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第3話:佐野昌志は知っている
6.依頼
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「共学から男子校になる時のことなんだけど。」
昌志はそう言った。
「え、それがこの教室と何か関係があるんですか?」
今野君はそう言った。
「この教室で自殺した女子高校生がいたのが原因で、『共学は良くない、分けた方がいいんじゃないか』となったらしく、ここが桜都男子高校となり、向かい側に桜都女子高校ができたんだって。」
「そんなことが…。」
嘉瀬君はそう言った。
「ちなみに、先生も総入れ替えしてるらしいよ。」
「なるほど…。」
今野君は昌志が言ったのを聞いてそう呟いていた。何がなるほどなんだ?
「僕が知ってるのはこれまでかな。」
昌志はそう言った。
「え、待って。この教室が何だったのかとか噂が本当なのかとかわかんないの?」
俺はそう言った。
「ヒロ君言ったでしょ?僕が知ってるのはここの学校のことだけで、全て知ってる訳じゃないって。つまり、ここの学校『桜都男子高校』のことは知ってるけど、その前の学校『桜都高校』のことは知らないってこと。」
「つまり、この教室は男子校になってから使われてないってことか?」
そーいちはそう言った。
「そういうとこ!」
昌志は指パッチンしてそう言った。
「まあ、物置きには使われてたけどね。」
昌志は付け加えてそう言った。
「今聞いた感じですと、噂は半分本当で、幽霊が出るかどうかはわからないってことですか…。」
嘉瀬君はそう言った。
「まあ、そこもアピールポイントになりそうですしいいんじゃないですか?」
そう今野君が言うと、
「確かに!」
とそーいちは言った。
「何が『確かに!』だよ。ほとんどの人が怖くて入ってこないわ!」
俺はそう言った。
「なんとかなるって。それに、今から他に部室に使えそうなとこ探す方が大変だろ?」
そーいちはそう言った。
「そうだけどさ…。なあ、お前本当に知らないの?隠してるとかじゃないだろうな?」
「ちょっとヒロ君、友達を疑うなんてヒドいなあ。そんなにここが気になるなら、自分で調べたら良いじゃない。」
昌志がそう言うと、今野君が
「あ、そうだ。どうせなら部活で佐野先輩の依頼としてこの部室のこと調べてみるってのはどうですか?面白そうですし。」
と言った。
「え?」
俺は思わずそう声に出していた。
「僕が『この部室について調べてほしい』ってなんでも部に依頼するってことかな?」
昌志はそう言った。
「はい!それで、オレたちはその依頼を引き受けて、みんなで勧誘しながら部室について調べてみるってことです!」
今野君はそう言った。
「良かったね、ヒロ君。部室について知ることができるよ。」
昌志は俺の方見ながら、ニヤニヤして言った。
「別にそこまでして知りたい訳じゃ…。」
「どうします?依頼引き受けるんですか?多分、佐野先輩はノリノリですよ。」
嘉瀬君は部長のそーいちにそう言った。
「よし、引き受ける!初依頼だー!」
そーいちはそう言った。あーまじか。
「おー!」
今野君はそう言った。
「いつまでにとか制限ある?」
そーいちは昌志にそう聞いた。
「特にないよ。まあ、僕も少し気になってるから、依頼して得しかないね。」
「あ、そうだ!依頼書書いてもらわないと。」
そーいちはそう言って、学生鞄からファイルを取り出し、そこから紙を取り出した。
「ここに、名前と学年、組、番号、電話番号と依頼の内容、期限はないから『期限無し』って書いてくれる?」
そーいちはそう言って、昌志に紙とペンを渡した。
「りょーかい。」
昌志はそう言って書き始めた。
「あれ、そーいち先輩、依頼書を家のパソコンでとりあえず作って印刷してくるって言ってませんでしたっけ?」
今野君は、昌志が書いてる紙を見てそう言った。あ、本当だ白紙の紙に書かせてる。
「あー、そうなんだけど、パソコンで作るの難しいことに気づいてさ。」
そーいちはそう言った。
「あ、パソコンなら僕得意なので作れるかもしれないです。」
そう言ったのは、嘉瀬君だった。
「本当に!?お願いしてもいい?」
「任せて下さい!」
嘉瀬君はそう言って、自分の胸を叩いた。
「はい、書いたよ。これで大丈夫かな?」
「うん、ありがとう。あ、みんな、依頼書ファイル作ったから、依頼引き受けて依頼書貰ったら、このファイルに入れてね。本棚に入れとくから。」
そーいちはそう言って、依頼書をファイルに入れ、ファイルを本棚にしまった。
「よし、初依頼みんな頑張るぞー!」
「「おー!!」」
そーいちが言ったことに後輩2人がそう言い、ため息をついた俺を見て昌志は
「良かったね、部員になること祈ってるよ。」
と言った。もう、何もかも嫌な予感しか待ってない気がしてきた…。
第4話に続く。
昌志はそう言った。
「え、それがこの教室と何か関係があるんですか?」
今野君はそう言った。
「この教室で自殺した女子高校生がいたのが原因で、『共学は良くない、分けた方がいいんじゃないか』となったらしく、ここが桜都男子高校となり、向かい側に桜都女子高校ができたんだって。」
「そんなことが…。」
嘉瀬君はそう言った。
「ちなみに、先生も総入れ替えしてるらしいよ。」
「なるほど…。」
今野君は昌志が言ったのを聞いてそう呟いていた。何がなるほどなんだ?
「僕が知ってるのはこれまでかな。」
昌志はそう言った。
「え、待って。この教室が何だったのかとか噂が本当なのかとかわかんないの?」
俺はそう言った。
「ヒロ君言ったでしょ?僕が知ってるのはここの学校のことだけで、全て知ってる訳じゃないって。つまり、ここの学校『桜都男子高校』のことは知ってるけど、その前の学校『桜都高校』のことは知らないってこと。」
「つまり、この教室は男子校になってから使われてないってことか?」
そーいちはそう言った。
「そういうとこ!」
昌志は指パッチンしてそう言った。
「まあ、物置きには使われてたけどね。」
昌志は付け加えてそう言った。
「今聞いた感じですと、噂は半分本当で、幽霊が出るかどうかはわからないってことですか…。」
嘉瀬君はそう言った。
「まあ、そこもアピールポイントになりそうですしいいんじゃないですか?」
そう今野君が言うと、
「確かに!」
とそーいちは言った。
「何が『確かに!』だよ。ほとんどの人が怖くて入ってこないわ!」
俺はそう言った。
「なんとかなるって。それに、今から他に部室に使えそうなとこ探す方が大変だろ?」
そーいちはそう言った。
「そうだけどさ…。なあ、お前本当に知らないの?隠してるとかじゃないだろうな?」
「ちょっとヒロ君、友達を疑うなんてヒドいなあ。そんなにここが気になるなら、自分で調べたら良いじゃない。」
昌志がそう言うと、今野君が
「あ、そうだ。どうせなら部活で佐野先輩の依頼としてこの部室のこと調べてみるってのはどうですか?面白そうですし。」
と言った。
「え?」
俺は思わずそう声に出していた。
「僕が『この部室について調べてほしい』ってなんでも部に依頼するってことかな?」
昌志はそう言った。
「はい!それで、オレたちはその依頼を引き受けて、みんなで勧誘しながら部室について調べてみるってことです!」
今野君はそう言った。
「良かったね、ヒロ君。部室について知ることができるよ。」
昌志は俺の方見ながら、ニヤニヤして言った。
「別にそこまでして知りたい訳じゃ…。」
「どうします?依頼引き受けるんですか?多分、佐野先輩はノリノリですよ。」
嘉瀬君は部長のそーいちにそう言った。
「よし、引き受ける!初依頼だー!」
そーいちはそう言った。あーまじか。
「おー!」
今野君はそう言った。
「いつまでにとか制限ある?」
そーいちは昌志にそう聞いた。
「特にないよ。まあ、僕も少し気になってるから、依頼して得しかないね。」
「あ、そうだ!依頼書書いてもらわないと。」
そーいちはそう言って、学生鞄からファイルを取り出し、そこから紙を取り出した。
「ここに、名前と学年、組、番号、電話番号と依頼の内容、期限はないから『期限無し』って書いてくれる?」
そーいちはそう言って、昌志に紙とペンを渡した。
「りょーかい。」
昌志はそう言って書き始めた。
「あれ、そーいち先輩、依頼書を家のパソコンでとりあえず作って印刷してくるって言ってませんでしたっけ?」
今野君は、昌志が書いてる紙を見てそう言った。あ、本当だ白紙の紙に書かせてる。
「あー、そうなんだけど、パソコンで作るの難しいことに気づいてさ。」
そーいちはそう言った。
「あ、パソコンなら僕得意なので作れるかもしれないです。」
そう言ったのは、嘉瀬君だった。
「本当に!?お願いしてもいい?」
「任せて下さい!」
嘉瀬君はそう言って、自分の胸を叩いた。
「はい、書いたよ。これで大丈夫かな?」
「うん、ありがとう。あ、みんな、依頼書ファイル作ったから、依頼引き受けて依頼書貰ったら、このファイルに入れてね。本棚に入れとくから。」
そーいちはそう言って、依頼書をファイルに入れ、ファイルを本棚にしまった。
「よし、初依頼みんな頑張るぞー!」
「「おー!!」」
そーいちが言ったことに後輩2人がそう言い、ため息をついた俺を見て昌志は
「良かったね、部員になること祈ってるよ。」
と言った。もう、何もかも嫌な予感しか待ってない気がしてきた…。
第4話に続く。
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