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1章 王国編
四話 ひとときの食事
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「私はリアハです。
今日から、食事の習慣を学んでいただきます」
第一印象は賢そうな女講師、眼鏡に黒髪のロング。
服装は黒のワンピースにフリルの付いた白いエプロン、カチューシャ。
そして胸元に薔薇の勲章が輝いている。
精鋭騎士に与えられるとても名誉あるもので、幾度も戦地に赴き武勲を挙げている猛者である。
優雅にそして無駄のない動きには惹きつけられる。
風太も例外ではなかった。
「はい、よろしくお願いします」
緊張した面持ちでしっかりと学ぼうという意思が背筋をピンと張らせた。
可愛い彼女に好感を持って貰えればワンチャンあるかもしれない。
好感を持ってくれる人達が周りにいることで、自分が王様にでもなった気分になっていた。
いわゆる天狗状態だ。
そんな浮ついた気持ちを正すかのようにリアハは真剣な眼差しで冷たく言い放つ。
「我々は常に危機感を持たなくてはなりません。
毒見を選んで下さい」
数人のメイドが並ぶ。
ニコッと愛らしく微笑む短髪の娘。
真面目そうで少し目つきがキツイ所が可愛い波打つ髪の娘。
意地悪そうだけど背が低く幼く見える娘。
もし毒がアレば最悪死ぬということだ。
選ぶと言うことは死の宣告と同じだろう。
「どうしても彼女達から選ばいのいけないのか?」
「男性の毒見を用意出来ますが。
毒見が舐めたスプーンを使用することになります」
つまり間接キスみたいなものだ。
タダでさえ人の舐めたスプーンは気持ち悪い。
それがキモい男だったら、更にトン引きだ。
風太はスプーンが銀製だと気づく。
ラノベの中で、銀は毒物に反応して色が変色すると言うのを見た気がする。
なら答えはスープを良くかき混ぜて飲むだ。
「これは銀のスプーンだよな?」
「はい」
「こうしてかき混ぜれば、毒があれば変色するはず。
これで見分けられるから毒見は必要は無いだろう」
科学の発展には数多くの犠牲が出たらしい、毒物かどうかを舐めて確かめるなんてことをしていたからだ。
そんなことしなくても検査薬を使うことで識別できる様になったのだから知識は偉大だ。
銀のスープンは、そんな検査薬と同じものなのだろう。
これで無駄に怯えたり、毒見は必要ないはずだ。
そう訴えかけるように風太はリアハは笑みを送る。
だが、リアハはガッカリするような様子を見せる。
「いいえ、不十分です。
銀に反応しない毒や呪薬には無意味です」
魔法があるなら呪があっても不思議じゃない。
そんな簡単な事を考えられなかったと恥ずかしくなり風太は顔を赤くした。
すぐに思考を切り替えられるほど打たれ強くはない。
即白旗を上げてしまった。
それが風太の欠点でもあった。
「すみません。軽率でした」
リアハはドクロの模様が入った瓶を持ってくると水の入ったグラスに中の液を垂らす。
銀のスプーンでかき混ぜるが反応もない。
「睡眠の呪が掛けられています。
夜にぐっすり眠り目覚めることはないです」
差し出されたグラスを手に取り風太は匂いを嗅いだり、色合いを見るが特に変化は解らない。
知らされずに出されたら飲んでしまうだろう。
「味で解るのか?」
「いいえ、お試しになれば解ります」
死のリスクがあるものでもないし、試す事は出来そうな所だ。
だが呪いなんて、気味の悪い言葉が引っかかり躊躇わせた。
もし、お薬睡眠ネムネムちゃんみたいな名称だったら何も考えず試した。
それぐらい名前の印象は大きい。
「えっ。大丈夫なのか?」
「不安なら毒見に飲ませれば良いのです」
自分が助かるために他人を犠牲にすると言うのは何だか悪人のように思える。
しかしこの世界ではごく普通のことなのだろう。
危険なものは出さないと心のなかで思いつつも飲むことは怖い。
眠り姫のように延々と呪が解けるまで眠り続けるとしたら……。
キスで目覚めさせると言う展開になるのだろうか?
まあ普通に考えればありえない。
何かしらの方法で目覚めさせるのだろう。
楽観的に考えなければ何事も選ぶことは出来ない。
覚悟を決めた風太はメイド達を見る。
すると短髪の娘が微笑む。
彼女なら許してくれそう、いや選んでも良いよと言う合図に違いない。
だから彼女にグラスを差し出す。
「毒見をお願いします」
見た目の雰囲気も彼女なら許してくれそうと思えたのだ。
優しそうな人を毒見として選んでしまったのは愚かな気もしたが、死んで良い人は居ない。
だったら彼女が許したと思うことで自分の心が壊れないように守ったのである。
「はい、私はオッセアです」
いきなり名乗った事に風太はドン引きした。
罰ゲームみたいな事をさせているのだ。
せめて飲み終わり無事なのを確認してから名乗って欲しい。
そんな我儘なことを考え少し風太は怒っている。
名も知らない相手なら幾らかの心の負担を減らせた気がしたのだ。
実際はそんな事はないのだが、状況に飲まれ思考が狭くなっていた。
オッセアは軽く水を口に含むと微笑む。
そしてゆっくりと飲み込む。
「毒は無いようです……」
彼女の喉元が青く光る。
喉に法術が施され、呪いに反応していた。
本物の睡眠の呪を使用した証でもある。
ただの水を呪だと言っていた可能性もあった。
そうではなく、本物を用意し使った事が真剣さを物語っている。
風太は嫌な緊張感に汗が溢れる。
リアハは風太の耳元で囁く。
「気分は如何でしょう」
「良いはずないだろう。
こんな事させて……」
前世なら、まず故意に毒を入れるなんて事は起きない。
0とは言い切れないが……、基本的にそんな事は考える必要はないぐらい治安は良かった。
誰が命を狙って毒をいれるかも知れないなんて、気にしながら過ごすなんて居心地が悪すぎる。
「自分で選んだことを、私の責任にするというのですか?
クフフ……ご安心を不眠で困った時に使われる物です」
「意外と意地悪だな」
リアハは体を押し当てるように風太に近づく。
胸の膨らみから、薄い布を通して温かみが伝わる。
急な展開に驚かずに居られない。
逃げるべきか。
男なら逆に食いつく覚悟で触りに行くか。
いやそんな事はできないと風太は理性と本能で混乱し、今までのことを一瞬で忘れた。
「貴方を誘惑しようとする者が現れるかも知れないです。
それを未然に防ぐ事も任務に含まれています」
「えっ、あっ……、ちょっと離れて」
「オッセア、舌を見せなさい」
オッセアは舌を見せる。
そこには青く魔法陣が浮かんでいる。
「よく見て下さい。
紋様によって掛けられた呪の種類を調べる事ができます」
「あっ、はい」
「毒見には、検出系の補助術が掛けられています。
それに幼少から少量の毒を飲み耐性があります」
「それを始めに教えてくれたら後ろめたい思いはしなくて済んだのに」
「毒見を道具としてしか見ない者であれば、
冷徹に対応しようと思っていました」
「つまり今までは試していたということなのか?」
「さあどうでしょう。
オッセア、早く毒見をしなさい」
「はい」
ピンクの唇にスプーンが……。
彼女が舐めた後拭くこともない。
風太は、そのスプーンを受け取る。
テーブルには、8本スプーンが並んでいる。
新しいスプーンに変えようとすると、手首を掴まれる。
「スプーンに毒が塗ってあったら、毒見した意味がないです。
オッセアの技能に疑問があるのでしょうか?」
無意識に失礼なことをしていた事に気づき風太は驚く。
習慣も違えは常識も違う、そんなあたり前のことを理解せずに自分の常識で物事を考えていた。
だから否定的に物事を考えてしまう。
でも解って欲しい。
「違う、俺がいた世界では恥ずかしいことなんだ」
「その地域の風習に従うのが礼儀だと思うのです。
貴方の世界では違うのですか?」
「……解った従う」
食事だけでも大変だと、風太は思うのだった。
今日から、食事の習慣を学んでいただきます」
第一印象は賢そうな女講師、眼鏡に黒髪のロング。
服装は黒のワンピースにフリルの付いた白いエプロン、カチューシャ。
そして胸元に薔薇の勲章が輝いている。
精鋭騎士に与えられるとても名誉あるもので、幾度も戦地に赴き武勲を挙げている猛者である。
優雅にそして無駄のない動きには惹きつけられる。
風太も例外ではなかった。
「はい、よろしくお願いします」
緊張した面持ちでしっかりと学ぼうという意思が背筋をピンと張らせた。
可愛い彼女に好感を持って貰えればワンチャンあるかもしれない。
好感を持ってくれる人達が周りにいることで、自分が王様にでもなった気分になっていた。
いわゆる天狗状態だ。
そんな浮ついた気持ちを正すかのようにリアハは真剣な眼差しで冷たく言い放つ。
「我々は常に危機感を持たなくてはなりません。
毒見を選んで下さい」
数人のメイドが並ぶ。
ニコッと愛らしく微笑む短髪の娘。
真面目そうで少し目つきがキツイ所が可愛い波打つ髪の娘。
意地悪そうだけど背が低く幼く見える娘。
もし毒がアレば最悪死ぬということだ。
選ぶと言うことは死の宣告と同じだろう。
「どうしても彼女達から選ばいのいけないのか?」
「男性の毒見を用意出来ますが。
毒見が舐めたスプーンを使用することになります」
つまり間接キスみたいなものだ。
タダでさえ人の舐めたスプーンは気持ち悪い。
それがキモい男だったら、更にトン引きだ。
風太はスプーンが銀製だと気づく。
ラノベの中で、銀は毒物に反応して色が変色すると言うのを見た気がする。
なら答えはスープを良くかき混ぜて飲むだ。
「これは銀のスプーンだよな?」
「はい」
「こうしてかき混ぜれば、毒があれば変色するはず。
これで見分けられるから毒見は必要は無いだろう」
科学の発展には数多くの犠牲が出たらしい、毒物かどうかを舐めて確かめるなんてことをしていたからだ。
そんなことしなくても検査薬を使うことで識別できる様になったのだから知識は偉大だ。
銀のスープンは、そんな検査薬と同じものなのだろう。
これで無駄に怯えたり、毒見は必要ないはずだ。
そう訴えかけるように風太はリアハは笑みを送る。
だが、リアハはガッカリするような様子を見せる。
「いいえ、不十分です。
銀に反応しない毒や呪薬には無意味です」
魔法があるなら呪があっても不思議じゃない。
そんな簡単な事を考えられなかったと恥ずかしくなり風太は顔を赤くした。
すぐに思考を切り替えられるほど打たれ強くはない。
即白旗を上げてしまった。
それが風太の欠点でもあった。
「すみません。軽率でした」
リアハはドクロの模様が入った瓶を持ってくると水の入ったグラスに中の液を垂らす。
銀のスプーンでかき混ぜるが反応もない。
「睡眠の呪が掛けられています。
夜にぐっすり眠り目覚めることはないです」
差し出されたグラスを手に取り風太は匂いを嗅いだり、色合いを見るが特に変化は解らない。
知らされずに出されたら飲んでしまうだろう。
「味で解るのか?」
「いいえ、お試しになれば解ります」
死のリスクがあるものでもないし、試す事は出来そうな所だ。
だが呪いなんて、気味の悪い言葉が引っかかり躊躇わせた。
もし、お薬睡眠ネムネムちゃんみたいな名称だったら何も考えず試した。
それぐらい名前の印象は大きい。
「えっ。大丈夫なのか?」
「不安なら毒見に飲ませれば良いのです」
自分が助かるために他人を犠牲にすると言うのは何だか悪人のように思える。
しかしこの世界ではごく普通のことなのだろう。
危険なものは出さないと心のなかで思いつつも飲むことは怖い。
眠り姫のように延々と呪が解けるまで眠り続けるとしたら……。
キスで目覚めさせると言う展開になるのだろうか?
まあ普通に考えればありえない。
何かしらの方法で目覚めさせるのだろう。
楽観的に考えなければ何事も選ぶことは出来ない。
覚悟を決めた風太はメイド達を見る。
すると短髪の娘が微笑む。
彼女なら許してくれそう、いや選んでも良いよと言う合図に違いない。
だから彼女にグラスを差し出す。
「毒見をお願いします」
見た目の雰囲気も彼女なら許してくれそうと思えたのだ。
優しそうな人を毒見として選んでしまったのは愚かな気もしたが、死んで良い人は居ない。
だったら彼女が許したと思うことで自分の心が壊れないように守ったのである。
「はい、私はオッセアです」
いきなり名乗った事に風太はドン引きした。
罰ゲームみたいな事をさせているのだ。
せめて飲み終わり無事なのを確認してから名乗って欲しい。
そんな我儘なことを考え少し風太は怒っている。
名も知らない相手なら幾らかの心の負担を減らせた気がしたのだ。
実際はそんな事はないのだが、状況に飲まれ思考が狭くなっていた。
オッセアは軽く水を口に含むと微笑む。
そしてゆっくりと飲み込む。
「毒は無いようです……」
彼女の喉元が青く光る。
喉に法術が施され、呪いに反応していた。
本物の睡眠の呪を使用した証でもある。
ただの水を呪だと言っていた可能性もあった。
そうではなく、本物を用意し使った事が真剣さを物語っている。
風太は嫌な緊張感に汗が溢れる。
リアハは風太の耳元で囁く。
「気分は如何でしょう」
「良いはずないだろう。
こんな事させて……」
前世なら、まず故意に毒を入れるなんて事は起きない。
0とは言い切れないが……、基本的にそんな事は考える必要はないぐらい治安は良かった。
誰が命を狙って毒をいれるかも知れないなんて、気にしながら過ごすなんて居心地が悪すぎる。
「自分で選んだことを、私の責任にするというのですか?
クフフ……ご安心を不眠で困った時に使われる物です」
「意外と意地悪だな」
リアハは体を押し当てるように風太に近づく。
胸の膨らみから、薄い布を通して温かみが伝わる。
急な展開に驚かずに居られない。
逃げるべきか。
男なら逆に食いつく覚悟で触りに行くか。
いやそんな事はできないと風太は理性と本能で混乱し、今までのことを一瞬で忘れた。
「貴方を誘惑しようとする者が現れるかも知れないです。
それを未然に防ぐ事も任務に含まれています」
「えっ、あっ……、ちょっと離れて」
「オッセア、舌を見せなさい」
オッセアは舌を見せる。
そこには青く魔法陣が浮かんでいる。
「よく見て下さい。
紋様によって掛けられた呪の種類を調べる事ができます」
「あっ、はい」
「毒見には、検出系の補助術が掛けられています。
それに幼少から少量の毒を飲み耐性があります」
「それを始めに教えてくれたら後ろめたい思いはしなくて済んだのに」
「毒見を道具としてしか見ない者であれば、
冷徹に対応しようと思っていました」
「つまり今までは試していたということなのか?」
「さあどうでしょう。
オッセア、早く毒見をしなさい」
「はい」
ピンクの唇にスプーンが……。
彼女が舐めた後拭くこともない。
風太は、そのスプーンを受け取る。
テーブルには、8本スプーンが並んでいる。
新しいスプーンに変えようとすると、手首を掴まれる。
「スプーンに毒が塗ってあったら、毒見した意味がないです。
オッセアの技能に疑問があるのでしょうか?」
無意識に失礼なことをしていた事に気づき風太は驚く。
習慣も違えは常識も違う、そんなあたり前のことを理解せずに自分の常識で物事を考えていた。
だから否定的に物事を考えてしまう。
でも解って欲しい。
「違う、俺がいた世界では恥ずかしいことなんだ」
「その地域の風習に従うのが礼儀だと思うのです。
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