【完結】「鼻毛が伸びすぎておる!」と言われ追放された最強のおっさん勇者。チートスキル『鼻毛無双』で無双する。俺は他国で幸せになります

ネコ飼いたい丸

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第5話 あの日見た鼻毛の名前を僕達はまだ知らない(あの鼻)

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「誰に喧嘩売ってんだ、コラァ! 殺すぞっ!!」

「上等だ! ここじゃ法律は関係ねえ! てめぇを殺してあり金全部もらってやるぜ!」

 ナイフを手にした男二人が怒鳴りあっている。

「いいぞ、殺せ、殺せ!」

「俺はモヒカンのほうに銀貨を賭ける! お前はどっちに賭ける?」

「俺はスキンヘッドに賭ける! モヒカン野郎をぶっ殺せ!!」

 野次馬やじうまたちが男二人を取り囲んで盛り上がっている。
 誰も喧嘩を止めようとしない。

「なっ、なんですかこの場所は……これじゃ無法地帯です……」

 不安そうにキョロキョロするエマ。
 道端にはゴミが転がり、うつろな目をした浮浪者がそこかしこに座り込んでいる。
 空もどす黒い雲で覆われ、町の汚さを際立たせている。

「その通りだ。ここは国境の町『エドルダ』、王都から最も遠い場所。法律を破っても、それを裁くものがいない町だ。多くの凶悪犯罪者が潜んでいる。俺から離れるなよ」

 敵がいないか辺りをチェックする。
 不審なものはいないようだ。

「もう日が落ちている。これ以上進むのは危険だ。この町で一泊し、明日の朝にこの国を出発しよう」

「はい、分かりました!」

 エマはいつもより俺の近くを歩きながら答える。
 安全そうな宿屋を探す。

「ノーズさん……あれは何でしょう……?」

 エマが声を落とす。
 路上に人が一列に並んでいる。

「……あれは娼婦しょうふだな……奴隷として働かされているのかもしれん……」

 女だけでなく、男もいる。
 エルフだけにみな美しい顔立ち。
 だが、その目は虚ろで、何も見えていないようだ。
 ボロボロの服を着ている。

「奴隷ですか……私の国ではこんなこと許されません……」

 エマは唇をキュッと噛む。

「お願いします!! なんでもしますからっ! 私がこの子の分まで働きますから!! だからどうか、この子だけはっ!!」

 エルフの女が巨大なコオロギの魔獣の前にひざまずいている。

「ゲハハハッ! そいつはもう10歳だろう? ロリコン好きの変態が高値を払って可愛がってくれるだろうよ! お前もそいつも死ぬまで娼婦として働いてもらうからな!」

「お願いします! 私にはもうこの子しかないんです!! 息子だけは……。どうかお慈悲を!」

 エルフの女はコオロギ魔獣の足にしがみつく。

「話せ、下等な種族が! てめぇらみたいな弱い種族は他人の玩具になるくらいしか使い道がないんだよっ!!」

 コオロギ魔獣はエルフの女を振りほどき、女を踏みつける。

「お母さんっ!!」

 エルフの少年は必死にコオロギ魔獣の足を持ち上げようとするが、びくともしない。

「ムダだ。弱い種族であるお前たちホビットエルフに何ができる? このままお前の母親を踏みつぶしちまおうかな~。ゲハハハハッ!! ゴミどもを教育するのは楽しいな~」

 コオロギ魔獣の足がエルフの女にめり込んでいく。

「やめてください! 僕、働きますから!! どんなことでも耐えますから……だから……僕のお母さんを殺さないでください!!」

 エルフの少年が叫ぶ。
 唇を噛みしめ、目に涙がにじんでいる。

「本当かな~? 俺のお客さんにドエスの変態がいてなぁ。切断マニアでエルフの耳を切りたがっている。商品に傷をつけられちゃかなわんから断っていたが……どうだ? お前がその仕事受けてみるか? ゴロッゴロッゴロ!!」

 笑うコオロギ魔獣。

「そ……それは……」

 エルフの少年はうつむき、ガタガタと震える。

「できるわけないよなぁ? エルフにとって耳は特に敏感な部分だもんなぁ? 麻酔なんてしてもらえないぞ。痛がっている姿で興奮する客だからな! ゲハハハハッ!」

「……僕……受けます。……その仕事をやります。だから……僕のお母さんを奪わないでくださいっ!」

 震えながらも、少年はコオロギ魔獣をまっすぐ見つめる。
 涙が頬を伝わり落ちてゆく。

「ほう、面白いこというじゃねーか。じゃあ、痛みに耐えられるか片耳で試してみるか」

 コオロギ魔獣は少年の耳に手を伸ばす。

「あっ……やめっ……」

 少年は足に力が入らないのか、その場に座り込む。
 恐怖に顔をゆがめて、近づいてくるコオロギ魔獣の手をただ見つめている。

「そこまでだ。さっさとその足をどけろ、クソ虫野郎」

 俺は少年の前に立つ。
 鼻毛ナンバー074『推しのん』をコオロギ魔獣にむける。

「なんだ~てめぇは? 俺様がこの町の支配者・ゴルダン様だと知ってんのかぁ!?」

「知らん。お前みたいなクソ野郎など興味ない。まったく……鼻毛たちは今日も外敵から主人を守っているというのに。その主人たるお前は世に害をなす害虫か。鼻毛たちに申しわけないと思わないのか?」

「は……鼻毛だぁ? バカなことをっ! 俺は昆虫の魔獣。鼻毛どころか鼻すらないわ! 体中に空気を取り込む気門きもんはあるがな」

「たしかに昆虫に鼻はない。だが、『心の鼻毛』はどんな生物にもある!! 鼻に手を当て、鼻を澄ませば、心の鼻毛が咲いているのを感じるだろう?」

「鼻を澄ます!? 耳を澄ますみたいにいうなっ!! 俺には鼻がねえといったじゃねえか! そうか……恐怖のあまり正気を失ったか、ゴロッゴロッゴロ!!」

 長い触角を震わせながら笑うコオロギ魔獣。

「もう……お前の心の中の鼻毛は枯れているのか……。救いようのない悪党だな。最後に言い残すことがあるか?」

 俺ができるせめてもの慈悲だ。

「言い残すことだぁ!? 笑わせるな! 俺に勝てるわけないだろうが!!」

「どうかな? 俺は対峙した相手の戦闘力が分かる。お前が強いとはとても思えん」

 20年以上戦ってきた俺には分かる。
 コオロギ魔獣の戦闘力は中級モンスターほどだ。最強クラスのモンスターを倒せる俺の敵ではない。

「フンッ! そういって俺に戦いを挑んだ奴は全員死んだ。なんで俺がこの町の支配者なのか教えてやろう! 暗黒魔術『死の宣告』」

 コオロギ魔獣の口から黒い球が飛び出す。
 こっちに飛んでくる。

「無駄だ」

 推しのんで黒い球を真っ二つに斬り裂く。
 そのまま前進し、エルフを踏みつけているコオロギ魔獣の足を切り飛ばす。

「グゲッ!!」

 うめくコオロギ魔獣。

「最後のチャンスだ。言い残したことはないか」

 推しのんをコオロギ魔獣の首に突きつける。

「ゲハハハッ! 俺に勝ったつもりか? バカがっ!! 周りを見てみろよ!!」

 殺気に囲まれている!
 数十人の気配だ。

「ゴロゴロ!」

「ゲハハハッ!」

「グッヘヘヘ!」

 数十体のコオロギ魔獣が姿を現す。
 どれも見た目が同じだ。

「俺は分裂ができる! 全員が俺自身だ。能力、記憶、経験、そのすべてを共有できるのさ!」

「黙れっ!!」

 コオロギ魔獣の首をはね飛ばす。

「「「「ゲハハハッ!!!!! ムダなんだよっ!!!」」」」

 数十体のコオロギ魔獣が同じセリフを言う。

「くだらん。何匹いても俺の敵ではない。全員斬ればいいだけだ」

 瞬時にコオロギ魔獣たちの位置を把握する。
 全員を倒す最短ルートが見つかった。

 瞬時に前方に移動し、コオロギ魔獣を切り倒す。

「「ゴロゴロ! お前は確かに強い。でもこの女はどうかな?」」

 二体のコオロギ魔獣が黒い球を倒れているエルフの女に向かって吐き出す。

 まずい、間に合わない――
 推しのんを投げて一つ目の黒い球を撃ち落とす。
 もう一つの黒い球は倒れているエルフの女に向かってまっすぐに進んでいく。

「お母さんは僕が守るっ!」

 エルフの少年が母親の前に立つ。
 両手を大きく広げ、黒い球を受け止めるつもりだ。
 その瞳は涙でにじんでいるが、まっすぐ黒い球を見つめている。

「ゲハハハッ! この球をガキが受けたら衝撃で即死だ! てめぇの母親にその死にづらを拝ませてやれるぜ!」

 笑うコオロギ魔獣。

 俺は少年の前に移動する。
 目の前には黒い球。
 鼻毛を抜く時間はない。

「ぐっ……」

 黒い球が胸を直撃する。
 強い衝撃で呼吸が一瞬止まる。

「バカがっ!! 俺の魔術『死の宣告』にかかったな! てめぇはもうおしまいだ。10分後に死ぬ! どんなに強いやつでも例外はねぇ!!」

 俺の頭上を指さすコオロギ魔獣。
 そこには「10分」と言う数字が浮かび上がっている。

「ごめんなさい!! 僕のせいで……」

「気にするな、少年! 頼まれたわけでもなく、俺が自分の意思でやったことだ。お前が気にすることじゃない」

 少年の頭を優しくなでる。

「で……でも……どうして? どうして僕たちのためにそこまでしれくれるんですかっ!? ただの他人なのに……」

「簡単なことだ。俺は自分が正しいと思ったことをしたい。ただそれだけだ。それに俺は強い。安心しろ。あんな奴を倒すのに10分もかからん」

 俺はコオロギ魔獣をにらみつける。

「ゲハハハッ! 何か勘違いをしてねえか? 俺がお前と戦うわけないだろ? 10分逃げ切れば勝手に死んでくれるんだからな!」

「俺から10分も逃げきれると思うのか?」

「思うぞ! 俺はコオロギの魔獣。走るスピードは人間とは比べ物にならん! この町の構造もすべて把握している。どこに隠れる場所があるかもなっ! 10分以内に40人の俺たちを全員倒せるハズがない!!」

 頭上の時間が『9分59秒』になる。

「「「鬼ごっこの始まりだ!! 捕まえてみろよ、人間がぁ!! ゲハハハハハッ!!」」」

 コオロギ魔獣たちが一斉に逃げ始める。
 空を飛ぶもの、下水道に逃げ込むもの、民家に隠れるもの、コオロギ魔獣たちは四方八方に散らばる。

「この状況を打破できるのはこのスキルしかないな……」

 俺が鼻に手を伸ばしたとき――

「お父さんっ!! しっかりしてっ!!」

 女の子の悲鳴が聞こえる。

 駆けつけると人が倒れている。
 少女が泣きながら倒れた人の肩をゆすっている。

「どうした!?」

「コオロギ魔獣に突き飛ばされて頭を打ってから、お父さんが起きないの!! お父さんを助けてっ!!!」

 泣きじゃくる少女。

「俺に任せろ」

 倒れている男の鼻毛を一本抜き取り、抜いた鼻毛の毛根を確認する。

「まずいな……脳内で出血している。今すぐ治療しないと命の危険があるぞ」

「えぇっ! 鼻毛の毛根を見ただけで、健康状態が分かるんですかっ!?」

 驚くエマ。

「当然だ。『目は口ほどに物を言う』ということわざがあるが、『毛根も口ほどに物を言う』とも言う。毛根を見れば大抵のことは分かる」

「言いませんよ!?」

「今すぐ治療が必要だ。鼻毛オペレーションを開始する!」

「待ってください! あと9分しかありません!! コオロギ魔獣たちの姿もどこにも見えません……。ここは他の方に任せて、コオロギ魔獣を倒すことに集中してください! お医者様はいらっしゃいませんか!!」

 エマは周りをキョロキョロする。

「医者を待っている時間はない。今すぐ治療が必要だ。この男を治療したあとに、コオロギ魔獣も倒す」

「ですがっ!」

「エマ、俺を信じろ! そして鼻毛を信じるんだ! 鼻毛に不可能はないっ!!」

「……はい」

 不安そうに頷くエマ。

「鼻毛ナンバー004『鼻毛オペレーション』、発動!!」

 糸のように細い1本の鼻毛棒はなげぼうができあがる。
 男の首の血管へゆっくりと鼻毛棒を挿入する。
 そのまま脳へ向けて鼻毛棒を進める。

 脳内の血管は複雑に折れ曲っている。
 少しでも操作を間違えれば、鼻毛棒が血管を突き破り大惨事だ。
 鼻毛棒から伝わってくる感触だけを頼りに、ゆっくりと脳内に進む。

「出血している箇所を見つけた! 脳内に流出した血が脳を圧迫しないように、まずは流れ出た血を除去する。スキル『脱毛』」

 鼻毛棒の中身を空洞にする。
 脳内に流れ出た血が鼻毛棒の中を通って体外に排出される。

「よし! あとは止血するだけだ。鼻毛棒で破裂している血管を縫い合わせる」

 靴ひもを結ぶように血管を縫い付ける。

「これでお前のお父さんはもう大丈夫だ! 安静にしていればすぐ目を覚ます」

「ありがとう、オジサン!!!」

 少女は俺にギュッと抱き着く。

「どういたしまして」

 少女の頭を軽くなでつつ、頭上の数字に目をやる。

 残り時間あと3分。

「僕のせいだっ!! 僕のせいでなんの罪もない人が傷ついた! あと3分で市内全域に拡散したコオロギ魔獣を倒すなんて不可能だよっ!! 僕がすべて悪いんだ! 僕ひとりがあいつの玩具になっていればよかったんだ!!」

 エルフの少年は泣きながら地面を叩く。

「お前も罪のない人間の一人だ、少年。命を懸けて母親を救おうとした立派な勇者だ。安心しろ。俺に策がある」

 俺はゆっくりと鼻に手を伸ばした。

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