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魔王との夜
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ゲインが魔術学園の学生だった頃、成績は優秀で、あらゆる魔術を習得していた。
独自にその魔術学校に伝わる古い魔導書の研究にも取り組んでいた。
真っ白でなにも書かれていない、魔導書。
長い間、誰もが魔導書の存在する意味を解き明かすことができずにいた。
ゲインは好奇心でその魔導書を調べてみたが、やはり何の目的で作られたのか分からなかった。
火で炙っても、水につけても一切形を変えることもなく、不思議な力で守られていた。
ゲインには当時、同期の友人が1人いた。
あまり人との接触を得意としなかったゲインの、唯一心を許していた友人だった。
彼はローランドという。
ローランドとは気が合い、共に研究の相談をしたり、一緒に過ごしているうちに、ゲインは彼に惹かれていった。
しかしゲインは自身の気持ちを打ち明ける事はなかった。
今の関係のまま壊したくないと思っていた。
ローランドは、ゲインと他の学生のように異性の話題で盛り上がったり、恋愛の話を積極的にしたりしてこなかった。
無理に話を合わせなくてもいい、そういう所にも安心感を感じていた。
ところがある時、ローランドは、ゲインに想いを寄せる子がいると言ってきた。
ノドという娘で、いつも一人でいるゲインを気にかけているという。
今度一緒に会って欲しい、と言われた。
ゲインは異性に興味がなかったので、その申し出を断った。
ゲインの返答に、ローランドは残念そうにし、以後その話題を振られることはなかったので、
話はそれで終わったんだとゲインは思っていた。
その日を境に、ローランドはゲインと会う機会が減っていくことになる。
学校が終わった後に誘っても、用事があると言って、以前のように研究を手伝ってくれなくなった。
調べていた魔導書は、知らず知らずのうちに、質量が少しずつ軽くなっていた。
ゲインはその事にすぐには気づかなかった。
その頃から頭の中で、聞いたこともない魔術の詠唱が幻聴のように聞こえ始めたが、
それを口に出すことは憚られた。
きっと恐ろしい事が起きてしまう、そういうものだと直感的に感じ、誰にも言えず一人で思い悩む日が続いた。
ある時ふと、ローランドなら、聞いてくれるだろうか・・・
そう思い、久しぶりにローランドに会いに行こうと学生寮のローランドの部屋に向かった。
ローランドの部屋に着き、ドアを叩いて名前を呼んだ。
「ローランド、話を聞いて欲しい。」
ドアが開いて、ローランドが出てきた。
「どうした?ゲイン」
「実は相談があって・・・」
「ちょうどいい、俺もお前に話があったんだ」
「えっ・・・?」
「ノドと付き合ってる」
ローランドの部屋に、ノドがいた。
ノドはゆっくりと話した。
「あなたの事で、相談に乗ってもらっていたの。そうしたらローランドのことが好きになってきてしまって・・・」
ゲインは頭が真っ白になった。
「俺の方は・・・ローランド。君に聞いて欲しかったんだ。君が好きだった。君は俺と同じ気持ちだと思ってたよ。勝手に自分の都合のいいように思っていたんだ。」
そういいながらゲインは魔導書を手に取りだした。
「この一緒に調べていた魔導書だけど、ずっと何だか分からなかった。なのに最近、どんどんページが減っていって、もう訳が分からなくなってきたんだ。」
ローランドもその魔導書をみて、ゲインと共に研究していた頃とは厚みがまるで違う事に驚いた。
「これは・・・どうして?」
ゲインは泣きながら言った。
「これは、きっと絶望を糧としているんだよ。俺の絶望を・・・俺の知らない魔術の詠唱がどんどん頭の中に入ってきていて・・・」
ゲインは口に出すまいとしていた脳裏に響く魔術の詠唱の一節を口にしてしまった。
その瞬間、ゲインの目の前に閃光が走り、ゲインの周囲は一瞬で消失した。
何も残らなかった。学校も、街も。ただの瓦礫になってしまった。
ローランドも、ノドも、共に学んだ仲間たちも。
魔導書はゲインに吸収されてしまい、なくなってしまった。
おそらく死ぬまでずっと身体に吸収されたままだ。
この魔導書を吸収したものは、自ら死のうとしても死ねない。殺害されるか、寿命が尽きるまで、自身に取り込まれたままなのである。
偶然手にしてしまった強大な魔力でゲインは全てを失ってしまった。
夢から覚め、絶望的な思いを追体験したゲインは涙を流していた。
トントン、とゲインの部屋の扉がノックされた。
「ゲイン様、シドです。昨夜は大変失礼いたしました。」
ゲインは無言で魔力を使い、ドアをゆっくり開いた。
シドは様子を窺いながらそろりと部屋へと入ってきた。
「ゲイン様に、お話したい事がございます。」
ベッドの上で体を起こして膝に肘をつき、俯いたままのゲインは、シドの方を見ようともせず、静かに目を閉じていた。
「あの・・・私は、ゲイン様とお会い出来てから、全てが変わりました。
幼少の頃は何の為に生きてるのかも分からず、あの時貴方に食べられて死んでしまうものだと思っていました。
けれど貴方は私に書庫を自由に見ていいと、生きる希望を与えて下さいました。
何も知らない無気力だった私が生き返ったように夢中になって、たくさんの事を学ばせていただきました。
そして、父上からは与えていただけなかった愛情を、これ以上ないくらい、たくさん、たくさん受け取りました。
それなのに、私からはゲイン様に何もお返し出来ておらず、恩を仇で返すような形で、貴方を傷付けてしまうばかりで、本当に申し訳なく思います。
私に出来る事は、大したことは無いだろうと思います。出来るのはただ、私が生きている限り、貴方を一人にしないという事だけです。」
「研究に没頭し、私の事を忘れてしまうようなお前の言葉など、信じられるものか。左手に施した呪いも、腕ごと切り落としてしまうような、お前の言葉など。」
「それには、返す言葉もございません・・・」
シドは自身の不甲斐なさを痛感し、悲痛な表情になったが、続けた。
「結ばれたいと仰られたとき、突然でしたので、すぐには意味を理解できませんでした。
ですがあの時、ゲイン様は私を傷つける事を恐れて、はぐらかされたのではないでしょうか。
私は傷つく事には慣れています。傷つく事は恐れていません。
鈍感なので、私の方が貴方を傷付けてしまう事が、これからもあるかと思います。それでも・・・お傍に置いて頂けませんでしょうか?」
「シド。これまで私の心はお前には届いていないものだと思っていた。お前自身に起きる事柄全て、、、自身の研究に結びつけるものだと思っていた。」
「それは大いにあります。その事が私を形成する全てですので。」
ゲインは苦笑いしつつ提案した。
「ならば、お前の研究対象として、私を追加するがいい。私を傷つける事のないようにする研究をこれからも続けてもらおうか。」
シドは頬を緩めてゲインに歩み寄った。
「はい、そのようにさせていただきます。」
腕を伸ばし、ふたりはきつく抱き締め合った。
そして、はじめての口づけを交わした。
ふたりの心がはじめて通じあった時でもあった。
部屋のカーテンの隙間からは朝日がこぼれていた。
無言のまま口内を絡ませ合い、互いの体温、動悸や息づかい、粘膜の触れ合う音だけがそこに存在していた。
なんだか一方的に話しすぎて気分が高揚してしまい、思わずキスしてしまった…
その後、お互いに気恥しくなり、シドはそそくさと部屋を出ていってしまった。
頬は紅潮し、動悸もまだ収まっていなかった。
こんな風になるんだ。
もっとあの人を知りたい。
けれど胸がいっぱいで苦しくて、
これ以上はだめだと、抑えてしまった。
少しずつ、進めてこう。
あの方の研究を。
ギョロンが、シドの前にひょいと現れた。
「シドさまー!!おはようございます!」
「おはよう、ギョロン。」
「なんだかうまくいったみたいですね。」
「どうしてだい?」
「表情が明るくなってます。」
「ふふふ・・・」
「くわしく聞かせてもらっても?」
「こらっ!馬鹿をいうんじゃない!」
シドは照れながらギョロンの頭をぺちっと叩いた。
独自にその魔術学校に伝わる古い魔導書の研究にも取り組んでいた。
真っ白でなにも書かれていない、魔導書。
長い間、誰もが魔導書の存在する意味を解き明かすことができずにいた。
ゲインは好奇心でその魔導書を調べてみたが、やはり何の目的で作られたのか分からなかった。
火で炙っても、水につけても一切形を変えることもなく、不思議な力で守られていた。
ゲインには当時、同期の友人が1人いた。
あまり人との接触を得意としなかったゲインの、唯一心を許していた友人だった。
彼はローランドという。
ローランドとは気が合い、共に研究の相談をしたり、一緒に過ごしているうちに、ゲインは彼に惹かれていった。
しかしゲインは自身の気持ちを打ち明ける事はなかった。
今の関係のまま壊したくないと思っていた。
ローランドは、ゲインと他の学生のように異性の話題で盛り上がったり、恋愛の話を積極的にしたりしてこなかった。
無理に話を合わせなくてもいい、そういう所にも安心感を感じていた。
ところがある時、ローランドは、ゲインに想いを寄せる子がいると言ってきた。
ノドという娘で、いつも一人でいるゲインを気にかけているという。
今度一緒に会って欲しい、と言われた。
ゲインは異性に興味がなかったので、その申し出を断った。
ゲインの返答に、ローランドは残念そうにし、以後その話題を振られることはなかったので、
話はそれで終わったんだとゲインは思っていた。
その日を境に、ローランドはゲインと会う機会が減っていくことになる。
学校が終わった後に誘っても、用事があると言って、以前のように研究を手伝ってくれなくなった。
調べていた魔導書は、知らず知らずのうちに、質量が少しずつ軽くなっていた。
ゲインはその事にすぐには気づかなかった。
その頃から頭の中で、聞いたこともない魔術の詠唱が幻聴のように聞こえ始めたが、
それを口に出すことは憚られた。
きっと恐ろしい事が起きてしまう、そういうものだと直感的に感じ、誰にも言えず一人で思い悩む日が続いた。
ある時ふと、ローランドなら、聞いてくれるだろうか・・・
そう思い、久しぶりにローランドに会いに行こうと学生寮のローランドの部屋に向かった。
ローランドの部屋に着き、ドアを叩いて名前を呼んだ。
「ローランド、話を聞いて欲しい。」
ドアが開いて、ローランドが出てきた。
「どうした?ゲイン」
「実は相談があって・・・」
「ちょうどいい、俺もお前に話があったんだ」
「えっ・・・?」
「ノドと付き合ってる」
ローランドの部屋に、ノドがいた。
ノドはゆっくりと話した。
「あなたの事で、相談に乗ってもらっていたの。そうしたらローランドのことが好きになってきてしまって・・・」
ゲインは頭が真っ白になった。
「俺の方は・・・ローランド。君に聞いて欲しかったんだ。君が好きだった。君は俺と同じ気持ちだと思ってたよ。勝手に自分の都合のいいように思っていたんだ。」
そういいながらゲインは魔導書を手に取りだした。
「この一緒に調べていた魔導書だけど、ずっと何だか分からなかった。なのに最近、どんどんページが減っていって、もう訳が分からなくなってきたんだ。」
ローランドもその魔導書をみて、ゲインと共に研究していた頃とは厚みがまるで違う事に驚いた。
「これは・・・どうして?」
ゲインは泣きながら言った。
「これは、きっと絶望を糧としているんだよ。俺の絶望を・・・俺の知らない魔術の詠唱がどんどん頭の中に入ってきていて・・・」
ゲインは口に出すまいとしていた脳裏に響く魔術の詠唱の一節を口にしてしまった。
その瞬間、ゲインの目の前に閃光が走り、ゲインの周囲は一瞬で消失した。
何も残らなかった。学校も、街も。ただの瓦礫になってしまった。
ローランドも、ノドも、共に学んだ仲間たちも。
魔導書はゲインに吸収されてしまい、なくなってしまった。
おそらく死ぬまでずっと身体に吸収されたままだ。
この魔導書を吸収したものは、自ら死のうとしても死ねない。殺害されるか、寿命が尽きるまで、自身に取り込まれたままなのである。
偶然手にしてしまった強大な魔力でゲインは全てを失ってしまった。
夢から覚め、絶望的な思いを追体験したゲインは涙を流していた。
トントン、とゲインの部屋の扉がノックされた。
「ゲイン様、シドです。昨夜は大変失礼いたしました。」
ゲインは無言で魔力を使い、ドアをゆっくり開いた。
シドは様子を窺いながらそろりと部屋へと入ってきた。
「ゲイン様に、お話したい事がございます。」
ベッドの上で体を起こして膝に肘をつき、俯いたままのゲインは、シドの方を見ようともせず、静かに目を閉じていた。
「あの・・・私は、ゲイン様とお会い出来てから、全てが変わりました。
幼少の頃は何の為に生きてるのかも分からず、あの時貴方に食べられて死んでしまうものだと思っていました。
けれど貴方は私に書庫を自由に見ていいと、生きる希望を与えて下さいました。
何も知らない無気力だった私が生き返ったように夢中になって、たくさんの事を学ばせていただきました。
そして、父上からは与えていただけなかった愛情を、これ以上ないくらい、たくさん、たくさん受け取りました。
それなのに、私からはゲイン様に何もお返し出来ておらず、恩を仇で返すような形で、貴方を傷付けてしまうばかりで、本当に申し訳なく思います。
私に出来る事は、大したことは無いだろうと思います。出来るのはただ、私が生きている限り、貴方を一人にしないという事だけです。」
「研究に没頭し、私の事を忘れてしまうようなお前の言葉など、信じられるものか。左手に施した呪いも、腕ごと切り落としてしまうような、お前の言葉など。」
「それには、返す言葉もございません・・・」
シドは自身の不甲斐なさを痛感し、悲痛な表情になったが、続けた。
「結ばれたいと仰られたとき、突然でしたので、すぐには意味を理解できませんでした。
ですがあの時、ゲイン様は私を傷つける事を恐れて、はぐらかされたのではないでしょうか。
私は傷つく事には慣れています。傷つく事は恐れていません。
鈍感なので、私の方が貴方を傷付けてしまう事が、これからもあるかと思います。それでも・・・お傍に置いて頂けませんでしょうか?」
「シド。これまで私の心はお前には届いていないものだと思っていた。お前自身に起きる事柄全て、、、自身の研究に結びつけるものだと思っていた。」
「それは大いにあります。その事が私を形成する全てですので。」
ゲインは苦笑いしつつ提案した。
「ならば、お前の研究対象として、私を追加するがいい。私を傷つける事のないようにする研究をこれからも続けてもらおうか。」
シドは頬を緩めてゲインに歩み寄った。
「はい、そのようにさせていただきます。」
腕を伸ばし、ふたりはきつく抱き締め合った。
そして、はじめての口づけを交わした。
ふたりの心がはじめて通じあった時でもあった。
部屋のカーテンの隙間からは朝日がこぼれていた。
無言のまま口内を絡ませ合い、互いの体温、動悸や息づかい、粘膜の触れ合う音だけがそこに存在していた。
なんだか一方的に話しすぎて気分が高揚してしまい、思わずキスしてしまった…
その後、お互いに気恥しくなり、シドはそそくさと部屋を出ていってしまった。
頬は紅潮し、動悸もまだ収まっていなかった。
こんな風になるんだ。
もっとあの人を知りたい。
けれど胸がいっぱいで苦しくて、
これ以上はだめだと、抑えてしまった。
少しずつ、進めてこう。
あの方の研究を。
ギョロンが、シドの前にひょいと現れた。
「シドさまー!!おはようございます!」
「おはよう、ギョロン。」
「なんだかうまくいったみたいですね。」
「どうしてだい?」
「表情が明るくなってます。」
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