葬送士

りふる

文字の大きさ
上 下
23 / 29
勾玉

しおりを挟む


_____



会場内に入ると


「…(うわ…!みんな同じ服…)」


外にいた人達と同じように
和服に身を包んだ受験者で溢れていた


「…(制服なの俺だけ…、、すごい見られてる…)」


360度、彼らに凝視される或


「(とりあえず受付しよう……)」


これ以上目立たないようにこっそりと受付の列へと並んだ


「…(これだけの人数が受ける試験って…一体何をするんだろ…。禊萩さんは勾玉だって言ってたけど…勾玉で何するの…?)」


少しでも試験の対策をと、考えを巡らせていた時


「おい」


「!」


背後から男が声をかけてきた


しおりを挟む

処理中です...