111 / 1,557
第二十三章 義士達
切り込み隊長
しおりを挟む
近藤は敵に回した司法局所属のひねくれた顔の全身義体の少佐の顔を思い出した。
「やられた!吉田少佐のクラッキングだ!艦内モニターはどうなっている!」
近藤は目の前が白くなっていくのを感じていた。
『すべての特機は陽動。本艦への白兵戦攻撃が本命か!』
「第23番脱出口の映像が生きています!メインモニターが回復したので投影します!」
近藤は映された画面を見てただ絶句する他なかった。
「嵯峨……、惟基……」
ダンビラを抜いて第六惑星3番衛星系連邦の特殊部隊上がりの精鋭を付き従えた大男が、はっきりとカメラのほうを意識して見つめていた。
『近藤君、見てるかね。まあ他に見るものもないだろうから、見といてくれよ』
カメラに向けてはっきりと嵯峨は言った。
『シャムは手順通りに拘束された兵の救出にあたれ!』
発せられた嵯峨の命令を聞くと、彼の目の前位に立つ見るからに小柄な少女に見える中尉と暗視用ゴーグルをつけた少佐に命令を下した。きびきびと与えられた任務にかかる嵯峨の二人と閉所戦闘に慣れたと思われる兵士が数名、近藤からすれば地球に魂を売った犬どもが動き始める。
『返事はいいや、聞こえてるんだろ?近藤君。俺はこれからそっち行くから、ちゃんと玉露と茶菓子でも用意して待っててくれや』
嵯峨はそう言うとモニターの画面から消える。
しかしすぐコントロールが奪われた艦内監視用カメラは次の映像、忍び足でブリッジへ続くエレベータのところまで行く嵯峨の姿を捉えた。
「警備兵に連絡は出来んのか!」
近藤は叫んだ。先の大戦時は不戦派の西園寺家の家系と言うことで、汚れ仕事として違法な手段を用いてのゲリラ狩りを押し付けられ、敗戦の色が濃くなってからは捨て駒同然に最前線に送り込まれた『ダークナイト』の異名を持つ男。それと対峙する恐怖が近藤の掌に汗をかかせる。
「無理です、艦内の管制機器はすべて乗っ取られています!こちらからの操作に一切応じません!」
先程の暗視ゴーグルをつけた少佐はおそらく嵯峨の片腕であるサイボーグ、吉田俊平であることは近藤にもわかった。そうなればこの艦のシステムが完全に乗っ取られていても合点がいく。
「近藤中佐。とりあえずここのクルーだけでも武装の許可を」
暗い面持ちで艦長が語りかけてくる。
「すぐさま白兵戦闘に向け準備にかかれ!」
帽子を被りなおしながら近藤は静かに言葉を搾り出した。クルーは一斉に足元から自衛用のサブマシンガンを取り出してマガジンを差し込むとボルトを引き装弾する。
画面の中では突然の事態と連絡もなく現れた嵯峨の存在に驚きながら、拳銃をホルスターから出そうとしては惨殺されていく同志の姿が映し出されている。
『ずいぶんな歓迎だな!だがもう少しましな連中を用意してくれよ。これじゃあ俺が弱いものいじめしているようにしか見えないじゃねえか』
嵯峨の上半身は5人目のクルーを斬った頃には、返り血で紅く染まっていた。
「本当に一人で来るつもりなのか?」
嵯峨の部下達はすべて決起に応じなかった兵士達が監禁されている後部格納庫に消えた。ただ一人、嵯峨だけが第一艦橋に向かう階段を上がってきている。
「中佐!一箇所だけ、この部屋のドアの開閉は操作可能です!」
補助通信士の叫びで呆然と画面を見つめている近藤は我に返った。
「そうか、全員の武装は終わっているか?」
自分の言葉が震えているのがわかる。軍本部上がりの近藤自身、ここまで敵が迫っている状況を経験したことは無かった。かつて彼が立案し、頓挫した作戦で死んでいった指揮官はこんな気持ちだったのか。そう思うと皮肉にも笑みすら浮かんでくる。
「準備は完了しております。中佐はどうされます?」
艦長はそう言うと明らかに自棄になったというような笑みを浮かべた。
「私はいい」
腰のホルスターに手をやった近藤だが、すぐに手を引っ込めた。
『所詮は刀のみ装備した敵だ。一斉射すれば蜂の巣にできる』
近藤はそう確信していた。おそらく電子戦のプロである吉田俊平少佐が近藤に恐怖の味を見せ付ける為だけに映っている画面で、もう12人目の同志である機関員が袈裟懸けされた。すぐさまカメラを見て笑みを浮かべる嵯峨の妙に余裕のある瞳に近藤は一抹の不安を感じていた。
『ったく、部下をあっさり捨て駒にするたあ、やっぱり政治家ぶら下がりの本部付きエリートは考えることが違うねえっと』
13人目の前部ミサイル砲手の首が胴を離れ、頚動脈からあふれる血が天井を染める。
『何を考えている!あいつは何を考えている!』
ブリッジ要員は全員ドアに銃口を向けたまま待機していた。
モニターの中の嵯峨はエレベーターにたどり着き、ブリッジのある最上階のフロアーに到着した。今度はブリッジの隔壁に仕掛けられたモニターの映像が映っている。東和陸軍と同じ灰色の勤務服。その多くは赤黒く、近藤の同志達の血で染まっていた。
確実に大きくなるその男、嵯峨惟基の影。
「各員短機関銃を構えて敵を待て!」
艦長のその言葉にブリッジ要員達はサブマシンガンを手に隔壁を包囲するように並ぶ。モニターにはドアの向こうで立ち止まった嵯峨の姿が映る。
ドスン。
嵯峨は隔壁を蹴った。
『お客さんを迎える準備はできたか?』
そう言いながら、嵯峨は東和軍の半長靴で隔壁を蹴飛ばし続ける。
まるでヤクザだ。近藤はそう思いながら隔壁の前で部下達の後ろに立ち合図を待つ艦長に視線を投げた。
「今だ!隔壁開け!撃てー!」
艦長のその声で隔壁が開く。
隔壁が開くと、ブリッジクルーは一斉にフルオート射撃をドアの向こうに立っているであろう敵の総大将に浴びせた。弾幕は何かに突き当たるかのように広がり、視界が利かなくなってきていた。それでも兵士達は何かに憑かれたかのように予備の弾倉に交換してまで射撃を続ける。そして煙で視界が利かなくなったとき彼等は射撃を止めた。霧のようなものの向こうには何があるのか、それを確認するために、先任将校の操舵手がゆっくりとその霧のほうに近づいた。
「やられた!吉田少佐のクラッキングだ!艦内モニターはどうなっている!」
近藤は目の前が白くなっていくのを感じていた。
『すべての特機は陽動。本艦への白兵戦攻撃が本命か!』
「第23番脱出口の映像が生きています!メインモニターが回復したので投影します!」
近藤は映された画面を見てただ絶句する他なかった。
「嵯峨……、惟基……」
ダンビラを抜いて第六惑星3番衛星系連邦の特殊部隊上がりの精鋭を付き従えた大男が、はっきりとカメラのほうを意識して見つめていた。
『近藤君、見てるかね。まあ他に見るものもないだろうから、見といてくれよ』
カメラに向けてはっきりと嵯峨は言った。
『シャムは手順通りに拘束された兵の救出にあたれ!』
発せられた嵯峨の命令を聞くと、彼の目の前位に立つ見るからに小柄な少女に見える中尉と暗視用ゴーグルをつけた少佐に命令を下した。きびきびと与えられた任務にかかる嵯峨の二人と閉所戦闘に慣れたと思われる兵士が数名、近藤からすれば地球に魂を売った犬どもが動き始める。
『返事はいいや、聞こえてるんだろ?近藤君。俺はこれからそっち行くから、ちゃんと玉露と茶菓子でも用意して待っててくれや』
嵯峨はそう言うとモニターの画面から消える。
しかしすぐコントロールが奪われた艦内監視用カメラは次の映像、忍び足でブリッジへ続くエレベータのところまで行く嵯峨の姿を捉えた。
「警備兵に連絡は出来んのか!」
近藤は叫んだ。先の大戦時は不戦派の西園寺家の家系と言うことで、汚れ仕事として違法な手段を用いてのゲリラ狩りを押し付けられ、敗戦の色が濃くなってからは捨て駒同然に最前線に送り込まれた『ダークナイト』の異名を持つ男。それと対峙する恐怖が近藤の掌に汗をかかせる。
「無理です、艦内の管制機器はすべて乗っ取られています!こちらからの操作に一切応じません!」
先程の暗視ゴーグルをつけた少佐はおそらく嵯峨の片腕であるサイボーグ、吉田俊平であることは近藤にもわかった。そうなればこの艦のシステムが完全に乗っ取られていても合点がいく。
「近藤中佐。とりあえずここのクルーだけでも武装の許可を」
暗い面持ちで艦長が語りかけてくる。
「すぐさま白兵戦闘に向け準備にかかれ!」
帽子を被りなおしながら近藤は静かに言葉を搾り出した。クルーは一斉に足元から自衛用のサブマシンガンを取り出してマガジンを差し込むとボルトを引き装弾する。
画面の中では突然の事態と連絡もなく現れた嵯峨の存在に驚きながら、拳銃をホルスターから出そうとしては惨殺されていく同志の姿が映し出されている。
『ずいぶんな歓迎だな!だがもう少しましな連中を用意してくれよ。これじゃあ俺が弱いものいじめしているようにしか見えないじゃねえか』
嵯峨の上半身は5人目のクルーを斬った頃には、返り血で紅く染まっていた。
「本当に一人で来るつもりなのか?」
嵯峨の部下達はすべて決起に応じなかった兵士達が監禁されている後部格納庫に消えた。ただ一人、嵯峨だけが第一艦橋に向かう階段を上がってきている。
「中佐!一箇所だけ、この部屋のドアの開閉は操作可能です!」
補助通信士の叫びで呆然と画面を見つめている近藤は我に返った。
「そうか、全員の武装は終わっているか?」
自分の言葉が震えているのがわかる。軍本部上がりの近藤自身、ここまで敵が迫っている状況を経験したことは無かった。かつて彼が立案し、頓挫した作戦で死んでいった指揮官はこんな気持ちだったのか。そう思うと皮肉にも笑みすら浮かんでくる。
「準備は完了しております。中佐はどうされます?」
艦長はそう言うと明らかに自棄になったというような笑みを浮かべた。
「私はいい」
腰のホルスターに手をやった近藤だが、すぐに手を引っ込めた。
『所詮は刀のみ装備した敵だ。一斉射すれば蜂の巣にできる』
近藤はそう確信していた。おそらく電子戦のプロである吉田俊平少佐が近藤に恐怖の味を見せ付ける為だけに映っている画面で、もう12人目の同志である機関員が袈裟懸けされた。すぐさまカメラを見て笑みを浮かべる嵯峨の妙に余裕のある瞳に近藤は一抹の不安を感じていた。
『ったく、部下をあっさり捨て駒にするたあ、やっぱり政治家ぶら下がりの本部付きエリートは考えることが違うねえっと』
13人目の前部ミサイル砲手の首が胴を離れ、頚動脈からあふれる血が天井を染める。
『何を考えている!あいつは何を考えている!』
ブリッジ要員は全員ドアに銃口を向けたまま待機していた。
モニターの中の嵯峨はエレベーターにたどり着き、ブリッジのある最上階のフロアーに到着した。今度はブリッジの隔壁に仕掛けられたモニターの映像が映っている。東和陸軍と同じ灰色の勤務服。その多くは赤黒く、近藤の同志達の血で染まっていた。
確実に大きくなるその男、嵯峨惟基の影。
「各員短機関銃を構えて敵を待て!」
艦長のその言葉にブリッジ要員達はサブマシンガンを手に隔壁を包囲するように並ぶ。モニターにはドアの向こうで立ち止まった嵯峨の姿が映る。
ドスン。
嵯峨は隔壁を蹴った。
『お客さんを迎える準備はできたか?』
そう言いながら、嵯峨は東和軍の半長靴で隔壁を蹴飛ばし続ける。
まるでヤクザだ。近藤はそう思いながら隔壁の前で部下達の後ろに立ち合図を待つ艦長に視線を投げた。
「今だ!隔壁開け!撃てー!」
艦長のその声で隔壁が開く。
隔壁が開くと、ブリッジクルーは一斉にフルオート射撃をドアの向こうに立っているであろう敵の総大将に浴びせた。弾幕は何かに突き当たるかのように広がり、視界が利かなくなってきていた。それでも兵士達は何かに憑かれたかのように予備の弾倉に交換してまで射撃を続ける。そして煙で視界が利かなくなったとき彼等は射撃を止めた。霧のようなものの向こうには何があるのか、それを確認するために、先任将校の操舵手がゆっくりとその霧のほうに近づいた。
10
あなたにおすすめの小説
織田信長 -尾州払暁-
藪から犬
歴史・時代
織田信長は、戦国の世における天下統一の先駆者として一般に強くイメージされますが、当然ながら、生まれついてそうであるわけはありません。
守護代・織田大和守家の家来(傍流)である弾正忠家の家督を継承してから、およそ14年間を尾張(現・愛知県西部)の平定に費やしています。そして、そのほとんどが一族間での骨肉の争いであり、一歩踏み外せば死に直結するような、四面楚歌の道のりでした。
織田信長という人間を考えるとき、この彼の青春時代というのは非常に色濃く映ります。
そこで、本作では、天文16年(1547年)~永禄3年(1560年)までの13年間の織田信長の足跡を小説としてじっくりとなぞってみようと思いたった次第です。
毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。
スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
(2022.04.04)
※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。
完結 シシルナ島物語 少年薬師ノルド/ 荷運び人ノルド 蠱惑の魔剣
織部
ファンタジー
ノルドは、古き風の島、正式名称シシルナ・アエリア・エルダで育った。母セラと二人きりで暮らし。
背は低く猫背で、隻眼で、両手は動くものの、左腕は上がらず、左足もほとんど動かない、生まれつき障害を抱えていた。
母セラもまた、頭に毒薬を浴びたような痣がある。彼女はスカーフで頭を覆い、人目を避けてひっそりと暮らしていた。
セラ親子がシシルナ島に渡ってきたのは、ノルドがわずか2歳の時だった。
彼の中で最も古い記憶。船のデッキで、母セラに抱かれながら、この新たな島がゆっくりと近づいてくるのを見つめた瞬間だ。
セラの腕の中で、ぽつりと一言、彼がつぶやく。
「セラ、ウミ」
「ええ、そうよ。海」
ノルドの成長譚と冒険譚の物語が開幕します!
カクヨム様 小説家になろう様でも掲載しております。
女神の白刃
玉椿 沢
ファンタジー
どこかの世界の、いつかの時代。
その世界の戦争は、ある遺跡群から出現した剣により、大きく姿を変えた。
女の身体を鞘とする剣は、魔力を収束、発振する兵器。
剣は瞬く間に戦を大戦へ進歩させた。数々の大戦を経た世界は、権威を西の皇帝が、権力を東の大帝が握る世になり、終息した。
大戦より数年後、まだ治まったとはいえない世界で、未だ剣士は剣を求め、奪い合っていた。
魔物が出ようと、町も村も知った事かと剣を求める愚かな世界で、赤茶けた大地を畑や町に、煤けた顔を笑顔に変えたいという脳天気な一団が現れる。
*表紙絵は五月七日ヤマネコさん(@yamanekolynx_2)の作品です*
サイレント・サブマリン ―虚構の海―
来栖とむ
SF
彼女が追った真実は、国家が仕組んだ最大の嘘だった。
科学技術雑誌の記者・前田香里奈は、謎の科学者失踪事件を追っていた。
電磁推進システムの研究者・水嶋総。彼の技術は、完全無音で航行できる革命的な潜水艦を可能にする。
小与島の秘密施設、広島の地下工事、呉の巨大な格納庫—— 断片的な情報を繋ぎ合わせ、前田は確信する。
「日本政府は、秘密裏に新型潜水艦を開発している」
しかし、その真実を暴こうとする前田に、次々と圧力がかかる。
謎の男・安藤。突然現れた協力者・森川。 彼らは敵か、味方か——
そして8月の夜、前田は目撃する。 海に下ろされる巨大な「何か」を。
記者が追った真実は、国家が仕組んだ壮大な虚構だった。 疑念こそが武器となり、嘘が現実を変える——
これは、情報戦の時代に問う、現代SF政治サスペンス。
【全17話完結】
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
【完結】大量焼死体遺棄事件まとめサイト/裏サイド
まみ夜
ホラー
ここは、2008年2月09日朝に報道された、全国十ケ所総数六十体以上の「大量焼死体遺棄事件」のまとめサイトです。
事件の上澄みでしかない、ニュース報道とネット情報が序章であり終章。
一年以上も前に、偶然「写本」のネット検索から、オカルトな事件に巻き込まれた女性のブログ。
その家族が、彼女を探すことで、日常を踏み越える恐怖を、誰かに相談したかったブログまでが第一章。
そして、事件の、悪意の裏側が第二章です。
ホラーもミステリーと同じで、ラストがないと評価しづらいため、短編集でない長編はweb掲載には向かないジャンルです。
そのため、第一章にて、表向きのラストを用意しました。
第二章では、その裏側が明らかになり、予想を裏切れれば、とも思いますので、お付き合いください。
表紙イラストは、lllust ACより、乾大和様の「お嬢さん」を使用させていただいております。
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
異世界ランドへようこそ
来栖とむ
ファンタジー
都内から車で1時間半。奥多摩の山中に突如現れた、話題の新名所――「奥多摩異世界ランド」。
中世ヨーロッパ風の街並みと、ダンジョンや魔王城を完全再現した異世界体験型レジャーパークだ。
26歳・無職の佐伯雄一は、ここで“冒険者A”のバイトを始める。
勇者を導くNPC役として、剣を振るい、魔物に襲われ、時にはイベントを盛り上げる毎日。
同僚には、美人なギルド受付のサーミャ、エルフの弓使いフラーラ、ポンコツ騎士メリーナなど、魅力的な“登場人物”が勢ぞろい。
――しかしある日、「魔王が逃げた」という衝撃の知らせが入る。
「体格が似てるから」という理由で、雄一は急遽、魔王役の代役を任されることに。
だが、演技を終えた後、案内された扉の先にあったのは……本物の異世界だった!
経営者は魔族、同僚はガチの魔物。
魔王城で始まる、まさかの「異世界勤務」生活!
やがて魔王の後継問題に巻き込まれ、スタンピードも発生(?)の裏で、フラーラとの恋が動き出す――。
笑えて、トキメいて、ちょっと泣ける。
現代×異世界×職場コメディ、開園!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる