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不自由な世界の優先順位問題
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不自由な世界では、優先順位が問題になっていた。
知性と自由意志のある体験者たちは、何を最優先にすべきなのか?という問題だ。
ある体験者は自分自身が最優先だと言っていた。しかし、自分自身が何であるかを答えれる体験者はほとんどいなかった。
ある体験者は、家族が最優先だと言っていた。
ある体験者は、自分の村が最優先だと言っていた。
ある体験者は、自分の国が最優先だと言っていた。
ある体験者は、地球が最優先だと言っていた。
ある体験者は、宇宙が最優先だと言っていた。
ある体験者は、霊的世界が最優先だと言っていた。
また別の体験者は、神が最優先だと言っていた。
さらに他の体験者は、お金が最優先だと言っていた。
宇宙人族たちは、宇宙連合総指揮官の指示命令が最優先だと言っていた。
会社の上司は、社長の命令が最優先だと言っていた。
学校の先生たちは、先生によっていろいろ違うことが最優先だと言っていた。
宗教指導者たちは、自分たちの聖典や教典の教えが最優先だと言っていた。
親たちは、親によっていろいろ違うことをその子供たちに最優先にしなさいと教えていた。
だが、その中に「あらゆる体験者に体験の自治権を提供し、その権利を尊重しあうことが最優先だ」と言う者はどこにもいかなった。
何十億、何百億、何千億……という知性と自由意志を持つ体験者たちのすべてが、あらゆる体験者に体験の自治権を提供することが最優先だと思っていなかった。
これが超時空城での不自由な世界解放会議において超時空城の住人であった意識体たちが指摘した「最優先問題」だった。
確かに、体験の自治権らしきものを尊重しあうべきだという価値観は、それなりには不自由な世界にも存在していた。
しかしそれは完全な体験の自治権でもなかったし、実際には最優先にもされていなかった。
「基本的人権」という権利を人間族たちは、その憲法などにおいて守られるべきだとしていたりもしたが、それはあくまで人間族だけの権利であり、人間以外の動物族たちや霊的存在族たちや神族たちや宇宙人族たちを含んだ権利になってはいなかったし、その権利の内容も不十分だった。
そこには自分自身の本能や欲望を自分で自由に選ぶ権利すら明記されていなかった。
自分の属する種族を自由に選ぶ権利すら明記されていなかった。
自分自身の気分や感情や思考や肉体の苦楽や夢体験や空腹感や睡眠欲や性欲や暑さ寒さから生じる苦痛や自分の肉体の調子すら自分自身で自由に選ぶ権利すら明記されていなかった。
さらには、天災や戦争や経済危機や疫病や……などの緊急事態を自作自演で生み出せば、そうした権利をすべて時の権力者たちが好き勝手に奪えるようにしよう……などとも画策されていた。
それは、不完全不十分な権利だった。また、自作自演でそうしたことを故意にすることは犯罪行為だった。
しかも、実際には、そうした憲法なるものは、時の権力者たちに好き勝手に解釈されてしまい事実上、守られていない状態になっていたりもした。
さらには、どんどんとそうした憲法すらも権力者やその部下たちが体験者たちの真の合意を得ない不正な方法で改悪しようとしていた。
残酷な世界大戦から得た教訓は、一部の権力者とその部下たちによって踏みにじられ、あってなきものにされていったりもしていた。
そうしたことのすべては最優先にすべき「あらゆる体験者に体験の自治権を提供する」という価値観を理解せず、その世界の体験者たちの最高法規として設定できていないことから、そのルールが守られていないことから、そうした問題は生じていた。
全知全能との肩書のある神族たちは、全知全能なる能力であらゆる体験者に体験の自治権を提供しようとしていなかった。
宇宙人族も、あらゆる体験者に体験の自治権を提供しようとしていなかった。体験者の体験の自治権を尊重せずに自分たちのボスが勝手に決めた世界侵略計画……なるものを実行し、無差別攻撃兵器などをむやみに使ってしまっていた。
人間族の合意もなく誘拐してみたり、心からの合意も得ずにその体験の自治権を故意に奪って遠隔操作したりしていた。
神族の部下たちもまた、毒兵器などを使って明らかに体験の自治権を剥奪する毒を人間族に投与していた。そうした行為に加担していた。
それも人間族たちの税金を使わせて投与していた。その税金の中には、そうした行為に全身全霊で反対していた良心的な体験者たちが支払った税金も含まれていたのに、そんなことを確信犯で実行していた。
それゆえに超時空城は、そうした行為を体験者全体への大犯罪だと判断した。そうした種族全体を含んだ体験強制ピラミッドシステムそのものを存続すべきではないものであると判断した。
その体験強制ピラミッドシステムのボスたちが、その判定に逆切れして大災害を自作自演で再度引き起こしたために、その判定は確定してしまった。もはや自浄能力がないシステムであると判断されてしまった。
体験の自治権、これが最優先にされねばならなかった……そこを不自由な世界の支配者たちもその部下たちも、また支配されていた者たちも間違えて別の何かを最優先にしてしまっていた。あるいは騙されて自傷行為、自殺行為となるようなものや価値観を最優先にするように洗脳されてしまっていた。
とある不自由な世界の世界統一政府を実現しようとする新世界秩序と呼ばれる計画の中には、「あらゆる体験者に体験の自治権を提供すること」という目標は書かれていなかった。
それらしき目標があっても、あらゆる体験者の体験の自治権を尊重することこそが最優先であるとは書かれていなかった。
むしろ、一部の支配者があらゆる体験者の体験を好き勝手に支配操作できるようにするのだという意志がそこに含まれていた。
それは体験の自治権をあらゆる体験者に提供することではなく、奪うことを目指した計画であると超時空城は判断した。
なぜならそうした計画を実現するためならば、体験者たちの体験の自治権を根こそぎ奪ってもいいのだという価値観が世界支配者たちの意志に確認されたからだ。
それは最優先にすべきことが明らかに本末転倒になっている状態だった。
環境保護のためならば、あらゆる体験者の体験の自治権を奪ってもよいのだという価値観がそこにはあった。
しかし、最優先にすべきは自然環境などではなく、あらゆる体験者の体験の自治権だった。
環境は、あくまであらゆる体験者に最大限の体験の自治権を提供するために最適化されるべきものであり、原始自然環境を復元するなどという目標は、本末転倒であった。
なぜなら、そもそも原始自然の状態は、明らかにあらゆる体験者たちに体験の自治権を提供していなかったからだ。
そこには弱肉強食の残酷な仕組みがあり、氷河期や火山の爆発や大地震や豪雨や竜巻や干ばつや大雪や雹……などの恐ろしい暴力が存在していたからだ。
また、毒のある生命や植物もたくさんあった。
それはぜんぜん体験の自治権が提供されている状態ではなかったのだ。
そうした自然環境というものは復元して守るべきものではなく、あらゆる体験者に完全な体験の自治権が提供されるように、今後、最適化し改めてゆくべきものであると明記されなければならいことだった。
肉体という体験強制装置も、それが拷問体験強制装置にならないように改良されてゆくべきものであるとされねばならなかった。
麻酔薬や安楽死薬などは正しい使い方の説明と共に希望者が必要だと判断した時に使えるように提供されていなければならなかった。
しかし、実際には、多くの体験者たちが自分の意志だけで自分自身のあらゆる体験を自由に選び楽しみ続けれる状態とはかけ離れた、むしろその逆方向の状態にされてしまっていた。
自分の意志に反して肉体が動かされてしまう…また自分の意志に反して精神的な苦しみが与えられてしまう…そのような体験者が多数発生してしまっていた。
あらゆる体験者が自分の意志だけで自分自身のあらゆる体験を自由に選び楽しみ続けれる世界は、このまま進むと実現しないどころか、むしろ残酷体験を強制する体験の牢獄状態がさらに悪化することになると超時空城は判断した。
それゆえに、そのような世界支配行為を命じた体験強制ピラミッドシステムのボスたちやそうしたボスたちに何でも従う部下たちやそうした体験強制システムを確信犯で肯定して、そうした世界支配行為に加担してしまっている体験者たちを放置することはできないと超時空城の不自由な世界解放会議の意識体たちは判断した。
そして、その意見書は、超時空世界の超時空聖体会議に送られた。
超時空体たちにはその体験強制ピラミッドシステムやその肯定者たちを一瞬で完全に消す能力があったからだ。
ムゲンの統合体は、そうなると自分の分身体たちが多数巻き込まれてしまうので、超時空聖体会議にかけあったり、一部の分身体たちにその不自由な世界の支配者たちを説得するように指示した。
知性と自由意志のある体験者たちは、何を最優先にすべきなのか?という問題だ。
ある体験者は自分自身が最優先だと言っていた。しかし、自分自身が何であるかを答えれる体験者はほとんどいなかった。
ある体験者は、家族が最優先だと言っていた。
ある体験者は、自分の村が最優先だと言っていた。
ある体験者は、自分の国が最優先だと言っていた。
ある体験者は、地球が最優先だと言っていた。
ある体験者は、宇宙が最優先だと言っていた。
ある体験者は、霊的世界が最優先だと言っていた。
また別の体験者は、神が最優先だと言っていた。
さらに他の体験者は、お金が最優先だと言っていた。
宇宙人族たちは、宇宙連合総指揮官の指示命令が最優先だと言っていた。
会社の上司は、社長の命令が最優先だと言っていた。
学校の先生たちは、先生によっていろいろ違うことが最優先だと言っていた。
宗教指導者たちは、自分たちの聖典や教典の教えが最優先だと言っていた。
親たちは、親によっていろいろ違うことをその子供たちに最優先にしなさいと教えていた。
だが、その中に「あらゆる体験者に体験の自治権を提供し、その権利を尊重しあうことが最優先だ」と言う者はどこにもいかなった。
何十億、何百億、何千億……という知性と自由意志を持つ体験者たちのすべてが、あらゆる体験者に体験の自治権を提供することが最優先だと思っていなかった。
これが超時空城での不自由な世界解放会議において超時空城の住人であった意識体たちが指摘した「最優先問題」だった。
確かに、体験の自治権らしきものを尊重しあうべきだという価値観は、それなりには不自由な世界にも存在していた。
しかしそれは完全な体験の自治権でもなかったし、実際には最優先にもされていなかった。
「基本的人権」という権利を人間族たちは、その憲法などにおいて守られるべきだとしていたりもしたが、それはあくまで人間族だけの権利であり、人間以外の動物族たちや霊的存在族たちや神族たちや宇宙人族たちを含んだ権利になってはいなかったし、その権利の内容も不十分だった。
そこには自分自身の本能や欲望を自分で自由に選ぶ権利すら明記されていなかった。
自分の属する種族を自由に選ぶ権利すら明記されていなかった。
自分自身の気分や感情や思考や肉体の苦楽や夢体験や空腹感や睡眠欲や性欲や暑さ寒さから生じる苦痛や自分の肉体の調子すら自分自身で自由に選ぶ権利すら明記されていなかった。
さらには、天災や戦争や経済危機や疫病や……などの緊急事態を自作自演で生み出せば、そうした権利をすべて時の権力者たちが好き勝手に奪えるようにしよう……などとも画策されていた。
それは、不完全不十分な権利だった。また、自作自演でそうしたことを故意にすることは犯罪行為だった。
しかも、実際には、そうした憲法なるものは、時の権力者たちに好き勝手に解釈されてしまい事実上、守られていない状態になっていたりもした。
さらには、どんどんとそうした憲法すらも権力者やその部下たちが体験者たちの真の合意を得ない不正な方法で改悪しようとしていた。
残酷な世界大戦から得た教訓は、一部の権力者とその部下たちによって踏みにじられ、あってなきものにされていったりもしていた。
そうしたことのすべては最優先にすべき「あらゆる体験者に体験の自治権を提供する」という価値観を理解せず、その世界の体験者たちの最高法規として設定できていないことから、そのルールが守られていないことから、そうした問題は生じていた。
全知全能との肩書のある神族たちは、全知全能なる能力であらゆる体験者に体験の自治権を提供しようとしていなかった。
宇宙人族も、あらゆる体験者に体験の自治権を提供しようとしていなかった。体験者の体験の自治権を尊重せずに自分たちのボスが勝手に決めた世界侵略計画……なるものを実行し、無差別攻撃兵器などをむやみに使ってしまっていた。
人間族の合意もなく誘拐してみたり、心からの合意も得ずにその体験の自治権を故意に奪って遠隔操作したりしていた。
神族の部下たちもまた、毒兵器などを使って明らかに体験の自治権を剥奪する毒を人間族に投与していた。そうした行為に加担していた。
それも人間族たちの税金を使わせて投与していた。その税金の中には、そうした行為に全身全霊で反対していた良心的な体験者たちが支払った税金も含まれていたのに、そんなことを確信犯で実行していた。
それゆえに超時空城は、そうした行為を体験者全体への大犯罪だと判断した。そうした種族全体を含んだ体験強制ピラミッドシステムそのものを存続すべきではないものであると判断した。
その体験強制ピラミッドシステムのボスたちが、その判定に逆切れして大災害を自作自演で再度引き起こしたために、その判定は確定してしまった。もはや自浄能力がないシステムであると判断されてしまった。
体験の自治権、これが最優先にされねばならなかった……そこを不自由な世界の支配者たちもその部下たちも、また支配されていた者たちも間違えて別の何かを最優先にしてしまっていた。あるいは騙されて自傷行為、自殺行為となるようなものや価値観を最優先にするように洗脳されてしまっていた。
とある不自由な世界の世界統一政府を実現しようとする新世界秩序と呼ばれる計画の中には、「あらゆる体験者に体験の自治権を提供すること」という目標は書かれていなかった。
それらしき目標があっても、あらゆる体験者の体験の自治権を尊重することこそが最優先であるとは書かれていなかった。
むしろ、一部の支配者があらゆる体験者の体験を好き勝手に支配操作できるようにするのだという意志がそこに含まれていた。
それは体験の自治権をあらゆる体験者に提供することではなく、奪うことを目指した計画であると超時空城は判断した。
なぜならそうした計画を実現するためならば、体験者たちの体験の自治権を根こそぎ奪ってもいいのだという価値観が世界支配者たちの意志に確認されたからだ。
それは最優先にすべきことが明らかに本末転倒になっている状態だった。
環境保護のためならば、あらゆる体験者の体験の自治権を奪ってもよいのだという価値観がそこにはあった。
しかし、最優先にすべきは自然環境などではなく、あらゆる体験者の体験の自治権だった。
環境は、あくまであらゆる体験者に最大限の体験の自治権を提供するために最適化されるべきものであり、原始自然環境を復元するなどという目標は、本末転倒であった。
なぜなら、そもそも原始自然の状態は、明らかにあらゆる体験者たちに体験の自治権を提供していなかったからだ。
そこには弱肉強食の残酷な仕組みがあり、氷河期や火山の爆発や大地震や豪雨や竜巻や干ばつや大雪や雹……などの恐ろしい暴力が存在していたからだ。
また、毒のある生命や植物もたくさんあった。
それはぜんぜん体験の自治権が提供されている状態ではなかったのだ。
そうした自然環境というものは復元して守るべきものではなく、あらゆる体験者に完全な体験の自治権が提供されるように、今後、最適化し改めてゆくべきものであると明記されなければならいことだった。
肉体という体験強制装置も、それが拷問体験強制装置にならないように改良されてゆくべきものであるとされねばならなかった。
麻酔薬や安楽死薬などは正しい使い方の説明と共に希望者が必要だと判断した時に使えるように提供されていなければならなかった。
しかし、実際には、多くの体験者たちが自分の意志だけで自分自身のあらゆる体験を自由に選び楽しみ続けれる状態とはかけ離れた、むしろその逆方向の状態にされてしまっていた。
自分の意志に反して肉体が動かされてしまう…また自分の意志に反して精神的な苦しみが与えられてしまう…そのような体験者が多数発生してしまっていた。
あらゆる体験者が自分の意志だけで自分自身のあらゆる体験を自由に選び楽しみ続けれる世界は、このまま進むと実現しないどころか、むしろ残酷体験を強制する体験の牢獄状態がさらに悪化することになると超時空城は判断した。
それゆえに、そのような世界支配行為を命じた体験強制ピラミッドシステムのボスたちやそうしたボスたちに何でも従う部下たちやそうした体験強制システムを確信犯で肯定して、そうした世界支配行為に加担してしまっている体験者たちを放置することはできないと超時空城の不自由な世界解放会議の意識体たちは判断した。
そして、その意見書は、超時空世界の超時空聖体会議に送られた。
超時空体たちにはその体験強制ピラミッドシステムやその肯定者たちを一瞬で完全に消す能力があったからだ。
ムゲンの統合体は、そうなると自分の分身体たちが多数巻き込まれてしまうので、超時空聖体会議にかけあったり、一部の分身体たちにその不自由な世界の支配者たちを説得するように指示した。
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