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泊る
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無尽蔵な白浜の体力に付き合った結果、腰の抜けた淡島は元凶に抱えられて風呂場へ行き、のそのそと上がってくる。彼女が持ち込んだちょっといいドライヤーで乾かせば、癖の強いの淡島と白浜の髪だってツヤツヤになってある程度纏まる。コツもあるのだろう。乾かし終わった彼女が自分の荷物を片付け始めたのを見て、白浜はむっと唇をへの字に結んだかと思うと彼女を捕まえて勢いよく布団の上に転がった。
「明日仕事なんですけど……」
「バイクの後ろ乗っけてやるから今日はもう泊まっていけよ」
言うだけ言って白浜は目を閉じた。完全にこの体制で朝を迎えるつもりである。
「明日仕事なんですけど……」
「バイクの後ろ乗っけてやるから今日はもう泊まっていけよ」
言うだけ言って白浜は目を閉じた。完全にこの体制で朝を迎えるつもりである。
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