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Vol.24.エイプリルフール【大樹SIDE】
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母が面倒を見切れない部分は、黒人のシッターを雇った。カルラさんという、ふくよかで、親切な中年女性だった。
ぼくの状況を見て、眉をひそめる。……カルラさんが、母のことをよく思ってはいないことが、よくよく分かった。
黙って、散らかった部屋を片付けていく。――ぼくを、セントラルパークに連れていくこともあった。
母のように、遊んでくれた。
けれども母には――なれなかった。
ぼくはほかの誰でもない。母からの愛情が欲しかったのだ。カルラさんが、ぼくにやさしく接するのは、雇い主であるぼくの父が、割合よい給与をくれるからだ。――仮に外でカルラさんに出くわしたとて、せいぜい、にこやかに挨拶するくらいで、労働時間と同じく、積極的にぼくと関わることはないだろう。断言出来る。
仕事とは、そういうものだ。
NYに来てから、なお、父は忙しくなった。当然の帰結だ。
カルラさんの作る、絶品のイタリア料理にも慣れ、学校に通うようになり、友達が出来た頃。その頃にはもう、母を、ないものとして扱うようになった。カルラさんが来てから、母の状態は、より、悪化した。三日に一回シャワーを浴びるのがやっとな印象だった。……あんなにもお風呂を愛していたのに。
NYは、東京と同じで家賃が高いから、みな、アパルトメントに住んでいる。ぼくたちも然り。――当然、バスタブなんかあるはずもなく。ぼくは、お風呂が恋しかった。――バスタブは、ひとを、裏切らない。
ある日、学校から帰ってくると――リビングに白い足が見えた。誰のものでもない、あれは――
それからのことは、よく、覚えていない。
ぼくの知らない間で話し合いが行われた結果、ぼくは――父に引き取られ、日本に帰ることになった。
ぼくが、最後に見た、母は……病院のベッドで横たわっており、生気を失った、まるで人形のようだった。
自慢のプラチナヘアをベッドに散らしたまま……曖昧に、虚空を見据えていた。
母に会ったのは、それが最後だった。
* * *
日本に帰ると、ますます父は忙しくなった。
ぼくは、ひとりの時間が増えた。
兄弟なんかもいなかったから、本を読んだり、クラブ・部活に打ち込んだり……して過ごした。
帰国して間もない、ぼくが中学に上がる直前、父が入院したのだが、その頃にはもう、ぼくは、コンビニやスーパーのお惣菜を食べることに慣れていたから、別に、ひとりでもやっていけた。問題は。
父が――のちに、母になるひとに、出会ったことだった。
* * *
「聞いてくれ大樹。……父さんは、再婚することになった。
いままで、あたたかい家庭を築けなかったことについて。外で働くだけで、おまえの空白を埋めてやれなかったことについて、……申し訳なく思う。許してくれとは言わない。この通りだ。
新しく、おまえの母さんとなる相手には、子どもがいる。
母親と妹が一度に出来ることについて、……不安もあるだろうが、大丈夫。きっとうまくいく。
父さんが、出来るだけ力になって――」
四月一日に告げられたから、てっきりドッキリなのかと思った。
父の言葉は、スケート路面を滑るエッジのように、ぼくのなかを、上滑りしていった――。
* * *
「あーとりあえず生データの保護。チェック。そっちを頼むね。……あと、荷物詰めは、月曜に、荒田さんに頼んでおいて。ある程度はぼくが、やっておくから」
「休日なのに申し訳ないです篠田さん」
「いや。お互い様だし。まさかここまでされるとは思ってもみなかったよ。ぼくたちはお互い、被害者だからねえ――」言いながらおれは思い返す。これでも、何万人もの履歴書を見、面接してきた経験の保持者ではある。『あのひと』の履歴書を見た瞬間、実を言うとぼくは、いやな予感がしたのだ。
小さな会社のトップに立つ人間だが、――いまどき、履歴書の写真が白黒。何故に。
要するに。そういうところに、気を回せない人間は、他のところにも当然、気が回せない。
――本日。ぼくの父と、おれの彼女が対面する大切な日の前夜に。ぼくがマネージャーとして監督を務めるプロジェクトのメンバー……BPさんが、突然消える、というアクシデントを起こした。
アクシデントは、大事な日に限って起こりやがる。せめて、あと一日ずれていたら……と悔やんでいても仕様がない。
それにしても、あっぱれだと思うのが。『そのひと』が、汚れた荷物はそのまんまに。……しかし、冷酷なまでに、データを完全消去してからばっくれた点だ。データは復元不可。幸いにして生データ(お客様の本物のデータ)は無事だったのが不幸中の幸いだが……念のため、彼に、生データへのアクセス権限を与えなかったのは正解だった。予感は……正しかった。
にしても。ここまでひどいケースは流石に初めてではあるが。プログラムも、テストデータも、ALL Delete. 復元不可。携帯は電源が落とされているらしく、電話は通じない。代表電話に電話しても、本日土曜日であるため、繋がらない。……住所や会社は特定出来ているからまあ、焦る必要はないんだけど。――しかし、ここまでやられちまうと、プログラムの進行、テストの進捗……も、それまで彼が進めてきたぶんはゼロどころかマイナスになるわけで。騒ぎになった以上は、お客様への説明も必要だ。――何故、こんなことが起こったのか。
まあ、このチームは、三十代の女性がメインに進めていて、やや、高圧的な態度を取る一面がなくもない。悪い言い方をすればお局が牛耳る職場であり、合う合わないがはっきり分かれる環境だ。ばっくれた人間は五十代の男性。自分よりも年少の女性に指導されることを不快に思ったのか――さりとて、この業界。ぼくが入社した頃に比べれば、36協定で残業に縛りが課せられたり。……まあ、ぼくは、毎月残業時間40時間オーバーだから、月末になるともう、残業が出来ず、ある意味結構大変なんだけれど。
ぼくの先輩で、残業時間が200時間を超えたひとがいる。……言っておくが、残業時間だけで、だぞ? 週に50時間……とは、毎日六時間。0時まで残業、土日に10時間……朝8時から夜8時まで勤務してようやく達成する数値だ。恐ろしい。美紗も激務で辞めたっていうし、その頃に比べたら労働環境は随分と改善されている。いまは、労働基準監督署も厳しいしね。産業医面談も、きっちりやる。……ぼくが就活をしていた頃は、サビ残を強いる会社も珍しくはなかった。残業は月40時間までしか残業代が出ない、とかね。勿論そのあたりもきっちり調べて就職活動し、新卒で入ったいまの会社に、引き続きお世話になっている。
まあ、ばっくれた人間がなにを不満に思ってばっくれたのか。こればっかりは、当人になってみないことには分からない。いざ、話なんか聞いてみると、「そんなことで?」と問い返したくなることなんか、あるあるだ。やれやれだ。
この案件のリーダーと、必要最低限の処理を迅速に済ませる頃には、15時を過ぎていた。雨上がりの虹がまぶしい。――が。
ぼくのこころは、晴れ間のきらびやかな空とシンクロは、出来なかった。――雨は、あの日もいまも、降り続いている。
*
ぼくの状況を見て、眉をひそめる。……カルラさんが、母のことをよく思ってはいないことが、よくよく分かった。
黙って、散らかった部屋を片付けていく。――ぼくを、セントラルパークに連れていくこともあった。
母のように、遊んでくれた。
けれども母には――なれなかった。
ぼくはほかの誰でもない。母からの愛情が欲しかったのだ。カルラさんが、ぼくにやさしく接するのは、雇い主であるぼくの父が、割合よい給与をくれるからだ。――仮に外でカルラさんに出くわしたとて、せいぜい、にこやかに挨拶するくらいで、労働時間と同じく、積極的にぼくと関わることはないだろう。断言出来る。
仕事とは、そういうものだ。
NYに来てから、なお、父は忙しくなった。当然の帰結だ。
カルラさんの作る、絶品のイタリア料理にも慣れ、学校に通うようになり、友達が出来た頃。その頃にはもう、母を、ないものとして扱うようになった。カルラさんが来てから、母の状態は、より、悪化した。三日に一回シャワーを浴びるのがやっとな印象だった。……あんなにもお風呂を愛していたのに。
NYは、東京と同じで家賃が高いから、みな、アパルトメントに住んでいる。ぼくたちも然り。――当然、バスタブなんかあるはずもなく。ぼくは、お風呂が恋しかった。――バスタブは、ひとを、裏切らない。
ある日、学校から帰ってくると――リビングに白い足が見えた。誰のものでもない、あれは――
それからのことは、よく、覚えていない。
ぼくの知らない間で話し合いが行われた結果、ぼくは――父に引き取られ、日本に帰ることになった。
ぼくが、最後に見た、母は……病院のベッドで横たわっており、生気を失った、まるで人形のようだった。
自慢のプラチナヘアをベッドに散らしたまま……曖昧に、虚空を見据えていた。
母に会ったのは、それが最後だった。
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日本に帰ると、ますます父は忙しくなった。
ぼくは、ひとりの時間が増えた。
兄弟なんかもいなかったから、本を読んだり、クラブ・部活に打ち込んだり……して過ごした。
帰国して間もない、ぼくが中学に上がる直前、父が入院したのだが、その頃にはもう、ぼくは、コンビニやスーパーのお惣菜を食べることに慣れていたから、別に、ひとりでもやっていけた。問題は。
父が――のちに、母になるひとに、出会ったことだった。
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「聞いてくれ大樹。……父さんは、再婚することになった。
いままで、あたたかい家庭を築けなかったことについて。外で働くだけで、おまえの空白を埋めてやれなかったことについて、……申し訳なく思う。許してくれとは言わない。この通りだ。
新しく、おまえの母さんとなる相手には、子どもがいる。
母親と妹が一度に出来ることについて、……不安もあるだろうが、大丈夫。きっとうまくいく。
父さんが、出来るだけ力になって――」
四月一日に告げられたから、てっきりドッキリなのかと思った。
父の言葉は、スケート路面を滑るエッジのように、ぼくのなかを、上滑りしていった――。
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「あーとりあえず生データの保護。チェック。そっちを頼むね。……あと、荷物詰めは、月曜に、荒田さんに頼んでおいて。ある程度はぼくが、やっておくから」
「休日なのに申し訳ないです篠田さん」
「いや。お互い様だし。まさかここまでされるとは思ってもみなかったよ。ぼくたちはお互い、被害者だからねえ――」言いながらおれは思い返す。これでも、何万人もの履歴書を見、面接してきた経験の保持者ではある。『あのひと』の履歴書を見た瞬間、実を言うとぼくは、いやな予感がしたのだ。
小さな会社のトップに立つ人間だが、――いまどき、履歴書の写真が白黒。何故に。
要するに。そういうところに、気を回せない人間は、他のところにも当然、気が回せない。
――本日。ぼくの父と、おれの彼女が対面する大切な日の前夜に。ぼくがマネージャーとして監督を務めるプロジェクトのメンバー……BPさんが、突然消える、というアクシデントを起こした。
アクシデントは、大事な日に限って起こりやがる。せめて、あと一日ずれていたら……と悔やんでいても仕様がない。
それにしても、あっぱれだと思うのが。『そのひと』が、汚れた荷物はそのまんまに。……しかし、冷酷なまでに、データを完全消去してからばっくれた点だ。データは復元不可。幸いにして生データ(お客様の本物のデータ)は無事だったのが不幸中の幸いだが……念のため、彼に、生データへのアクセス権限を与えなかったのは正解だった。予感は……正しかった。
にしても。ここまでひどいケースは流石に初めてではあるが。プログラムも、テストデータも、ALL Delete. 復元不可。携帯は電源が落とされているらしく、電話は通じない。代表電話に電話しても、本日土曜日であるため、繋がらない。……住所や会社は特定出来ているからまあ、焦る必要はないんだけど。――しかし、ここまでやられちまうと、プログラムの進行、テストの進捗……も、それまで彼が進めてきたぶんはゼロどころかマイナスになるわけで。騒ぎになった以上は、お客様への説明も必要だ。――何故、こんなことが起こったのか。
まあ、このチームは、三十代の女性がメインに進めていて、やや、高圧的な態度を取る一面がなくもない。悪い言い方をすればお局が牛耳る職場であり、合う合わないがはっきり分かれる環境だ。ばっくれた人間は五十代の男性。自分よりも年少の女性に指導されることを不快に思ったのか――さりとて、この業界。ぼくが入社した頃に比べれば、36協定で残業に縛りが課せられたり。……まあ、ぼくは、毎月残業時間40時間オーバーだから、月末になるともう、残業が出来ず、ある意味結構大変なんだけれど。
ぼくの先輩で、残業時間が200時間を超えたひとがいる。……言っておくが、残業時間だけで、だぞ? 週に50時間……とは、毎日六時間。0時まで残業、土日に10時間……朝8時から夜8時まで勤務してようやく達成する数値だ。恐ろしい。美紗も激務で辞めたっていうし、その頃に比べたら労働環境は随分と改善されている。いまは、労働基準監督署も厳しいしね。産業医面談も、きっちりやる。……ぼくが就活をしていた頃は、サビ残を強いる会社も珍しくはなかった。残業は月40時間までしか残業代が出ない、とかね。勿論そのあたりもきっちり調べて就職活動し、新卒で入ったいまの会社に、引き続きお世話になっている。
まあ、ばっくれた人間がなにを不満に思ってばっくれたのか。こればっかりは、当人になってみないことには分からない。いざ、話なんか聞いてみると、「そんなことで?」と問い返したくなることなんか、あるあるだ。やれやれだ。
この案件のリーダーと、必要最低限の処理を迅速に済ませる頃には、15時を過ぎていた。雨上がりの虹がまぶしい。――が。
ぼくのこころは、晴れ間のきらびやかな空とシンクロは、出来なかった。――雨は、あの日もいまも、降り続いている。
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