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第2部 港町の黒焔鬼編
【第17話】「星空の再会」
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夜風が静かに帳を降ろす頃、ギルド支部の屋上には一人の影が佇んでいた。
街の灯はちらほらと瞬き、港の方からは波の音と、かすかな宴の余韻が漂ってくる。
街ぐるみの祭りがあと数週間で開催される。そのための準備でみな忙しいのだ。
だが、知久の表情は冴えなかった。
「……やっぱり、返事は来ないか」
カラーポルトに来てから、何通か現状報告のための手紙を送っている。
あて先はグレン・フレーヴェント殿下。
セファの現状を簡潔に報告しつつ、最近カラーポルトで頻発している“黒焔”、そして”アッシュヤード家”に関してのの情報を求める内容だった。だが、一向に返事が届かない。
「ヴィーノ総督は、”王族だけが知っている”って言ってたから、グレンさんなら何か知っているかと思ったんだけど……そんな簡単な話じゃないのかな」
知久が思案に耽っていた、その時だった。
「返事なら、私が持ってきましたよ。先輩」
背後から届いたのは、どこか懐かしさを帯びながらも、芯のある凛とした声だった。
知久はハッとして振り返る。
――屋上の柵の向こう、月と星が滲む夜空の下に、彼女は立っていた。
「……エ、エナ?」
微風が彼女の淡い髪を揺らす。灯りの届かぬ影に立ちながらも、その姿はひどく鮮明に見えた。
「久しぶりですね、先輩。……顔色は悪くはないようで、何よりです」
その口調は以前別れた時と変わらない。淡々としていながら、どこか優しさを滲ませている。
彼女――エナは中央ギルドの監査官であり、グレン直属の部下。
そして何より、知久の過去を知る、数少ない理解者だった。
「なんでここに……いや、来てくれて助かった。グレンさんが寄こしたのか?」
「ええ。“手紙では書けない”と判断されたので、私が来たわけです」
エナは短く答え、手すりにもたれるように夜空を見上げた。
静けさの中に潮の香りが混じり、この町の夜が二人を包み込んだ。
「黒焔……あれは単なる自然現象や魔法の類じゃない。それよりもっと、おぞましくて……使い手の意志……魂のような物を感じる力だった。俺の《ライフイズエナジー》と、似たような……つまり」
知久が低く呟くと、エナはわずかに表情を曇らせて答えた。
「ご想像の通りです。”黒焔”は《加護》の変質によって生じたものです」
「……やはり、そうか」
この世界に来るときに、女神から《ライフイズエナジー》という加護を貰った。
加護というものは、わかりやすく言えば“特別な力”だ。
魔法などの、この世界の原理でも説明できない現象らしい。
最初は転生者(ワタリビト)限定の物だと思っていたが、実はそうではなく、実際には特別な一族が持つ物や、神器に宿る物もあるらしい。
そして、加護はその人の生き方や出会いによって成長する、と教えられた。
「だが、あれは……本当に加護が成長した結果生まれたものなのか?」
「中央の、ごく一部の人間しか閲覧できない資料に記載がありました。《加護》は、持ち主の魂に深く結びついた力です。その魂が変化するような大きな出来事あると、加護も変質することがある、と」
「それが……あの黒焔だっていうのか」
「ええ。《炎の加護》を持つ一族の中で、数百年前に同じような力を持った人がいたそうです。墨を塗ったような黒い炎を扱い、その炎に焼かれると、精神に異常をきたしたり、使用者に精神を乗っ取られるようなこともあったとか」
「おっかないな……」
だが、知久は同時に思い出していた。
先日の火災、襲撃、爆破事件――あの異様な黒い炎の異常性を。
「まさか俺、精神を乗っ取られたりしないよな……」
腹の傷を擦りながら、ぶるっと震える。
「それで、エナ。その炎の加護を持つ一族ってのは……」
「先輩も、察しがついているではないですか?」
「……王族、か」
「ええ。宗家フレーヴェント家を中心に、4つの分家がある一族。中央やギルド、騎士団などの要職についている彼らは、みな、炎に関する力を持ちます」
知久がよく知る仲間も、王族で炎の剣を振り回していた(もしくは振り回されていた)。
「ヴィーノ総督が言ってたな。”アッシュヤード家”が、この国の影だって」
「アッシュヤード家は、王族の中でも特に冷酷な一族です。平民を支配することを当然だと思っており、そのためには手段を選ばない……グレン様はそうおっしゃってました」
「手段を選ばない、か」
あのヴィーノ総督がもし黒焔鬼だとしたら、辻褄はあう。
というより、状況から見てそうとしか思えない。
だが、どうにも腑に落ちなかった。
「……あの人からはあんまり悪意を感じないんだよなぁ」
大人というのは、会話する相手の裏を読もうとする。
表面上はニコニコしていても、本心はまったく違うことなどよくあるからだ。ビジネスが絡むと特に。
「セファの話からしてもそうだし、セファの事を真っ当に案じている気がするし……あんまり悪い人には見えないんだよなぁ」
知久の感覚では、おそらくヴィーノ総督は、”何かを隠している”。
だが、それがイコールで悪人かというとそうではない。
わかったことも増えたが、より謎が深まった気がする。
「悪かったな、エナ。わざわざ来てもらって」
「いいえ。先輩の助けになれたのなら」
「……まったく。どこへ行っても問題が起きる。俺はただの元社畜なんだけどなぁ」
知久は眉をひそめ、ため息を深くついた。
そんな彼を見て、エナは小さくため息をつく。
「“ただの”元社畜、ではありませんよ。あなたは中央でも有名人なんですから」
「は? なんで?」
予想外すぎる言葉に、知久の口が間抜けに開いた。
「ホワイティアのマルベック前支部長の不正。あれは多くの貴族や議員に繋がっていました。あなたの働きで露呈し、中央の権力は大きく揺らぎました。ヴィーノ総督の父上――ヴォイド・アッシュヤード様も、いま厳しい追及を受けています」
「……いやいや、俺そんなつもりは……」
「わかっています。ですがそれが“事実”です。中央はあなたを無視できません。それこそ、セファさんが支部長に就任した時も議会は紛糾したのですが……」
「……まぁ、そりゃそうだよな」
「ただ一人。グレン様だけは彼女を推しました。“四谷知久を補佐役として派遣する。異議はあるか”と」
「それで納得しちゃうんだ……?」
「あなたを“監視しつつ利用できる”からです。……しかし、グレン様だけは本気であなたを信頼しているんですよ」
夜風が静かに二人の間を吹き抜けた。
ようやく知久は理解できた。
自分がこの町に呼ばれた理由に。
「……あの人、俺を買いかぶりすぎなんだよ」
「いいえ。先輩をよく理解しているだけです。あなたは、どんなに苦しくても、決して人を見捨てない。だからセファさんを託したのです」
知久はしばらく黙り、ふっと笑った。
「俺、ただの社畜だったんだけどな」
「――“元”、ですよ」
エナも微笑んだ。その笑顔は、どこか懐かしくて、暖かかった。
「やれやれ。俺はただ、働き方改革をしたいだけだってのに……どこで道を間違えたのやら」
「あなたはなにも間違っていませんよ」
「……え?」
「先輩。あなたがホワイティアで得たものは、今もあなたの中に息づいています」
エナは、そっと彼の視線の先に立ち、微笑んだ。
「《フレアハート》、《アースウェイカー》、《レスキューグリーン》――あなたがこの世界で出会った仲間たちのように、それぞれ異なる強さと色を持つ“新しいドリンク”。それは、あなた自身の“加護”が進化し始めている証です」
「進化……」
「ええ。出会いが、経験が、あなたを変えました。そしてそれは、形を変えて力となった。アゼリアさんのようにまっすぐな炎。ミロリーさんのように静かですが確かな大地。トキワさんのように、優しく癒す緑の力。あなたは、ちゃんと繋がっています。遠く離れていても」
知久は、不意に胸が熱くなるのを感じた。言葉にできないものが喉に詰まる。
「……みんな、元気か?」
言えたのは、それだけだった。
エナはそっと頷いた。
「もちろん。会いたがっていましたよ。彼女達はあなたの背中を、今も見ています」
ふわりと彼女の姿が揺らぎ、風のように空へ消えていく。
「《加護》が正しく成長しているということは、あなたの道が間違っていないということ。先輩はこのまま自分の道をまっすぐ進んでください。あなたの旅は、まだ終わっていませんから」
その言葉だけを残し、エナは夜の中へ消えていった。
知久はしばらく動けなかった。
星が瞬く空の下で、胸に手を当てる。
「──これが、俺の道か」
潮騒の音が、どこか遠くで優しく響いていた。
街の灯はちらほらと瞬き、港の方からは波の音と、かすかな宴の余韻が漂ってくる。
街ぐるみの祭りがあと数週間で開催される。そのための準備でみな忙しいのだ。
だが、知久の表情は冴えなかった。
「……やっぱり、返事は来ないか」
カラーポルトに来てから、何通か現状報告のための手紙を送っている。
あて先はグレン・フレーヴェント殿下。
セファの現状を簡潔に報告しつつ、最近カラーポルトで頻発している“黒焔”、そして”アッシュヤード家”に関してのの情報を求める内容だった。だが、一向に返事が届かない。
「ヴィーノ総督は、”王族だけが知っている”って言ってたから、グレンさんなら何か知っているかと思ったんだけど……そんな簡単な話じゃないのかな」
知久が思案に耽っていた、その時だった。
「返事なら、私が持ってきましたよ。先輩」
背後から届いたのは、どこか懐かしさを帯びながらも、芯のある凛とした声だった。
知久はハッとして振り返る。
――屋上の柵の向こう、月と星が滲む夜空の下に、彼女は立っていた。
「……エ、エナ?」
微風が彼女の淡い髪を揺らす。灯りの届かぬ影に立ちながらも、その姿はひどく鮮明に見えた。
「久しぶりですね、先輩。……顔色は悪くはないようで、何よりです」
その口調は以前別れた時と変わらない。淡々としていながら、どこか優しさを滲ませている。
彼女――エナは中央ギルドの監査官であり、グレン直属の部下。
そして何より、知久の過去を知る、数少ない理解者だった。
「なんでここに……いや、来てくれて助かった。グレンさんが寄こしたのか?」
「ええ。“手紙では書けない”と判断されたので、私が来たわけです」
エナは短く答え、手すりにもたれるように夜空を見上げた。
静けさの中に潮の香りが混じり、この町の夜が二人を包み込んだ。
「黒焔……あれは単なる自然現象や魔法の類じゃない。それよりもっと、おぞましくて……使い手の意志……魂のような物を感じる力だった。俺の《ライフイズエナジー》と、似たような……つまり」
知久が低く呟くと、エナはわずかに表情を曇らせて答えた。
「ご想像の通りです。”黒焔”は《加護》の変質によって生じたものです」
「……やはり、そうか」
この世界に来るときに、女神から《ライフイズエナジー》という加護を貰った。
加護というものは、わかりやすく言えば“特別な力”だ。
魔法などの、この世界の原理でも説明できない現象らしい。
最初は転生者(ワタリビト)限定の物だと思っていたが、実はそうではなく、実際には特別な一族が持つ物や、神器に宿る物もあるらしい。
そして、加護はその人の生き方や出会いによって成長する、と教えられた。
「だが、あれは……本当に加護が成長した結果生まれたものなのか?」
「中央の、ごく一部の人間しか閲覧できない資料に記載がありました。《加護》は、持ち主の魂に深く結びついた力です。その魂が変化するような大きな出来事あると、加護も変質することがある、と」
「それが……あの黒焔だっていうのか」
「ええ。《炎の加護》を持つ一族の中で、数百年前に同じような力を持った人がいたそうです。墨を塗ったような黒い炎を扱い、その炎に焼かれると、精神に異常をきたしたり、使用者に精神を乗っ取られるようなこともあったとか」
「おっかないな……」
だが、知久は同時に思い出していた。
先日の火災、襲撃、爆破事件――あの異様な黒い炎の異常性を。
「まさか俺、精神を乗っ取られたりしないよな……」
腹の傷を擦りながら、ぶるっと震える。
「それで、エナ。その炎の加護を持つ一族ってのは……」
「先輩も、察しがついているではないですか?」
「……王族、か」
「ええ。宗家フレーヴェント家を中心に、4つの分家がある一族。中央やギルド、騎士団などの要職についている彼らは、みな、炎に関する力を持ちます」
知久がよく知る仲間も、王族で炎の剣を振り回していた(もしくは振り回されていた)。
「ヴィーノ総督が言ってたな。”アッシュヤード家”が、この国の影だって」
「アッシュヤード家は、王族の中でも特に冷酷な一族です。平民を支配することを当然だと思っており、そのためには手段を選ばない……グレン様はそうおっしゃってました」
「手段を選ばない、か」
あのヴィーノ総督がもし黒焔鬼だとしたら、辻褄はあう。
というより、状況から見てそうとしか思えない。
だが、どうにも腑に落ちなかった。
「……あの人からはあんまり悪意を感じないんだよなぁ」
大人というのは、会話する相手の裏を読もうとする。
表面上はニコニコしていても、本心はまったく違うことなどよくあるからだ。ビジネスが絡むと特に。
「セファの話からしてもそうだし、セファの事を真っ当に案じている気がするし……あんまり悪い人には見えないんだよなぁ」
知久の感覚では、おそらくヴィーノ総督は、”何かを隠している”。
だが、それがイコールで悪人かというとそうではない。
わかったことも増えたが、より謎が深まった気がする。
「悪かったな、エナ。わざわざ来てもらって」
「いいえ。先輩の助けになれたのなら」
「……まったく。どこへ行っても問題が起きる。俺はただの元社畜なんだけどなぁ」
知久は眉をひそめ、ため息を深くついた。
そんな彼を見て、エナは小さくため息をつく。
「“ただの”元社畜、ではありませんよ。あなたは中央でも有名人なんですから」
「は? なんで?」
予想外すぎる言葉に、知久の口が間抜けに開いた。
「ホワイティアのマルベック前支部長の不正。あれは多くの貴族や議員に繋がっていました。あなたの働きで露呈し、中央の権力は大きく揺らぎました。ヴィーノ総督の父上――ヴォイド・アッシュヤード様も、いま厳しい追及を受けています」
「……いやいや、俺そんなつもりは……」
「わかっています。ですがそれが“事実”です。中央はあなたを無視できません。それこそ、セファさんが支部長に就任した時も議会は紛糾したのですが……」
「……まぁ、そりゃそうだよな」
「ただ一人。グレン様だけは彼女を推しました。“四谷知久を補佐役として派遣する。異議はあるか”と」
「それで納得しちゃうんだ……?」
「あなたを“監視しつつ利用できる”からです。……しかし、グレン様だけは本気であなたを信頼しているんですよ」
夜風が静かに二人の間を吹き抜けた。
ようやく知久は理解できた。
自分がこの町に呼ばれた理由に。
「……あの人、俺を買いかぶりすぎなんだよ」
「いいえ。先輩をよく理解しているだけです。あなたは、どんなに苦しくても、決して人を見捨てない。だからセファさんを託したのです」
知久はしばらく黙り、ふっと笑った。
「俺、ただの社畜だったんだけどな」
「――“元”、ですよ」
エナも微笑んだ。その笑顔は、どこか懐かしくて、暖かかった。
「やれやれ。俺はただ、働き方改革をしたいだけだってのに……どこで道を間違えたのやら」
「あなたはなにも間違っていませんよ」
「……え?」
「先輩。あなたがホワイティアで得たものは、今もあなたの中に息づいています」
エナは、そっと彼の視線の先に立ち、微笑んだ。
「《フレアハート》、《アースウェイカー》、《レスキューグリーン》――あなたがこの世界で出会った仲間たちのように、それぞれ異なる強さと色を持つ“新しいドリンク”。それは、あなた自身の“加護”が進化し始めている証です」
「進化……」
「ええ。出会いが、経験が、あなたを変えました。そしてそれは、形を変えて力となった。アゼリアさんのようにまっすぐな炎。ミロリーさんのように静かですが確かな大地。トキワさんのように、優しく癒す緑の力。あなたは、ちゃんと繋がっています。遠く離れていても」
知久は、不意に胸が熱くなるのを感じた。言葉にできないものが喉に詰まる。
「……みんな、元気か?」
言えたのは、それだけだった。
エナはそっと頷いた。
「もちろん。会いたがっていましたよ。彼女達はあなたの背中を、今も見ています」
ふわりと彼女の姿が揺らぎ、風のように空へ消えていく。
「《加護》が正しく成長しているということは、あなたの道が間違っていないということ。先輩はこのまま自分の道をまっすぐ進んでください。あなたの旅は、まだ終わっていませんから」
その言葉だけを残し、エナは夜の中へ消えていった。
知久はしばらく動けなかった。
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