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僕らが無邪気だった頃
涙の卒業式
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朝7時。アラームと同時に目が醒める。
最近、同じような内容の夢を見ることが多い。そして決まって夢の中のあいつは、とても悲しそうな顔をしていた。まるで何か悲しい出来事が決まっていたかのような、悲壮感漂う表情。
『……何ソレ?』
『なんでもないよ』
舞台は大体放課後の教室か、いつも二人で話していた場所。
悲しそうな表情で俯く視線が、何を考えているのか分からなくて怖かった。彼が慌てて隠した1枚の紙は、誰かに宛てたラブレターじゃないよな、とは決して聞けなかった。俺はつまらなさを装って、「ふぅん」と頷き彼から視線を外す。次第に俺の中で大きくなっていく存在を直視するのが辛すぎて、目のやり場に困っていた。
机の傍らに置いてあったガラス瓶が、カタカタと音を立てていた。
× × ×
「…あのボトルメール、深友からのものだったらよかった」
窓から見える校庭に散りばめられた薄紅色を眺めながら、結局最後まで言い出せなかった言葉を脳裏に浮かべて溜息をつく。教室の次によく入り浸った、社会科準備室の片隅。式典が終わった後、感傷に浸るには皆が寄せ書きを書いている教室は騒がしすぎて、自然とこの場所に来ていた。かつて、俺が深友とよく一緒にいた場所だ。
誰かの想いを拾ってしまった修学旅行、つまらない夏休み、そして最後の1年となった三年生からは学校とバイト先、自宅の往復で、ちっとも楽しくなかった。2年の冬、病気で倒れた親父は暫く寝たきりで、つい先日呆気なく逝ってしまった。蓄えてた俺の進学費用は、親父の介護費用に消えていた。遺産と言えるものは呉服屋と着物くらいで、この先すぐに商いができる気がしない俺は母と相談して、店を信頼できる親父の知り合いに売ることにした。
入学式には大きめのサイズだった一張羅が今となっては丁度よく身体に馴染み、母の目利きは確かなものなのだと実感した。それと同時に月日の流れを感じて、あれからあっという間に三年も経過したのだと言う現実が走馬灯のように駆け巡る。和装には似つかない、卒業生に配られた紅い造花のブローチが少しだけ虚しく見える。
たまたま俺の元に流れて来たボトルメールに入っていた鎖が、俺の手首で揺れてしゃらりと鳴った。
「ゆう…海堂深友、」
おまえのことが
その先がどうしても口にできなかった。でも会えなくなる前に伝えたい。どうしたら伝えられるのだろう。
進路希望は俺が就職するのに対して、あいつは大学に進学するそうだ。きっとこれから、会うことはもっと叶わなくなる。このままお互い大人になって、それぞれ違う相手と付き合って…いずれは…きっと別々の家庭を持つことになるだろう。結婚しない、って選択肢もあるかも知れない。可能性は無限大にあるけれど、俺と彼が結ばれる結末はきっと訪れやしない。ハッピーエンドは誰にでも公平に訪れる訳ではないと知っている。
「まこ……やっぱりここに居たんだね。みんなはもう、同級会行くって」
やや低くなった声に呼びかけられ、我に返りその方向に視線を向ける。それなりに背の伸びたあいつが、俺を探していたらしかった。
深友が普通の男子じゃないと言うことは、1年の夏に知った。どうりで、と納得しただけで、それからの接し方に何ら変化はなかった。男とか女とかじゃなくて、俺は深友と友達でいたかったから。
俺があいつの為に練習で仕立てた浴衣を着付け、一緒に行った地元の祭り。あの頃の可愛かった深友はいない。
あどけない妖精のような存在だった親友が、今はそれなりに筋肉もついて、顔立ちも精悍になった。でも根っこの部分は変わっていない。今でもゆうは、海堂深友のままだった。
『優しくしないで』と言われたあの日以降、俺はひとりで登校しひとりで下校する日が多くなった。
三年生になってようやく深友と俺は同じクラスになれたのに、俺は授業が終わったらすぐバイトに行かなくちゃならなくて、自然と彼と同じ場所で過ごす時間が減っていった。進級し見違えるように明るくなった深友は、それまでの彼とは別人になったのかと思うくらいよく笑うようになっていた。伸ばしていた髪もバッサリ切って、あれこれ悩んでいたことに吹っ切れたのか、何かを諦め開き直ったかのようにも見えた。深友の方から距離を伸ばしてきたそれまでの付き合いから一変し、俺にも普通に話し掛けるようになった。それでも、それまで一緒にいた放課後は戻らなかった。深友には友達が沢山できて、友達付き合いが悪くなった俺の周りには誰もいなくなった。でも時々、深友が挨拶してくれるだけで心が掬われた気がした。
卒業式に着る服を、入学式に着ていた学ランじゃなくて俺の仕立てた浴衣を選んだことには驚いたけど。
あの日深友が言っていた言葉の意味もろくに理解できないまま、結局何も起きずに月日は流れ卒業式を迎える。
希望に満ちていた青春時代が、深友と一緒に過ごしたかった高校生活があっけなく幕を降ろそうとしている。
「…俺はパスするよ。久しぶりにバイトが休みだから、今日はゆっくりしたいんだ。それよりさ」
「ん?」
「カッコイイじゃん、深友…よく似合ってるよ」
俺が選んだ柄の生地が掠れてしまいそうなくらい、深友は大人に近づいて行った。
「んなっ!よしてよ…そりゃ、治療を続けたからだ」
「それもあるだろうけど、おまえは最初からカッコいい奴だよ」
出会った頃の深友のままでも、間違いなくカッコいいと断言できる。
「いや…まこに言われるのは変な感じがするなぁ。そう言う君はクラスの王子様だからね?」
「元、王子様な。今はバイトで培った知識と筋肉ぐらいしかない、孤高の頭でっかちだよ」
「でも筋肉は嘘つかないんだろ?」
「筋肉は嘘つかない」
大真面目に返したつもりだったけど、ゆうが噴き出すように笑い出して、顔を突き合わせて久しぶりに笑えた気がする。バイトから帰って勉強して、就職面接の為に練習を繰り返し眠れない日が随分続いた。下瞼には黒いものが浮かび上がっていて、必死に化粧で誤魔化すしかなかった。
「……まこ?」
「なんだよ」
恋心が終わる時はこんなにあっけないのかと思ったけれど、やっぱりまだ終わらせたくない自分がいた。
「…なんで泣いてるの」
「っ……うるせえ、別に泣いてなんか…」
もっと一緒に居たかった。
もっと喋っていたかった。
もっと
もっと
ずっと
おまえの心に触れていたかった。
「誠人」
「ん…っ…!んな、」
俺より少し背の低い彼が、俺の身体を抱きしめた。背中に当たる手のひらがあったかい。
まるであの頃とは真逆だ。小さくて弱々しかった細い腕が、今は筋肉がついて随分頼もしく思える。それと同時に女々しい自分が嫌になった。自分が女だったらよかったのに、と僅かながらに思ってしまった。
情けない声を出しそうになるのを必死で堪える。船橋呉服店の跡取りになる筈だった、あの頃の俺はもういない。
「元気出た?」
「……」
「何言ってんだ…俺は十分、元気だよ」
俺の顔に触れるサラサラの髪が擽ったくて、思わず目を瞑る。そういえば、深友の髪はやけに質が良かった。短く切ったのが勿体ないくらいに。誰かに失恋したんじゃないかと言われてたけど、その噂も立ち消えになった。
「まぁ、そうだな!最後の別れだし、これくらい……っ…!」
急に深友の手のひらで目元を覆われる。そしてすぐに口が塞がれて息ができなくなり、唇に柔らかい感触が触れた。何が何やら分からないのに、息をするのも惜しいくらい甘く感じた。
「っ…みゆ…」
ようやく唇が自由になって、喘ぐように息を吸う。混乱する頭で何を言おうか言葉を組み立てた結果、間の抜けた変な声しか出なかった。
「……まだ、目を開けないで」
「おい、今の、」
「じゃあ、いつまでも元気でね。僕はもう行くよ」
「おい!待てって!ゆう!」
目を開けたときには既に、深友の熱が離れていた。
俺の手は空を切り、足元には「またね」とだけ書かれた紙切れが一枚、置かれているのが滲んで見えるだけだった。
その時になって、なんで深友が俺を探しに来てくれたのか、なんとなく気づいていたように思う。でもきっと都合よく考えてしまう、俺の気の所為なのだろうと結論付けた。
さっきのだって、ファーストキスかも知れない、なんて都合が良過ぎる話だ。
あの頃の放課後みたいに、「またね」と言って別れた帰り道みたいに、明日も明後日も一緒にいて、喋って、笑って、些細な事で喧嘩してもすぐに仲直りできた俺たちを、俺たち自身が何処かに置いてきてしまった。
そんな毎日が続かないことなんて分かっていた筈なのに。
いっそ、『さようなら』の方が忘れられたのに。
「…ばかやろう……」
俺は、海堂深友が心の底から好きだった。
最近、同じような内容の夢を見ることが多い。そして決まって夢の中のあいつは、とても悲しそうな顔をしていた。まるで何か悲しい出来事が決まっていたかのような、悲壮感漂う表情。
『……何ソレ?』
『なんでもないよ』
舞台は大体放課後の教室か、いつも二人で話していた場所。
悲しそうな表情で俯く視線が、何を考えているのか分からなくて怖かった。彼が慌てて隠した1枚の紙は、誰かに宛てたラブレターじゃないよな、とは決して聞けなかった。俺はつまらなさを装って、「ふぅん」と頷き彼から視線を外す。次第に俺の中で大きくなっていく存在を直視するのが辛すぎて、目のやり場に困っていた。
机の傍らに置いてあったガラス瓶が、カタカタと音を立てていた。
× × ×
「…あのボトルメール、深友からのものだったらよかった」
窓から見える校庭に散りばめられた薄紅色を眺めながら、結局最後まで言い出せなかった言葉を脳裏に浮かべて溜息をつく。教室の次によく入り浸った、社会科準備室の片隅。式典が終わった後、感傷に浸るには皆が寄せ書きを書いている教室は騒がしすぎて、自然とこの場所に来ていた。かつて、俺が深友とよく一緒にいた場所だ。
誰かの想いを拾ってしまった修学旅行、つまらない夏休み、そして最後の1年となった三年生からは学校とバイト先、自宅の往復で、ちっとも楽しくなかった。2年の冬、病気で倒れた親父は暫く寝たきりで、つい先日呆気なく逝ってしまった。蓄えてた俺の進学費用は、親父の介護費用に消えていた。遺産と言えるものは呉服屋と着物くらいで、この先すぐに商いができる気がしない俺は母と相談して、店を信頼できる親父の知り合いに売ることにした。
入学式には大きめのサイズだった一張羅が今となっては丁度よく身体に馴染み、母の目利きは確かなものなのだと実感した。それと同時に月日の流れを感じて、あれからあっという間に三年も経過したのだと言う現実が走馬灯のように駆け巡る。和装には似つかない、卒業生に配られた紅い造花のブローチが少しだけ虚しく見える。
たまたま俺の元に流れて来たボトルメールに入っていた鎖が、俺の手首で揺れてしゃらりと鳴った。
「ゆう…海堂深友、」
おまえのことが
その先がどうしても口にできなかった。でも会えなくなる前に伝えたい。どうしたら伝えられるのだろう。
進路希望は俺が就職するのに対して、あいつは大学に進学するそうだ。きっとこれから、会うことはもっと叶わなくなる。このままお互い大人になって、それぞれ違う相手と付き合って…いずれは…きっと別々の家庭を持つことになるだろう。結婚しない、って選択肢もあるかも知れない。可能性は無限大にあるけれど、俺と彼が結ばれる結末はきっと訪れやしない。ハッピーエンドは誰にでも公平に訪れる訳ではないと知っている。
「まこ……やっぱりここに居たんだね。みんなはもう、同級会行くって」
やや低くなった声に呼びかけられ、我に返りその方向に視線を向ける。それなりに背の伸びたあいつが、俺を探していたらしかった。
深友が普通の男子じゃないと言うことは、1年の夏に知った。どうりで、と納得しただけで、それからの接し方に何ら変化はなかった。男とか女とかじゃなくて、俺は深友と友達でいたかったから。
俺があいつの為に練習で仕立てた浴衣を着付け、一緒に行った地元の祭り。あの頃の可愛かった深友はいない。
あどけない妖精のような存在だった親友が、今はそれなりに筋肉もついて、顔立ちも精悍になった。でも根っこの部分は変わっていない。今でもゆうは、海堂深友のままだった。
『優しくしないで』と言われたあの日以降、俺はひとりで登校しひとりで下校する日が多くなった。
三年生になってようやく深友と俺は同じクラスになれたのに、俺は授業が終わったらすぐバイトに行かなくちゃならなくて、自然と彼と同じ場所で過ごす時間が減っていった。進級し見違えるように明るくなった深友は、それまでの彼とは別人になったのかと思うくらいよく笑うようになっていた。伸ばしていた髪もバッサリ切って、あれこれ悩んでいたことに吹っ切れたのか、何かを諦め開き直ったかのようにも見えた。深友の方から距離を伸ばしてきたそれまでの付き合いから一変し、俺にも普通に話し掛けるようになった。それでも、それまで一緒にいた放課後は戻らなかった。深友には友達が沢山できて、友達付き合いが悪くなった俺の周りには誰もいなくなった。でも時々、深友が挨拶してくれるだけで心が掬われた気がした。
卒業式に着る服を、入学式に着ていた学ランじゃなくて俺の仕立てた浴衣を選んだことには驚いたけど。
あの日深友が言っていた言葉の意味もろくに理解できないまま、結局何も起きずに月日は流れ卒業式を迎える。
希望に満ちていた青春時代が、深友と一緒に過ごしたかった高校生活があっけなく幕を降ろそうとしている。
「…俺はパスするよ。久しぶりにバイトが休みだから、今日はゆっくりしたいんだ。それよりさ」
「ん?」
「カッコイイじゃん、深友…よく似合ってるよ」
俺が選んだ柄の生地が掠れてしまいそうなくらい、深友は大人に近づいて行った。
「んなっ!よしてよ…そりゃ、治療を続けたからだ」
「それもあるだろうけど、おまえは最初からカッコいい奴だよ」
出会った頃の深友のままでも、間違いなくカッコいいと断言できる。
「いや…まこに言われるのは変な感じがするなぁ。そう言う君はクラスの王子様だからね?」
「元、王子様な。今はバイトで培った知識と筋肉ぐらいしかない、孤高の頭でっかちだよ」
「でも筋肉は嘘つかないんだろ?」
「筋肉は嘘つかない」
大真面目に返したつもりだったけど、ゆうが噴き出すように笑い出して、顔を突き合わせて久しぶりに笑えた気がする。バイトから帰って勉強して、就職面接の為に練習を繰り返し眠れない日が随分続いた。下瞼には黒いものが浮かび上がっていて、必死に化粧で誤魔化すしかなかった。
「……まこ?」
「なんだよ」
恋心が終わる時はこんなにあっけないのかと思ったけれど、やっぱりまだ終わらせたくない自分がいた。
「…なんで泣いてるの」
「っ……うるせえ、別に泣いてなんか…」
もっと一緒に居たかった。
もっと喋っていたかった。
もっと
もっと
ずっと
おまえの心に触れていたかった。
「誠人」
「ん…っ…!んな、」
俺より少し背の低い彼が、俺の身体を抱きしめた。背中に当たる手のひらがあったかい。
まるであの頃とは真逆だ。小さくて弱々しかった細い腕が、今は筋肉がついて随分頼もしく思える。それと同時に女々しい自分が嫌になった。自分が女だったらよかったのに、と僅かながらに思ってしまった。
情けない声を出しそうになるのを必死で堪える。船橋呉服店の跡取りになる筈だった、あの頃の俺はもういない。
「元気出た?」
「……」
「何言ってんだ…俺は十分、元気だよ」
俺の顔に触れるサラサラの髪が擽ったくて、思わず目を瞑る。そういえば、深友の髪はやけに質が良かった。短く切ったのが勿体ないくらいに。誰かに失恋したんじゃないかと言われてたけど、その噂も立ち消えになった。
「まぁ、そうだな!最後の別れだし、これくらい……っ…!」
急に深友の手のひらで目元を覆われる。そしてすぐに口が塞がれて息ができなくなり、唇に柔らかい感触が触れた。何が何やら分からないのに、息をするのも惜しいくらい甘く感じた。
「っ…みゆ…」
ようやく唇が自由になって、喘ぐように息を吸う。混乱する頭で何を言おうか言葉を組み立てた結果、間の抜けた変な声しか出なかった。
「……まだ、目を開けないで」
「おい、今の、」
「じゃあ、いつまでも元気でね。僕はもう行くよ」
「おい!待てって!ゆう!」
目を開けたときには既に、深友の熱が離れていた。
俺の手は空を切り、足元には「またね」とだけ書かれた紙切れが一枚、置かれているのが滲んで見えるだけだった。
その時になって、なんで深友が俺を探しに来てくれたのか、なんとなく気づいていたように思う。でもきっと都合よく考えてしまう、俺の気の所為なのだろうと結論付けた。
さっきのだって、ファーストキスかも知れない、なんて都合が良過ぎる話だ。
あの頃の放課後みたいに、「またね」と言って別れた帰り道みたいに、明日も明後日も一緒にいて、喋って、笑って、些細な事で喧嘩してもすぐに仲直りできた俺たちを、俺たち自身が何処かに置いてきてしまった。
そんな毎日が続かないことなんて分かっていた筈なのに。
いっそ、『さようなら』の方が忘れられたのに。
「…ばかやろう……」
俺は、海堂深友が心の底から好きだった。
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