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最終話 祝福の中で
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「ところで、別の方法って何だったんですか?」
「あぁ、それは…体術の特訓です」
「…え?なぜそれで被虐欲求が?」
ルイは納得いってないようだったが、セシリオは構わずにルイに抱き着いていた。
「はぁ…はやくルイ様と結婚したいです…うふふ、恋愛結婚」
「僕も期せずしてそうなりましたね」
二人の間で甘い空気が流れる。
「ルイ様、これはロナさんから聞いた話なのですが」
「はい」
「庶民にはデキ婚という言葉がありまして」
「どういう意味なんですか?」
「子供ができちゃったからした結婚って意味らしいです」
セシリオは16歳。妊娠してもおかしくない年齢だ。
「僕、もうすぐ発情期なんです。薬、飲まなくてもいいですよね?」
「…はい」
1週間後セシリオは発情期を迎え、抑制剤なしで二人は性交し、うなじを噛んだ。
そして、そのたった一度の発情期でセシリオは子供を妊娠した。
王家もジューン家も大騒ぎになったし、ルイはジューン家の兄姉たちに一回づつ殴られた後に一回づつ抱擁を受けた。
しかし、王家の子が生まれたのはやはりめでたく国中が二人を祝福し、二人は無事結婚をしたのだった。結婚式は子供が生まれた後と決められ、誰もがその日を待ち望んだ。
「ルイ様、どうですか。国中が僕らを祝福してます。もう目立たないようにしたって無駄ですね」
くすくすとセシリオが笑った。
「はぁ…あなたといると僕が必死に守ってきたものが全て無意味なことだったとつくづく思い知らされます」
「それは伴侶への不満ですか?」
「いえ、僕は貴方のそんなところに惹かれたんです」
二人は世界で一番甘くて優しいキスをした。
「あぁ、それは…体術の特訓です」
「…え?なぜそれで被虐欲求が?」
ルイは納得いってないようだったが、セシリオは構わずにルイに抱き着いていた。
「はぁ…はやくルイ様と結婚したいです…うふふ、恋愛結婚」
「僕も期せずしてそうなりましたね」
二人の間で甘い空気が流れる。
「ルイ様、これはロナさんから聞いた話なのですが」
「はい」
「庶民にはデキ婚という言葉がありまして」
「どういう意味なんですか?」
「子供ができちゃったからした結婚って意味らしいです」
セシリオは16歳。妊娠してもおかしくない年齢だ。
「僕、もうすぐ発情期なんです。薬、飲まなくてもいいですよね?」
「…はい」
1週間後セシリオは発情期を迎え、抑制剤なしで二人は性交し、うなじを噛んだ。
そして、そのたった一度の発情期でセシリオは子供を妊娠した。
王家もジューン家も大騒ぎになったし、ルイはジューン家の兄姉たちに一回づつ殴られた後に一回づつ抱擁を受けた。
しかし、王家の子が生まれたのはやはりめでたく国中が二人を祝福し、二人は無事結婚をしたのだった。結婚式は子供が生まれた後と決められ、誰もがその日を待ち望んだ。
「ルイ様、どうですか。国中が僕らを祝福してます。もう目立たないようにしたって無駄ですね」
くすくすとセシリオが笑った。
「はぁ…あなたといると僕が必死に守ってきたものが全て無意味なことだったとつくづく思い知らされます」
「それは伴侶への不満ですか?」
「いえ、僕は貴方のそんなところに惹かれたんです」
二人は世界で一番甘くて優しいキスをした。
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