俺様上司に今宵も激しく求められる。

美凪ましろ

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dynamite sex

「ああ……一臣さ、ん……んぅ……っ……ああ……、んぅ、ん。ん、ん、……ああ! あぁ……ん!」

 激しい腰遣いに酔わされる。そう。ずっと、あたし、これが欲しかったの。

 立てていた上体をおろし、あたしに覆いかぶさり、すこしの重みを与えるこの男は、あたしと一体化しながらぐりぐりとあたしの最も弱いスポットを刺激する。

「また……いったな……えっちな子」

 ひく、ひくん、と、到達に見舞われるとれーろ、と頬を舌で舐めあげられる。

「あん、ああん、あん……っ……」

 唇をすこし吸われ、また腰を揺らす。だから、そこ、弱いって分かっているのになんで攻めるの……。

「おまえのGスポット。きゅうきゅうと締め付けて……本当に可愛い女」

 上体を丸め、あたしの乳房を寄せると吸いつけて、頂きを犬のように貪る。――気高く、獣のような男。どんな行為をしても不思議と品格があって、絶対に汚されない。蒔田一臣という冠が。

「駄目、……感じる……蒔田さ、……ん」

 いやいやと首を振っても止めない。すると彼は腕を広げあたしの上にまた被さる。耳元で息を吹き込まれ、「ひゃう!」と変な声が出てしまう。

「おまえのいっている顔が好き。感じやすいところも好き。すげえ……好きで好きでたまらなくって……おかしく、なっちまう……」

「一臣……好き、だよ……好き。馬鹿。もう……愛している……」

 こぼれる涙を丁寧に拭い、またほっぺに口づける。鼻の先をぺろっと舐めるといたずらに笑い、

「ごめんおれも好き。好きで……愛している」

 ぎゅうっとあたしのことを抱き締めてくれるからあたしのこころはまたあなたから離れられなくなる。

 *

 獣のように狂って、乱れて、互いに高みへとのぼりつめる。

 ぐったりとからだをあたしに預ける一臣さんが好き。力を無くして……重みを与えまいといつも頑張るのに、このときばかりはどうにもならなくなるの。つと顔を右に向ければ余裕のなくした蒔田さんと出会う。……好き。

 ひくん、ひくん、とからだが揺れる。薄い膜越しにあなた自身を吐き出されるたびに激しく、あたしの膣は収縮する。「ああ、……ん、ん、ああ……」

 それでもあたしのおっぱいをいじろうとするあなたは流石だね。このおっぱい星人。

 はぁ、はぁ……と、物心ついた頃から毎朝十キロ程度を走り、アスリートのごとく自身を追い込む蒔田さんであっても、このときばかりは息遣いを荒くする。どうしようも出来ない情熱を抱き締めている。少年のような純粋性をそこに見る。――蒔田さんのほうこそ。

 エクスタシーを迎えたときのあなたが好き。

 目を閉ざし、美しくて……生涯あたしのこころのなかにある白い壁に、永久に、飾っておきたい。

「……っ、あ、……っ、……っ、……う、ああ……っ、……っ」

 眉間に皴を寄せじっと耐えるあなたが好き。願わくば、あなたのそんな顔をずっと、ずっと見ていたい。

 あなたが究極の絶頂を迎える頃にはあたしは既に幾度となく導かれており、あたし自身も狂おしいほどの快楽を浴びせられているから、あなたのその顔をじっくり観察する余裕がないのが残念だけれど……。

 両手であなたの顔を持ち上げて位置を変え、やわらかな乳房のなかにあなたを埋める。――母性って本当にあるんだな。このひとを見ていると自然と……泉のように愛が湧き出てくるのを感じる……。

「一臣さん。……好きだよ……愛している……」

「すげ。息が出来、ね……」まだ自分を取り戻せていない蒔田さんは、うわごとのように、「やわらけー。気持ちいいー……」

 ほっぺをあたしのおっぱいに預け、柔らかみを堪能する。そんなあなたが可愛くてつい、笑みがこぼれてしまう。

「ああ……ん、んぅ……」

「ひゃん!」

 顔を傾けてやっぱりあなたはあたしを吸う。一途な青年のごとく。好きで好きでたまらない。言わなくても伝わっているよ。一臣……。どうせなら絶頂の余韻に浸ればいいのに。強欲で、ダイナマイトなセックスを見舞う、あなたのことがやっぱり大好き。
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