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しあわせな結末
しおりを挟むその後、フィリップはユネパに残り合流した騎士団と人身売買組織を壊滅させた。
今回のことを受けて、この国には正さなくてはいけないことがあることに気づき、フィリップは本格的に王として国を良くしていこうと決心したらしい。
一方僕たちはと言うと…
「ユキ、本当に無事でよかった」
「ミカエルが助けに来てくれたから…」
無事に城に帰還することができた僕はあらためてミカエルに想いを告げた。
「ミカエル、僕、お前のこと好きだよ。すごく好き」
「す、すごく好き…」
ミカエルは顔を赤くして
「僕もあなたのこと、愛してます」
と返してくれた。
「キスしてもいい?」
「いいですよ。聞かなくても、していいんでしょう…?」
いつか僕が言った言葉を返される。
「好き」
そう言ってキスをしたら
「僕もですよ」
という言葉とともに深くて甘いキスを返された。
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