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超時空体験図書館住まいの甘太郎の創造しようとしている新世界の概要
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「まずですね、僕の創造する予定の新世界では、ありとあらゆる不自由な世界群をすべて取り込む設計になっています」
「ほう……不自由な世界群のすべてをか……そんなことして大丈夫なのか?」
「はい。取り込みはしますけど、それをすべて自由に選べる選択肢に変えます」
「それって、どういうこと?」
「つまりですね、不自由な世界群の過去も現在も未来も、そこに発生したすべての時代や体験をすべて自由に選べる選択肢にしてしまいます」
「それって不自由な世界群の邪悪で残酷な体験群も、選択できちゃうってことか?」
「そうですよ。でも、そうした体験をしたくなければ選ばなければいいだけなので、安全なんですよ」
「いやいやいや、不自由な世界群の体験には、閲覧制限になるようなヤバい体験もたくさんあるだろう? うっかり勘違いして選んでしまったら大変なことになるんじゃないのか?」
「ええ、ですから、そうしたヤバい感じの体験群は、よっぽど切実な要請がないと選べないように設計されているんです」
「……よっぽど切実な要請?それってどんな場合なんだ?」
「えーとですね、例えば、どうしても残酷な時代のヤバい感じの体験がしてみたいとか求めてもすぐには選べないようになっているんですよ」
「じゃあ、どうすれば選べるわけ?」
「まずですね、その魂が本当にそうした残酷な時代の体験がしてみたいと思っているかどうかを確認テストする場が自動発生するんです」
「どんな感じで?」
「そうですね、まあ、仮想世界の映像みたいな感じでその残酷な時代の映像が出現したりします」
「それから?」
「それから、それを見てもやはりその要請が取り下げられないのが確認されると、次は残酷体験への耐性チェックがはじまります」
「あの耐性チェックか……」
「そうです。あれです。体験濃度を何億倍もに希釈して、まずはお試し体験が提供されます」
「お前、体験濃度とか言っても、不自由な世界の魂にはわからないんじゃないか?」
「そうですね、体験濃度というのは、例えば痛みの体験であれば、その痛みが何億分の一になる感じです」
「うん、まあ、それなら理解できるだろうな」
「そして次第に、十分の一とか、二分の一とか、その濃度を上げていって、耐えられるかどうかチェックされるわけです。途中でもう嫌だ!などと思えばそこでストップされます。
まあ、サウナ風呂とかの温度を次第に上げていってお望みの体験温度を決めてもらうという感じでしょうか」
「なるほど、えらくサービスがいいな……」
「はい。不自由な世界のあらゆる体験者たちに満足してもらうにはそれくらいサービスしないといけないかなって思いました」
「甘太郎もなんだか成長したんだなあ……昔の甘太郎からはそんな案が出るなんて思わなかったけどなあ……昔は残酷体験なんてダメ絶対です!なんて言ってたもんなあ」
「あはは、そうですね。あの頃が懐かしいですね」
「で、次はどうなるんだ?」
「そして、その体験者さんのお望みピッタリの残酷体験がわかれば、体験バンクとつながってリアルの犠牲者が発生しない形でその残酷時代の体験をよりどりみどりで味わえるって感じです」
「おいおい、でも、そんなこと超時空聖体様たちから反対されるんじゃねーの?
『残酷体験中毒になってしまったらどうするんですか!とんでもない世界創造しないでちょーだい!』
なんて感じでさ」
「あはは、そうですね、確かにそうした話に、一度はなってしまいました。でも、被害者や犠牲者が絶対に発生しないシステムですから、ほら、例えば不自由な世界でホラー映画とかあるでしょう? ホラー映画禁止、暴力シーン禁止、不幸ドラマ禁止、変態映画禁止……みたいに禁止ばかりだと不自由な世界の魂には、物足りない気持ちになると予測されたんですよ」
「おいおい、何もそこまでやらなくてもいいんじゃないの?」
「え? でもムゲンさんも、時々、そうした映画とか見たりしてるんじゃないですか?」
「……そ、それは、あるから見るんで、別に見たくて見てるわけじゃねーし」
「でも、見たくないのに見ないですよね」
「それは、お前……いろんな世界を理解するための勉強としてだな……」
「そうなんですよ。勉強のためになら別に見てもいいわけでしょう?」
「そうだなあ……超時空聖体様たちだって、そういうのを全く見ないで知らないでダメ絶対とか言えないだろうしなあ……でも、そんな残酷時代の体験群とかの体験中毒とかになったらまずいだろうに……」
「そうなんですよ。だから体験中毒にならないようなシステムも付属しているんです」
「どうするんだ?」
「あのですね、ほら、元に戻るシステムってあったじゃないですか」
「あー、あれね。体験する前の時点に戻れるやつな」
「そうです。体験中毒になってしまったら、あれが起動するようになっているんですよ。
つまり、中毒前の状態に戻れるようになっているんです」
「なかなか、上手く考えたな……なるほど、それなら体験中毒問題は回避できるってわけだ」
「はい。ここ超時空世界では、過去現在未来の体験を自由自在に選ぶことができますからね」
「つまり、不自由な世界群を丸ごと甘太郎の超時空新世界に吸収してしまうというわけか}
「そうです。そうしないと不自由な世界の魂全員を本当の意味で完全に満足させることができないと判断しました」
「はは~、やっと理解できた。要するに犠牲者や被害者が絶対生じないシステムがあって、ありとあらゆる体験そのものは、すべて超時空体験図書館を通じて夢体験みたいな感じで味わえちゃうシステムにして、万が一、それで魂が倫理的に劣化してしまったり、体験中毒になってしまったりした場合には、元に戻るシステムが発動して問題の体験をする前の状態に戻れるようにしたわけか?」
「そうです。ただ体験前の状態に戻るかどうかは、まずは体験者本人の希望を聞いてその自由意志を尊重します」
「でもなあ、本人の希望を尊重すると、危険な価値観を持ってしまってヤバい魂になったまま戻らないことを選んでしまう魂も出てくるんじゃないか?」
「はい。その可能性がありますね。ですから、僕の新世界では大前提として各々の体験者が自分自身以外の他の体験者たちに望まれない体験を強制することが絶対不可能な設計にしてあります」
「絶対不可能にしてるのか」
「そうです。そうじゃないとあらゆる体験者たちに絶対確実な安全を提供できませんから。あらゆる体験者たちの自由意志を尊重することと、あらゆる体験者たちに安全を提供することを両立させるには、そうした世界設計にしないと不可能なんです」
「なるほど~、つまりどんな悪党がどんな悪意をもって他者に危害を加えたいと思っても、絶対不可能なわけか」
「そういうことです」
「でも、そんなことをすると、そうした悪党たちが欲求不満で発狂してしまうんじゃねーの?ほら、例えば肉食動物たちに肉食絶対不可能にしてしまうみたいにさあ」
「いいえ、そうはなりませんよ。悪党たちが体験したい体験はすべて犠牲者や被害者が発生しない形で、体験できるんですから。肉食動物さんたちも、他の動物さんの犠牲なしでお肉を食べる体験が自由自在にできるようになっているんですから」
「そうなの? 本当に犠牲者が出ないわけ? それなら、俺も、超時空聖体様たちからおとがめを受けそうなヤバい体験群とか、味わってみたいかもなあ……」
「あはは!ムゲンさんは体験好奇心が旺盛ですからね。いいですよ。まだ試作中ですけど、今度、遊びに来ますか?テスターとしてご招待しますよ」
「いや~、でも超時空聖体様たちの目が気になるな~」
「大丈夫ですよ。すでに超時空聖体様たちから許可を受けてますから」
「そうなの? よく許可されたなあ……」
「だって、ほら、超時空聖体様たちだって昔は不自由な世界で残酷な時代をたくさん体験してきたわけじゃないですか。その結果、聖なるご意志を持つに至ったわけですよね」
「いや、でも、だからそうした残酷な時代や世界が発生しないようにしなきゃならないと思っているわけだろう?」
「はい。だから犠牲者や被害者が絶対発生しない新世界を創造するんですよ。いくらみんながホラー映画を見ても被害者は発生しないですから。それと同じです。つま被害者発生リスクのない良い勉強になると超時空聖体様たちも判断してくださったのです」
「そうなんだ~、まあ、最悪、それで残酷体験中毒になっても、いつでも中毒前の状態に戻れるのなら、そういう判断になるわけか~」
「ムゲンさん、どうですか? こうした設計の新世界なら何も不自由な世界を断罪して消滅させなくても、不自由な世界群を全部丸ごと、そこにいるあらゆる体験者たち全員も、心から満足させる形で救えると思いませんか?」
「うーん、理論的にはいけそうな気がするなあ……」
「理論的とか、超時空世界ではそんなこと関係ないじゃないですか……超時空世界では想像できることは何でも実現化できるんですから」
「お前はいいよなあ……新世界創造の許可を受けてるから……」
「何言ってるんですか、ムゲンさんと僕はもともと分身一族として一心同体じゃないですか」
「いや、一心同体でも個性や人格違うからなあ……」
「大丈夫ですよ。この新世界にムゲンさんが立ち入り禁止になるようなことは絶対ないですから。といいますか、僕は、ありとあらゆるすべての魂たちをこの新世界にご招待しようと思っているんですよ」
「なるほど……ありとあらゆる悪党どもも全員招待するってか?」
「はい。そのために僕はここで新世界創造の設計をはじめたんですからね」
こうしたテレパシー対話の後、ムゲンは、「なるほど、この甘太郎の新世界なら確かに全員救える可能性があるかもな……」と思った。
「ほう……不自由な世界群のすべてをか……そんなことして大丈夫なのか?」
「はい。取り込みはしますけど、それをすべて自由に選べる選択肢に変えます」
「それって、どういうこと?」
「つまりですね、不自由な世界群の過去も現在も未来も、そこに発生したすべての時代や体験をすべて自由に選べる選択肢にしてしまいます」
「それって不自由な世界群の邪悪で残酷な体験群も、選択できちゃうってことか?」
「そうですよ。でも、そうした体験をしたくなければ選ばなければいいだけなので、安全なんですよ」
「いやいやいや、不自由な世界群の体験には、閲覧制限になるようなヤバい体験もたくさんあるだろう? うっかり勘違いして選んでしまったら大変なことになるんじゃないのか?」
「ええ、ですから、そうしたヤバい感じの体験群は、よっぽど切実な要請がないと選べないように設計されているんです」
「……よっぽど切実な要請?それってどんな場合なんだ?」
「えーとですね、例えば、どうしても残酷な時代のヤバい感じの体験がしてみたいとか求めてもすぐには選べないようになっているんですよ」
「じゃあ、どうすれば選べるわけ?」
「まずですね、その魂が本当にそうした残酷な時代の体験がしてみたいと思っているかどうかを確認テストする場が自動発生するんです」
「どんな感じで?」
「そうですね、まあ、仮想世界の映像みたいな感じでその残酷な時代の映像が出現したりします」
「それから?」
「それから、それを見てもやはりその要請が取り下げられないのが確認されると、次は残酷体験への耐性チェックがはじまります」
「あの耐性チェックか……」
「そうです。あれです。体験濃度を何億倍もに希釈して、まずはお試し体験が提供されます」
「お前、体験濃度とか言っても、不自由な世界の魂にはわからないんじゃないか?」
「そうですね、体験濃度というのは、例えば痛みの体験であれば、その痛みが何億分の一になる感じです」
「うん、まあ、それなら理解できるだろうな」
「そして次第に、十分の一とか、二分の一とか、その濃度を上げていって、耐えられるかどうかチェックされるわけです。途中でもう嫌だ!などと思えばそこでストップされます。
まあ、サウナ風呂とかの温度を次第に上げていってお望みの体験温度を決めてもらうという感じでしょうか」
「なるほど、えらくサービスがいいな……」
「はい。不自由な世界のあらゆる体験者たちに満足してもらうにはそれくらいサービスしないといけないかなって思いました」
「甘太郎もなんだか成長したんだなあ……昔の甘太郎からはそんな案が出るなんて思わなかったけどなあ……昔は残酷体験なんてダメ絶対です!なんて言ってたもんなあ」
「あはは、そうですね。あの頃が懐かしいですね」
「で、次はどうなるんだ?」
「そして、その体験者さんのお望みピッタリの残酷体験がわかれば、体験バンクとつながってリアルの犠牲者が発生しない形でその残酷時代の体験をよりどりみどりで味わえるって感じです」
「おいおい、でも、そんなこと超時空聖体様たちから反対されるんじゃねーの?
『残酷体験中毒になってしまったらどうするんですか!とんでもない世界創造しないでちょーだい!』
なんて感じでさ」
「あはは、そうですね、確かにそうした話に、一度はなってしまいました。でも、被害者や犠牲者が絶対に発生しないシステムですから、ほら、例えば不自由な世界でホラー映画とかあるでしょう? ホラー映画禁止、暴力シーン禁止、不幸ドラマ禁止、変態映画禁止……みたいに禁止ばかりだと不自由な世界の魂には、物足りない気持ちになると予測されたんですよ」
「おいおい、何もそこまでやらなくてもいいんじゃないの?」
「え? でもムゲンさんも、時々、そうした映画とか見たりしてるんじゃないですか?」
「……そ、それは、あるから見るんで、別に見たくて見てるわけじゃねーし」
「でも、見たくないのに見ないですよね」
「それは、お前……いろんな世界を理解するための勉強としてだな……」
「そうなんですよ。勉強のためになら別に見てもいいわけでしょう?」
「そうだなあ……超時空聖体様たちだって、そういうのを全く見ないで知らないでダメ絶対とか言えないだろうしなあ……でも、そんな残酷時代の体験群とかの体験中毒とかになったらまずいだろうに……」
「そうなんですよ。だから体験中毒にならないようなシステムも付属しているんです」
「どうするんだ?」
「あのですね、ほら、元に戻るシステムってあったじゃないですか」
「あー、あれね。体験する前の時点に戻れるやつな」
「そうです。体験中毒になってしまったら、あれが起動するようになっているんですよ。
つまり、中毒前の状態に戻れるようになっているんです」
「なかなか、上手く考えたな……なるほど、それなら体験中毒問題は回避できるってわけだ」
「はい。ここ超時空世界では、過去現在未来の体験を自由自在に選ぶことができますからね」
「つまり、不自由な世界群を丸ごと甘太郎の超時空新世界に吸収してしまうというわけか}
「そうです。そうしないと不自由な世界の魂全員を本当の意味で完全に満足させることができないと判断しました」
「はは~、やっと理解できた。要するに犠牲者や被害者が絶対生じないシステムがあって、ありとあらゆる体験そのものは、すべて超時空体験図書館を通じて夢体験みたいな感じで味わえちゃうシステムにして、万が一、それで魂が倫理的に劣化してしまったり、体験中毒になってしまったりした場合には、元に戻るシステムが発動して問題の体験をする前の状態に戻れるようにしたわけか?」
「そうです。ただ体験前の状態に戻るかどうかは、まずは体験者本人の希望を聞いてその自由意志を尊重します」
「でもなあ、本人の希望を尊重すると、危険な価値観を持ってしまってヤバい魂になったまま戻らないことを選んでしまう魂も出てくるんじゃないか?」
「はい。その可能性がありますね。ですから、僕の新世界では大前提として各々の体験者が自分自身以外の他の体験者たちに望まれない体験を強制することが絶対不可能な設計にしてあります」
「絶対不可能にしてるのか」
「そうです。そうじゃないとあらゆる体験者たちに絶対確実な安全を提供できませんから。あらゆる体験者たちの自由意志を尊重することと、あらゆる体験者たちに安全を提供することを両立させるには、そうした世界設計にしないと不可能なんです」
「なるほど~、つまりどんな悪党がどんな悪意をもって他者に危害を加えたいと思っても、絶対不可能なわけか」
「そういうことです」
「でも、そんなことをすると、そうした悪党たちが欲求不満で発狂してしまうんじゃねーの?ほら、例えば肉食動物たちに肉食絶対不可能にしてしまうみたいにさあ」
「いいえ、そうはなりませんよ。悪党たちが体験したい体験はすべて犠牲者や被害者が発生しない形で、体験できるんですから。肉食動物さんたちも、他の動物さんの犠牲なしでお肉を食べる体験が自由自在にできるようになっているんですから」
「そうなの? 本当に犠牲者が出ないわけ? それなら、俺も、超時空聖体様たちからおとがめを受けそうなヤバい体験群とか、味わってみたいかもなあ……」
「あはは!ムゲンさんは体験好奇心が旺盛ですからね。いいですよ。まだ試作中ですけど、今度、遊びに来ますか?テスターとしてご招待しますよ」
「いや~、でも超時空聖体様たちの目が気になるな~」
「大丈夫ですよ。すでに超時空聖体様たちから許可を受けてますから」
「そうなの? よく許可されたなあ……」
「だって、ほら、超時空聖体様たちだって昔は不自由な世界で残酷な時代をたくさん体験してきたわけじゃないですか。その結果、聖なるご意志を持つに至ったわけですよね」
「いや、でも、だからそうした残酷な時代や世界が発生しないようにしなきゃならないと思っているわけだろう?」
「はい。だから犠牲者や被害者が絶対発生しない新世界を創造するんですよ。いくらみんながホラー映画を見ても被害者は発生しないですから。それと同じです。つま被害者発生リスクのない良い勉強になると超時空聖体様たちも判断してくださったのです」
「そうなんだ~、まあ、最悪、それで残酷体験中毒になっても、いつでも中毒前の状態に戻れるのなら、そういう判断になるわけか~」
「ムゲンさん、どうですか? こうした設計の新世界なら何も不自由な世界を断罪して消滅させなくても、不自由な世界群を全部丸ごと、そこにいるあらゆる体験者たち全員も、心から満足させる形で救えると思いませんか?」
「うーん、理論的にはいけそうな気がするなあ……」
「理論的とか、超時空世界ではそんなこと関係ないじゃないですか……超時空世界では想像できることは何でも実現化できるんですから」
「お前はいいよなあ……新世界創造の許可を受けてるから……」
「何言ってるんですか、ムゲンさんと僕はもともと分身一族として一心同体じゃないですか」
「いや、一心同体でも個性や人格違うからなあ……」
「大丈夫ですよ。この新世界にムゲンさんが立ち入り禁止になるようなことは絶対ないですから。といいますか、僕は、ありとあらゆるすべての魂たちをこの新世界にご招待しようと思っているんですよ」
「なるほど……ありとあらゆる悪党どもも全員招待するってか?」
「はい。そのために僕はここで新世界創造の設計をはじめたんですからね」
こうしたテレパシー対話の後、ムゲンは、「なるほど、この甘太郎の新世界なら確かに全員救える可能性があるかもな……」と思った。
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