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第16章 難民の行方
悪夢の続き
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「楠木少佐! 」
キーラは続いて難民を満載したバスの列を先導している四輪駆動車に叫んだ。
「ジャコビンじゃねえか! それより炊事班を起こせ! 炊き出しをやるぞ 」
広場に止まったバス。屋根の上には家財道具が括り付けられている。ドアが開いても難民達は降りようとしない。
「順番に降りてください! テントがありますから休めます! 」
体に似合わない大声を張り上げた楠木の言葉に引かれて降りてきた難民達を見てクリスは衝撃を受けた。
バスを降りてきた難民達に笑顔が無ければ、クリスは目を背けていたのかもしれない。敵基地に群がる彼らを遠巻きに見るのと、目の前で見るのが違うことは覚悟をしていたが、それは戦場に向かうどこのキャンプでも見慣れた光景とは言え、かなりクリスの心をえぐる光景だった。骨と筋だけにやせこけた母親に抱かれて口は開けてはいるが、泣き声を立てる体力も無い乳児。老人は笑ってはいるが、その頬肉のこけた姿が痛々しい。義足の少年。きっと地雷でも踏んでしまったのだろう。屋根の上の包みに手を伸ばす男の右腕のひじから先は切断されていた。
「酷いものだね 」
たぶんこのような状況を見るのが初めてと思われるキーラが硬直しながらバスから降りる難民を見ているのを見つけてクリスは声をかけた。
「彼等は逆らったわけではないんでしょ? 何故…… 」
「戦争って言うので戦って死んでいく兵士はまだ幸せな方さ。戦場に住んでいたと言うだけで武器も持たない彼らにとっては生きていること自体が地獄なんだよ 」
今度は赤十字のマークをつけた北兼軍のトラックが到着する。先ほどの少女の登場で仮眠を取っていた要員まで動員されたようで、野戦病院からは看護婦や医師達がトラック目指して走り出す。
病院から出てきたハワードがクリスのところにカメラを取りに来た。
「クリス、まだ来るぜ 」
冷静にそう言うと、ハワードはクリスからカメラを奪い取ってトラックに向かい駆け出していく。トラックから静かに担架に乗った難民達が運び出される。うめき声、泣き声、助けを呼ぶ声。戦場の取材で何度も聞いた人間の声のバリエーションだが、クリスはそれに慣れる事は出来なかった。隣に立っているキーラは初めてこういった光景を目の当たりにするのだろう。クリスは彼女の肩に手を添えた。
「こんなことが起きてたんですね。私達が訓練をしていた間にも 」
「そうだ、そしてこれからも続くんだ。この内戦が終結しても、敗者の残党は民兵組織を作ってゲリラ戦を続けることになるだろう。それが終わるのもいつになることだか…… 」
クリスのその言葉に、キーラの目が殺気を帯びて見えた。彼女の怒りにかつて自分が従軍記者をはじめたばかりのことを思い出した。それはアフリカの内戦だった。記者達は政府軍と国連軍の広報担当者の目の届く範囲だけの取材を許されていた。そこの難民は栄養状態もそれほど悪くなく、政府軍と国連軍のおかげで戦争が終わろうとしていると答えた。まるで版で押したかのように。
そんな光景に嫌気のさしたクリスが広報担当者の目を盗んで山を越えたところの管理されていない難民キャンプでの光景は今も脳裏に張り付いている。
積み上げられる餓死者の死体、見せしめに銃殺される反政府ゲリラへの協力者、もはや母の乳房にすがりつく力も無く蝿にたかられる乳児、絶望した瞳の遊ぶことを忘れた子供達。クリスはすぐに国連軍の憲兵に捕らえられて、その光景を一切報道しないと言う誓約書を書かされて、そのままその取材は打ち切りになった。
クリスはそんな昔話を思い出しながら、ただバスを降りていく難民達を見つめていた。
「嵯峨中佐はこれを偽善者ごっこと呼んだが、君はどう思う 」
自然とクリスの口からそんな言葉が漏れた。キーラの肩は震えていた。
「ごっこでも何でも、どうして誰もこんなことになるまで手を出さなかったんですか? 」
言葉が震えている。キーラは泣いていた。以外だった。クリスにとって戦う為に作られた神に背く存在の人工人間のキーラ。彼女が感情を露にしている光景があまりにも自然で彼女の生まれに拘ってこうして黙っている自分がおかしいように感じられてくる。
「いつもそうだよ。戦争ではいつもこうなるんだ 」
声がしてクリスが振り返った先には民族衣装のシャムが立っていた。いつもの明るいシャムではない。彼女の目はようやくたどり着こうとしている渓谷に沿って続く難民の群れに向いていた。車、馬車、牛車。ある者はロバにまたがり、ある者は自らの足で歩いている。クリスもキーラも彼らから目を離すことは出来なかった。日の出の朝日が彼らを照らす。強い熱帯の日差しの中でその残酷な運命を背負った難民達の姿が闇の中から浮き上がって見えた。
髪は乱れ、着ている服は垢にまみれた。こけた頬が痛々しく、その振られることの無い腕は骨と筋ばかりが見える。護衛に出た北兼の兵士から配られたのだろう。誰もが手にしている難民支援用のレーションだが、いつ襲ってくるかわからない右派民兵組織に備えてか、手をつけずに大事そうにそれを抱えていた。
「どいてくれ! 病人だ! 」
サイドカー付きのバイクにまたがった兵士がサイドカーに老婆を乗せて難民の列の中を進んでくる。テントの下に寝かされている病人達の間から別所と看護士達が止まったバイクに駆け寄っていく。
「シャムちゃんは見たことがあるんだね。こんな光景を 」
クリスは黙って難民の様子を窺っているシャムに尋ねた。
「この道をね、いっぱい通ったんだよ、こう言う人が。みんな悲しそうな顔をして北に逃げるんだ。でも誰も帰ってこれないよ 」
静かに話すシャムの言葉を聞いて、再びクリスは難民の列に目を向けた。朝日を浴びて空から輸送機がハンガー裏の空き地に降りてくる。国籍章は東和。ハンガーにたむろしていた兵士が着陸する垂直離着陸の輸送機の方に駆け出した。
キーラは続いて難民を満載したバスの列を先導している四輪駆動車に叫んだ。
「ジャコビンじゃねえか! それより炊事班を起こせ! 炊き出しをやるぞ 」
広場に止まったバス。屋根の上には家財道具が括り付けられている。ドアが開いても難民達は降りようとしない。
「順番に降りてください! テントがありますから休めます! 」
体に似合わない大声を張り上げた楠木の言葉に引かれて降りてきた難民達を見てクリスは衝撃を受けた。
バスを降りてきた難民達に笑顔が無ければ、クリスは目を背けていたのかもしれない。敵基地に群がる彼らを遠巻きに見るのと、目の前で見るのが違うことは覚悟をしていたが、それは戦場に向かうどこのキャンプでも見慣れた光景とは言え、かなりクリスの心をえぐる光景だった。骨と筋だけにやせこけた母親に抱かれて口は開けてはいるが、泣き声を立てる体力も無い乳児。老人は笑ってはいるが、その頬肉のこけた姿が痛々しい。義足の少年。きっと地雷でも踏んでしまったのだろう。屋根の上の包みに手を伸ばす男の右腕のひじから先は切断されていた。
「酷いものだね 」
たぶんこのような状況を見るのが初めてと思われるキーラが硬直しながらバスから降りる難民を見ているのを見つけてクリスは声をかけた。
「彼等は逆らったわけではないんでしょ? 何故…… 」
「戦争って言うので戦って死んでいく兵士はまだ幸せな方さ。戦場に住んでいたと言うだけで武器も持たない彼らにとっては生きていること自体が地獄なんだよ 」
今度は赤十字のマークをつけた北兼軍のトラックが到着する。先ほどの少女の登場で仮眠を取っていた要員まで動員されたようで、野戦病院からは看護婦や医師達がトラック目指して走り出す。
病院から出てきたハワードがクリスのところにカメラを取りに来た。
「クリス、まだ来るぜ 」
冷静にそう言うと、ハワードはクリスからカメラを奪い取ってトラックに向かい駆け出していく。トラックから静かに担架に乗った難民達が運び出される。うめき声、泣き声、助けを呼ぶ声。戦場の取材で何度も聞いた人間の声のバリエーションだが、クリスはそれに慣れる事は出来なかった。隣に立っているキーラは初めてこういった光景を目の当たりにするのだろう。クリスは彼女の肩に手を添えた。
「こんなことが起きてたんですね。私達が訓練をしていた間にも 」
「そうだ、そしてこれからも続くんだ。この内戦が終結しても、敗者の残党は民兵組織を作ってゲリラ戦を続けることになるだろう。それが終わるのもいつになることだか…… 」
クリスのその言葉に、キーラの目が殺気を帯びて見えた。彼女の怒りにかつて自分が従軍記者をはじめたばかりのことを思い出した。それはアフリカの内戦だった。記者達は政府軍と国連軍の広報担当者の目の届く範囲だけの取材を許されていた。そこの難民は栄養状態もそれほど悪くなく、政府軍と国連軍のおかげで戦争が終わろうとしていると答えた。まるで版で押したかのように。
そんな光景に嫌気のさしたクリスが広報担当者の目を盗んで山を越えたところの管理されていない難民キャンプでの光景は今も脳裏に張り付いている。
積み上げられる餓死者の死体、見せしめに銃殺される反政府ゲリラへの協力者、もはや母の乳房にすがりつく力も無く蝿にたかられる乳児、絶望した瞳の遊ぶことを忘れた子供達。クリスはすぐに国連軍の憲兵に捕らえられて、その光景を一切報道しないと言う誓約書を書かされて、そのままその取材は打ち切りになった。
クリスはそんな昔話を思い出しながら、ただバスを降りていく難民達を見つめていた。
「嵯峨中佐はこれを偽善者ごっこと呼んだが、君はどう思う 」
自然とクリスの口からそんな言葉が漏れた。キーラの肩は震えていた。
「ごっこでも何でも、どうして誰もこんなことになるまで手を出さなかったんですか? 」
言葉が震えている。キーラは泣いていた。以外だった。クリスにとって戦う為に作られた神に背く存在の人工人間のキーラ。彼女が感情を露にしている光景があまりにも自然で彼女の生まれに拘ってこうして黙っている自分がおかしいように感じられてくる。
「いつもそうだよ。戦争ではいつもこうなるんだ 」
声がしてクリスが振り返った先には民族衣装のシャムが立っていた。いつもの明るいシャムではない。彼女の目はようやくたどり着こうとしている渓谷に沿って続く難民の群れに向いていた。車、馬車、牛車。ある者はロバにまたがり、ある者は自らの足で歩いている。クリスもキーラも彼らから目を離すことは出来なかった。日の出の朝日が彼らを照らす。強い熱帯の日差しの中でその残酷な運命を背負った難民達の姿が闇の中から浮き上がって見えた。
髪は乱れ、着ている服は垢にまみれた。こけた頬が痛々しく、その振られることの無い腕は骨と筋ばかりが見える。護衛に出た北兼の兵士から配られたのだろう。誰もが手にしている難民支援用のレーションだが、いつ襲ってくるかわからない右派民兵組織に備えてか、手をつけずに大事そうにそれを抱えていた。
「どいてくれ! 病人だ! 」
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「シャムちゃんは見たことがあるんだね。こんな光景を 」
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