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四章 狭間の祈り手
小さき隣人の棲む森(2)
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突如姿を現した、碧い女型の化物。
顔と胴は人間のかたちをしており、背丈も人より少し高い程度だったが、四本も生やした腕は、垂らせば地面に擦るほど長く、二本の足のかわりに、蛇のように太く長い腹をうねらせている。
半人半蛇の化物は、白い冷気を放つ刃を握り、なおも立ち上がれずにいるカンナと、それを抱える案内人の娘に近づく。
「させるかよっ!」
まず飛び込んでいったのはムサだった。直槍の穂先をまっすぐに向け、素早く間合いを詰める。
胸部を狙った一突きを、化物は身体の軸をずらして滑らかにかわす。右側から切り上げるようにして迫る刃を、握る手をすべらせ短く持ち直し、はじき返す。
その隙を狙い、左上段から振り下ろされる氷刃。ムサと背中合わせとなるようにして身体を捻じ込み、剣身で受け止める。凍れる飛沫が、頬を掠りなでた。
予想よりも強い力に圧され、灯火をこめる腕が痺れた。両の足をしっかりと踏ん張り、手首を返して撥ねあげ、そのまま首を落とすつもりで刃先を走らせる。伸ばされる残る二本の腕。それすらも両断し、切先を首筋へ突き上げた。
「カクトゥス! ダメだ、下がれ!」
ぞわりと毛が逆立つ感覚とムサの声に、咄嗟に身体を丸める。勢いは止まらず、肘をつく形で右前方に一回転していた。その直後に、撥ねあげた化物の左腕がぐるんと回り、しなる鞭のように空を裂く。
乱暴に振り回される長い腕を、援護に割って入ったムサがなんとか凌ぐ。
両の腕を大きく振り上げた一撃を、ムサは受ける槍の上で滑らせて、左へいなす。
土煙と落葉がわっ、と舞いあがった。足の筋に意識を集中して、灯火を流し込む。ムサの背後から右側へと駆け出すと、左側から、ちょうど挟むようにしてオンバが飛び込んでくる。
二本の腕は両断している。躱しようがない挟撃は、化物の命を刈り取るはずだった。
「―――、―――!」
半人半蛇の女の口から、奇怪な音が響く。急激な冷気が肌を刺す感覚、漏れる吐息は白い靄となり、視界のすみで、外套の端に霜がおりている様がみえた。
踏み込みにあらん力を込めて、前に傾いていた重心を引き戻す。それだけでは足りない。もう片足で思いっきり地面を蹴飛ばして、転がりながらも距離をとった。
ミシと、空気が軋む音がして、空中に鋭い棘をいくつも伸ばした氷の球が現れる。思わず息をのむ。あのままなら、間違いなく身体を串刺しにされていた。
同じくなんとか回避したオンバも肩で息を切らしながら、ムサを起点に集まる。
「面倒だぞ、カクトゥス君。あれは秘術だ。トートネーベ山脈で討伐したアレと同類、悪魔に違いない」
「それに、三人がかりで凌がれた。アレよりは少しばかり、手ごわいらしい」
「マジかよ。ちょっと分が悪くねぇか。あんとき、こっちは七人いたんだぜ。ディオリオ室長は、奇跡は未修得だっていうし、頼りのカンナ司祭は動けねぇんだ」
背後をちらりとみやる。カンナは意識こそ保っているが、焦点の合っていない目をしていて、立ち上がろうにも足が震えてしまっている。
恐怖ではない。いまさら、この女司祭が怖気づくとは思えない。先程の様子といい、ディオリオが心配する「限界」に達したのだろう。
案内人の娘とディオリオが付き添っているが、この場から動かそうにも、遠くには逃げられないだろう。それに、悪魔はカンナを狙っているようにみえた。
「さて……どうしたもんか」
舌先で唇を舐める。氷の球は紫の霞に溶け消え、蛇が首をもたげるようにして、じりじりと迫ってくる。
柄を握る手に灯火を込める。その時、森がひと際大きくざわついた。
―――なんだ? 何かがとび跳ねているような、そんな気配だ。
木々を伝え跳び、大地を駆けるその物体は、地鳴りを携え、ものすごい速度で迫る。
紫の霞を突き抜けて、黄金の葉で覆われた天幕から現れた影は、咆哮をあげて化物へととびかかった。
舞い上がる風圧と土煙に、眼をつぶされないように顔を庇う。案内人の娘の叫ぶ声が聞こえた。
「『隣人の主』! きっと森を荒らす外敵がきたと判断したんだ」
丸太のような太い腕で、悪魔の首根を押さえこむ、首周りを花弁で囲んだ巨大な狒々。
これが、ヤン・マハーバ。この森のヌシ。
茶緑色をした体躯と、大きく発達した拳のところどころには、宝石のようなものが見て取れる。悪魔との格闘で激しく肉体が動き、その度に鮮やかな光が尾をひいた。
「味方、と考えていいものだろうか?」
オンバの呟きに、案内人の娘が首をふる。
「そうともいえません。人間の味方ではなく、森を守る存在ですから。森に争いを持ち込んだ異物と見做されているかも」
「なぁ、今のうちに先に進んだ方が良いんじゃねえか? あんなの、相手にしてらんないぜ」
ムサの意見に、全員が頷く。オンバは戦鎚を腰にまわし、カンナを担ぎ上げる。
狒々と悪魔の組み合いは続いていたが、狒々の大きく発達した体躯は、一方的な攻勢をみせつけている。腕に巻きつけられた蛇の腹など気にもとめず、がっちりと掴んだ頭を何度も地面に打ち据えていた。
あの圧倒的な様子では、こちらを標的に追ってくるまで、さほど時間はかかるまい。
敵だと認識されていないことを願いながら、なるべく距離を置いておきたかった。
ひり、と嫌な感覚が肌を伝わり、足を止める。
囁く直感が、気配のない違和感の正体を探させる。
木々の陰に潜むように、一本の枯れ枝が地面につき立っているのに気がつく。乱闘の風に吹かれ、揺れている枝……それには、見覚えがあった。
司祭を狙った、枯れた腕!
枯れた腕は、弧を描く。それに呼応するかのようにして、悪魔が身体を震わすと、巻きついた腕をそのまま締めあげる。バキと、乾いた音が鳴り、狒々が雄叫びをあげてもんどりうつ。
拘束を解いた悪魔は、切断されていた腕をすばやく再生し、発生させた氷の刃を振るう。
一変した状況に、全員が足を止めていた。
「枯れ枝の腕があった。ディオリオ室長、例の腕だ。あれが、円を描いた途端、悪魔の力が増した」
「……悪魔を、使役しているとでも? 信じられない。悪魔は、神話では神々の怨敵ともいわれる存在。そんな相手を、従えるなど……。いいえ、議論は後ですね。まずはここを離れましょう」
狒々を四本の氷刃で切り刻み、地に伏させた悪魔は、まさに地を這う動きで迫る。
今度こそ、標的をカンナに絞った。見開きながらも光の宿らない眼は、まっすぐにカンナを見据えている。
額を打ち抜かんとするムサの槍を右側二本の刃でいなし、袈裟に斬り込んだ斬撃を、身体を大きく跳ねさせて躱す。
悪魔は宙で姿勢をかえ、カンナを抱えるオンバの前に立ちふさがる。
オンバの両手は塞がっている。すぐには攻撃も防御もかなわない。
足に灯火を込めて走り出してはいるが、割って入るまでには時間がたりない。
囲うように四方から伸ばされる腕。
それらは、カンナに届く直前に、いくつもの銀糸によって阻まれた。
苦痛に呻くようにして、引き戻される腕には、何本もの短刀が突き刺さっている。
ひとつの影が、疾風のように駆け抜け、悪魔の背に取りついた。
黒い仮面をつけたその影は、素早く二度、うなじ部分を切りつける。悪魔が身体を激しく揺さぶって抵抗すると、背中を蹴って距離を取った。
「おいおい、そこは急所だぜ。コイツ、なんなんだよ」
煙のように立ちあがる、その黒い仮面には見覚えがあった。
「暗殺者……なぜここに」
「ちょっとばかし、見知った顔がみえたもんでね。ま、気まぐれだよ」
見知った顔?
顔をしかめる間もなく、文字通り空中から、木々の天幕を打ち破って、何かが悪魔の頭を直撃した。
頭部を蹴り砕かれ、ようやく悪魔は沈黙し、ぴくりとも動かなくなる。それをつまらなそうに見下げると、赤茶の布地を纏った男はその場で跳躍し、着地と同時に、枯れ枝の腕があった地面を割り砕く。
「ふん、逃がしたか。しっかし、あの老人ども、中身まで耄碌しおったのか。つまらんものを創りおってからに。おおかた、実験のつもりだったのだろうがな」
割った大地のかけらを、軽く手を振って払い、その男は笑った。
歩くたびに、かろやかな鈴の音が鳴る。
「よう、お客人がた、遠路はるばるすまなかった。ちょっとした問題も起きたようだが、なに、もう解決した。まずは里まで案内しよう。話はそれからだ」
ディオリオから聞いていた、ヴアル高僧は、仮面の男たちを従えるようにして、そう言った。
顔と胴は人間のかたちをしており、背丈も人より少し高い程度だったが、四本も生やした腕は、垂らせば地面に擦るほど長く、二本の足のかわりに、蛇のように太く長い腹をうねらせている。
半人半蛇の化物は、白い冷気を放つ刃を握り、なおも立ち上がれずにいるカンナと、それを抱える案内人の娘に近づく。
「させるかよっ!」
まず飛び込んでいったのはムサだった。直槍の穂先をまっすぐに向け、素早く間合いを詰める。
胸部を狙った一突きを、化物は身体の軸をずらして滑らかにかわす。右側から切り上げるようにして迫る刃を、握る手をすべらせ短く持ち直し、はじき返す。
その隙を狙い、左上段から振り下ろされる氷刃。ムサと背中合わせとなるようにして身体を捻じ込み、剣身で受け止める。凍れる飛沫が、頬を掠りなでた。
予想よりも強い力に圧され、灯火をこめる腕が痺れた。両の足をしっかりと踏ん張り、手首を返して撥ねあげ、そのまま首を落とすつもりで刃先を走らせる。伸ばされる残る二本の腕。それすらも両断し、切先を首筋へ突き上げた。
「カクトゥス! ダメだ、下がれ!」
ぞわりと毛が逆立つ感覚とムサの声に、咄嗟に身体を丸める。勢いは止まらず、肘をつく形で右前方に一回転していた。その直後に、撥ねあげた化物の左腕がぐるんと回り、しなる鞭のように空を裂く。
乱暴に振り回される長い腕を、援護に割って入ったムサがなんとか凌ぐ。
両の腕を大きく振り上げた一撃を、ムサは受ける槍の上で滑らせて、左へいなす。
土煙と落葉がわっ、と舞いあがった。足の筋に意識を集中して、灯火を流し込む。ムサの背後から右側へと駆け出すと、左側から、ちょうど挟むようにしてオンバが飛び込んでくる。
二本の腕は両断している。躱しようがない挟撃は、化物の命を刈り取るはずだった。
「―――、―――!」
半人半蛇の女の口から、奇怪な音が響く。急激な冷気が肌を刺す感覚、漏れる吐息は白い靄となり、視界のすみで、外套の端に霜がおりている様がみえた。
踏み込みにあらん力を込めて、前に傾いていた重心を引き戻す。それだけでは足りない。もう片足で思いっきり地面を蹴飛ばして、転がりながらも距離をとった。
ミシと、空気が軋む音がして、空中に鋭い棘をいくつも伸ばした氷の球が現れる。思わず息をのむ。あのままなら、間違いなく身体を串刺しにされていた。
同じくなんとか回避したオンバも肩で息を切らしながら、ムサを起点に集まる。
「面倒だぞ、カクトゥス君。あれは秘術だ。トートネーベ山脈で討伐したアレと同類、悪魔に違いない」
「それに、三人がかりで凌がれた。アレよりは少しばかり、手ごわいらしい」
「マジかよ。ちょっと分が悪くねぇか。あんとき、こっちは七人いたんだぜ。ディオリオ室長は、奇跡は未修得だっていうし、頼りのカンナ司祭は動けねぇんだ」
背後をちらりとみやる。カンナは意識こそ保っているが、焦点の合っていない目をしていて、立ち上がろうにも足が震えてしまっている。
恐怖ではない。いまさら、この女司祭が怖気づくとは思えない。先程の様子といい、ディオリオが心配する「限界」に達したのだろう。
案内人の娘とディオリオが付き添っているが、この場から動かそうにも、遠くには逃げられないだろう。それに、悪魔はカンナを狙っているようにみえた。
「さて……どうしたもんか」
舌先で唇を舐める。氷の球は紫の霞に溶け消え、蛇が首をもたげるようにして、じりじりと迫ってくる。
柄を握る手に灯火を込める。その時、森がひと際大きくざわついた。
―――なんだ? 何かがとび跳ねているような、そんな気配だ。
木々を伝え跳び、大地を駆けるその物体は、地鳴りを携え、ものすごい速度で迫る。
紫の霞を突き抜けて、黄金の葉で覆われた天幕から現れた影は、咆哮をあげて化物へととびかかった。
舞い上がる風圧と土煙に、眼をつぶされないように顔を庇う。案内人の娘の叫ぶ声が聞こえた。
「『隣人の主』! きっと森を荒らす外敵がきたと判断したんだ」
丸太のような太い腕で、悪魔の首根を押さえこむ、首周りを花弁で囲んだ巨大な狒々。
これが、ヤン・マハーバ。この森のヌシ。
茶緑色をした体躯と、大きく発達した拳のところどころには、宝石のようなものが見て取れる。悪魔との格闘で激しく肉体が動き、その度に鮮やかな光が尾をひいた。
「味方、と考えていいものだろうか?」
オンバの呟きに、案内人の娘が首をふる。
「そうともいえません。人間の味方ではなく、森を守る存在ですから。森に争いを持ち込んだ異物と見做されているかも」
「なぁ、今のうちに先に進んだ方が良いんじゃねえか? あんなの、相手にしてらんないぜ」
ムサの意見に、全員が頷く。オンバは戦鎚を腰にまわし、カンナを担ぎ上げる。
狒々と悪魔の組み合いは続いていたが、狒々の大きく発達した体躯は、一方的な攻勢をみせつけている。腕に巻きつけられた蛇の腹など気にもとめず、がっちりと掴んだ頭を何度も地面に打ち据えていた。
あの圧倒的な様子では、こちらを標的に追ってくるまで、さほど時間はかかるまい。
敵だと認識されていないことを願いながら、なるべく距離を置いておきたかった。
ひり、と嫌な感覚が肌を伝わり、足を止める。
囁く直感が、気配のない違和感の正体を探させる。
木々の陰に潜むように、一本の枯れ枝が地面につき立っているのに気がつく。乱闘の風に吹かれ、揺れている枝……それには、見覚えがあった。
司祭を狙った、枯れた腕!
枯れた腕は、弧を描く。それに呼応するかのようにして、悪魔が身体を震わすと、巻きついた腕をそのまま締めあげる。バキと、乾いた音が鳴り、狒々が雄叫びをあげてもんどりうつ。
拘束を解いた悪魔は、切断されていた腕をすばやく再生し、発生させた氷の刃を振るう。
一変した状況に、全員が足を止めていた。
「枯れ枝の腕があった。ディオリオ室長、例の腕だ。あれが、円を描いた途端、悪魔の力が増した」
「……悪魔を、使役しているとでも? 信じられない。悪魔は、神話では神々の怨敵ともいわれる存在。そんな相手を、従えるなど……。いいえ、議論は後ですね。まずはここを離れましょう」
狒々を四本の氷刃で切り刻み、地に伏させた悪魔は、まさに地を這う動きで迫る。
今度こそ、標的をカンナに絞った。見開きながらも光の宿らない眼は、まっすぐにカンナを見据えている。
額を打ち抜かんとするムサの槍を右側二本の刃でいなし、袈裟に斬り込んだ斬撃を、身体を大きく跳ねさせて躱す。
悪魔は宙で姿勢をかえ、カンナを抱えるオンバの前に立ちふさがる。
オンバの両手は塞がっている。すぐには攻撃も防御もかなわない。
足に灯火を込めて走り出してはいるが、割って入るまでには時間がたりない。
囲うように四方から伸ばされる腕。
それらは、カンナに届く直前に、いくつもの銀糸によって阻まれた。
苦痛に呻くようにして、引き戻される腕には、何本もの短刀が突き刺さっている。
ひとつの影が、疾風のように駆け抜け、悪魔の背に取りついた。
黒い仮面をつけたその影は、素早く二度、うなじ部分を切りつける。悪魔が身体を激しく揺さぶって抵抗すると、背中を蹴って距離を取った。
「おいおい、そこは急所だぜ。コイツ、なんなんだよ」
煙のように立ちあがる、その黒い仮面には見覚えがあった。
「暗殺者……なぜここに」
「ちょっとばかし、見知った顔がみえたもんでね。ま、気まぐれだよ」
見知った顔?
顔をしかめる間もなく、文字通り空中から、木々の天幕を打ち破って、何かが悪魔の頭を直撃した。
頭部を蹴り砕かれ、ようやく悪魔は沈黙し、ぴくりとも動かなくなる。それをつまらなそうに見下げると、赤茶の布地を纏った男はその場で跳躍し、着地と同時に、枯れ枝の腕があった地面を割り砕く。
「ふん、逃がしたか。しっかし、あの老人ども、中身まで耄碌しおったのか。つまらんものを創りおってからに。おおかた、実験のつもりだったのだろうがな」
割った大地のかけらを、軽く手を振って払い、その男は笑った。
歩くたびに、かろやかな鈴の音が鳴る。
「よう、お客人がた、遠路はるばるすまなかった。ちょっとした問題も起きたようだが、なに、もう解決した。まずは里まで案内しよう。話はそれからだ」
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