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にじゅうなな
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隣国へ来て半年。オレの髪を拭いたら、そのまま一緒にベッドに入るようになった。殿下の部屋にはベッドを置いてないんだって。何それ。
夜のキスは今ではディープキスだ。オレの合意を得られるまでは挿入はしないって言われたけど、体は触られ放題だ。寝衣の上からだけどね!
「まだその気にならないか?」
なりません。出来れば殿下に諦めてほしい。あー、でもヤバい。殿下相手に勃ったりしないって思ってたのに、最近はゆる~く持ち上がってたりする。ベッドに腰掛けて後ろから抱きしめられ、オレの耳に囁く殿下の魅惑のバリトンは凶悪な程に甘い。露出してる項を舌が這う。多分、オレの反応が変わって来たのを気付いてる殿下。胸だの背中だの太腿だのには触れてくるのに、オレのオレには近づかない。前はなぞってたのにね。あっ!でも今それをやられたら、もっと~、なんて言っちゃうかも。危ない危ない。
オレの手を持ち上げて、指の1本1本にキスされる。そのまま口に含まれて、丁寧に舐めあげられる。どこでそんな事を覚えるのー。王族の教育の一環?そっちのスキルゼロのオレには、顔を赤くする以外に出来る事が無い。
「今はこんなものか」
ふっ、と耳許で息を吐かれ、背筋から腰に何かが走る。その正体には気付きたくないー!うん。やっぱり鬼畜だこの人。
夜のキスは今ではディープキスだ。オレの合意を得られるまでは挿入はしないって言われたけど、体は触られ放題だ。寝衣の上からだけどね!
「まだその気にならないか?」
なりません。出来れば殿下に諦めてほしい。あー、でもヤバい。殿下相手に勃ったりしないって思ってたのに、最近はゆる~く持ち上がってたりする。ベッドに腰掛けて後ろから抱きしめられ、オレの耳に囁く殿下の魅惑のバリトンは凶悪な程に甘い。露出してる項を舌が這う。多分、オレの反応が変わって来たのを気付いてる殿下。胸だの背中だの太腿だのには触れてくるのに、オレのオレには近づかない。前はなぞってたのにね。あっ!でも今それをやられたら、もっと~、なんて言っちゃうかも。危ない危ない。
オレの手を持ち上げて、指の1本1本にキスされる。そのまま口に含まれて、丁寧に舐めあげられる。どこでそんな事を覚えるのー。王族の教育の一環?そっちのスキルゼロのオレには、顔を赤くする以外に出来る事が無い。
「今はこんなものか」
ふっ、と耳許で息を吐かれ、背筋から腰に何かが走る。その正体には気付きたくないー!うん。やっぱり鬼畜だこの人。
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