最弱の俺がクラスごと異世界転移で秒速ハーレム☆チート無双~閃光を駆り闇を欺く カオスピエロ その正体はなんと俺!~もはや人生イージーモード~

Hi☆Roto☆

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異世界編

シリウス死す!

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シリウスの話によれば、魔王に殺されたという父親の仇を取るために旅を続け、今回ここに来たのは、魔王がいるという噂を聞きつけてのものだったらしい。

「父は高名な大剣使いだったそうです。僕にも強い戦士になって欲しいと、いつもそればかり言っていたそうです。しかし突然魔王が現れて.......」

シリウスは口をつぐんだ。

「シリウスは小さな頃からまっすぐで、他人思いのいい人。私たちは彼の人柄に惹かれて、旅を続けてきたの」

ソフィアとかいうピンク髪の剣士がちょっとだけ恥ずかしげに言った。

「何?幼馴染的な感じ?」

「ソフィアはそう、でも私たちは違うわ。近いものにはなるかもしれないけど」

今勇ましく喋ったのは、フードを被った小柄な緑の女の子、アイリーン、だったっけ?

「ソフィアはずるい!私たちなんかより一杯シリウスのこと知ってるもん!」

この子に至っては名前を全く思い出せず、聞き返した。ナーニアというらしい。
水色の髪が特徴的な、可愛らしい少女だ。

「大丈夫さ。僕にとっては三人とも大切な仲間、かけがえのない心の支えだ」

だからこそ、長い旅を続けてこられたとシリウスは言った。

あ、そう。
何?じゃあこれまで美少女三人と仲睦まじくキャッキャウフフをしてきたわけだな、君は。

生まれつきのリア充野郎が.....!
だが、どこか闇を感じるのは何故なのだろう。

「だがな、うちのバルバロスはお前の探している魔王とは違うぞ。異世界の魔王だからな」

「異世界の?」

「はっ!そうだとも!我は死の魔法を手にし、そして行使するものだ。一度見せてやってもよいぞ」  

その後もバルバロスは得意げに話した。

「ま、そういう感じ。とにかく、君の探してる魔王とは別人なんだよ」

「そうでしたか......」

シリウスは残念そうな顔をした。

「まあ、若者よ。そう落ち込むで無いわ。アキヒサ、少しぐらい我が力をこやつに見せてやってもよいだろう?」

「え?少しだけだぞ?」

「よし、【絶対死亡魔法デスエンチャント】」

「は?」

と、バルバロスが呪文を唱えた先には例のシリウスくんが立っていた。

「あ、うっ......ぁ......」

そのまま、バタン。
顔から倒れなかったのが、唯一の幸いだった。

「シリウスっ!」

ソフィアちゃんが一番に彼の元に駆けつける。

「おい馬鹿野郎!何やってんだお前......。使うなってあれほど言って.....」

「我の力を見せるには、これが一番手っ取り早いのだ」

バルバロスは腕組みをして、1人で頷く。

「嘘....!シリウス、息してないよ.....」

ええ.....。
いや、まあ当然なんだけどさあ.....。

「アイリーン、リザレクションをかけて!今すぐ!」

魔法使いちゃんが、彼に復活魔法リザレクションを連発する。だが、一向に起きる気配はない。

「き、効かないよ.....」

三人の表情が真っ青になる。
血の気が引く、とはこういうことなのだろう。

「やだぁ....。シリウス、やだよぉ....死なないで......」
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