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第20話 一夜明けて
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朝食を済ませた3人は揃ってフォーブの街へと向かう。
その道中で、これまでの経緯をお互いに話しあった。
「フォーブの街へ行くのは初めてなのか?」
「ええ。あの廃宿屋から奥へは行っていません。……すれ違う人が怖くて」
「ああ……」
美弦の気持ち――優志には痛いほどよくわかる。
例えばダズだ。
最初会った時は瀕死の状態だったため、なんとか救おうと必死だった。――が、もしダズが健康な状態であったら、きっと優志も話しかけるのを躊躇しただろう。人相もそうだが、全身に武器を装備したあの出で立ちも声のかけにくさに一役買っている。
「そうでしょうか」
一方、この世界で生まれ育ち、冒険者を身近に見てきたリウィルは優志たちの心境は理解できないようだった。
そんな話をしているうちに、フォーブの街へ到着。
早速町長の家を訪ね、経緯を説明する。
その際、美弦の素性については伏せておくことにした。一応、一般向けに勇者召喚された者たちはお披露目されているが、冒険者たちの大半は魔王討伐やら王都でのイベントやらには興味のない連中揃いだから知っているヤツの方が少数だろうというジームの助言に従っての決断だった。
その決断は正しかったようで、町長をはじめフォーブの街の者たちは美弦が勇者であることに気づいた様子はなかった。
とりあえず、美弦は帰る家を失くした身の上で、あそこには幼い頃から一緒にいる愛犬と共に雨風をしのぐために借りていたことという設定で通すことにした。
「なるほど……その子の相棒が宿屋騒動の犯人か。しかし、お嬢ちゃんその若さで随分と辛い目にあってきたようだな」
町長はでっち上げた美弦の置かれた現状に深く同情し、涙まで流していた。
こんないい人に嘘をつくのは心が痛むが、いずれ落ち着いたら真実を話そうと決めてこの場は堪えることにした。
「そういったわけで、あの物件にはもうなんの問題もありません。なので、あそこに店舗を構える許可をいただきたいのですが」
「もちろん許可しよう」
町長はふたつ返事で了承。
その後、正式な手続きとして町長の用意した契約書を交わした。幸いにも、この世界の言葉だけでなく文字も理解できるようなので、不審な点がないか優志が自らの目で確認することができた。
廃宿屋ということもあり、内装含む諸々が修繕を必要とするほどのものであったため、町長からはいっそ買い取ったらどうかと提案された。
「本来なら家賃をいただくが、買い取りならばそれも発生しない」
「しかし、そうなると高額になるんじゃ」
「おまえが今出せる予算の限界はいくらだ?」
「えっと……」
修繕に使う金と当面の生活費ともし商売が軌道に乗らなかった時のための保険――それらを差し引いた額を町長に提示すると、
「それで手を打とう」
「え? いいんですか?」
さすがに断られる額だと踏んでいた優志だったが、町長からの返事はまさかの「OK」だった。
「何か問題でも?」
「い、いえ、こちらとしてはありがたい限りですが」
「ならばいいだろ? ワシとしても、おまえさんたちの商売にはとても興味があるし、きっと成功すると思う。それが評判になれば今以上に街へ冒険者た訪れるようになり、結果としてこの街の財政は潤うという算段だ」
つまりは先行投資のつもりらしい。
こうして、およそ半日をかけて買い取りの手続きを進めていき――空が橙色に染まり始めた頃、正式にあの廃宿屋の所有権は優志に譲渡された。
「もうこんな時間か……それにしても、まさか異世界に来てまでこんなにも書類処理をするハメになるとはなぁ」
凝り固まった体をほぐすように、優志はぐーっと伸びをする。
サラリーマン時代はお手の物だった書類の処理も、こちら側の世界では事情が異なる。というのも、文字は読めても書くことができなかったのだ。そのため、書き仕事はすべてリウィルに任せることになった。
そのリウィルは一足先に仕事を終え、別室で美弦と共に町長と最終的な今後の打ち合わせをしている優志を待っていた。
「さて、ふたりを呼びに行くか」
別室で待機しているリウィルたちのもとへ向かうと、疲れ果てたのかふたりともソファで寄り添いながら寝ていた。
「待たせたな、ふたりとも」
「ふあ? 終わりましたか?」
まぶたをこすりながら体を起こすリウィル。続いて、美弦も目を覚ました。
改めて、今日決まった内容をおさらいするために、優志たちはジームの宿屋へと戻ることにした。
「この宿屋に返って来るのも……今日で最後になりそうだな」
ジームの宿屋の外観を眺めながら優志は呟く。
「そうですね。――あ、でも、あの廃宿屋でせめて私たちが寝られるスペースを確保できないとまた泊まることになりそうですが」
「……そうならないように努力しよう」
「わ、私も手伝います!」
「ガウ!」
美弦とアルベロスもヤル気は十分なようだ。
優志はジームに今日の話の内容を伝え、早ければ明日にもここを出ていくことを告げた。ジームはとりあえずの就職先が決まった優志へ、「おめでとう。開店したら休みを見つけて俺も必ず行くよ」とエールを送った。
「何から何までお世話になりました、ジームさん」
「いやなに、そんな大層なことをした覚えはないよ」
ジームは照れ臭そうに笑う。
「商売の成功を祈っているよ」
「ありがとうございます」
固い握手を交わしてから、リウィルたちの待つ食堂へ向かった。
そこで、今後の方針を語る。
「明日はあの廃宿屋の修繕に入る」
「必要な道具とかどうしましょうか」
「町長からいい店を紹介してもらった。そこで道具一式が手に入る。それと、ダズのパーティーへ連絡を取ってくれる手筈にもなっている。彼らならば喜んで修繕の手伝いをするだろうってお墨付きだ」
「手際がいいですね」
「俺の提案した商売に、町長は期待してくれているからな。そのために、あの廃宿屋も破格の値段で俺に売ってくれたわけだし」
あとからの話し合いでこの世界における物件の相場事情を聞いたが、やはり優志の提示した額はかなり低く、本来ならば譲渡が成立するはずがないほどであった。
「そうでしたね。――なら、気合を入れていかないと」
「私たちや召喚獣たちも全力でお手伝いします。頑張りましょうね!」
「おう」
異世界での商売開始に向けて、3人の意欲は十分に滾っているようだった。
その道中で、これまでの経緯をお互いに話しあった。
「フォーブの街へ行くのは初めてなのか?」
「ええ。あの廃宿屋から奥へは行っていません。……すれ違う人が怖くて」
「ああ……」
美弦の気持ち――優志には痛いほどよくわかる。
例えばダズだ。
最初会った時は瀕死の状態だったため、なんとか救おうと必死だった。――が、もしダズが健康な状態であったら、きっと優志も話しかけるのを躊躇しただろう。人相もそうだが、全身に武器を装備したあの出で立ちも声のかけにくさに一役買っている。
「そうでしょうか」
一方、この世界で生まれ育ち、冒険者を身近に見てきたリウィルは優志たちの心境は理解できないようだった。
そんな話をしているうちに、フォーブの街へ到着。
早速町長の家を訪ね、経緯を説明する。
その際、美弦の素性については伏せておくことにした。一応、一般向けに勇者召喚された者たちはお披露目されているが、冒険者たちの大半は魔王討伐やら王都でのイベントやらには興味のない連中揃いだから知っているヤツの方が少数だろうというジームの助言に従っての決断だった。
その決断は正しかったようで、町長をはじめフォーブの街の者たちは美弦が勇者であることに気づいた様子はなかった。
とりあえず、美弦は帰る家を失くした身の上で、あそこには幼い頃から一緒にいる愛犬と共に雨風をしのぐために借りていたことという設定で通すことにした。
「なるほど……その子の相棒が宿屋騒動の犯人か。しかし、お嬢ちゃんその若さで随分と辛い目にあってきたようだな」
町長はでっち上げた美弦の置かれた現状に深く同情し、涙まで流していた。
こんないい人に嘘をつくのは心が痛むが、いずれ落ち着いたら真実を話そうと決めてこの場は堪えることにした。
「そういったわけで、あの物件にはもうなんの問題もありません。なので、あそこに店舗を構える許可をいただきたいのですが」
「もちろん許可しよう」
町長はふたつ返事で了承。
その後、正式な手続きとして町長の用意した契約書を交わした。幸いにも、この世界の言葉だけでなく文字も理解できるようなので、不審な点がないか優志が自らの目で確認することができた。
廃宿屋ということもあり、内装含む諸々が修繕を必要とするほどのものであったため、町長からはいっそ買い取ったらどうかと提案された。
「本来なら家賃をいただくが、買い取りならばそれも発生しない」
「しかし、そうなると高額になるんじゃ」
「おまえが今出せる予算の限界はいくらだ?」
「えっと……」
修繕に使う金と当面の生活費ともし商売が軌道に乗らなかった時のための保険――それらを差し引いた額を町長に提示すると、
「それで手を打とう」
「え? いいんですか?」
さすがに断られる額だと踏んでいた優志だったが、町長からの返事はまさかの「OK」だった。
「何か問題でも?」
「い、いえ、こちらとしてはありがたい限りですが」
「ならばいいだろ? ワシとしても、おまえさんたちの商売にはとても興味があるし、きっと成功すると思う。それが評判になれば今以上に街へ冒険者た訪れるようになり、結果としてこの街の財政は潤うという算段だ」
つまりは先行投資のつもりらしい。
こうして、およそ半日をかけて買い取りの手続きを進めていき――空が橙色に染まり始めた頃、正式にあの廃宿屋の所有権は優志に譲渡された。
「もうこんな時間か……それにしても、まさか異世界に来てまでこんなにも書類処理をするハメになるとはなぁ」
凝り固まった体をほぐすように、優志はぐーっと伸びをする。
サラリーマン時代はお手の物だった書類の処理も、こちら側の世界では事情が異なる。というのも、文字は読めても書くことができなかったのだ。そのため、書き仕事はすべてリウィルに任せることになった。
そのリウィルは一足先に仕事を終え、別室で美弦と共に町長と最終的な今後の打ち合わせをしている優志を待っていた。
「さて、ふたりを呼びに行くか」
別室で待機しているリウィルたちのもとへ向かうと、疲れ果てたのかふたりともソファで寄り添いながら寝ていた。
「待たせたな、ふたりとも」
「ふあ? 終わりましたか?」
まぶたをこすりながら体を起こすリウィル。続いて、美弦も目を覚ました。
改めて、今日決まった内容をおさらいするために、優志たちはジームの宿屋へと戻ることにした。
「この宿屋に返って来るのも……今日で最後になりそうだな」
ジームの宿屋の外観を眺めながら優志は呟く。
「そうですね。――あ、でも、あの廃宿屋でせめて私たちが寝られるスペースを確保できないとまた泊まることになりそうですが」
「……そうならないように努力しよう」
「わ、私も手伝います!」
「ガウ!」
美弦とアルベロスもヤル気は十分なようだ。
優志はジームに今日の話の内容を伝え、早ければ明日にもここを出ていくことを告げた。ジームはとりあえずの就職先が決まった優志へ、「おめでとう。開店したら休みを見つけて俺も必ず行くよ」とエールを送った。
「何から何までお世話になりました、ジームさん」
「いやなに、そんな大層なことをした覚えはないよ」
ジームは照れ臭そうに笑う。
「商売の成功を祈っているよ」
「ありがとうございます」
固い握手を交わしてから、リウィルたちの待つ食堂へ向かった。
そこで、今後の方針を語る。
「明日はあの廃宿屋の修繕に入る」
「必要な道具とかどうしましょうか」
「町長からいい店を紹介してもらった。そこで道具一式が手に入る。それと、ダズのパーティーへ連絡を取ってくれる手筈にもなっている。彼らならば喜んで修繕の手伝いをするだろうってお墨付きだ」
「手際がいいですね」
「俺の提案した商売に、町長は期待してくれているからな。そのために、あの廃宿屋も破格の値段で俺に売ってくれたわけだし」
あとからの話し合いでこの世界における物件の相場事情を聞いたが、やはり優志の提示した額はかなり低く、本来ならば譲渡が成立するはずがないほどであった。
「そうでしたね。――なら、気合を入れていかないと」
「私たちや召喚獣たちも全力でお手伝いします。頑張りましょうね!」
「おう」
異世界での商売開始に向けて、3人の意欲は十分に滾っているようだった。
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