Please Say That

国沢柊青

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act.12

 羽柴の住むC市は、ニューヨークと比べ、時間の経過が緩やかな街だ。
 全米の中でもここ数十年の間に急速に発展した都市で、貧富の差が激しいとのことだが、ニューヨークほど雑多な印象は感じない。
 新しく整備された街特有の棲み分けがきちんとできていて、都市の中がうまい具合にエリアで別れている。
 官公庁が並ぶメインストリート沿いを過ぎると、企業のオフィスが立ち並ぶブロックが現れ、それに付随した商店がぽつぽつと間を埋めている。一番賑やかなショッピング街は、商業地より運河を挟んで南側、ホテル街もその周辺にある。住宅地は新興のものと旧市街のものとがあり、いずれも中心地から車で十五分程度だ。大きな違いは、新興住宅地は街の南側にあり、旧市街は街の北側にある。旧市街の隣には、低所得者層の暮らす悪名高いクラウン地区が広がっている。
 街の郊外には、企業が抱える大規模な製造工場が建ち並び、街の外からも労働者がやってくる。
 ショーンの生まれ故郷である小さな町も、工場地帯の周辺に位置していた。
 C市は道路交通網も発達しているが、鉄道や地下鉄など公共の交通手段も充実している。比較的商業地が一点に集中しているので、公共の乗り物で街の中心地に出れば、後は徒歩でも十分目的を達成することができる。街中に住んでいる人々は車を持たなくても十分生活ができた。
 街の中心には緑深い公園がある。
 規模はニューヨークのセントラルパークには及ばないが、街のシンボルとして重要な役割を果たしてる。
 公園は運河まで広がっており、公園からショッピング街に抜ける橋は、休日ともなると多くの人々でごった返した。
 その日も、気温はやっと冬本番らしく冷え込んだが、目の前にクリスマスと新年というビッグイベントを控え、多くの人が街へ繰り出していた。
 旧市街に住んでいる羽柴も、ショーンと連れだって地下鉄で街の中心に出た。
 今日のショーンは、ジーンズの上に羽柴に借りたビリジアン色のトレーナーを着込み、ざっくりとしたグレイの長いマフラーを首もとでグルグル巻きにして、頭にはマフラーと揃いのニット帽を被っている。もちろん、鼻の下には付け髭だ。
 付け髭は大きな効果を発揮している。
 ショーンはいきなり人混みの中に入っていくことに少し怯えていたが、羽柴の思惑通り、ショーンに気付く人はまったくいなかった。
 皆、一瞬付け髭に目をやるが、髭が余りに目立ち過ぎて、ショーンの顔全体に目がいかないようである。髪の毛も全て帽子の中に入れているので、彼が目の覚めるような赤毛の青年であることも気付かない。
 地下鉄の中で、二人して出口付近に立ったままガタンガタンと揺られながら、ショーンは驚いたという顔つきで羽柴を見上げてきた。羽柴は、「な? つけてきてよかったろ、髭」と小声で囁いて、コミカルに肩を竦める。
 ショーンは、普通の人のように地下鉄を利用したことが随分と久しぶりだったらしい。
 羽柴の身体越し、キョロキョロと楽しそうに車中の様子を見物している。
「降りるよ」
 電車が止まり、ドアが開くと、ショーンは名残惜しそうに電車を降りた。


 公園を抜けてショッピング街に向かう道すがら、随分ショーンは一般人としての休日を楽しんでいるようだった。
 公園では鳩を追い回し、路肩で店を開いているクレープ屋に寄りたいと言って(というかジェスチャーで主張して)、無謀にも持参したクレジットカードで支払いをしようとしたところを羽柴が止めた。
 途中三輪車と玩具のバギーカーに乗っている小さな兄弟と遭遇し、真剣に三輪車とバギーカーで競争を始めた。
 結局、長い脚が三輪車を漕ぐ上で非常に邪魔になってバギーカーの男の子に負けた訳だが、それでもショーンは楽しくて仕方ないらしく、声が出なくても大きな口を開けて笑っていた。
 途中、兄弟がショーンの顔を両方から掴み込み、頬にキスをした際に口髭がペロリと捲れた。ギョッとする母親に羽柴は慌てて礼を言い、ショーンをかっさらうようにその場を離れた。
 公園の中にあるスケート場では、地元のちびっ子スケーターがいっちょ前にヒラヒラと風に靡く衣装を着て、くるくると回っている。
 ショーンは寒さに晒された頬や鼻先を赤くしながら、それを熱心に眺めていた。
「滑るかい? スケート靴、レンタルできるよ」
 羽柴がそう訊くと、ショーンはウンウンと頷いた。
 どうやらショーンはスケートの経験がないらしく、おっかなびっくり氷の上に立った。
 羽柴は、毎年スケートを楽しんでいるので割と得意だ。
 ショーンの手を引いて、ゆっくりと氷の上を滑り出すと、不安げな瞳が羽柴を捉える。
「おどおどしてたら、余計転けるよ」
 そう言ってる矢先、ショーンがドテッとひっくり返る。
 ショーンは笑いながら、氷の上で腰を押さえた。
 羽柴が、その上に覆い被さるようにショーンを見る。
「ハハハ、大丈夫か? 起きられる?」
 ショーンは羽柴の腕に捕まりながら何とか立ち上がるが、また足が前と後ろに同時に滑って、咄嗟にショーンは羽柴の身体にしがみいてきた。羽柴は反射的にショーンの身体を抱き上げる。
 その拍子に、ショーンの茜色に輝く瞳が間近に迫った。
 まるで、甘いあめ玉のような瞳。
 こんなに身近で見てもルビー色に輝いてるだなんて、本当に信じられない瞳の色だ。
 フウフウと荒く吐き出されるショーンの白い息が、羽柴の頬に当たる。
 内心羽柴はドキリとしながらも、努めてそれを表に出さず、「大丈夫か?」と訊いた。
 ショーンはフゥと一息ついて、コクリと頷く。
 羽柴がショーンの腰元に手をやると、少しショーンは身じろぎして、額をコツンと羽柴の喉元にくっつけてくる。
 まるで恋人にでも甘えるような仕草に、また羽柴はドキリとした。
 ショーンには、あくまで親子のような感覚で接しているが、時折見せるショーンの表情や仕草が羽柴を戸惑わせる。
 ── 子ども相手に何を思ってるんだ、俺は・・・。
 少し自己嫌悪に陥りながら、羽柴はショーンの身体を放して、彼の手を引いた。
 最初はおっかなびっくりだったショーンも、運動神経はいい方なのか、すぐにコツを掴む。
 十分もしない間に、様になったスケーティングをし始めた。
「手、放すぞ」
 スピードにのった頃、羽柴はそっとショーンの手を放した。
 最初目を剥いていたショーンも、すぐに笑顔を向け、羽柴に手を振ってくる。
 羽柴はスケート場の壁に凭れ、ショーンが滑る様を眺めた。
 彼がいつかまた自分の元から姿を消す時のことを考えると何とも寂しい気分になるが、彼のためにはそれがいいのだと思った。
 ── 彼の心の病が早く回復して、俺の元を笑顔で旅立てる日が、なるだけ早く来るように・・・。
 羽柴は胸元に手をやりながら、そう内心願い事をした。
 そうこうしていたら、向こうから滑ってきたショーンが、今度は顔を引きつらせながら何かジェスチャーを見せた。
「何?」
 羽柴が顔を顰めると、ショーンは思ったことをうまく伝えられずに目の前を通り過ぎていく。
 結局ショーンは、ポケットからメモ用紙を取り出して、滑りながら必死の形相でメモに書き付けると(初めてとは思えないような芸当だ)、それを羽柴に向かって投げつけてきた。
 そこにはぐちゃぐちゃの字でこう書いていた。
『止まれないんだよ!』
「ハハハハハ」
 羽柴は大笑いすると、またぐるりと滑ってきたショーンの滑走ラインに入り、まるで腕の中に飛び込んできたかのようなショーンの身体を逞しい腕でしっかりと抱き留めたのだった。


 『ねぇ、ハシバ コウゾウって、どんな意味があるの?』
 ハンバーガーショップで昼食を取る最中、ショーンはメモ帳にそう書き記した。
「意味?」
 巨大な紙コップに入っているジンジャエールをストローで啜りながら、羽柴が眉を引き上げる。
『そ。字の意味』
 ショーンは左手でポテトを頬張り、右手でメモにペンを走らせる。
「字の意味?って、これのこと?」
 羽柴が、ショーンのペンを取り、メモに漢字で『羽柴耕造』と書き付ける。それを見てショーンは頷いた。
 よもやそんなことを訊かれるとは思わなかったが、羽柴は嬉しくなって微笑んだ。
 近頃、アメリカ人の間で漢字をタトゥーすることが流行っているが、中には「こんな馬鹿馬鹿しい字を?」と思う若者もいる。大抵は、その漢字の意味より字の形のイメージ優先で彫っているのだ。だからこうして漢字の意味を訊かれるのは、正直嬉しく思う。
「ええとね・・・」
 羽柴は、それぞれの漢字に引き出し線を引っ張り、意味を書き付ける。
「羽はfeatherかな・・・気持ちとしては、wingだけど。柴はまぁ、brushwood。耕は・・・plowっていうよりは、cultivateかな。造は、creationって感じ」
 ショーンはしばらくそれを眺めた後、ページを捲ってこう書いた。
『凄く、夢のある名前だ』
「それは光栄です。名前負けしてそうで怖いんだけど」
 羽柴が苦い表情を浮かべると、ショーンは首を横に振って見せた。
「ショーンは? ショーンはどうしてつけられたの?」
『ジョン・レノンの子どもの名前』
「へぇ」
『本当の父さんがビートルズの大ファンだった』
「そうなんだ。その・・・例の早くに亡くしたお父さん?」
 ショーンは頷く。そして更にペンを走らせた。
『遠慮せずに何でも訊いていいよ』
 羽柴はジュースを啜るのを止め、ショーンの目を覗き見た。
「いいのか? いろいろ辛くない?」
 ショーンは首を横に振る。
『色々訊かれるのは、へっちゃら、アンタになら』
 そう書いて、ふいに『アンタ』の部分をグチャグチャとペンで塗り潰す。
 そして新たに『どうやってアンタのこと呼んだらいいの? いつまでも“アンタ”はいやだ』と書いた。
「そりゃ、そうだ。そうだなぁ、“キング・ハシバ”とか、“東洋のハンサムガイ”とかいろいろ・・・」
 ショーンが派手に顔を顰める。
 真面目にしろ、というように足で羽柴の靴を蹴ってきた。
「や、だから、好きな風に呼んでいいよ。別に年上だからって畏まる必要もないし」
『コウ、とか?』
「うん。いいよ」
 ショーンはにっこり微笑んで、『コウに色々訊かれるのは、へっちゃら』と改めて書く。
 ようやく心のバリケードが取れ、気持ちの中に余裕ができてきたらしい。
「じゃ、いろいろ訊かせてもらおうかな。取り調べ」
 羽柴の台詞に、ショーンがまた笑う。
「答えは短くていいからな。手が疲れない程度に」
 ショーンが頷く。
「お父さんは有名なミュージシャンだったんだ」
『そう。一発屋のロックスター。でも凄く売れた。信じられないくらい』
「お母さんは?」
『グルーピーの一人。俺は、ママ似だって』
「へぇ、そうなんだ。そりゃ、大層美人だったんだろうな」
 羽柴は、素直にそう言う。
 それはお世辞でも何でもなく、本心からそう言った。
 ショーンほど魅力的な容姿の子どもを生んだ人だ。
「で、お母さんは今どうしてる?」
『死んだ。ビルと一緒に。ビルはあっという間に落ちぶれて、ドラッグと酒に溺れた。その借金問題が元で売人に殺された。俺はその様子を見た』
 羽柴は思わず言葉を失って、まじまじとショーンを見つめた。
 こんなに才能にも容姿にも恵まれているショーンが、悲しく壮絶な幼少時代を送っていたとは、正直羽柴は驚いた。こうしてショーンが屈託のない笑顔を浮かべられていることが、驚異的に感じる。
 だがショーンは、もうその点については既に乗り越えた壁なのか、いたって穏やかな顔つきをしていた。羽柴とショーンの表情は、いつもと正反対だった。
『その時も、今のように声を失った。どうやら失声症は俺の得意技みたい』
 ショーンはそう書いて、肩を竦める。
 流石の羽柴も、ショーンの自虐的な冗談に表情を取り繕うことができなかった。
 羽柴の悲しげな表情を見て、ショーンは少し気まずくなったのか、スンと鼻を鳴らし、続きを書き付ける。
『でも、スコットに引き取られて、俺は世界一幸せな子どもになった』
「スコット? ああ、今のお父さんだね」
 ショーンは頷く。
『とってもカッコイイ人。それに優しくて、泣き虫で。自動車整備とアメフトのコーチをしてる。俺の初恋の相手』
 羽柴は思わずギョッと目を剥いた。
「初恋?」
 ショーンはコミカルに微笑みながら、ウンと頷く。
 ── なんだ、冗談か。
 羽柴もつられて微笑みを浮かべ、「随分過激なガキだったんだな」と毒舌を吐いた。ショーンが大きく笑う。
「じゃ、失声症治したのも、お父さんが?」
 ショーンが頷く。
『スコットが凄い愛情を注いでくれたから、三ヶ月で治った』
 ── 三ヶ月かぁ・・・。
 父親の愛情でそれだけかかるのなら、今回はもっと時間が必要だということか。
 羽柴は些かショーンの仕事のことが気になる。
「それで・・・、今回のはどうしてなんだい? 仕事上のストレス?」
 ショーンは少し考える素振りを見せて、やがてウンウンと頷いた。
『記者会見、見た?』
「ああ、見たよ」
 ── 何度もね。そこでショーンが話したことが暗唱できるぐらい何度も。
 羽柴は、敢えてそれは言わず、ショーンが次のコメントを書き終わるまで待った。
『あれ、殆ど嘘。正しいのは、俺がビルの子どもってとこぐらい』
 ── ああ、やはり。
 羽柴は思った。
 だからこそ、テレビの中のショーンはあんなに奇妙な顔つきをしていたのだ。
『イアンのプレッシャーに負けて、俺、嘘つきになっちゃった。それがどうしても嫌で』
 ショーンは今にも両目から雨が降り出しそうな顔つきで、それでも小さく笑みを浮かべた。
 羽柴は溜息をつく。
 こんなに自分の感情に正直に生きているショーンには、大衆の前で嘘をつくことは(それが例え罪のない嘘だとしても)相当キツイことだろう。
 もちろん羽柴ぐらいの年齢になると、嘘なしで生きてきたとは言い切れない。
 けれど羽柴だって、人を欺くような嘘はついてきたことはないと自負していた。自分の良心に反するような嘘は。
『その頃はまだ声は出てたんだけど、そしたら今度、ギターが弾けなくなって』
 ショーンは、そこまで書いてペンを止めた。
 遂にショーンの目からポロリと涙が落ちる。
 どうやらこれが、直接の原因らしい。
 ショーンは大きく息を吐き出して、続きを書こうとしたが、その手を羽柴が止めた。
 ショーンが羽柴の顔を見る。
 羽柴は緩く首を横に振った。
「もう、いいよ。分かったから。── こっちにおいで」
 ショーンの顔が、目に見えてクシャクシャになった。
 羽柴は、壁際に身体を寄せる。
 ショーンが弾かれたように立ち上がって、羽柴の隣に身体を滑り込ませた。
 その身体を、羽柴はギュッと抱き締める。
 他の客がチラリと羽柴達を見たが、日本とは違ってアメリカでは街中でもハグしあうことは多いので、ジロジロと見つめてくることはない。
 けれど、例え自分に好奇の目を向けられたとしても、羽柴は平気だった。
 勝手に軽蔑するならすればいい。
 そんなこと構うもんか。
 今大切なのは、傷ついたショーンの心を温かく包んでやることなんだから。
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