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第二十一章 『特殊な部隊』の教育
第66話 カウラ姐さんの教育的指導
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誠はカウラの指示に従うしかない自分を呪いながら彼女について『スカイラインGTR』の停めてある駐車場にたどり着いた。
「そう言えばバスでは吐くが乗用車では吐かないんだな、神前は。吐く吐くと思うから吐くんだ。吐かないと思えば吐かない。要は気構えの問題なんだ。そのくらいの覚悟は持て」
車に乗り込んだカウラは助手席でシートベルトを締める誠にそう言った。
「そんな精神論を持ち出されても吐いちゃうものはどうしようもないですよ。それと最近ちょっと車に強くなったんです。シミュレータ訓練のおかげかもしれません。……まあ、パーキングで3回吐きましたけど。それと先週人気声優の握手会とかに電車で東都まで行く事が有ったんですけど、快速電車を最後まで一度も下りずに堪えられたんですよ!やっぱり乗り物には強くなってるんです!そのうち吐き癖も克服できると思います!確かに、まだ道中で3回吐きましたけど……でも、車内ではもう平気です!」
誠は少し誇らしげに言った。
車酔いは、自分にとって『戦えない証』だった。
それが克服できるかもしれない……そんな希望が、わずかに芽生えていた。
「そうか、それはよかった。このまま慣れれば貴様の最大の欠点である乗り物酔いを克服できる。クバルカ中佐のスパルタもやった甲斐が有るというものだ。中佐に感謝するべきだな」
励ますようにカウラは笑顔を浮かべてそう言った。
「そうなれば良いんですけど……でも宇宙酔いは克服は難しそうです。今後ないと良いですね、宇宙の出動の事件。僕また一週間は寝たきりになると思いますよ」
確かに誠の乗り物酔いは以前よりだいぶ良くなっていた。この前もアニメ声優のサイン会に電車で出かけたときに、それまでなら何回か電車を降りて体調を整えないととてもたどり着けない誠だったが、その時は一度も電車を降りずに目的の駅までたどり着くことができた。ただ、05式の重力制御装置を使っての無重力体験では、どうしても吐くのを止められなかった。こればかりは地上での勤務が中心の今の生活ではどうしようもないと誠は諦めていた。
「何にでも慣れるものだ。無重力に弱いのも要は慣れだ。いつかは慣れていくものだ。たぶんこれからも宇宙への出動の任務は有るだろう。それまでに自主的に島田に許可をもらって05式の重力制御装置を使って無重力に慣れておけ。ただ、慣れてはいけないものもある」
寮からの細い小道を車を進めて国道に入る交差点で車を停めたカウラはそう言って助手席の誠を見つめた。
「なんですか?それは」
誠は神妙な面持ちのカウラに向って不思議そうな表情でそう尋ねた。
「人を殺すことには慣れるな。そうなったら人間として終る。これはクバルカ中佐の意志でもある。まあ西園寺はこの部隊に来る前に人を殺すことに慣れてしまっていたからアレは参考にするな。アイツは……人を殺すことを何とも思っていないからな。クバルカ中佐も西園寺のその点を治そうとしているが……簡単に治るものでは無いだろうな。何もクバルカ中佐や隊長の様に大虐殺を行って罪の意識を持ってそこで悟って人殺しに慣れた人間を嫌うようになれとは言わない。私も貴様には人を殺すことに慣れてほしくないし貴様にクバルカ中佐や隊長のような境地に達してもらおうとも思っていない」
真剣な表情でカウラはそう言った。
「僕も嫌ですよ、そんなことに慣れるのは……確かにクバルカ中佐や西園寺さんはこれまでの戦いでたくさんの人を殺して慣れてしまっているみたいですけど……これからも続くんですよね、僕達の戦いは。そうなれば当然たくさんの人が死ぬ。それが日常になる。そうして殺人に慣れていく。僕が拉致された時の西園寺さんの戦い方。確かに人殺しを楽しんでいるように見えました。僕はああはなりたくは有りません。いくら任務でもあれはひどすぎます。人が死ぬんです。涙ぐらい流すのが当然の話でしょ?例え敵で悪人でも命あるものなんですから」
昨日出会った『革命家』を名乗る男との対決を思い出し、誠はこれからも戦いが続くことを理解した。
「そうだ、出動はこれからもある。『ビックブラザーの加護』が無くなった今、敵は容赦なく攻撃を仕掛けてくる。当然こちらも反撃して敵を倒すことになるだろう。その時に相手の死を悲しむ心を忘れないでほしい。ああ、これは私の言葉ではない。クバルカ中佐の言葉だ。だが私もそれは正しいと思う。私自身にも常にそのことを言い聞かせるようにしている。私は戦闘用人造人間『ラスト・バタリオン』……『殺すため』に作られた存在だった」
カウラは言葉を一拍置いて、誠を見つめた。
「でも、そういう命が『守る側』に回ってもいいと、隊長は教えてくれた。だから私は、人を殺すことに……慣れたくない。せめて、それだけは人間としての最後の境界線だと思ってる」
駅に向かう国道に車を走らせながらカウラは初めて笑顔を浮かべた。
「そうですね……人が死ぬんですから。忘れません。そんなカウラさんは立派だと僕は思います」
誠は自分自身に言い聞かせるようにそう言った。
カウラの運転する『スカイラインGTR』はそのまま月島屋のある駅前商店街のアーケード前のコインパーキングに停まった。
「じゃあ行くぞ。ここにいてもすることが無い。することが無ければ次に進む。それが人生に必要だと私はロールアウトしてから学んで来た」
そう言うとカウラは素早く運転席から降りる。誠もあわててシートベルトを外してその後ろに続いた。
予想通り、月島屋の店先はまだ縄のれんは出ていなかった。
「やっぱり早すぎたんですよ。って今の時間からだと勉強を教えるったって大した時間は取れませんよ。カウラさんは製造された時に知識を脳に焼き付けられて生まれたから勉強と言う物を良く分かっていないみたいですけど、勉強と言う物は時間をかけてゆっくりやるものなんですよ。カウラさんはせっかちすぎます」
人にものを教えるのは口下手な誠には難しい事なのでカウラに向ってそう言った。
「貴様には課せられた任務がある。それに勉強は時間の長さじゃない。中身の問題だ。私も知識は製造時に植え付けられていたがそれは戦うために必要な知識だった。生きていくために必要な知識。人生を楽しむ知識。これは全て後天的に身に着けたものだ。それもまた貴様等は『社会勉強』と言うのだろ?じゃあ同じ勉強じゃないか。どこが違うというんだ?」
カウラはそう言うとそのまま無遠慮に月島屋のガラスの引き戸を開けた。
「小夏は居るか?」
いきなりカウラは開店前の無人の店内で大声を出した。
「カウラの姐御。お早いお着きで……って早すぎっすよ。まだ開店まで相当時間が有りますよ……そんなに飲みたい……でも姐御は飲まないんですよね。じゃあどんな用ですか?こんな時間から何をするつもりですか?」
先ほど着ていた白いブラウス姿のままの小夏が階段から降りてくる。
「神前を連れてきた。いつも貴様は店の手伝いばかりで宿題がたまっているだろう。神前を頼るがいい」
カウラは自分の提案が歓迎されるものと決めつけてそう言ったが、小夏の表情はいま1つさえないものだった。
「誠さんねえ……誠の兄さんは古文得意です?」
誠が予想していた中で最悪の言葉が小夏の口から吐かれた。
「カウラさん、だから言ったじゃないですか。小夏ちゃん、理系教科は得意でしょ?」
古文は誠の一番苦手とする教科である。そして雰囲気的に小夏は誠が高校時代に居た理系クラスの女子と似ていることを思い出した。
「ええまあ……数学とかは結構好きな質でして……誠の兄さんは理系の単科大学の出身だって聞いてますからたぶん、アタシの得意分野とほとんどかぶってるんじゃないかと思うんっすよ。すいやせんね」
自分の提案が無駄に終わったことを知ってカウラはがっかりしたように肩を落とした。
「古文……何度追試を受けただろう……今になってきて……社会人になってこんなものに再び出会うなんて……」
誠は冷や汗をぬぐいながら、現実逃避したくなる気持ちを押し込めて答えた。
「神前の兄さん……ごめんなさい、やっぱり無理でしたね。でも、来てくれただけでちょっと嬉しかったっす」
小夏はそう言って笑った。
彼女の笑顔は、誰よりも早く『空気』を察して場を和らげる天才的なものだった。
「そう言えばバスでは吐くが乗用車では吐かないんだな、神前は。吐く吐くと思うから吐くんだ。吐かないと思えば吐かない。要は気構えの問題なんだ。そのくらいの覚悟は持て」
車に乗り込んだカウラは助手席でシートベルトを締める誠にそう言った。
「そんな精神論を持ち出されても吐いちゃうものはどうしようもないですよ。それと最近ちょっと車に強くなったんです。シミュレータ訓練のおかげかもしれません。……まあ、パーキングで3回吐きましたけど。それと先週人気声優の握手会とかに電車で東都まで行く事が有ったんですけど、快速電車を最後まで一度も下りずに堪えられたんですよ!やっぱり乗り物には強くなってるんです!そのうち吐き癖も克服できると思います!確かに、まだ道中で3回吐きましたけど……でも、車内ではもう平気です!」
誠は少し誇らしげに言った。
車酔いは、自分にとって『戦えない証』だった。
それが克服できるかもしれない……そんな希望が、わずかに芽生えていた。
「そうか、それはよかった。このまま慣れれば貴様の最大の欠点である乗り物酔いを克服できる。クバルカ中佐のスパルタもやった甲斐が有るというものだ。中佐に感謝するべきだな」
励ますようにカウラは笑顔を浮かべてそう言った。
「そうなれば良いんですけど……でも宇宙酔いは克服は難しそうです。今後ないと良いですね、宇宙の出動の事件。僕また一週間は寝たきりになると思いますよ」
確かに誠の乗り物酔いは以前よりだいぶ良くなっていた。この前もアニメ声優のサイン会に電車で出かけたときに、それまでなら何回か電車を降りて体調を整えないととてもたどり着けない誠だったが、その時は一度も電車を降りずに目的の駅までたどり着くことができた。ただ、05式の重力制御装置を使っての無重力体験では、どうしても吐くのを止められなかった。こればかりは地上での勤務が中心の今の生活ではどうしようもないと誠は諦めていた。
「何にでも慣れるものだ。無重力に弱いのも要は慣れだ。いつかは慣れていくものだ。たぶんこれからも宇宙への出動の任務は有るだろう。それまでに自主的に島田に許可をもらって05式の重力制御装置を使って無重力に慣れておけ。ただ、慣れてはいけないものもある」
寮からの細い小道を車を進めて国道に入る交差点で車を停めたカウラはそう言って助手席の誠を見つめた。
「なんですか?それは」
誠は神妙な面持ちのカウラに向って不思議そうな表情でそう尋ねた。
「人を殺すことには慣れるな。そうなったら人間として終る。これはクバルカ中佐の意志でもある。まあ西園寺はこの部隊に来る前に人を殺すことに慣れてしまっていたからアレは参考にするな。アイツは……人を殺すことを何とも思っていないからな。クバルカ中佐も西園寺のその点を治そうとしているが……簡単に治るものでは無いだろうな。何もクバルカ中佐や隊長の様に大虐殺を行って罪の意識を持ってそこで悟って人殺しに慣れた人間を嫌うようになれとは言わない。私も貴様には人を殺すことに慣れてほしくないし貴様にクバルカ中佐や隊長のような境地に達してもらおうとも思っていない」
真剣な表情でカウラはそう言った。
「僕も嫌ですよ、そんなことに慣れるのは……確かにクバルカ中佐や西園寺さんはこれまでの戦いでたくさんの人を殺して慣れてしまっているみたいですけど……これからも続くんですよね、僕達の戦いは。そうなれば当然たくさんの人が死ぬ。それが日常になる。そうして殺人に慣れていく。僕が拉致された時の西園寺さんの戦い方。確かに人殺しを楽しんでいるように見えました。僕はああはなりたくは有りません。いくら任務でもあれはひどすぎます。人が死ぬんです。涙ぐらい流すのが当然の話でしょ?例え敵で悪人でも命あるものなんですから」
昨日出会った『革命家』を名乗る男との対決を思い出し、誠はこれからも戦いが続くことを理解した。
「そうだ、出動はこれからもある。『ビックブラザーの加護』が無くなった今、敵は容赦なく攻撃を仕掛けてくる。当然こちらも反撃して敵を倒すことになるだろう。その時に相手の死を悲しむ心を忘れないでほしい。ああ、これは私の言葉ではない。クバルカ中佐の言葉だ。だが私もそれは正しいと思う。私自身にも常にそのことを言い聞かせるようにしている。私は戦闘用人造人間『ラスト・バタリオン』……『殺すため』に作られた存在だった」
カウラは言葉を一拍置いて、誠を見つめた。
「でも、そういう命が『守る側』に回ってもいいと、隊長は教えてくれた。だから私は、人を殺すことに……慣れたくない。せめて、それだけは人間としての最後の境界線だと思ってる」
駅に向かう国道に車を走らせながらカウラは初めて笑顔を浮かべた。
「そうですね……人が死ぬんですから。忘れません。そんなカウラさんは立派だと僕は思います」
誠は自分自身に言い聞かせるようにそう言った。
カウラの運転する『スカイラインGTR』はそのまま月島屋のある駅前商店街のアーケード前のコインパーキングに停まった。
「じゃあ行くぞ。ここにいてもすることが無い。することが無ければ次に進む。それが人生に必要だと私はロールアウトしてから学んで来た」
そう言うとカウラは素早く運転席から降りる。誠もあわててシートベルトを外してその後ろに続いた。
予想通り、月島屋の店先はまだ縄のれんは出ていなかった。
「やっぱり早すぎたんですよ。って今の時間からだと勉強を教えるったって大した時間は取れませんよ。カウラさんは製造された時に知識を脳に焼き付けられて生まれたから勉強と言う物を良く分かっていないみたいですけど、勉強と言う物は時間をかけてゆっくりやるものなんですよ。カウラさんはせっかちすぎます」
人にものを教えるのは口下手な誠には難しい事なのでカウラに向ってそう言った。
「貴様には課せられた任務がある。それに勉強は時間の長さじゃない。中身の問題だ。私も知識は製造時に植え付けられていたがそれは戦うために必要な知識だった。生きていくために必要な知識。人生を楽しむ知識。これは全て後天的に身に着けたものだ。それもまた貴様等は『社会勉強』と言うのだろ?じゃあ同じ勉強じゃないか。どこが違うというんだ?」
カウラはそう言うとそのまま無遠慮に月島屋のガラスの引き戸を開けた。
「小夏は居るか?」
いきなりカウラは開店前の無人の店内で大声を出した。
「カウラの姐御。お早いお着きで……って早すぎっすよ。まだ開店まで相当時間が有りますよ……そんなに飲みたい……でも姐御は飲まないんですよね。じゃあどんな用ですか?こんな時間から何をするつもりですか?」
先ほど着ていた白いブラウス姿のままの小夏が階段から降りてくる。
「神前を連れてきた。いつも貴様は店の手伝いばかりで宿題がたまっているだろう。神前を頼るがいい」
カウラは自分の提案が歓迎されるものと決めつけてそう言ったが、小夏の表情はいま1つさえないものだった。
「誠さんねえ……誠の兄さんは古文得意です?」
誠が予想していた中で最悪の言葉が小夏の口から吐かれた。
「カウラさん、だから言ったじゃないですか。小夏ちゃん、理系教科は得意でしょ?」
古文は誠の一番苦手とする教科である。そして雰囲気的に小夏は誠が高校時代に居た理系クラスの女子と似ていることを思い出した。
「ええまあ……数学とかは結構好きな質でして……誠の兄さんは理系の単科大学の出身だって聞いてますからたぶん、アタシの得意分野とほとんどかぶってるんじゃないかと思うんっすよ。すいやせんね」
自分の提案が無駄に終わったことを知ってカウラはがっかりしたように肩を落とした。
「古文……何度追試を受けただろう……今になってきて……社会人になってこんなものに再び出会うなんて……」
誠は冷や汗をぬぐいながら、現実逃避したくなる気持ちを押し込めて答えた。
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