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第十一話
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ぎしぎしと私たちが昨日寝た部屋から妙な音が鳴る。
不審に思っていると、後ろから小さく声をかけられた。
「ミラン様、失礼ですが・・・」と言って村長が後ろからやや強引に腕をひかれる。
「何すんのよ」と言って振り払おうとするが、力の差で失敗する。
そのまま無理やり、外まで連れ出されてしまう。
文句を言おうとしたら制止するように片手を前に出して
「あなたにはまだ早いですから」と言って一方的に話を終わらせ
中を閉めた。
なによ。知ってるわよ。
おかしいと思ったのよ・・・。
どうしてか泣きたくなってきた。
顔がこわばって目に涙がたまってきて、ミランは八つ当たりでドアを思いっきり蹴った。
ーーー
ふぅと息をつく。もう正午にになっていた。
アルグレンのそばでシャーロットが疲れ果てたように横たわっていた。
彼女から流れる汗がシーツへと吸い込まれていった。
アルグレンは最後のつもりでシャーロットとの逢瀬を終わらせたので眠っている間にミランを見つけ
出発しようと思った。
服を着替えて荷物を抱え、ドアを開けようとすると
「あれ、開かない?」
押すのではなく、引くのかと試すもあかない。どうやら外側から鍵でもかかっているようだ。
シャーロットに異常を知らせようかと思ったが、引き留められるのも厄介なので窓からと思ったが
閉め切られていて開かない。
閉じ込められた?と思い、行為前にシャーロットの不思議な様子からいやな予感がした。
やがてむくりとシャーロットが起き上がり、アルグレンの様子を見て
「無駄ですよ。あなたはここから出られません」
その声は淡々としていて、表情もなく告げた。
「な、どういうこと」
聞いてもシャーロットは答えようともしない。
アルグレンは仕方がないのでドアを破ろうと蹴って破壊を試みた。
するとあっけなくドアは壊れた。
安堵して急いで外へ出ようとすると
ぞろぞろと数人の男たちが農具をもって出口を阻んだ。
なにかまずい。そういえばミランは?
アルグレンは嫌な汗をかいて、荷物から魔導書を取り出すも
な、ない。いつの間に。
あれがなければ魔法を発動できない。
「魔導書はすでに娘が隠しましたよ」
と男たちの後ろから村長が現れた。
「これはどういうつもりですか!」
「あなたに危害を与えるつもりはありません」
といって村長は村人たちの後ろから、アルグレンのそばまでやってきた。
「なら後ろの彼らは?僕をどうするつもりですか?」
「あなたにはしばらくこの村にいてほしいのです。もちろん食事と安全は保障します。
その代わり、娘と結婚してほしいのです。」
「・・・・シャーロットと?」
ええといって村長は続ける。
「あなたの子、つまり私は孫が欲しいのです。魔道の才を持った孫をね」
と言った。
ーーー
ミランは村長に家を追い出され仕方なく、最初の小屋へ戻ろうとした。
しかし
「あんた。アルグレン様の連れのかただろう」と後ろから村人から声をかけられた。
「そうよ」
「あんたはアルグレン様のなんなんだ?」
関係は数日前に、助けられた恩人である。
「助けられたの。彼に。」
「それだけ?」
うなづくと村人は少し考え、やがて
「一応あんたも来てもらう」と言ってミランの腕をつかもうとする。
慌てて振り払い
「な、何すんのよ」
「村長の命令だ。」と言って村人はミランに組み付こうとする。
悲鳴を上げ、全力で逃げる。
待てと言って村人は人を呼びかける。
ミランは走って走って村の端まで到達し後ろを向くと追ってはいなかった。
しかしもうこの村にはいられない。
アルグレン・・・・
突然の別れになったことを惜しみながらミランは安全のため当てもなく道を歩いた。
ーーー
アルグレンは元居た部屋に閉じ込められた。そこにはシャーロットがベッドにいた。
ドアは拘束されている間に直されていた。
アルグレンの腕は手かせがはめられ、足には鈴がつけられた。
「なぁシャーロット。これが目的だったのか?」
旅の話をした最初の晩を思い出す。
彼女は何も反応せず、ただこちらを見るだけである。
ただ日が沈み、食事の時間になると彼女は部屋をでる。その時ドアのすぐそばに見張りが控えていることが分かった。
そうして食事とともにシャーロットが戻ってくる。
両手を示すように振って
「食べられないんだけど」と外すことを求める。
「私が口へ運んであげますから・・・」と言ってシャーロットはスプーンでスープを、
手でパンをちぎって食べさせた。
まるで餌付けだなと思った。
パンが最後の一切れになったときに彼女の指ごと食べてみた。
すると
「・・・だめですよ」と言って軽く怒られた。
「早く出してくれないか」
そういったことは完全に無視のまま、食器をさげてすぐまた戻ってきた。
「もう寝ましょう。日が完全に沈みましたから」
と言って先にベッドへ入る。
「このまま寝ろと?寝づらいんだが」
それも無視なまま、彼女はベッドの上で服を脱ぎ去り全裸になる。
どうやらさっそく子作りをするらしい。
「やりづらいんだが」と言って外すよう言うとそれも無視。
アルグレンはやがてあきらめたようにベッドの上でたち膝になり、
服を脱ぐことを頼む。
上裸になり彼女がズボンに手をかけ、股間を出す。
「くわえてくれる?」
と言って彼女は翠色の眼でこちらを見上げながら性器をなめ始める。
固くなりはじめ、彼女ののど奥まで届くようになると
「もっと深くまで」というとさらに奥まで加えてくれた。
だが
「うぅぶほっ ごほっ」と時折、大量のよだれと共にシャーロットはむせた。
唾液がアルグレンの太ももにかかる。
ぐぽぐぽ
そんな音が部屋に充満する。
「うっ あ」
出そうになるとシャーロットは慌てて性器を吐き出し、右手で強く竿の根元を強く締め上げる。
「お、おいそんなきつく握ったら」
射精ができないと言う前に
「出すなら私の中に出してください」といった。
なんだか村長の思惑通りに事が運んで気に入らないが、もはやアルグレンには選択肢がない。
快楽に身を任せるままアルグレンは仰向けに寝そべり、シャーロットが上に乗る。
「どう、ですか?」
上気した顔で乱れる彼女はアルグレンに聞く。
「きもちいいよ」
「よ、よかったです」
やがて中がうねりけいれんし始め、その感触でアルグレンは射精した。
シャーロットもびくびくと腰を震わせた後、ぐったりとアルグレンに倒れこむ。
そして耳元で
「心配しなくても私はあなたの味方でいますから。こうしていれば悪いようにしません。
たくさん子供を作りましょうね」
と言ってアルグレンの頬にキスをした。
アルグレンは天井を見上げて目をつむった。
ーーー
使命。
アルグレンは強くなるため旅に出た。
彼は緑の国の魔道将軍家で生まれた。
魔導士は戦術上数が多ければ多いほど有利なため、魔導の家は子供が多い。
彼は父親の妾の一人から生まれた。
跡継ぎはすでにアルグレンよりも優秀な兄姉がいたので放任主義で育った。
だが魔道の才は珍しいので、アルグレンのような余った子は魔道の才を欲する他家へ政治的な結婚のためにあてがわれる。
しかしアルグレンは使命のため、暗黒龍と戦うため強くなるといって家を出た。
その武者修行のためアルグレンは各地を旅しているのである。
真っ暗な闇から、魔道の師匠の顔が浮かんだ。
ーーー
はっとアルグレンは昼寝から目が覚めた。
隣には添い寝するシャーロットがいる。
相変わらず手錠は外されておらず、寝づらい。
外にも出歩けず部屋は監禁のため常に薄暗い。
焦燥感のせいでこの頃よく苛立つようになっていった。
もう7日過ぎたろうか。
夕食が来るたび、一日を数えるようにしたので多分それくらいだろう。
ため息をついて殺風景な部屋を眺める。
子作りのためのベッドと食事のための机と椅子。閉め切られた木製の窓。シミがある天井。
そして妻のシャーロット・・・。
眠るシャーロットを見る。彼女は定期的に外へ出るためか辛そうな様子はない。思えばこうした運命
最初から受け入れているかのようだった。多分そうなのだろう。
魔導士は戦時から希少で平民からでも中央軍から取り立てられる。
貧しい彼らにとって高給を定期的に受け取れる魔道兵は魅力的だ。
こうした魅力がいつしか歪んだ風習を産んだのだろうか。
魔導士を監禁し、子供を産み家を豊かにする。
アルグレンは自らがおかれた状況を冷静に推理した。
最近、暇のせいで物思いにふけることが多くなった。
毎日やることは交尾と食事と睡眠ぐらいだ。
眠るシャーロットの尻を強くたたき彼女を起こす。
むくりと起き上がり、不満そうな顔をしながらも目をこすりながら察したように
尻をこちらへ向けて自ら急いで愛撫して濡らす。
水音が鳴り始め、女性器の準備がおわるとアルグレンは挿入し、交尾を開始する。
ぱんぱんぱんっ
あっあっあっ・・・
ーーー
「なぁシャーロット。この辺の話を聞かせてくれないか」
9日目だろうか。脱走をあきらめもはや腹をくくり彼女を本気で愛し始めようと心を開き始めたおかげで
シャーロットもしゃべるようになった。
それでも出会った頃には及ばないが、監禁初期のころと比べて大分雰囲気が変わったように感じた。
「そうですね。今日の分をしてくれたら話します・・・」
ぽっと顔を赤らめて誘惑する。どうしてか彼女は交尾に消極的ではなくむしろ積極的である。
アルグレンもやることがないため、拒否しない。だが
「そうか。じゃあ自分の手でこすって出そうになったら入れるから」と意地悪をいう。
「え、そんな」シャーロットは困り顔で言った。
こうした駆け引きの茶番にも応じるから、シャーロットは交尾が好きなのかもしれない。
この村は山間にあってこれ以外に娯楽がないからかもしれない。
「ごめんごめんからかっただけ」
「あっ・・」
温かい彼女を感じ、官能を味わう。
ぬちゅぬちゅと音を立て精子を中で吐き出す作業はこれで何度目だろうか。
毎日おこなうため義務的になったためかアルグレンは行為中にも物思いにふける余裕があった。
うぅう ひぅぅ あ あ
声が彼女の口からあふれる。汁も彼女の股から。
「いきそう?」と訊くと
コクンと汗を流しながら顔を赤くする彼女を絶頂させるため鬱憤を込めて思いっきり尻を叩いた。
「ひぃん!」
後背位で挿入したまま彼女は漏らすように潮を噴いた。彼女は尻を叩かれるのが好きなのかもしれない。
それに呼応するようにアルグレンも射精した。
部屋はもんもんと湿気がこもっていた。
不審に思っていると、後ろから小さく声をかけられた。
「ミラン様、失礼ですが・・・」と言って村長が後ろからやや強引に腕をひかれる。
「何すんのよ」と言って振り払おうとするが、力の差で失敗する。
そのまま無理やり、外まで連れ出されてしまう。
文句を言おうとしたら制止するように片手を前に出して
「あなたにはまだ早いですから」と言って一方的に話を終わらせ
中を閉めた。
なによ。知ってるわよ。
おかしいと思ったのよ・・・。
どうしてか泣きたくなってきた。
顔がこわばって目に涙がたまってきて、ミランは八つ当たりでドアを思いっきり蹴った。
ーーー
ふぅと息をつく。もう正午にになっていた。
アルグレンのそばでシャーロットが疲れ果てたように横たわっていた。
彼女から流れる汗がシーツへと吸い込まれていった。
アルグレンは最後のつもりでシャーロットとの逢瀬を終わらせたので眠っている間にミランを見つけ
出発しようと思った。
服を着替えて荷物を抱え、ドアを開けようとすると
「あれ、開かない?」
押すのではなく、引くのかと試すもあかない。どうやら外側から鍵でもかかっているようだ。
シャーロットに異常を知らせようかと思ったが、引き留められるのも厄介なので窓からと思ったが
閉め切られていて開かない。
閉じ込められた?と思い、行為前にシャーロットの不思議な様子からいやな予感がした。
やがてむくりとシャーロットが起き上がり、アルグレンの様子を見て
「無駄ですよ。あなたはここから出られません」
その声は淡々としていて、表情もなく告げた。
「な、どういうこと」
聞いてもシャーロットは答えようともしない。
アルグレンは仕方がないのでドアを破ろうと蹴って破壊を試みた。
するとあっけなくドアは壊れた。
安堵して急いで外へ出ようとすると
ぞろぞろと数人の男たちが農具をもって出口を阻んだ。
なにかまずい。そういえばミランは?
アルグレンは嫌な汗をかいて、荷物から魔導書を取り出すも
な、ない。いつの間に。
あれがなければ魔法を発動できない。
「魔導書はすでに娘が隠しましたよ」
と男たちの後ろから村長が現れた。
「これはどういうつもりですか!」
「あなたに危害を与えるつもりはありません」
といって村長は村人たちの後ろから、アルグレンのそばまでやってきた。
「なら後ろの彼らは?僕をどうするつもりですか?」
「あなたにはしばらくこの村にいてほしいのです。もちろん食事と安全は保障します。
その代わり、娘と結婚してほしいのです。」
「・・・・シャーロットと?」
ええといって村長は続ける。
「あなたの子、つまり私は孫が欲しいのです。魔道の才を持った孫をね」
と言った。
ーーー
ミランは村長に家を追い出され仕方なく、最初の小屋へ戻ろうとした。
しかし
「あんた。アルグレン様の連れのかただろう」と後ろから村人から声をかけられた。
「そうよ」
「あんたはアルグレン様のなんなんだ?」
関係は数日前に、助けられた恩人である。
「助けられたの。彼に。」
「それだけ?」
うなづくと村人は少し考え、やがて
「一応あんたも来てもらう」と言ってミランの腕をつかもうとする。
慌てて振り払い
「な、何すんのよ」
「村長の命令だ。」と言って村人はミランに組み付こうとする。
悲鳴を上げ、全力で逃げる。
待てと言って村人は人を呼びかける。
ミランは走って走って村の端まで到達し後ろを向くと追ってはいなかった。
しかしもうこの村にはいられない。
アルグレン・・・・
突然の別れになったことを惜しみながらミランは安全のため当てもなく道を歩いた。
ーーー
アルグレンは元居た部屋に閉じ込められた。そこにはシャーロットがベッドにいた。
ドアは拘束されている間に直されていた。
アルグレンの腕は手かせがはめられ、足には鈴がつけられた。
「なぁシャーロット。これが目的だったのか?」
旅の話をした最初の晩を思い出す。
彼女は何も反応せず、ただこちらを見るだけである。
ただ日が沈み、食事の時間になると彼女は部屋をでる。その時ドアのすぐそばに見張りが控えていることが分かった。
そうして食事とともにシャーロットが戻ってくる。
両手を示すように振って
「食べられないんだけど」と外すことを求める。
「私が口へ運んであげますから・・・」と言ってシャーロットはスプーンでスープを、
手でパンをちぎって食べさせた。
まるで餌付けだなと思った。
パンが最後の一切れになったときに彼女の指ごと食べてみた。
すると
「・・・だめですよ」と言って軽く怒られた。
「早く出してくれないか」
そういったことは完全に無視のまま、食器をさげてすぐまた戻ってきた。
「もう寝ましょう。日が完全に沈みましたから」
と言って先にベッドへ入る。
「このまま寝ろと?寝づらいんだが」
それも無視なまま、彼女はベッドの上で服を脱ぎ去り全裸になる。
どうやらさっそく子作りをするらしい。
「やりづらいんだが」と言って外すよう言うとそれも無視。
アルグレンはやがてあきらめたようにベッドの上でたち膝になり、
服を脱ぐことを頼む。
上裸になり彼女がズボンに手をかけ、股間を出す。
「くわえてくれる?」
と言って彼女は翠色の眼でこちらを見上げながら性器をなめ始める。
固くなりはじめ、彼女ののど奥まで届くようになると
「もっと深くまで」というとさらに奥まで加えてくれた。
だが
「うぅぶほっ ごほっ」と時折、大量のよだれと共にシャーロットはむせた。
唾液がアルグレンの太ももにかかる。
ぐぽぐぽ
そんな音が部屋に充満する。
「うっ あ」
出そうになるとシャーロットは慌てて性器を吐き出し、右手で強く竿の根元を強く締め上げる。
「お、おいそんなきつく握ったら」
射精ができないと言う前に
「出すなら私の中に出してください」といった。
なんだか村長の思惑通りに事が運んで気に入らないが、もはやアルグレンには選択肢がない。
快楽に身を任せるままアルグレンは仰向けに寝そべり、シャーロットが上に乗る。
「どう、ですか?」
上気した顔で乱れる彼女はアルグレンに聞く。
「きもちいいよ」
「よ、よかったです」
やがて中がうねりけいれんし始め、その感触でアルグレンは射精した。
シャーロットもびくびくと腰を震わせた後、ぐったりとアルグレンに倒れこむ。
そして耳元で
「心配しなくても私はあなたの味方でいますから。こうしていれば悪いようにしません。
たくさん子供を作りましょうね」
と言ってアルグレンの頬にキスをした。
アルグレンは天井を見上げて目をつむった。
ーーー
使命。
アルグレンは強くなるため旅に出た。
彼は緑の国の魔道将軍家で生まれた。
魔導士は戦術上数が多ければ多いほど有利なため、魔導の家は子供が多い。
彼は父親の妾の一人から生まれた。
跡継ぎはすでにアルグレンよりも優秀な兄姉がいたので放任主義で育った。
だが魔道の才は珍しいので、アルグレンのような余った子は魔道の才を欲する他家へ政治的な結婚のためにあてがわれる。
しかしアルグレンは使命のため、暗黒龍と戦うため強くなるといって家を出た。
その武者修行のためアルグレンは各地を旅しているのである。
真っ暗な闇から、魔道の師匠の顔が浮かんだ。
ーーー
はっとアルグレンは昼寝から目が覚めた。
隣には添い寝するシャーロットがいる。
相変わらず手錠は外されておらず、寝づらい。
外にも出歩けず部屋は監禁のため常に薄暗い。
焦燥感のせいでこの頃よく苛立つようになっていった。
もう7日過ぎたろうか。
夕食が来るたび、一日を数えるようにしたので多分それくらいだろう。
ため息をついて殺風景な部屋を眺める。
子作りのためのベッドと食事のための机と椅子。閉め切られた木製の窓。シミがある天井。
そして妻のシャーロット・・・。
眠るシャーロットを見る。彼女は定期的に外へ出るためか辛そうな様子はない。思えばこうした運命
最初から受け入れているかのようだった。多分そうなのだろう。
魔導士は戦時から希少で平民からでも中央軍から取り立てられる。
貧しい彼らにとって高給を定期的に受け取れる魔道兵は魅力的だ。
こうした魅力がいつしか歪んだ風習を産んだのだろうか。
魔導士を監禁し、子供を産み家を豊かにする。
アルグレンは自らがおかれた状況を冷静に推理した。
最近、暇のせいで物思いにふけることが多くなった。
毎日やることは交尾と食事と睡眠ぐらいだ。
眠るシャーロットの尻を強くたたき彼女を起こす。
むくりと起き上がり、不満そうな顔をしながらも目をこすりながら察したように
尻をこちらへ向けて自ら急いで愛撫して濡らす。
水音が鳴り始め、女性器の準備がおわるとアルグレンは挿入し、交尾を開始する。
ぱんぱんぱんっ
あっあっあっ・・・
ーーー
「なぁシャーロット。この辺の話を聞かせてくれないか」
9日目だろうか。脱走をあきらめもはや腹をくくり彼女を本気で愛し始めようと心を開き始めたおかげで
シャーロットもしゃべるようになった。
それでも出会った頃には及ばないが、監禁初期のころと比べて大分雰囲気が変わったように感じた。
「そうですね。今日の分をしてくれたら話します・・・」
ぽっと顔を赤らめて誘惑する。どうしてか彼女は交尾に消極的ではなくむしろ積極的である。
アルグレンもやることがないため、拒否しない。だが
「そうか。じゃあ自分の手でこすって出そうになったら入れるから」と意地悪をいう。
「え、そんな」シャーロットは困り顔で言った。
こうした駆け引きの茶番にも応じるから、シャーロットは交尾が好きなのかもしれない。
この村は山間にあってこれ以外に娯楽がないからかもしれない。
「ごめんごめんからかっただけ」
「あっ・・」
温かい彼女を感じ、官能を味わう。
ぬちゅぬちゅと音を立て精子を中で吐き出す作業はこれで何度目だろうか。
毎日おこなうため義務的になったためかアルグレンは行為中にも物思いにふける余裕があった。
うぅう ひぅぅ あ あ
声が彼女の口からあふれる。汁も彼女の股から。
「いきそう?」と訊くと
コクンと汗を流しながら顔を赤くする彼女を絶頂させるため鬱憤を込めて思いっきり尻を叩いた。
「ひぃん!」
後背位で挿入したまま彼女は漏らすように潮を噴いた。彼女は尻を叩かれるのが好きなのかもしれない。
それに呼応するようにアルグレンも射精した。
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