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もう一つの対立軸
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「エマが倒れてジュリエッタ様にぶつかってしまったみたいで……その時、フリージア様が仲裁に入ってくださいましたの」
「なるほどな」
私はハーブティーを飲みながら、ヴィルヘルムに夜会で起きた一悶着について話していた。夜会以外はヴィルヘルムと離れて過ごしていたので、寝る前に今日の出来事を互いに話そうとなったのである。
寝室の丸テーブルの上には、ハーブティーを入れたティーカップが二つとティーポットが一つ。さながら、夜のお茶会である。ほの暗い部屋にはハーブの優しげな香りが広がっており、夜会での疲れが癒されていくような気がした。
「フリージア嬢たちには、また今度きちんと礼を言わねばなるまいな」
「その、ヴィルヘルム様」
「どうした?」
「ジュリエッタ様とフリージア様は……過去に何かあったのですか?」
二人のやりとりを見て、どうにもあの場限りの衝突とは思えなかった。言うなれば、もっと根深い因縁のようなものがあるような気がしてならなかったのである。
「その二人……というよりも、あそこは家同士の仲が悪いと言った方が正しいな」
「え?」
「ハンデルク家とツァレンテ家は、過去に起きた離婚騒動以後、対立関係にあるんだ」
ヴィルヘルムいわく、今の公爵から数えて三代前の時代に、両家は婚姻関係を結んだらしい。
ハンデルク公爵の令嬢とツァレンテ公爵の令息の結婚は、家柄としても釣り合っており、友好関係を結んだ国の者同士ということで周囲から大いに祝福されたのだという。
しかし。それは長くは続かず、やがて公爵令嬢が婚家から追い出されるという最悪の形で、離婚が成立した。
「離婚となった場合、離縁状に夫婦二人がサインをしたり、手順を踏んで成立させるのが一般的だ。それもなしに強引に離婚を成立させられたというのは、一族の名に泥を塗られたのと同義だ。当然ながら、ハンデルク家はツァレンテ家に激しく抗議したらしい」
しかし、時のツァレンテ公爵は謝罪するどころか「ハンデルク公爵令嬢が次期公爵の夫人としてふさわしい愛嬌を身につけられなかった」と、離婚理由はすべてハンデルク側にあると主張した。それに対してハンデルク家は、「ツァレンテ家の主張は事実無根である」と反論したらしいが、結局今となっては真相は闇の中である。だが離婚後すぐにツァレンテ公爵令息が隣国から王女を娶ったことからするに、作為を感じざるを得ない。
「どちらの主張が正しかったかはさておき。それ以降、両家はことある毎に衝突している、という訳だ」
「そうだったんですね」
「両家共に高貴な家柄であるがゆえに、今でも貴族たちは密かに派閥に別れている程だ」
ツァレンテ家は代々政略結婚を繰り返しており、各国の王族との関係も深い。ちなみに、現公爵夫人もルードガレス国王の妹である。
それに対してハンデルク家は、大国の王族との婚姻関係こそ結んでいないものの、代々リュドミラ国王に仕えるという重要な役割を担っている。事実、現ハンデルク公爵は元リュドミラ王立騎士団長で今は宰相を務めており、ライアンもいずれは騎士団長に就任することが決まっている。
「各国に幅広い人脈を持つツァレンテ公爵と、奉仕活動に積極的に取り組む人格者で知られるハンデルク公爵。人気はちょうど五分五分と言ったところか」
どちらの家に付くか、はたまた中立を保つか。様々な場面で、貴族たちは選択を迫られるのだという。
「何だか……テルクスタとリュドミラみたいですね……っ、すみません」
言ってから口に出したことを後悔したものの、ヴィルヘルムは笑って聞き流してくれたのだった。
「っ、そう言えば。ハンデルク公爵夫人と義母上は仲がよろしいのですね」
今日の夜会でも、二人はとても楽しそうに会話していた。それは義務的なものではなく、友人同士の雑談に近いものであるのは、私から見ても明らかだったのだ。
「ああ、私とライアンたちが同い年というのもあって、昔から家族ぐるみで交流する機会も多かったからな。それで、仲良くなったみたいだ」
「ふふっ、そうだったんですね」
結婚式後の晩餐会や今宵の夜会でも、ヴィルヘルムに対して恐れを隠せない客人とは異なり、ライアンたちだけは堂々と立ち振る舞っていた。おそらく、彼らからすればヴィルヘルムも「恐ろしい黒狼」ではなく、昔からの仲の良い幼なじみなのだろう。
「とりわけ母上と公爵夫人は……‘‘似たもの同士’’だから余計に、仲が良いのかもしれないな」
「あら、共通のご趣味でもありますの?」
「いや。世間で言う異端児を産んでしまった者同士、という方が正しいな」
ヴィルヘルムは、ぽつりと呟いた。
「……そんな、異端児だなんて」
「貴族の間では、今でも双子や三つ子などは忌み嫌われている。妊娠中に多胎児と分かった時点で、間引くことも多々あることだ」
「……っ」
「子供好きだったこともあり、公爵夫妻は周囲の反対を押し切って双子を生み育てる決断をした。だが間引きを行わず二人を産んだ公爵夫人は、‘‘獣腹’’と散々陰口を叩かれたらしい。公爵に対しても、今からでもガーネットを養子に出してはどうかと進言する者もいたとか」
「……酷い」
「私の母上もそうだ」
ヴィルヘルムの声は、いつしか一段と暗いものとなっていた。
「平和な世に不必要な程の魔力を宿した子を産んだ、迷惑な女。長らく母上はそう呼ばれていたんだ」
「っ……」
理不尽な差別や偏見に晒されてきた公爵夫人や義母上の気持ちを想像すると、胸が潰れるような気分であった。
そしてヴィルヘルムは、思わぬ言葉を口にしたのだった。
「全部、私のせいで」
「え?」
「済まない。暗い話はここまでにしよう。……そう言えば」
私の表情を見て、ヴィルヘルムは話題を変えるように言葉を続けた。
「ライアンから聞いたのだが、フリージア嬢がお前と友達になりたがっているらしい」
「えっ、えええ!?」
「歳も近いから、話も合うだろう。無理強いはしないが、良ければ今度会った時にでも、少し話してみるといい」
不意に、夜会でフリージアから声をかけられた時のことを思い出す。あの時は唐突で驚いたものの、そう言われるとそういう意味合いだったのか、と妙に納得することであった。
(でも、何で私なんかにご興味を持たれたのかしら……?)
「光栄ですけど、何だか荷が重いというか、何を話せば良いのか分からないというか……」
「そんなに深く考えるな。公務とは関係なく、好きなことを自由に話してみればいい」
好きなこと。メイドたちとの気軽なおしゃべりと、松の実と。とても公爵令嬢との歓談の話題に出せないようなものばかりが、頭の中に思い浮かぶばかりであった。
「さて、もう遅いしそろそろ寝るか、それか……」
「?」
「もう少し‘‘夜更かし’’するか?」
「っ……」
彼の言う言葉の意味を、私はすぐさま理解した。そして迷わず、私は夜更かしを選んだのだった。
「なるほどな」
私はハーブティーを飲みながら、ヴィルヘルムに夜会で起きた一悶着について話していた。夜会以外はヴィルヘルムと離れて過ごしていたので、寝る前に今日の出来事を互いに話そうとなったのである。
寝室の丸テーブルの上には、ハーブティーを入れたティーカップが二つとティーポットが一つ。さながら、夜のお茶会である。ほの暗い部屋にはハーブの優しげな香りが広がっており、夜会での疲れが癒されていくような気がした。
「フリージア嬢たちには、また今度きちんと礼を言わねばなるまいな」
「その、ヴィルヘルム様」
「どうした?」
「ジュリエッタ様とフリージア様は……過去に何かあったのですか?」
二人のやりとりを見て、どうにもあの場限りの衝突とは思えなかった。言うなれば、もっと根深い因縁のようなものがあるような気がしてならなかったのである。
「その二人……というよりも、あそこは家同士の仲が悪いと言った方が正しいな」
「え?」
「ハンデルク家とツァレンテ家は、過去に起きた離婚騒動以後、対立関係にあるんだ」
ヴィルヘルムいわく、今の公爵から数えて三代前の時代に、両家は婚姻関係を結んだらしい。
ハンデルク公爵の令嬢とツァレンテ公爵の令息の結婚は、家柄としても釣り合っており、友好関係を結んだ国の者同士ということで周囲から大いに祝福されたのだという。
しかし。それは長くは続かず、やがて公爵令嬢が婚家から追い出されるという最悪の形で、離婚が成立した。
「離婚となった場合、離縁状に夫婦二人がサインをしたり、手順を踏んで成立させるのが一般的だ。それもなしに強引に離婚を成立させられたというのは、一族の名に泥を塗られたのと同義だ。当然ながら、ハンデルク家はツァレンテ家に激しく抗議したらしい」
しかし、時のツァレンテ公爵は謝罪するどころか「ハンデルク公爵令嬢が次期公爵の夫人としてふさわしい愛嬌を身につけられなかった」と、離婚理由はすべてハンデルク側にあると主張した。それに対してハンデルク家は、「ツァレンテ家の主張は事実無根である」と反論したらしいが、結局今となっては真相は闇の中である。だが離婚後すぐにツァレンテ公爵令息が隣国から王女を娶ったことからするに、作為を感じざるを得ない。
「どちらの主張が正しかったかはさておき。それ以降、両家はことある毎に衝突している、という訳だ」
「そうだったんですね」
「両家共に高貴な家柄であるがゆえに、今でも貴族たちは密かに派閥に別れている程だ」
ツァレンテ家は代々政略結婚を繰り返しており、各国の王族との関係も深い。ちなみに、現公爵夫人もルードガレス国王の妹である。
それに対してハンデルク家は、大国の王族との婚姻関係こそ結んでいないものの、代々リュドミラ国王に仕えるという重要な役割を担っている。事実、現ハンデルク公爵は元リュドミラ王立騎士団長で今は宰相を務めており、ライアンもいずれは騎士団長に就任することが決まっている。
「各国に幅広い人脈を持つツァレンテ公爵と、奉仕活動に積極的に取り組む人格者で知られるハンデルク公爵。人気はちょうど五分五分と言ったところか」
どちらの家に付くか、はたまた中立を保つか。様々な場面で、貴族たちは選択を迫られるのだという。
「何だか……テルクスタとリュドミラみたいですね……っ、すみません」
言ってから口に出したことを後悔したものの、ヴィルヘルムは笑って聞き流してくれたのだった。
「っ、そう言えば。ハンデルク公爵夫人と義母上は仲がよろしいのですね」
今日の夜会でも、二人はとても楽しそうに会話していた。それは義務的なものではなく、友人同士の雑談に近いものであるのは、私から見ても明らかだったのだ。
「ああ、私とライアンたちが同い年というのもあって、昔から家族ぐるみで交流する機会も多かったからな。それで、仲良くなったみたいだ」
「ふふっ、そうだったんですね」
結婚式後の晩餐会や今宵の夜会でも、ヴィルヘルムに対して恐れを隠せない客人とは異なり、ライアンたちだけは堂々と立ち振る舞っていた。おそらく、彼らからすればヴィルヘルムも「恐ろしい黒狼」ではなく、昔からの仲の良い幼なじみなのだろう。
「とりわけ母上と公爵夫人は……‘‘似たもの同士’’だから余計に、仲が良いのかもしれないな」
「あら、共通のご趣味でもありますの?」
「いや。世間で言う異端児を産んでしまった者同士、という方が正しいな」
ヴィルヘルムは、ぽつりと呟いた。
「……そんな、異端児だなんて」
「貴族の間では、今でも双子や三つ子などは忌み嫌われている。妊娠中に多胎児と分かった時点で、間引くことも多々あることだ」
「……っ」
「子供好きだったこともあり、公爵夫妻は周囲の反対を押し切って双子を生み育てる決断をした。だが間引きを行わず二人を産んだ公爵夫人は、‘‘獣腹’’と散々陰口を叩かれたらしい。公爵に対しても、今からでもガーネットを養子に出してはどうかと進言する者もいたとか」
「……酷い」
「私の母上もそうだ」
ヴィルヘルムの声は、いつしか一段と暗いものとなっていた。
「平和な世に不必要な程の魔力を宿した子を産んだ、迷惑な女。長らく母上はそう呼ばれていたんだ」
「っ……」
理不尽な差別や偏見に晒されてきた公爵夫人や義母上の気持ちを想像すると、胸が潰れるような気分であった。
そしてヴィルヘルムは、思わぬ言葉を口にしたのだった。
「全部、私のせいで」
「え?」
「済まない。暗い話はここまでにしよう。……そう言えば」
私の表情を見て、ヴィルヘルムは話題を変えるように言葉を続けた。
「ライアンから聞いたのだが、フリージア嬢がお前と友達になりたがっているらしい」
「えっ、えええ!?」
「歳も近いから、話も合うだろう。無理強いはしないが、良ければ今度会った時にでも、少し話してみるといい」
不意に、夜会でフリージアから声をかけられた時のことを思い出す。あの時は唐突で驚いたものの、そう言われるとそういう意味合いだったのか、と妙に納得することであった。
(でも、何で私なんかにご興味を持たれたのかしら……?)
「光栄ですけど、何だか荷が重いというか、何を話せば良いのか分からないというか……」
「そんなに深く考えるな。公務とは関係なく、好きなことを自由に話してみればいい」
好きなこと。メイドたちとの気軽なおしゃべりと、松の実と。とても公爵令嬢との歓談の話題に出せないようなものばかりが、頭の中に思い浮かぶばかりであった。
「さて、もう遅いしそろそろ寝るか、それか……」
「?」
「もう少し‘‘夜更かし’’するか?」
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