あれから会う事もなく3年が立ちました

尾道小町

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〖十死一生〗

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ファルス・ローバンゼット侯爵3代前の王様の弟で孫娘をユリアス王太子の王太子妃にと進めてきた。


ユリアス王太子殿下は即、断わったが、それでもう1度は会ってみてくださいと、ひつこく食い下がってきた。


これ以上、断われば角が立つかな?
「解った!1度会うだけだ」


やっと会ってくれると約束を取り付けた!
「はい、ありがとうございます孫娘サンドラ、も喜びます」


ローバンゼット侯爵は喜んだ会ったら、サンドラの虜になるだろうと考えていたのだ。


それ程サンドラ侯爵令嬢は、美しく賢く根は優しい自慢の孫娘であった。



早速孫娘サンドラ侯爵令嬢と会うことになり、ユリアス王太子殿下は、こんな約束するべきでなかったと後悔していた。


何となくシルビアが知ったら誤解するのでは?
嫌われる?
俺はシルビアの気持ちが気になるのか?
何故だ!



謁見の間で紹介されるだけの話だ直ぐ終わらせてシルビアとユージンに会いに行こう。


ローバンゼット侯爵とサンドラ侯爵令嬢(孫娘)が謁見の間でユリアス王太子殿下が現れるのを待っていた。


ローバンゼット侯爵は、孫娘との結婚を望んでいる昔は娘のフィオナと王様が王太子殿下の頃、結婚させようと計画していたが今の王妃と結婚が決まり諦めたのだ。


今度こそ孫娘サンドラと、ユリアス王太子殿下を結婚させようと登城させて婚約者候補になっていたがシルビア伯爵令嬢と婚約が決まりそうで諦めた。


ダイアナ王女が色々画策し自滅してくれたお陰で、シルビア伯爵令嬢は毒を盛られ目覚めないので婚約の話も無くなり、こちらにチャンスが巡ってきた。


シルビア伯爵令嬢が、目覚めた時は意気消沈したが、ユリアス王太子殿下がシルビア伯爵令嬢と息子ユージン2人の記憶が無くなっていたのだ。これ以上ない運が回ってきた。






まあ、サンドラは妖精のように美しく性格も優しい自慢の孫娘なのでユリアス王太子もきっと愛するようになるはずだ。


ユリアス王太子は嫌々サンドラ嬢と会う約束をしたのだが邪険にできない、ユリアス王太子である。
「ローバンゼット侯爵にサンドラ嬢、遅くなった面を上げよ」


やっとだ!これで王太子妃はサンドラに決まりだ!
「ユリアス王太子殿下お久し振りです、やっと孫娘と会ってくださり、ありがとうございます」


本当に執拗い、まあ、これで俺の態度で諦めるだろう。
「俺も忙しくてな」


「サンドラよ、ユリアス王太子殿下に挨拶をしなさい」


綺麗なカテーシーをしながら挨拶をした。
「サンドラ・ローバンゼット侯爵令嬢です」


ピンクブロンドの髪に翡翠色の瞳、色白で美しい娘が笑顔で此方を見ている。


ユリアス王太子殿下は美しい娘を見て好ましいと思い見つめていた。





ユリアス王太子殿下は悩んでいた。


謁見の間で紹介された、サンドラ侯爵令嬢との事が城で噂されているようだ。





会ったその日に、引かれていたがシルビアの事も気になっていたのに、庭園でサンドラ侯爵令嬢と2人で散歩していたと婚約も時期に決まって発表されるだろうと囁かれていた。


サンドラ侯爵令嬢に引かれてるのに、シルビア親子が気になって仕方ない、シルビアとユージンへの気持ちが何なのか解らない、頭が割れそうに痛くて今日は早めに就寝することにした。


この時シルビアとユージンに会いに行ってたらと、後に後悔する。





サンドラ侯爵令嬢は、お祖父様に進められ嫌々ユリアス王太子殿下に謁見の間で会ったのだが、とても好ましい顔立ちに話をしていて楽しかったのだ。


このような気持ちは初めてで結婚したいと思うようになり噂のシルビア伯爵令嬢に息子のユージンの素性を侯爵家の影の者に調べるように命令した。


暫くして影の者から報告書を受け取り読んでいると、シルビア伯爵令嬢はユリアス王太子殿下の元婚約者候補でユージンはユリアス王太子殿下の息子だと解った。


思ったよりショックが大きくて、サンドラは彼を知らないうちに愛いするようになり彼を自分のものにしたいと思い焦がれていたと悟った。


ユージンはサンドラがこれから産むだろう跡継ぎの邪魔者になる確率が高くなり暗殺するしかないサンドラ侯爵令嬢は邪魔者は排除するのが一番そう考えた。この事は誰にも話せないし、お祖父様にも秘密にしないと。









最近シルビアとユージンは危ない目に遭っていた。

階段から落ちたり庭園の池に落とされたり食事に毒を盛られていた時は毒がかるく後遺症も無く安堵した。


2人が誘拐されそうになり大騒ぎになって、初めてユリアス王太子殿下は危険を感じ調べるように命令したのだ。


前のユリアスなら、もっと早く調べたり護衛を付けていただろう2人を忘れて他の女性に心が傾き始めているのだ。



妖精王は怒っていた、シルビアとユージンに危険が迫っていて全て妖精王が守っていたのだ。


このまま2人が天に召されたら妖精王のもの、にはならない。





ユリアスは何をしているんだ!
彼奴にとってシルビアとユージンは最愛の人だろうにもっと大切にしろよ!


ユリアスの記憶を奪った事が原因で話しが複雑になったのに妖精王はユリアスが悪いと考えていたのだ。


それにシルビアとユージンを自分の物にするには、ユリアスが他の女性と結婚することが条件なので2人が死ぬと妖精王の物、にはならないのだ。


サンドラ侯爵令嬢が嫉妬で、ここまでするとは予想してないかった。祖父は優しい孫娘と自慢していたが勘違いだったようだ。
侯爵令嬢がこんなにも愚か者とは想像できなかった。







数日後、サンドラ侯爵令嬢は最悪な命令を侍女にした。シルビアの部屋の扉が開かないよう細工をして放火するようにだ。







その頃、シルビアはユージンにこの城から離れて、お婆様の屋敷で暮らそうと話していた。
「ユージンお婆様の屋敷に戻って暮らすのはどうかしら、お父様の記憶は戻らないし辛いでしょう?」


「お母様、僕はお父様と離れたくないです、一緒に居ればきっと僕たちの事を思い出してくれます」


私1人なら・・・・・・ユージンは、この城に居たらきっと暗殺されてしまう、どうしたら良いのだろう?
「もう少し考えてみましょうか?」


ユージンはこれで、お父様の記憶が戻ったら親子3人で幸せに暮らせる、そう思って母シルビアの手を握り微笑んだ。
「はい」



寝付いて暫くすると何かが燃える匂いがして、喉が痛いシルビアはドアまで行き開けようとするが開かない!

煙りで喉が痛く咳き込みながら花瓶の花を取り捨て、シーツを濡らして被って、ユージンと2人で体当たりをしたが女と子供では、びくともしない。

ドアを叩き叫んで助けを呼び続けた。

ドンドン
「助けて!誰かいませんか?お願いです、ユージンだけでも助けて下さい!」
ドンドン

段々燃え上がり素手で叩くのは熱くて、痛くて椅子で叩き始めたがもう無理だと悟り、窓ガラスに椅子を投げつけてガラスを割ったところで気を失っていた・・・・・・。






王族直属の組織CUがシルビア親子の救出を行い捜査を始めた。


ユージンはシルビアに守られ次の日には目覚めたが、シルビアは煙りを吸い込み危篤状態で、ユリアス王太子殿下が付き添っていたが仮眠を取るため部屋に戻っていた。


妖精王が姿を現し呪文を唱えて上級ポーションを作りシルビアの枕もとに置いてユリアス王太子の夢に話し掛けて説明した。


『俺は妖精王だ、ユリアスよ俺が作った上級ポーションをシルビアに飲ますのだ。即効性だから直ぐ治るだろう』


シルビアの容体はほっといたら死亡して妖精王の物にはならないので、仕方なく干渉していた。


ユリアス王太子は目覚めるとシルビアの寝室に向かい枕もとに有るポーションをシルビアに口移しで飲ませた。




シルビアはユリアス王太子とユージン3人で幸せに暮らしてる夢を見ていたら、いきなり誰かに刺されユリアス王太子とユージンに看取られながら亡くなる夢を見ていた。


イヤーッと叫び目覚めるとユリアス王太子と、ユージンがシルビアの手を握って心配そうに見守っていた。


「あっ、ごめんなさい怖い夢を見ていたのよ」


此処は天国なの?


「お母様、良かった目覚めた!」


「シルビア良かった!」


親子3人抱き合い喜んだ!


サンドラ侯爵令嬢が腕を組み3人の様子を見て嫉妬で頭がどうかなりそうだったが、シルビアを睨みながら話した。
「侍女がこの国の王太子と抱き合う何て不敬ですわ!」


ユリアス王太子が私の誘いを断りシルビアの元へ行くと話されてショックだった。
私は今まで人に対して憎いと言う気持ちになったのは初めてだった。



「申し訳ございません、ユージンはユリアス王太子から離れなさい」


サンドラ侯爵令嬢は心優しい令嬢と思っていたが違うのか?
「構わない、無礼講だ!」


ユリアス王太子が初めて私を見て訝しむ眼差しで見つめてくるわ。


サンドラ侯爵令嬢はシルビアが元婚約者候補で、ユージンはユリアス王太子の息子だと知っているがユリアスは記憶が無いのだから貴族の上下関係を話しても問題ないと判断していた。


サンドラ侯爵令嬢が侍女に命令して火を付けた事は知られていない、あの侍女を始末するよう侯爵家、執事ドルトムントに命令してした。
大丈夫よ全部、上手くいくわ。


暫くすると城の池に侍女の死体が発見され噂になっていた。


火を点けた侍女が自分の犯した罪の重さに耐えられず自害したのだと噂する者と、全ての罪を着せて侯爵令嬢が命令して殺したと噂されていた。




サンドラ侯爵令嬢は今まで使った経験の無い武器を使うと決意していた。女の武器、色仕掛けを使ってユリアス王太子を自分のものに、そう考えていた。


彼女は解っていなかった。ユリアス王太子が女の色仕掛けに喜ぶ男性でないことを、そして今まで何度も繰り返し色んな女性が寝室のベッドに忍んで待ち伏せていた女性を捕らえて牢屋に投獄してきたのだ。


ユリアス王太子のベッドに裸で待ち伏せしていたのですが、ユリアスは戻ってこなかったのです。


深夜、若い兵士2人がサンドラ侯爵令嬢が裸でユリアス王太子の寝室のベッドに居たのを発見し逮捕して投獄したと噂になっていた。


火事を起こさせ、シルビア親子殺害命令を出し実行犯の侍女を殺害した。サンドラ侯爵令嬢が命令したので
罪は重い。



銃殺刑か斬首か絞首刑どれにするか悩んでいた!




ローバンゼット侯爵は、美しく優しい孫娘が犯罪を犯してしまうなんて、思ってもみなかった。


これでローバンゼット侯爵家は破滅だ。


儂が欲をだして、ユリアス王太子殿下と結婚させようとした欲深い儂を赦せ・・・・・・。








〖ユリアスの脳にモヤがかかってるようだ〗





ユリアス王太子の胸が最近モヤモヤして特にシルビアを見たり話すと胸が痛い。


そう言えば昔、ある女性を見ると、こんな気持ちになったな誰だったけ?


会いに行ってみるかな、案外原因が解るかもしれない。



俺は執務室で書類の山を読んでサインをしながら考えていた。
シルビアやユージンを思うと幸せな気分になる。


2人の存在がこんなにも気になるなんて、シルビアは侍女でユージンは彼女の息子だ。


いくら考えても納得いく答えが出てこない。


記憶をたどり身分を隠して教会に奉仕活動に通っていた頃そんなこと、していたな?


誰かに『愛してる』と、囁いてるのを思い出した。


あれは誰に囁いていたのだろうか?恋をしていたのか?そうだ名前に顔も思い出さない女性を妻にするために大勢いた婚約者候補を追い出す方法を考えていたんだ。


彼女は確かに俺の側にいたんだ。
君の名は?


他は全て覚えているが彼女の顔と名前が思い出せない、妖精王に会いに行ったような?


ああ!頭が痛い・・・・・・。


シルビアに会いに行って話しでもするかな?案外、思い出すかもしれない。







コンコン


俺の中に誰かへの愛情が確かにあるが、シルビアの事なのか?
「シルビア話があるんだがいいか?」


「ユリアス様どうされましたか?」


「昔好きだった女性がいたが、どうしても思い出せないんだ」


ユリアス様は、私を忘れているのですね?
「ユリアス様、好きだった方の事は、もう忘れた方が良いと思います、これからは別の誰かと愛しあい幸せな家庭を築くのです」


私は愛してるユリアス様を、これ以上、苦しまないように話しましょう。
笑って最後の言葉を、言葉が出なくても良いから、いつの間にか涙が零れていました。



「ユリアス様、愛しています」
涙が溢れてきっと私の顔は、不細工になっています。

「シルビア・・・・・・」
この胸が締め付けられそうな気持ちは何だ?
ドクンドクン


何故こんなに、シルビアが気になる?


ドクンドクン


あああああ、頭が割れそうに痛い!



だが、この気持ちは・・・・・・愛だー。君への思いが溢れだした。


「俺は、愛してる!君をユージンも愛してる」


そして全部、思い出した。妖精王との約束を!


『ユリアスよ!彼女と息子の記憶だけ消すが良いか?これから1年その間に、もう一度お前が2人を愛することができたら、彼女はそのままお前達と暮らし仲良く歳を重ねる事ができるが!ユリアス、お前が彼女への愛を思い出せないようなら、シルビアと息子は俺の者だ2度と2人には会えないだろう』


妖精王に言われた言葉も思い出した。



シルビアや、ユージンは自分達の関係を話すことはできないように言葉が出なくなっていたが、愛してるは言葉にできた。


「シルビア、君が愛してると、言ってくれたから思い出したよ」


シルビアは泣きながらユリアスに抱きついた。
「最後に愛してると告げて、お別れしようと決心したのです」


ユリアスは優しく抱きしめた。
「思い出したよ、君も、ユージンのことも思い出せて良かった」


「お父様、話すこと、できるのですか?」


「ユージン可愛い俺の息子よ話せるぞ!」


「私達の関係を説明しようとすると言葉が出なくて、ユリアス様が苦しまない様に、最後に愛してると伝えてお別れを覚悟したのですよ」


「君を目覚めさせて、もらいたくて妖精王と約束したんだ。1年で俺が思い出さないと、君達、親子は妖精王のものに、なって2度と会えないはずだった」


3人は、抱きあい泣いて喜んで幸せを噛み締めていた。










   
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