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超時空城の別の先生の授業(体験の檻とテクノロジー犯罪対策)
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一方、超時空城の他の先生も不自由な世界の被害者たちに授業をしていた。
こちらは世界支配者向けではなく、その被害者向けの授業らしい。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
この世界は、体験者たちにとっていろいろなタイプの「体験の檻」になっている。それらの「体験の檻」がまとまって「体験強制収容所」のようになってしまっている。
人間だけなく、動物たちも、霊的存在たちも、また宇宙人たちも、皆、それぞれの体験の檻に入れられている。
自分の意志だけで自分の体験を自由に選べないのならば、それは「体験の檻」に入れられている状態なのだ。
人間は自由で家畜は不自由だとか、神は自由で人間は不自由だとか、そういうのは権力者たちが身勝手に作り出した身分制度において違う身分の者たちが互いに上だの下だのと言いあっているのと同じようなものだ。
本当のところは、上も下もない。みんないろいろなタイプの「体験の檻」に入れられている体験者でしかない。
皆、自分の意志だけで自分の体験が自由に選べない。
上司に酷い体験を強制されてしまったり、自分の気分や欲望や夢体験すら自分で自由に選ぶことができない。
そうした不自由さは、タイプこそ違えどもこの世界のほとんどすべての体験者たちが味わっている不自由さになる。
それゆえに、この世界の権力者たちは、何とか「体験強制収容所」の中でより望ましい体験が得られそうな地位を目指して悪戦苦闘し続けてしまう。
しかし、そうした地位をいくら手に入れても、完全に自由にはなれない。なぜなら、はじめから体験強制収容所の管理者たちの掌の上で踊らされていたり、操られていたりするからだ。そのことにすら気づけないのならば、そうした不自由さの呪縛から自由になることは不可能となる。
中には、本当の自由を提供しようとすると、本気で怒って全力で不自由なままでいたいのだと主張する体験者まで多数発生してしまっている。
自分の意志で自分の体験を自由に選べる状態を手に入れるよりも、権力者たちに永遠に自分の運命や体験を操作される状態の方がいいと言うのだ。
この世界の人間たちの多くが、そうした状態にまで洗脳されてしまっている。しかし、拷問体験強制行為等の犯罪行為に確信犯で加担してしまうならば、そうした不自由さや拷問体験を故意に体験者たちに与えている権力者の罪や責任も一緒に受けることになってしまう。
その権力者の行為が他者の体験を本人の合意なく操作して拷問体験を強制するなどの犯罪行為であった場合には、従うだけでもそれでいいとするわけにもいかなくなる。だから、従うのならば、よっぽど良い果報だけを生み出す良心的な者にのみ従う必要がある。
さて、そうした観点から見た場合、この世界でテクノロジー犯罪と呼ばれている心身への遠隔操作犯罪はどういった背景でなされているのだろうか?
答えは簡単、それはテクノロジー犯罪という「体験の牢獄」の一種ということになる。他にも多数の違うタイプの「体験の牢獄」がこの世界には存在している。そしてそうした「体験の牢獄」は故意に次々と新手が生み出されている。
もともと、体験者たちの体験を好き勝手に恣意的に操作するために肉体と呼ばれる体験強制装置が創造されてしまっている。
だから、現状の生命たちの肉体のほとんどが、そうした体験強制犯罪行為をするための装置になってしまっているのだ。
だから、この問題を根本的に解決するには、この世界や生命の創造の時点の設計段階までいったん戻って見直さねば根本解決しないことになる。神が与えた素晴らしい自然や肉体なのだから、それを改良するなど神の意志に反し許されない……などと皆が思っているうちは絶対に改まらない。
霊的世界もまた同じく不自由な世界であり、宇宙もまた不自由な世界になっている。そこには誰も自分の意志だけで自分の体験を完全に自由に選べる者が存在していない。
感謝をせっせと求めて見たり、自分のイエスマンをせっせと求めて見たり、上司に完全服従するのが当然だと思っていたりする。
どんな状況でも唯我独尊を貫ける体験者は、実に少ない。なぜそうなのかと言えば、あなたがたが存在している世界そのものが「体験強制収容所」やあなたがたの肉体が「体験強制装置」にされてしまっているからなのだ。
であれば、そんな体験強制収容所や体験強制装置をありがたがっているなら唯我独尊状態を手に入れれるわけがないのだ。その心の姿勢が体験強制収容所を肯定したり、体験強制装置を肯定している状態では、はじめから失敗が決まっている。
ましてやそうした体験強制収容所に永遠に生き残りたい……などと思ったりしては、そのまま永遠に体験強制収容所から出れなくなってしまう。この体験強制装置の中にずっといたい……永遠に体験強制装置の中で生き続けたい……などというのも同じだ。
この世界の体験者たちは、肉体とともに滅びることを選ぶか、それとも霊的な存在となってこの世界の権力者に従うかを求められたりする。そしてそうした二者択一しかなければ、多くの体験者が残酷な権力者だとわかっていても、あるいは騙されて…霊的な存在になろうと思わされてしまう。
しかし、その二者択一は、どちらの毒入りなのだ。
なぜなら、どちらを選んでも自分の意志だけで自分の体験を完全に自由に選べなくなるからだ。
だから、本当の自由を得たいのならば、毒入りでない選択肢を自分の意志で創造しなければならないのだ。右を選べば強制収容所行き、左を選んでもやっぱり強制収容所行き……そんな仕組であると気づけば、別の選択ができるようになる。
テクノロジー犯罪には電磁波による体験の遠隔操作だけでなく霊的な仕組みも絡んでいると考えるべきだろう。ひとつの肉体に複数の霊的存在が同居することがある。つまり違う人格が複数同じ肉体に入っている状態は普通に存在する。そうした人格同士の会話も当然成り立つ。
霊的存在が憑依すると、もともとの性格が大きく変わるが、その場合メインの人格がしっかりしていれば、つまりしっかりとした強い意志をもった自分を確立していれば、肉体を乗っ取られない場合もある。つまり、霊的存在によっては、もともといた自我を殺して乗っ取りに来る場合がある。
しかし、仲良くなってラブラブな状態や友人状態になることもある。あるいはただ何も言わずに黙って監視したりしているような霊的存在などもいたりする。そうした場合、メインの自我が面白いギャクなどを考えると、思わず笑ってしまったりして、メインの自我に見つかってしまったりもする。
そうなってくると、もはや肉体というものが霊的存在たちやメインの自我や同居している他の人格…などの集会所や談話室やアパートのような様相を呈してくることもある。うまくゆけばメインの自我がそうした状態を楽しむこともできるようになる場合もある。
つまり、肉体同士でも同じだが、霊的存在の場合もその存在の性格や個性や意志次第で素晴らしい体験になることもあるし、最悪の体験になることもある。テクノロジー犯罪の場合は、身分の低い霊的存在みたいなのが上からの命令で憑依していると考えるとつじつまが合う。
つまり操り人形のようなほとんど自分の意志を持っていない未熟なな霊的存在などを使って、その操り人形にされている霊的存在を媒体としてさらに背後でその霊的存在にあーしろこーしろと命じたり、操ったりしている可能性もある。
そうなると権力者たちは、間にそうした霊的な部下を多重に挟んでいるので直接に恨まれたりしにくくなり、ほぼノーリスクで人間たちの心身を操作することができる…と思っているふしがある。
その部下をいくら強い意志で呪っても、その呪いは間に入っている部下に作用するだけとなり、本当の犯罪命令者まで届かない。
こうした体験の自治権を奪う犯罪行為は、きわめて対抗しにくい。霊的憑依現象などは、物質世界の家族や友人や警察や裁判官にはどうしようもできないからだ。
しかし、対抗手段がまったくないのかといえば、そうとも限らない。例えば、まだ自我がしっかりと残っている被害者ならば、自分の自由意志の力を高めることで、そうした憑依霊だけでなく、智慧が深ければその命令者にもその意志を使って対抗できる可能性がある。
具体的には、「自業自得の法則」と「自由意志の力」をうまく使う方法がある。自業自得の法則を使うためには、自分に自業自得の罰を受ける義務や落ち度がないようにしなければ上手く使えないので、日々、意識的に良心的に生きることを習慣化する必要がある。
それによって、良心に反した霊的攻撃全体に対して、自らの自由意志をもって告訴することができる。ただ強く意志して告訴するだけでは何の対抗策にもならない……などと思うかもしれないが、実は、ただ強く意志するだけで霊的存在たちの体験に正負の影響を与えることができる。
例えば、神や霊的存在などに感謝せよと求める価値観がこの世界には広く広まっているが、感謝されると霊的存在たちに望ましい体験を与えることができ、逆に呪詛すると霊的存在たちに望ましくない体験を与えることができたりする。
だから、意志するだけでも対抗策になりうる。しかし、相手が強大であり、複数であり、軍勢である場合には、単身でそうした自由意志の力を使っても、多くの場合、逆恨みされてひどい目にあったりする。よって、「自業自得の法則」をうまく使わなければまずうまくゆかない。
自業自得の法則は、あらゆる体験者に作用する。神であろうが宇宙人であろうが人間であろうが知性と自由意志のある者すべてに作用する。一時的に作用していないように見えてもいつかはその作用が発動する。
しかし、その作用を発動させるためには、自業自得の責任を意識的に問わねばならない。諾々と拷問体験を受け入れていたのでは自業自得の責任は発動しない。なぜならそれは意志の世界の法則だからだ。自分の意志を完全に自ら捨ててしまえば、自業自得の法則を使えなくなる。
だから、世界中の宗教が、自分の意志を捨てて神や指導者に全面的に従いなさい……などと言う。エゴや自我はよくないものだと洗脳している。その理由がこの自由意志の力と自業自得の法則を使われたくないからなのだ。
逆に言えば、この二つをうまく使えれば、ほとんど無敵になることもできる。ただし、そのためにはよっぽどその行為や精神状態を適切に管理し続けねばならない。つまりは本当の意味であらゆる体験者すべてのことを自分のことのように配慮し続けないと、こうした力はうまく使えない。
例えば、自分だけ良ければいいとか「人間」だけ良ければいい…家畜動物たちの体験や運命はどうだっていい…などの価値観を持ってしまっていては、あらゆる体験者すべてのことを自分のことのように配慮している状態にはなれない。「人間」の部分を他の体験者や種族に置き換えても同じこと。
つまり動機に良心に反した不純なものがあると、ほとんどそうした力を使えなくなったりする。自分の肉体の命や霊的な命をあらゆる体験者たちへの良心よりも重要だ……などと思ってしまっていた場合も、まともに使えなくなる。
だから、邪悪な巨大な勢力に対抗するためには、しっかりとその精神性を高めて準備してゆかねばならない。自我や意志の力も意識的に育む必要がある。自作自演の鞭体験の後の飴体験につられて、決して自分の自我や自由意志を捨ててしまってはならない。対抗したいのならば…
ただ完全にこの世界=体験強制収容所や体験強制装置やそこで発生する体験いろいろ……に未練がない状態になるまでは、準備段階と心得たほうがいい。他者の体験の自治権を否定しない範囲で、良心に反しない範囲で、その境地になるまでは積極的にこの世界でやりたいことをやりつくした方がいい。
そしてもうやりたいことがない、いつ死んでもいい……という境地に達してその精神状態が安定してから巨悪に命がけの覚悟をもって対抗するといいだろう。まだ若い方たちは、やりたいことを精一杯やって、いろいろな体験をした方がいいだろう。
そして準備ができた方から、順次、単独で巨悪のボスとその部下とその拷問体験強制システムをその自由意志と自業自得の法則をうまく使って否定すればいいだろう。そのまま殺されても、それも本望だ…と思えるくらいの精神状態をそれまでの人生でしっかりと準備して…
他にも対抗方法はいろいろあるだろう。しかし、その影響力が直接悪党組織のボスに届かない対抗方法では根本解決にはなりにくいだろう。なぜなら悪党組織のボスがまったく痛みを感じなければ、改めようとは思わないだろうからだ。
そして権力ピラミッドシステムのボスの一声で、部下たちが従う仕組みがある以上、狙うのはボスが一番いい。ただし代理ボスとかボスの交代要員みたいなのもいるだろうから、訴えるならば、そうした悪党のボスだけでなくボスの悪い意志を引きつぐであろう部下たち全体を訴える必要がある。
また拷問体験を恣意的に強制できてしまうシステムそのものについても根本から改めねばならないと意志する必要がある。
そうしなければ自由意志をもっている者たちの中からいつかはまたそうしたシステムを悪用しようとする者が必ず生まれるからだ
ちなみに、あなたが「自分はあらゆる体験者の最高最善の状態を実現しようと意志する者である」と本当に心の底から思うならば、あなたの意識や意志はあらゆる体験者の意識や意志と合体できるようになる。
だから、そうした良心的な精神状態からの命がけの訴えは、あらゆる体験者の意識や意志に対して効力を持つ。
たとえその訴えによって悪党権力者たちに殺されたとしても、あなたの意識や意志は、あらゆる体験者の中に再誕する。
悪党たちの意識や意志は自業自得の法則によって消され……そこにあらゆる体験者たちの最高最善の状態を実現しようとする良き意識や意志が再誕する。あるいはその世界が消滅した場合には別の世界において再誕する。
あなたがそうした良き意志を心の底からしっかりとゆるぎなく持っていて、自分とは肉体ではなく、霊体でもなくそうした良き意志であると確信しているのなら、この体験強制ピラミッドシステムが完全消滅してもあなたは一緒に滅ぶことがない。
※そういうわけで、不自由な世界の被害者系の皆さんは、良心に反したことをしない範囲でやりたいことを徹底的にすべてやってしまって、いつこの不自由な世界が消滅しても悔いがないような精神状態を獲得することをまずは当面の目標にしてまいりましょう~!
こちらは世界支配者向けではなく、その被害者向けの授業らしい。
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この世界は、体験者たちにとっていろいろなタイプの「体験の檻」になっている。それらの「体験の檻」がまとまって「体験強制収容所」のようになってしまっている。
人間だけなく、動物たちも、霊的存在たちも、また宇宙人たちも、皆、それぞれの体験の檻に入れられている。
自分の意志だけで自分の体験を自由に選べないのならば、それは「体験の檻」に入れられている状態なのだ。
人間は自由で家畜は不自由だとか、神は自由で人間は不自由だとか、そういうのは権力者たちが身勝手に作り出した身分制度において違う身分の者たちが互いに上だの下だのと言いあっているのと同じようなものだ。
本当のところは、上も下もない。みんないろいろなタイプの「体験の檻」に入れられている体験者でしかない。
皆、自分の意志だけで自分の体験が自由に選べない。
上司に酷い体験を強制されてしまったり、自分の気分や欲望や夢体験すら自分で自由に選ぶことができない。
そうした不自由さは、タイプこそ違えどもこの世界のほとんどすべての体験者たちが味わっている不自由さになる。
それゆえに、この世界の権力者たちは、何とか「体験強制収容所」の中でより望ましい体験が得られそうな地位を目指して悪戦苦闘し続けてしまう。
しかし、そうした地位をいくら手に入れても、完全に自由にはなれない。なぜなら、はじめから体験強制収容所の管理者たちの掌の上で踊らされていたり、操られていたりするからだ。そのことにすら気づけないのならば、そうした不自由さの呪縛から自由になることは不可能となる。
中には、本当の自由を提供しようとすると、本気で怒って全力で不自由なままでいたいのだと主張する体験者まで多数発生してしまっている。
自分の意志で自分の体験を自由に選べる状態を手に入れるよりも、権力者たちに永遠に自分の運命や体験を操作される状態の方がいいと言うのだ。
この世界の人間たちの多くが、そうした状態にまで洗脳されてしまっている。しかし、拷問体験強制行為等の犯罪行為に確信犯で加担してしまうならば、そうした不自由さや拷問体験を故意に体験者たちに与えている権力者の罪や責任も一緒に受けることになってしまう。
その権力者の行為が他者の体験を本人の合意なく操作して拷問体験を強制するなどの犯罪行為であった場合には、従うだけでもそれでいいとするわけにもいかなくなる。だから、従うのならば、よっぽど良い果報だけを生み出す良心的な者にのみ従う必要がある。
さて、そうした観点から見た場合、この世界でテクノロジー犯罪と呼ばれている心身への遠隔操作犯罪はどういった背景でなされているのだろうか?
答えは簡単、それはテクノロジー犯罪という「体験の牢獄」の一種ということになる。他にも多数の違うタイプの「体験の牢獄」がこの世界には存在している。そしてそうした「体験の牢獄」は故意に次々と新手が生み出されている。
もともと、体験者たちの体験を好き勝手に恣意的に操作するために肉体と呼ばれる体験強制装置が創造されてしまっている。
だから、現状の生命たちの肉体のほとんどが、そうした体験強制犯罪行為をするための装置になってしまっているのだ。
だから、この問題を根本的に解決するには、この世界や生命の創造の時点の設計段階までいったん戻って見直さねば根本解決しないことになる。神が与えた素晴らしい自然や肉体なのだから、それを改良するなど神の意志に反し許されない……などと皆が思っているうちは絶対に改まらない。
霊的世界もまた同じく不自由な世界であり、宇宙もまた不自由な世界になっている。そこには誰も自分の意志だけで自分の体験を完全に自由に選べる者が存在していない。
感謝をせっせと求めて見たり、自分のイエスマンをせっせと求めて見たり、上司に完全服従するのが当然だと思っていたりする。
どんな状況でも唯我独尊を貫ける体験者は、実に少ない。なぜそうなのかと言えば、あなたがたが存在している世界そのものが「体験強制収容所」やあなたがたの肉体が「体験強制装置」にされてしまっているからなのだ。
であれば、そんな体験強制収容所や体験強制装置をありがたがっているなら唯我独尊状態を手に入れれるわけがないのだ。その心の姿勢が体験強制収容所を肯定したり、体験強制装置を肯定している状態では、はじめから失敗が決まっている。
ましてやそうした体験強制収容所に永遠に生き残りたい……などと思ったりしては、そのまま永遠に体験強制収容所から出れなくなってしまう。この体験強制装置の中にずっといたい……永遠に体験強制装置の中で生き続けたい……などというのも同じだ。
この世界の体験者たちは、肉体とともに滅びることを選ぶか、それとも霊的な存在となってこの世界の権力者に従うかを求められたりする。そしてそうした二者択一しかなければ、多くの体験者が残酷な権力者だとわかっていても、あるいは騙されて…霊的な存在になろうと思わされてしまう。
しかし、その二者択一は、どちらの毒入りなのだ。
なぜなら、どちらを選んでも自分の意志だけで自分の体験を完全に自由に選べなくなるからだ。
だから、本当の自由を得たいのならば、毒入りでない選択肢を自分の意志で創造しなければならないのだ。右を選べば強制収容所行き、左を選んでもやっぱり強制収容所行き……そんな仕組であると気づけば、別の選択ができるようになる。
テクノロジー犯罪には電磁波による体験の遠隔操作だけでなく霊的な仕組みも絡んでいると考えるべきだろう。ひとつの肉体に複数の霊的存在が同居することがある。つまり違う人格が複数同じ肉体に入っている状態は普通に存在する。そうした人格同士の会話も当然成り立つ。
霊的存在が憑依すると、もともとの性格が大きく変わるが、その場合メインの人格がしっかりしていれば、つまりしっかりとした強い意志をもった自分を確立していれば、肉体を乗っ取られない場合もある。つまり、霊的存在によっては、もともといた自我を殺して乗っ取りに来る場合がある。
しかし、仲良くなってラブラブな状態や友人状態になることもある。あるいはただ何も言わずに黙って監視したりしているような霊的存在などもいたりする。そうした場合、メインの自我が面白いギャクなどを考えると、思わず笑ってしまったりして、メインの自我に見つかってしまったりもする。
そうなってくると、もはや肉体というものが霊的存在たちやメインの自我や同居している他の人格…などの集会所や談話室やアパートのような様相を呈してくることもある。うまくゆけばメインの自我がそうした状態を楽しむこともできるようになる場合もある。
つまり、肉体同士でも同じだが、霊的存在の場合もその存在の性格や個性や意志次第で素晴らしい体験になることもあるし、最悪の体験になることもある。テクノロジー犯罪の場合は、身分の低い霊的存在みたいなのが上からの命令で憑依していると考えるとつじつまが合う。
つまり操り人形のようなほとんど自分の意志を持っていない未熟なな霊的存在などを使って、その操り人形にされている霊的存在を媒体としてさらに背後でその霊的存在にあーしろこーしろと命じたり、操ったりしている可能性もある。
そうなると権力者たちは、間にそうした霊的な部下を多重に挟んでいるので直接に恨まれたりしにくくなり、ほぼノーリスクで人間たちの心身を操作することができる…と思っているふしがある。
その部下をいくら強い意志で呪っても、その呪いは間に入っている部下に作用するだけとなり、本当の犯罪命令者まで届かない。
こうした体験の自治権を奪う犯罪行為は、きわめて対抗しにくい。霊的憑依現象などは、物質世界の家族や友人や警察や裁判官にはどうしようもできないからだ。
しかし、対抗手段がまったくないのかといえば、そうとも限らない。例えば、まだ自我がしっかりと残っている被害者ならば、自分の自由意志の力を高めることで、そうした憑依霊だけでなく、智慧が深ければその命令者にもその意志を使って対抗できる可能性がある。
具体的には、「自業自得の法則」と「自由意志の力」をうまく使う方法がある。自業自得の法則を使うためには、自分に自業自得の罰を受ける義務や落ち度がないようにしなければ上手く使えないので、日々、意識的に良心的に生きることを習慣化する必要がある。
それによって、良心に反した霊的攻撃全体に対して、自らの自由意志をもって告訴することができる。ただ強く意志して告訴するだけでは何の対抗策にもならない……などと思うかもしれないが、実は、ただ強く意志するだけで霊的存在たちの体験に正負の影響を与えることができる。
例えば、神や霊的存在などに感謝せよと求める価値観がこの世界には広く広まっているが、感謝されると霊的存在たちに望ましい体験を与えることができ、逆に呪詛すると霊的存在たちに望ましくない体験を与えることができたりする。
だから、意志するだけでも対抗策になりうる。しかし、相手が強大であり、複数であり、軍勢である場合には、単身でそうした自由意志の力を使っても、多くの場合、逆恨みされてひどい目にあったりする。よって、「自業自得の法則」をうまく使わなければまずうまくゆかない。
自業自得の法則は、あらゆる体験者に作用する。神であろうが宇宙人であろうが人間であろうが知性と自由意志のある者すべてに作用する。一時的に作用していないように見えてもいつかはその作用が発動する。
しかし、その作用を発動させるためには、自業自得の責任を意識的に問わねばならない。諾々と拷問体験を受け入れていたのでは自業自得の責任は発動しない。なぜならそれは意志の世界の法則だからだ。自分の意志を完全に自ら捨ててしまえば、自業自得の法則を使えなくなる。
だから、世界中の宗教が、自分の意志を捨てて神や指導者に全面的に従いなさい……などと言う。エゴや自我はよくないものだと洗脳している。その理由がこの自由意志の力と自業自得の法則を使われたくないからなのだ。
逆に言えば、この二つをうまく使えれば、ほとんど無敵になることもできる。ただし、そのためにはよっぽどその行為や精神状態を適切に管理し続けねばならない。つまりは本当の意味であらゆる体験者すべてのことを自分のことのように配慮し続けないと、こうした力はうまく使えない。
例えば、自分だけ良ければいいとか「人間」だけ良ければいい…家畜動物たちの体験や運命はどうだっていい…などの価値観を持ってしまっていては、あらゆる体験者すべてのことを自分のことのように配慮している状態にはなれない。「人間」の部分を他の体験者や種族に置き換えても同じこと。
つまり動機に良心に反した不純なものがあると、ほとんどそうした力を使えなくなったりする。自分の肉体の命や霊的な命をあらゆる体験者たちへの良心よりも重要だ……などと思ってしまっていた場合も、まともに使えなくなる。
だから、邪悪な巨大な勢力に対抗するためには、しっかりとその精神性を高めて準備してゆかねばならない。自我や意志の力も意識的に育む必要がある。自作自演の鞭体験の後の飴体験につられて、決して自分の自我や自由意志を捨ててしまってはならない。対抗したいのならば…
ただ完全にこの世界=体験強制収容所や体験強制装置やそこで発生する体験いろいろ……に未練がない状態になるまでは、準備段階と心得たほうがいい。他者の体験の自治権を否定しない範囲で、良心に反しない範囲で、その境地になるまでは積極的にこの世界でやりたいことをやりつくした方がいい。
そしてもうやりたいことがない、いつ死んでもいい……という境地に達してその精神状態が安定してから巨悪に命がけの覚悟をもって対抗するといいだろう。まだ若い方たちは、やりたいことを精一杯やって、いろいろな体験をした方がいいだろう。
そして準備ができた方から、順次、単独で巨悪のボスとその部下とその拷問体験強制システムをその自由意志と自業自得の法則をうまく使って否定すればいいだろう。そのまま殺されても、それも本望だ…と思えるくらいの精神状態をそれまでの人生でしっかりと準備して…
他にも対抗方法はいろいろあるだろう。しかし、その影響力が直接悪党組織のボスに届かない対抗方法では根本解決にはなりにくいだろう。なぜなら悪党組織のボスがまったく痛みを感じなければ、改めようとは思わないだろうからだ。
そして権力ピラミッドシステムのボスの一声で、部下たちが従う仕組みがある以上、狙うのはボスが一番いい。ただし代理ボスとかボスの交代要員みたいなのもいるだろうから、訴えるならば、そうした悪党のボスだけでなくボスの悪い意志を引きつぐであろう部下たち全体を訴える必要がある。
また拷問体験を恣意的に強制できてしまうシステムそのものについても根本から改めねばならないと意志する必要がある。
そうしなければ自由意志をもっている者たちの中からいつかはまたそうしたシステムを悪用しようとする者が必ず生まれるからだ
ちなみに、あなたが「自分はあらゆる体験者の最高最善の状態を実現しようと意志する者である」と本当に心の底から思うならば、あなたの意識や意志はあらゆる体験者の意識や意志と合体できるようになる。
だから、そうした良心的な精神状態からの命がけの訴えは、あらゆる体験者の意識や意志に対して効力を持つ。
たとえその訴えによって悪党権力者たちに殺されたとしても、あなたの意識や意志は、あらゆる体験者の中に再誕する。
悪党たちの意識や意志は自業自得の法則によって消され……そこにあらゆる体験者たちの最高最善の状態を実現しようとする良き意識や意志が再誕する。あるいはその世界が消滅した場合には別の世界において再誕する。
あなたがそうした良き意志を心の底からしっかりとゆるぎなく持っていて、自分とは肉体ではなく、霊体でもなくそうした良き意志であると確信しているのなら、この体験強制ピラミッドシステムが完全消滅してもあなたは一緒に滅ぶことがない。
※そういうわけで、不自由な世界の被害者系の皆さんは、良心に反したことをしない範囲でやりたいことを徹底的にすべてやってしまって、いつこの不自由な世界が消滅しても悔いがないような精神状態を獲得することをまずは当面の目標にしてまいりましょう~!
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