れて渡した。
先に作っておいたおやつ用のクッキーにべちゃべちゃと色を混ぜながら大量に塗りつぶしていく二人。
ハート描くから邪魔しないでと怒るサラと僕ももっとやりたいと騒ぐミランの頬にはカラフルなクリームがついている。
こんな未来があるなんて想像してもいなかった。
『本当にお前は可愛げもない。ろくな嫁の貰い先もなくって役立たず』
『やだあ、お姉様ったら。不器量のくせにこんな可愛いもの持ってて勿体無い。え?もらったの?おっかしー、私がもらってあげる』
『お前はどうしようもないブスなんだからさっさと働いて金稼げよ』
たくさん投げつけられた言葉は普段は胸の奥にしまわれていていつもは思い出すことはないけれど消えることはない。
でも、あの時があったから、聖夜にたった一人放り出されてマーブルの老夫婦に助けられ、お菓子を作る腕を手に入れて、大食漢で激甘な旦那様を手に入れたのだ。
こんな幸運なことなどあるだろうか。
結婚してから初めての聖夜に、グラナイダ伯爵家のお祝いパーティに招待されて、同じ年に生まれる三兄弟のそれぞれの子を宿した奥様たちと交流させてもらい、ラーダよりもお菓子が好きなラーダの姉に懐かれて生まれて初めて家族でのお祝いの温かさを、家族というものの温かさを知った。
嬉しすぎて泣いてしまったミディアを心配してラーダは自分たちの家で子供っぽい聖夜のイベントの一つ一つを全てやり直してくれた。
カードをくれて、ドライフルーツを練り込んだシュトレンを毎日少しずつ食べて、毛糸で編んだオーナメントをつくって、ガラス細工を二人で買いに行って、見たこともないほど大きな鳥の丸焼きが出てきた時には爆笑が止まらなかった。
朝起きるとプレゼントの箱がリビングに山積みなっていた。可愛いぬいぐるみ、可愛い絵本、木のおもちゃ、積み木、新しい鍋、クッキーの型、どう見ても高価なネックレス、赤青緑と三色に光る何かとんでもなく大きな石。
ラーダとグラナイダの優しい家族と赤ちゃんがいればプレゼントはいらないと言ったのに。
ミディアが昔欲しくて欲しくてしかたなかったものまで与えようとする激甘な旦那様。
『もうちょっとお金の使い方考えて!湯水のように使わないで!』
ミディアがどれだけ怒っても、金なんて稼げばいいだけだしミディアに全力で貢ぎたい……と全然反省しない。
『もっと欲張りになって欲しい。俺が何でも叶えてあげる。どんなことでもミディアのためならなんでもする。だから、もっと、もっと、って俺に願って?』
それがラーダの口癖だ。
愛してるからなんでもしたい。
俺を頼って。
俺なしでいられなくなって。
ミディアが笑うなら何でもできる。
だから俺に願って。
俺を選び続けて。
俺をもっともっと愛して。
ラーダはよくミディアの左足を大切そうに手のひらに乗せ、恭しくその甲に口付ける。
それは下僕では、とつい思ってしまう狼獣人流の愛情表現にもいい加減に慣れた。
それだけよく傅かれているのだ。
銀狼の獣人は番の愛のために生きるなんていうのもたとえ話ではないほど、甘い。正直胸焼けを起こしそうなほどに甘すぎる。
そして彼のいう通りに願いさえすれば指一つ動かさずに実際になんでも叶えられそうなのが怖い。
なにせ山に生えていた大きなもみの木を丸ごと家に運んできて庭に植え、住んでいる街で一番大きなツリーをさっさと作ってしまったくらいなのだ。
そんな不可能を容易に可能にして、どんな魔獣も狩れるのだから、お金になんて苦労はしないだろう。
だがなんでも甘やかして子育てされるのは兄や妹みたいにろくな大人にならないとミディアは思っている。
ラーダはミディアがこうだといいなというものさえ先回りしたがるので気をしっかりと持っていなければならなかった。
でも、それがどれほど贅沢で幸せな悩みなのかはよくわかっている。
「ミディア」
ひょこん、とキッチンに顔を出したラーダはやっぱり大きくてミディアが作業しやすいように高さを揃えたい厨房ではちょっとだけ狭そうだ。
「ミディアさーんっ!お菓子ちょうだい!」
「サラママ、私もクリームやりたい!」
「ミラン、カマキリ捕まえてきてやったぞ!」
「ねえ外すっごいの!!お空に届きそうなとこにお星様飾ったんだよ!」
そんな、彼の腕には人族の子供たちがわらわらとぶら下がっている。
大きなもみの木の飾りをつけたら街一番の大きさのツリーが出来上がり、子供たちが「すっげーーー!!」と瞳を輝かせて寄ってきて、大人たちが獣人だと恐れ遠巻きにしていた(見た目が大きくて怖いのはわかる)ラーダになんで耳あるの?尻尾あるの?と無邪気にまとわりついて遊んでもらって、すっかり懐いた。
ラーダも人族は感情の匂いが強くて苦手だと言っていたが、子供たちは純粋のためか平気なようで、肩車をしてやったり腕にぶら下げて振り回してやったり、楽しそうにしている。
今や人間遊園地と言われて、ラーダ自身が子供たちの遊び場になっていた。
「セブ、あしょぼ!」
「ラゼヌちゃん、こっちきて!みてみて、可愛いでしょ!」
二人の子供たちも生まれた時から人族に慣れていて、また彼らも半獣のサラとミランを隣人として受け入れている。
ほぼ獣人たちだけで構成されているグラナイダ伯爵領にいるラーダの兄たちには人族との緊密な関係に驚かれていた。
人と獣人の間には色々な確執はあったようだが、ミディアは詳しく知らないし、ラーダの姉はなんと人族の元王子と結婚してしまったし、きっと色々変わっていくのだろう、と思っている。
きゃっきゃとそれぞれ友人たちと破顔し合う子供たちを見て、ミディアはにっこりと笑う。
そんなミディアの肩に手を置いて、ラーダがぐりぐりと耳をなすりつけてきた。
いつまで経ってもラーダはミディアを見つけるたびにそうやって甘えてくる。
人前だろうとなんだろうとお構いなしだ。
そんな犬みたいな愛情表現が、赤裸々な行為の代わりだなんてどう考えても誤解しないほうがおかしい、なんて思いながら、ハイハイ、と頭を撫でてあげると、ぐるぐると満足そうな低い声が響いた。
「あー、おとーさんずるい!ぼくも!」
「私も!!」
サラとミランが駆け寄ってきて、ミディアの顔にぐりぐりの小さな獣耳を押し付けてくる。
「ミディアは俺のだぞ」
「私のお母さんだもん!」
「僕のおかーさんだよ!」
「わわわ、みんなで一気に来ないで…っ」
ミディアは押しつぶされそうになりながら、くすくすと笑う。
優しい狼に守られて、一人ぼっちで寂しかった聖夜は二度と来ない。
「お母さん!!」
「あらあら、クッキーはまだ焼けてないわよ?」
エプロンをしたままのスカートに飛びついてきた小さな子供たちの頭にはぴょこんと可愛い銀色の耳がついている。
4歳の女の子のサラと2歳の男の子のミラン。
どちらもまだまだ小さな尻尾がちぎれんばかりに揺れていた。
「飾りつけ終わったよ!クッキー早く!
「おわったよ!はやく!」
二人が鼻の穴を膨らませて報告をしてくるのは、家に植えてある大きなもみの木の聖夜祝いの飾りつけである。
あとはミディアが焼いている堅焼きのクッキーを吊るすのだと言いつつ、つまみ食いを狙っているのは間違いはない。
くふ、くふふ、と顔を見合わせて笑う姉弟に、ミディアも笑みが止められない。
サラもミランも黒髪だが、瞳の色はサラが焦茶色でミランが琥珀色。どちらもひどく愛らしい顔立ちで、グラナイダ伯爵家の血が強いことにほっとした。
平凡なミディアの顔立ちより美形しかいないあちらの血筋の顔立ちの方が絶対に将来のためだ。
だが、ラーダは「ミディア似の子が欲しいのに…!」と毎回打ちひしがれている。もちろん、二人の子達はこのうえなく可愛がっている大変良い父親だが、俺の血が濃すぎるのなんでだ?!もっかい頑張ろう!と言って子作りをやめない。
別にまだ子供がいてもいいけれどミディアに似ていてもいいことはないし、絶対やめた方がいいと思う。
何年経ってもミディアが可愛くて仕方なく見える呪いがかかっているラーダを思い出して、眉を下げた。
「二人とも食べる方のクッキーに絵を描く?」
「かく!」
「書く!!」
さまざまな色のアイシングを作っていたミディアは、子供向けに柔らかく作ったアイシングを口が大きな絞り袋に入れて渡した。
先に作っておいたおやつ用のクッキーにべちゃべちゃと色を混ぜながら大量に塗りつぶしていく二人。
ハート描くから邪魔しないでと怒るサラと僕ももっとやりたいと騒ぐミランの頬にはカラフルなクリームがついている。
こんな未来があるなんて想像してもいなかった。
『本当にお前は可愛げもない。ろくな嫁の貰い先もなくって役立たず』
『やだあ、お姉様ったら。不器量のくせにこんな可愛いもの持ってて勿体無い。え?もらったの?おっかしー、私がもらってあげる』
『お前はどうしようもないブスなんだからさっさと働いて金稼げよ』
たくさん投げつけられた言葉は普段は胸の奥にしまわれていていつもは思い出すことはないけれど消えることはない。
でも、あの時があったから、聖夜にたった一人放り出されてマーブルの老夫婦に助けられ、お菓子を作る腕を手に入れて、大食漢で激甘な旦那様を手に入れたのだ。
こんな幸運なことなどあるだろうか。
結婚してから初めての聖夜に、グラナイダ伯爵家のお祝いパーティに招待されて、同じ年に生まれる三兄弟のそれぞれの子を宿した奥様たちと交流させてもらい、ラーダよりもお菓子が好きなラーダの姉に懐かれて生まれて初めて家族でのお祝いの温かさを、家族というものの温かさを知った。
嬉しすぎて泣いてしまったミディアを心配してラーダは自分たちの家で子供っぽい聖夜のイベントの一つ一つを全てやり直してくれた。
カードをくれて、ドライフルーツを練り込んだシュトレンを毎日少しずつ食べて、毛糸で編んだオーナメントをつくって、ガラス細工を二人で買いに行って、見たこともないほど大きな鳥の丸焼きが出てきた時には爆笑が止まらなかった。
朝起きるとプレゼントの箱がリビングに山積みなっていた。可愛いぬいぐるみ、可愛い絵本、木のおもちゃ、積み木、新しい鍋、クッキーの型、どう見ても高価なネックレス、赤青緑と三色に光る何かとんでもなく大きな石。
ラーダとグラナイダの優しい家族と赤ちゃんがいればプレゼントはいらないと言ったのに。
ミディアが昔欲しくて欲しくてしかたなかったものまで与えようとする激甘な旦那様。
『もうちょっとお金の使い方考えて!湯水のように使わないで!』
ミディアがどれだけ怒っても、金なんて稼げばいいだけだしミディアに全力で貢ぎたい……と全然反省しない。
『もっと欲張りになって欲しい。俺が何でも叶えてあげる。どんなことでもミディアのためならなんでもする。だから、もっと、もっと、って俺に願って?』
それがラーダの口癖だ。
愛してるからなんでもしたい。
俺を頼って。
俺なしでいられなくなって。
ミディアが笑うなら何でもできる。
だから俺に願って。
俺を選び続けて。
俺をもっともっと愛して。
ラーダはよくミディアの左足を大切そうに手のひらに乗せ、恭しくその甲に口付ける。
それは下僕では、とつい思ってしまう狼獣人流の愛情表現にもいい加減に慣れた。
それだけよく傅かれているのだ。
銀狼の獣人は番の愛のために生きるなんていうのもたとえ話ではないほど、甘い。正直胸焼けを起こしそうなほどに甘すぎる。
そして彼のいう通りに願いさえすれば指一つ動かさずに実際になんでも叶えられそうなのが怖い。
なにせ山に生えていた大きなもみの木を丸ごと家に運んできて庭に植え、住んでいる街で一番大きなツリーをさっさと作ってしまったくらいなのだ。
そんな不可能を容易に可能にして、どんな魔獣も狩れるのだから、お金になんて苦労はしないだろう。
だがなんでも甘やかして子育てされるのは兄や妹みたいにろくな大人にならないとミディアは思っている。
ラーダはミディアがこうだといいなというものさえ先回りしたがるので気をしっかりと持っていなければならなかった。
でも、それがどれほど贅沢で幸せな悩みなのかはよくわかっている。
「ミディア」
ひょこん、とキッチンに顔を出したラーダはやっぱり大きくてミディアが作業しやすいように高さを揃えたい厨房ではちょっとだけ狭そうだ。
「ミディアさーんっ!お菓子ちょうだい!」
「サラママ、私もクリームやりたい!」
「ミラン、カマキリ捕まえてきてやったぞ!」
「ねえ外すっごいの!!お空に届きそうなとこにお星様飾ったんだよ!」
そんな、彼の腕には人族の子供たちがわらわらとぶら下がっている。
大きなもみの木の飾りをつけたら街一番の大きさのツリーが出来上がり、子供たちが「すっげーーー!!」と瞳を輝かせて寄ってきて、大人たちが獣人だと恐れ遠巻きにしていた(見た目が大きくて怖いのはわかる)ラーダになんで耳あるの?尻尾あるの?と無邪気にまとわりついて遊んでもらって、すっかり懐いた。
ラーダも人族は感情の匂いが強くて苦手だと言っていたが、子供たちは純粋のためか平気なようで、肩車をしてやったり腕にぶら下げて振り回してやったり、楽しそうにしている。
今や人間遊園地と言われて、ラーダ自身が子供たちの遊び場になっていた。
「セブ、あしょぼ!」
「ラゼヌちゃん、こっちきて!みてみて、可愛いでしょ!」
二人の子供たちも生まれた時から人族に慣れていて、また彼らも半獣のサラとミランを隣人として受け入れている。
ほぼ獣人たちだけで構成されているグラナイダ伯爵領にいるラーダの兄たちには人族との緊密な関係に驚かれていた。
人と獣人の間には色々な確執はあったようだが、ミディアは詳しく知らないし、ラーダの姉はなんと人族の元王子と結婚してしまったし、きっと色々変わっていくのだろう、と思っている。
きゃっきゃとそれぞれ友人たちと破顔し合う子供たちを見て、ミディアはにっこりと笑う。
そんなミディアの肩に手を置いて、ラーダがぐりぐりと耳をなすりつけてきた。
いつまで経ってもラーダはミディアを見つけるたびにそうやって甘えてくる。
人前だろうとなんだろうとお構いなしだ。
そんな犬みたいな愛情表現が、赤裸々な行為の代わりだなんてどう考えても誤解しないほうがおかしい、なんて思いながら、ハイハイ、と頭を撫でてあげると、ぐるぐると満足そうな低い声が響いた。
「あー、おとーさんずるい!ぼくも!」
「私も!!」
サラとミランが駆け寄ってきて、ミディアの顔にぐりぐりの小さな獣耳を押し付けてくる。
「ミディアは俺のだぞ」
「私のお母さんだもん!」
「僕のおかーさんだよ!」
「わわわ、みんなで一気に来ないで…っ」
ミディアは押しつぶされそうになりながら、くすくすと笑う。
優しい狼に守られて、一人ぼっちで寂しかった聖夜は二度と来ない。
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加筆部分が読みたくて、初めてアルファポリス?に登録してみました。やっぱりラーダとミディアちゃんのカップル大好きです♡ムーン版もつい最近読み返したばかりでしたが、やっぱり面白いです!ラーダがミディアちゃんのために怒って(というか威嚇)幼馴染くんにはっきり物申してくれて、スッキリ&胸キュン!最後には2人の子供まで見れるなんて感激です…!とっても幸せな気持ちになりました。ありがとうございました!!
感想ありがとうございます!!
ムーン版と両方読んでいただいているだなんて大感激です♡
ろくな目にあってこなかったミディアがまあいいかと諦めではなく、自分の気持ちが言えるところまで成長してくれたところが書けて作者としても嬉しいなと感じているところです。
ぴこぴこふさふさしている獣人の子供たちが人の子供たちとわちゃわちゃしているのを思い浮かべてこういう何気ない幸せをミディアが手に入れてくれてよかったなとも思っています。
せっかくだから(自分が見れなかった)ミニミディアも育てたい!という欲望に忠実なラーダの執念が実ることをどうぞご一緒に祈ってくださると嬉しいです。エンドレス子作り……(笑)