67 / 80
第三十四章 『特殊な部隊』と怪しい少年
第67話 けだるい出動後の初出勤
しおりを挟む
カウラの運転する『スカイラインGTR』が、菱川重工豊川工場の通用門をくぐる。乗っているのは、後部座席に誠とかなめ、助手席にアメリアといういつもの顔ぶれだった。
「……でさ、本当に平気なのかよ、神前。あんな広域鎮圧砲をぶっ放しておいて、ピンピンしてるとか信じられねえんだけど」
かなめが隣からじっと覗き込んでくる。
後部座席で丸まった誠が、視線を逸らしたままぼそりと呟いた。いつもならアメリアの馬鹿話を聞いたかなめキレて脇に下げた銃に手をやるいつもの展開にツッコミを入れるはずの誠が今日は黙り込んだままじっとしている。かなめにはそれが少し心配だった。
「元気じゃないのは事実ですけど、その原因は法術じゃ……ないと思います。ただの三日酔いの残りです」
黙って下を向いている誠の隣からかなめが顔を近づけてくる。誠も彼女に指摘されるまでもなく倦怠感のようなものを感じながら後部座席で丸まっていた。確かにあれからずっと倦怠感に悩まされているのは事実だったが、それは法術の発動よりもランに飲まされた芋焼酎によるアルコール中毒の後遺症なのだとかなめに説明するのが面倒くさかった。
「本当か?その割には静かすぎるように見えるけどな」
かなめはしつこく誠を見つめてそう聞いてくる。
「平気ですよ!ひよこさんも『アストラル波の異常なし』って言ってましたし。ただの三日酔いです、本当に」
車は出勤のピークらしく工場の各現場に向かう車でごった返している。カウラは黙って車を走らせる。
「生協に寄るか?アメリア、おやつとか買うんだろ?今の時間なら結構空いていると思うが……どうだろう?」
珍しく気を利かせたカウラの言葉にアメリアは首を振った。
「珍しいな、貴様らしくないじゃないか。おやつの買い出しとか行かないのか?間食は貴様の趣味の1つだろ?貴様から趣味の多さを取ったら何も残らないんだから、おやつを買いに行け。まだ勤務開始まで時間がある」
いつもなら10時と3時のおやつとそのおまけ目当てに生協に寄りたがるアメリアが座席で大人しく首を横に振る。
「……いや、今日はいいわ。おやつもスルー」
アメリアは座席にもたれ、だるそうに目をこすった。
「昨日、エロゲの脚本仕上げてたの。ヒロインが変態プレイしながら真顔で『人間とは』とか語るやつ。勢いに乗って徹夜」
そのあまりに斜め上を行く回答に車内の一同は呆れ果てた。
「それ自業自得だろ!」
すかさずツッコミを入れるかなめが、ジト目でアメリアの髪を引っ張る。
「いたっ!?ちょっと!そのセリフ試したの!自分の身体で再現してみたのよ!」
その言葉にかなめの腕の力にさらに力が入った。
「ギャグボールでも詰めて黙らせろっての!おかげでこっちは寝不足なんだよ!」
その横で誠は『……いつもの日常が戻ってきた』と苦笑した。
かなめの上機嫌に対してアメリアはどこかしらブルーだった。そこが気になるのかかなめが顔を突き出していやらしい笑みを浮かべる。
「なあ……今日は何かボケないのか?いつもならこのタイミングで一発くるじゃねえか。マジで体調でも悪いんじゃねえの?」
そう言うとかなめはアメリアの紺色の髪に手を伸ばす。
「いきなり引っ張って!痛いじゃないの!私は平気!単なる寝不足とエロい事し過ぎたから疲れてるだけ!本当にかなめちゃんは子供なのね」
突然髪を引っ張られてアメリアはかなめをにらみつける。
「子供で結構!な、神前?」
その異様にハイテンションなかなめに誠は苦笑いを返した。車は当番の技術部員が待機しているゲートに差し掛かった。
皆がまだ本調子ではない中、出動で存分に暴れたかなめだけはやけに元気だった。ストレスを吐き出し切ったのか、上機嫌で周囲を見渡している。
「総員注目!ヒーローの到着だぜ!ちゃんと拍手で迎えるように!」
後部座席の窓に張り付いてかなめはVサインをする。それを見つめる技術部の面々はいつも通りのけだるい雰囲気を纏っていた。あのバルキスタンでの勇姿が別人のことのように見えるだらしない姿の彼等に誠はなぜか安心感を感じていた。
「撮影は許可制な!サインは一人一枚、早い者勝ちだ!」
かなめは群がる留守を守っていた整備班員達に声をかけていた。派手な出動で疲れ切っている出動した隊員達とは対照的に留守を守っていた技術部員達は今回の出動でも活躍した誠を一目見ようと元気にカウラの『スカイラインGTR』に駆け寄ってきた。
「西園寺さんはいつ神前のマネージャーになったんですか?それにサインなんてできませんよ、僕」
誠はすっかり誠のマネージャー気取りのかなめに向けてそう言った。車の中を覗き込んで笑顔を浮かべる彼らにかなめが手を振るとカウラが車を発進させた。
「ずいぶんと機嫌がいいわね。何か良いことでもあったの?昨日は私の喘ぎ声で眠れなかったとか言ってなかったっけ?」
沈んだ声でアメリアが振り向く。かなめは舌を出すとそのままハンガーを遠くに眺めていた。
「まあ西園寺は今回の出動では散々暴れられたからそれでいいんだろ。貴重な出撃機会だ。私としては電子戦以外の戦闘に関する私の05式の運用データが取れれば良かったんだがな。今回のような単調な戦闘任務は私にはどうも性に合わない。やはり電子戦が私には適している。まあ、今回の旧式でマニュアル操作しかしてこない敵には電子戦など無意味なのは事実だがな」
カウラはわけもなく浮かれているかなめを一瞥する。
「そんなの必要ねえ!アタシが居れば戦場はオールオッケーだ!05式は最高だぜ。特に不足するスペックが出なかったんだから良いじゃねえか……機動力は除くけどな。今回も機動性がもっと高ければあんな任務、楽勝だったのに。あの地上をちんたらホバリングする情けない姿……本当にあれだけはどうにかなんねえのか?もっとパーと言ってパーっと片付ければ今回は本当に楽な仕事だったのに」
カウラの言葉にもかなめは陽気に返事をする。誠は逆にこの機嫌の良いかなめを不審に思いながら、落ち込んでいるとしか見えないアメリアを眺めていた。
「おら降りろ!ヒーローの邪魔だろ!」
かなめは車が止まるとそう言って落ち込んでいるアメリアを後ろから殴りつけた。
「何すんのよ!ヒーローは誠ちゃんでしょ!? かなめちゃんは完全に脇役じゃないの!身分をわきまえなさい!身分制度の厳しい甲武国のお姫様なんだから当たり前の事でしょ!」
後部座席のかなめに小突かれてアメリアが助手席から降りた。それに続いて降りてきたかなめを見ながら誠は狭苦しさから解放されて伸びをした。
そこに息を切らせて島田と共に出張に行っていたはずのサラが血相を変えて駆け寄ってきた。
「誠ちゃん!……隊長が、すぐ来いって」
息を切らせてサラが駆け寄ってくる。その目は、いつもの明るさとは少し違っていた。
「何か、あったんですか……?」
誠は馬鹿なサラの言うことなので、めんどくさそうにそう答えて場を逃げようとした。
「わかんない。でも……急いで。詳しくは向こうで」
そう言い残すと、サラは駆け足でハンガー方向へと消えた。
誠は一瞬、背筋に冷たいものを感じた。
「なんだ、神前、また降格か?今度は一気に二等兵とか。ああ、オメエは今は軍籍は甲武海軍にあるんだったな。あそこには本当にデッキの掃除とかしか担当しない三等兵と言う階級がある。一気にそこまで落ちるかも知んねえな!楽しみだろ?神前」
相変わらずの上機嫌でかなめは誠の肩を叩く。
「なんで僕は活躍するたびに階級が落ちなきゃいけないんですか?隊長もそこまで僕を虐めて楽しむ趣味は無いと思いますよ。じゃあ先に着替えますから。それから隊長室に行きますんで」
誠はため息をつきつつ、珍しく正門から実働部隊の庁舎へと足を踏み入れた。たしかに活躍するたびに降格されるのが年中行事になれば最悪である。誠にはまた降格辞令を渡される恐怖が脳裏によぎるのを感じていた。
「……でさ、本当に平気なのかよ、神前。あんな広域鎮圧砲をぶっ放しておいて、ピンピンしてるとか信じられねえんだけど」
かなめが隣からじっと覗き込んでくる。
後部座席で丸まった誠が、視線を逸らしたままぼそりと呟いた。いつもならアメリアの馬鹿話を聞いたかなめキレて脇に下げた銃に手をやるいつもの展開にツッコミを入れるはずの誠が今日は黙り込んだままじっとしている。かなめにはそれが少し心配だった。
「元気じゃないのは事実ですけど、その原因は法術じゃ……ないと思います。ただの三日酔いの残りです」
黙って下を向いている誠の隣からかなめが顔を近づけてくる。誠も彼女に指摘されるまでもなく倦怠感のようなものを感じながら後部座席で丸まっていた。確かにあれからずっと倦怠感に悩まされているのは事実だったが、それは法術の発動よりもランに飲まされた芋焼酎によるアルコール中毒の後遺症なのだとかなめに説明するのが面倒くさかった。
「本当か?その割には静かすぎるように見えるけどな」
かなめはしつこく誠を見つめてそう聞いてくる。
「平気ですよ!ひよこさんも『アストラル波の異常なし』って言ってましたし。ただの三日酔いです、本当に」
車は出勤のピークらしく工場の各現場に向かう車でごった返している。カウラは黙って車を走らせる。
「生協に寄るか?アメリア、おやつとか買うんだろ?今の時間なら結構空いていると思うが……どうだろう?」
珍しく気を利かせたカウラの言葉にアメリアは首を振った。
「珍しいな、貴様らしくないじゃないか。おやつの買い出しとか行かないのか?間食は貴様の趣味の1つだろ?貴様から趣味の多さを取ったら何も残らないんだから、おやつを買いに行け。まだ勤務開始まで時間がある」
いつもなら10時と3時のおやつとそのおまけ目当てに生協に寄りたがるアメリアが座席で大人しく首を横に振る。
「……いや、今日はいいわ。おやつもスルー」
アメリアは座席にもたれ、だるそうに目をこすった。
「昨日、エロゲの脚本仕上げてたの。ヒロインが変態プレイしながら真顔で『人間とは』とか語るやつ。勢いに乗って徹夜」
そのあまりに斜め上を行く回答に車内の一同は呆れ果てた。
「それ自業自得だろ!」
すかさずツッコミを入れるかなめが、ジト目でアメリアの髪を引っ張る。
「いたっ!?ちょっと!そのセリフ試したの!自分の身体で再現してみたのよ!」
その言葉にかなめの腕の力にさらに力が入った。
「ギャグボールでも詰めて黙らせろっての!おかげでこっちは寝不足なんだよ!」
その横で誠は『……いつもの日常が戻ってきた』と苦笑した。
かなめの上機嫌に対してアメリアはどこかしらブルーだった。そこが気になるのかかなめが顔を突き出していやらしい笑みを浮かべる。
「なあ……今日は何かボケないのか?いつもならこのタイミングで一発くるじゃねえか。マジで体調でも悪いんじゃねえの?」
そう言うとかなめはアメリアの紺色の髪に手を伸ばす。
「いきなり引っ張って!痛いじゃないの!私は平気!単なる寝不足とエロい事し過ぎたから疲れてるだけ!本当にかなめちゃんは子供なのね」
突然髪を引っ張られてアメリアはかなめをにらみつける。
「子供で結構!な、神前?」
その異様にハイテンションなかなめに誠は苦笑いを返した。車は当番の技術部員が待機しているゲートに差し掛かった。
皆がまだ本調子ではない中、出動で存分に暴れたかなめだけはやけに元気だった。ストレスを吐き出し切ったのか、上機嫌で周囲を見渡している。
「総員注目!ヒーローの到着だぜ!ちゃんと拍手で迎えるように!」
後部座席の窓に張り付いてかなめはVサインをする。それを見つめる技術部の面々はいつも通りのけだるい雰囲気を纏っていた。あのバルキスタンでの勇姿が別人のことのように見えるだらしない姿の彼等に誠はなぜか安心感を感じていた。
「撮影は許可制な!サインは一人一枚、早い者勝ちだ!」
かなめは群がる留守を守っていた整備班員達に声をかけていた。派手な出動で疲れ切っている出動した隊員達とは対照的に留守を守っていた技術部員達は今回の出動でも活躍した誠を一目見ようと元気にカウラの『スカイラインGTR』に駆け寄ってきた。
「西園寺さんはいつ神前のマネージャーになったんですか?それにサインなんてできませんよ、僕」
誠はすっかり誠のマネージャー気取りのかなめに向けてそう言った。車の中を覗き込んで笑顔を浮かべる彼らにかなめが手を振るとカウラが車を発進させた。
「ずいぶんと機嫌がいいわね。何か良いことでもあったの?昨日は私の喘ぎ声で眠れなかったとか言ってなかったっけ?」
沈んだ声でアメリアが振り向く。かなめは舌を出すとそのままハンガーを遠くに眺めていた。
「まあ西園寺は今回の出動では散々暴れられたからそれでいいんだろ。貴重な出撃機会だ。私としては電子戦以外の戦闘に関する私の05式の運用データが取れれば良かったんだがな。今回のような単調な戦闘任務は私にはどうも性に合わない。やはり電子戦が私には適している。まあ、今回の旧式でマニュアル操作しかしてこない敵には電子戦など無意味なのは事実だがな」
カウラはわけもなく浮かれているかなめを一瞥する。
「そんなの必要ねえ!アタシが居れば戦場はオールオッケーだ!05式は最高だぜ。特に不足するスペックが出なかったんだから良いじゃねえか……機動力は除くけどな。今回も機動性がもっと高ければあんな任務、楽勝だったのに。あの地上をちんたらホバリングする情けない姿……本当にあれだけはどうにかなんねえのか?もっとパーと言ってパーっと片付ければ今回は本当に楽な仕事だったのに」
カウラの言葉にもかなめは陽気に返事をする。誠は逆にこの機嫌の良いかなめを不審に思いながら、落ち込んでいるとしか見えないアメリアを眺めていた。
「おら降りろ!ヒーローの邪魔だろ!」
かなめは車が止まるとそう言って落ち込んでいるアメリアを後ろから殴りつけた。
「何すんのよ!ヒーローは誠ちゃんでしょ!? かなめちゃんは完全に脇役じゃないの!身分をわきまえなさい!身分制度の厳しい甲武国のお姫様なんだから当たり前の事でしょ!」
後部座席のかなめに小突かれてアメリアが助手席から降りた。それに続いて降りてきたかなめを見ながら誠は狭苦しさから解放されて伸びをした。
そこに息を切らせて島田と共に出張に行っていたはずのサラが血相を変えて駆け寄ってきた。
「誠ちゃん!……隊長が、すぐ来いって」
息を切らせてサラが駆け寄ってくる。その目は、いつもの明るさとは少し違っていた。
「何か、あったんですか……?」
誠は馬鹿なサラの言うことなので、めんどくさそうにそう答えて場を逃げようとした。
「わかんない。でも……急いで。詳しくは向こうで」
そう言い残すと、サラは駆け足でハンガー方向へと消えた。
誠は一瞬、背筋に冷たいものを感じた。
「なんだ、神前、また降格か?今度は一気に二等兵とか。ああ、オメエは今は軍籍は甲武海軍にあるんだったな。あそこには本当にデッキの掃除とかしか担当しない三等兵と言う階級がある。一気にそこまで落ちるかも知んねえな!楽しみだろ?神前」
相変わらずの上機嫌でかなめは誠の肩を叩く。
「なんで僕は活躍するたびに階級が落ちなきゃいけないんですか?隊長もそこまで僕を虐めて楽しむ趣味は無いと思いますよ。じゃあ先に着替えますから。それから隊長室に行きますんで」
誠はため息をつきつつ、珍しく正門から実働部隊の庁舎へと足を踏み入れた。たしかに活躍するたびに降格されるのが年中行事になれば最悪である。誠にはまた降格辞令を渡される恐怖が脳裏によぎるのを感じていた。
10
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
『イージス艦長、インパール最前線へ。――牟田口廉也に転生した俺は、地獄の餓死作戦を「鉄壁の兵站要塞」に変える』
月神世一
SF
【あらすじ】
「補給がなければ、戦場に立つ資格すらない」
坂上真一(さかがみ しんいち)、50歳。
かつてイージス艦長として鉄壁の防空網を指揮し、現在は海上自衛隊で次世代艦の兵站システムを設計する男。
背中には若き日の過ちである「仁王」の刺青を隠し持ち、北辰一刀流の達人でもある彼は、ある日、勤務中に仮眠をとる。
目が覚めると、そこは湿気と熱気に満ちた1944年のビルマだった。
鏡に映っていたのは、小太りで口髭の男――歴史の教科書で見た、あの「牟田口廉也」。
しかも時期は、日本陸軍史上最悪の汚点とされる「インパール作戦」決行の直前。
部下たちは「必勝の精神論」を叫び、無謀な突撃を今か今かと待っている。
(……ふざけるな。俺に、部下を餓死させろと言うのか?)
現代の知識と、冷徹な計算、そして海自仕込みのロジスティクス能力。
すべてを駆使して、坂上(中身)は歴史への介入を開始する。
精神論を振りかざすふりをして上層部を欺き、現地改修で兵器を強化し、密かに撤退路を整備する。
これは、「史上最も無能な指揮官」の皮を被った「現代の有能な指揮官」が、確定した敗北の運命をねじ伏せ、数万の命を救うために戦う、逆転の戦記ドラマ。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる




