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出会い編
拾壱 青坊主の場合
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『青坊主』それは、青くて大きな坊主。地域や伝承によって違うが大体こんな姿をしているらしい。
とある松の木を息を止めて7回りすると「石踏むな、松折るな」と告げたり、春の日暮れに家に返り遅れた子供が麦畑を走っていると麦畑から青坊主が現れ、さらわれたり、空き家に現れたり、山の神が坊主になった姿で相撲をとろうと言ったり、「首を吊らんか」と、誘われたり……まぁ、色々あるね。害があったり、なかったり…。これも地域や伝承によってそれぞれ違うし。
でも、『青坊主』と聞くとどうも『海坊主』を連想しちゃうよね。え?しない?まぁ、全然違うんだけどね。
「貴女達、何でこんなところで遊ぶのよ……」
空の色が赤色に近くなってきた春の日暮れ。
周りが山に囲まれ、田んぼやら畑やら田舎に近いこの黒炎達が住んでいる場所は街灯があまりないためこのような景色はとても綺麗だ。ついでに言うと夜は墨を流したように真っ暗で星や月がよく映える。
「舞子さんと遊んでいたんですよ」
春の優しく暖かい風が黒炎、舞子さん、口裂け女を優しく撫でる。
同時に黄金色と表すに等しい麦畑の麦がザザザッと揺れる。
「…公園で遊ばないの?」
「公園だとつまらないですよ。すぐ、飽きてしまいます。それに、舞子さんが山で遊びたいと言ったので……」
「コウエン、ツマラナイ、ヤマ、アソブ」
黒炎の頭に乗っている舞子さんもそう言う。
「理由は、分かったわ。
…でもね、ここは景色はとても綺麗で山で遊ぶのも最適だけどね、人通りがとても少ないのよ。だから危ないからもう少し早く帰るか、街灯がある道から帰るようにしなさい」
先生のように優しく公園に言う。
花子さんはお姉ちゃんみたいな感じなのに対して口裂け女は、先生みたいな感じだよね。
「分かりました」
「ハーイ」
「分かればいいわ。
…そうね春になって日が長くなったとしても危ないし、今度から私が送るわ」
いい返事をした黒炎と舞子さんの頭を優しく撫で、そう言った。
……本当に先生みたいだ。
「ところで、他にも山は沢山あったと思ってたんだけど、どうしてここの山にしたの?」
麦畑が広がるまだまだ続く道を歩きながら口裂け女がそう問うた。
「此処等一体は麦畑も多いですが同時に稲も多いから、ですかね?」
黒炎は山近くを指差して少し疑問符のついた答えをした。
「稲?」
「はい。稲を育てている方に貰いました」
「お米を貰ったの?」
稲と言えば米である。
ついでに言うとボクは米が好きだ。白米もいいが麦いりもまた美味しい。…どうでもいいですね。すみません。
「いえ、稲ではなく藁です」
そう言い、藁色の藁の束を出した。
「小物をつくるの?」
「近いですが少し違います。人形を作っていました」
『作る』じゃなくて『作った』なんだね…。もう作り終わったのか。
「……人形…?」
口裂け女が「まさか…」と、でも言いたげなひきつった顔で恐る恐るそう聞く。
「ニンギョウ、コクエントツクッタ、ウマクツクレタ」
「えぇ。そうですね。舞子さんが手伝ってくれたおかげでとてもよい仕上がりになりました」
前に居て振り向かない口裂け女の表情など露知らず、いつの間にか黒炎の肩に移動していた舞子さんと黒炎が姉妹のように「ねー」と今にも言いそうなぐらいに仲良くそう話している。
「沢山作ったのでくーちゃんに一体差しあげます」
と、鞄をゴソゴソと漁り、一体の人形を手に取り口裂け女に手渡しをした。
「あら、ありがと…………え、キ、キャーーー!!」
口裂け女は顔をひきつらせたまま受け取った人形を見、断末魔に近い声を道のど真ん中であげた。
妖怪に驚かせられ、叫んだ人間ではなく半妖に驚かせられ、叫んだ妖怪は、どうかと思うがこれも、口裂け女の手にのっている人形を見れば分かるだろう。口裂け女の手にのっている人形は、(察しのいい人は気がついたと思うが…)皆さんご存知、
─────藁人形だった。
「どうしたんですか?」
急に叫んだ口裂け女に冷静に聞く黒炎はやっぱり黒炎だ。
「いや、これ普通の反応よ!?なんで藁人形なんかつくってるのよ!?」
「え、舞子さんが作りたいと言ったからですよ」
「ワラニンギョウヅクリ、タノシイ」
そう言いながら舞子さんは、黒炎の鞄に頭から突っ込み自分と同じくらいの大きさの藁人形を抱えるように取り出した。
「あ、足りませんでしたか?だったら、五寸釘も差し上げます」
「そんなセットであげますよ、おまけであげますよ、みたいなノリで言わないで頂戴!?
それ、二つ合わせて使ったら呪いの儀式、開くことできるヤツよ!?」
十五.十五cmほどの釘を鞄から取り出した黒炎に口裂け女は金切り声に近い声でそう叫んだ。
口裂け女、分かるよ。分かる。その気持ち。この二つさえあれば髪の毛とか使ったらもはや呪いの儀式開けるよね。ってか渡されても困るわ。捨てようにも捨てられない不気味なヤツだし。それに、こんなのを渡す小学生何処にいるってんだよ。……あ、いたわ。黒炎がいたわ。
「コクエントタンセイコメテツクッタ」
「丹精込めて作られても困るわよ!?ってか逆にもっと呪われそうで怖いわよ!!」
藁人形を持ったまま黒炎の肩に戻って言った舞子さんに口裂け女がそう突っ込んだ。
…確かにもっと呪われそうだ。
「くーちゃん、初めて会ったときみたいになっていますね 」
確かに、戻っている。
最近は黒炎の行動などにあまり驚いたりしなかった口裂け女が話し方とかが戻っている。
ついでに言うと黒炎のことで初めて会ったときより驚いていたのは舞子さんとの出会いだった。あの時は、うん。本当に凄かった。
シュッ
「く、首を吊r……」
風を切るような音が聞こえ、木に何か刺さるような音がした。
突然、現れた青くて大きな坊主───青坊主は、その台詞を最後まで言うことが出来なかった。
何故かって?理由は簡単だ。
黒炎が五寸釘を投げた。
ただ、それだけの事だ。
いや、何で、五寸釘を投げてるんだよ。黒炎ってもしかしてマジックとか出来る系?ほら、テレビとかでよくやるマジシャンがナイフを投げて人の頭に乗っている林檎だけを当てるヤツあるじゃん。そんな感じだよ。
「えと、くーちゃんの知り合いですか?」
「……………いや、知らない妖怪よ」
黒炎は、 六、七本の五寸釘で木に縫いつけられた青坊主を見てそう聞く。
「じゃあ誰ですか?」
「……アオボウズ」
「青坊主…ですか。
ありがとうございます。舞子さん。助かりました」
黒炎は、誰か分かって何処かスッキリしたようにお礼を言っている。
「……離せ」
押し殺したような声。聞こえる先は青坊主だ。
「すみません。つい。吃驚してしまって」
…黒炎、君は驚いたからと言って人に向かって凶器を投げるのかな?
「貴女、暗殺者にでもなるつもりなの…?」
「? いえ、そんな予定はありません」
ズポッと木から五寸釘を取りながらそう不思議そうに答えた。
そう言っていてもやっていることマジ暗殺者だからね。いや、かっこいいけどさ。かっこいいんだけどさ…。
「………」
自由になった青坊主の手がスッと黒炎の腕にかかる。そして、腕を掴もうとした瞬間───
「コウカイスルゾ、アオボウズ」
青坊主は、ビクッと手を静止させ、声のした方を見る。
───舞子さんがいた。
「ヤメテオケ、ワタシモダガコクエンニテヲダスト──ショウメツスルゾ」
何時ものは違う地を這うようなそんな声。
「……」
「舞子さん、どうしたんですか?」
口裂け女と話していた黒炎が不思議そうに舞子さんの方を見る。
「青坊主さんと話していたんですか?」
「……コクエン、マダ、カエラナイノカ」
舞子さんは、黒炎の問いには答えず家に続く道を指しながらそう言った。
「そう、ですね。もうそろそろ帰った方がいいかもしれませんね。
日が長くなって門限が遅くなったとしてもお兄ちゃん達が心配しますね」
黒炎は指を顎に当てて考え込むような仕草をしたが、そう言った。
「くーちゃん、送ってもらうのは此処まででいいです」
「あら?いいの?」
「はい。舞子さんが早く帰りたそうですから。
さようなら。くーちゃん、青坊主さん?」
黒炎は、青坊主の方を見てそう言うが返事はない。
ただ、じっと黒炎の方を見ている。
「?」
「…ハヤクカエロ」
「分かりました。では、さようなら」
黒炎は、青坊主に軽く礼をして家路を辿っていった。(凄い早さで)
「───サレ」
黒炎が軽く礼をした時に舞子さんが言った言葉が耳にこびりついている。
「………」
暫く自身の手を見ていたが、周りの景色に溶け込むようにフッと消えていった。
青坊主がいた場所に春の風が稲と麦、木々を揺らし消えていった。
「これ、どうしたらいいのかしら?」
自身のすみかにしているチカチカと今にも壊れそうな街灯に照らされた道で一体の藁人形を片手に口裂け女は途方にくれていた。
†††††
表紙変えました。
残念ながら舞子さんは描けませんでしたが、代わりに大分先に出てくるであろうキャラを描きました。
これからも読んでくださると嬉しいです。
とある松の木を息を止めて7回りすると「石踏むな、松折るな」と告げたり、春の日暮れに家に返り遅れた子供が麦畑を走っていると麦畑から青坊主が現れ、さらわれたり、空き家に現れたり、山の神が坊主になった姿で相撲をとろうと言ったり、「首を吊らんか」と、誘われたり……まぁ、色々あるね。害があったり、なかったり…。これも地域や伝承によってそれぞれ違うし。
でも、『青坊主』と聞くとどうも『海坊主』を連想しちゃうよね。え?しない?まぁ、全然違うんだけどね。
「貴女達、何でこんなところで遊ぶのよ……」
空の色が赤色に近くなってきた春の日暮れ。
周りが山に囲まれ、田んぼやら畑やら田舎に近いこの黒炎達が住んでいる場所は街灯があまりないためこのような景色はとても綺麗だ。ついでに言うと夜は墨を流したように真っ暗で星や月がよく映える。
「舞子さんと遊んでいたんですよ」
春の優しく暖かい風が黒炎、舞子さん、口裂け女を優しく撫でる。
同時に黄金色と表すに等しい麦畑の麦がザザザッと揺れる。
「…公園で遊ばないの?」
「公園だとつまらないですよ。すぐ、飽きてしまいます。それに、舞子さんが山で遊びたいと言ったので……」
「コウエン、ツマラナイ、ヤマ、アソブ」
黒炎の頭に乗っている舞子さんもそう言う。
「理由は、分かったわ。
…でもね、ここは景色はとても綺麗で山で遊ぶのも最適だけどね、人通りがとても少ないのよ。だから危ないからもう少し早く帰るか、街灯がある道から帰るようにしなさい」
先生のように優しく公園に言う。
花子さんはお姉ちゃんみたいな感じなのに対して口裂け女は、先生みたいな感じだよね。
「分かりました」
「ハーイ」
「分かればいいわ。
…そうね春になって日が長くなったとしても危ないし、今度から私が送るわ」
いい返事をした黒炎と舞子さんの頭を優しく撫で、そう言った。
……本当に先生みたいだ。
「ところで、他にも山は沢山あったと思ってたんだけど、どうしてここの山にしたの?」
麦畑が広がるまだまだ続く道を歩きながら口裂け女がそう問うた。
「此処等一体は麦畑も多いですが同時に稲も多いから、ですかね?」
黒炎は山近くを指差して少し疑問符のついた答えをした。
「稲?」
「はい。稲を育てている方に貰いました」
「お米を貰ったの?」
稲と言えば米である。
ついでに言うとボクは米が好きだ。白米もいいが麦いりもまた美味しい。…どうでもいいですね。すみません。
「いえ、稲ではなく藁です」
そう言い、藁色の藁の束を出した。
「小物をつくるの?」
「近いですが少し違います。人形を作っていました」
『作る』じゃなくて『作った』なんだね…。もう作り終わったのか。
「……人形…?」
口裂け女が「まさか…」と、でも言いたげなひきつった顔で恐る恐るそう聞く。
「ニンギョウ、コクエントツクッタ、ウマクツクレタ」
「えぇ。そうですね。舞子さんが手伝ってくれたおかげでとてもよい仕上がりになりました」
前に居て振り向かない口裂け女の表情など露知らず、いつの間にか黒炎の肩に移動していた舞子さんと黒炎が姉妹のように「ねー」と今にも言いそうなぐらいに仲良くそう話している。
「沢山作ったのでくーちゃんに一体差しあげます」
と、鞄をゴソゴソと漁り、一体の人形を手に取り口裂け女に手渡しをした。
「あら、ありがと…………え、キ、キャーーー!!」
口裂け女は顔をひきつらせたまま受け取った人形を見、断末魔に近い声を道のど真ん中であげた。
妖怪に驚かせられ、叫んだ人間ではなく半妖に驚かせられ、叫んだ妖怪は、どうかと思うがこれも、口裂け女の手にのっている人形を見れば分かるだろう。口裂け女の手にのっている人形は、(察しのいい人は気がついたと思うが…)皆さんご存知、
─────藁人形だった。
「どうしたんですか?」
急に叫んだ口裂け女に冷静に聞く黒炎はやっぱり黒炎だ。
「いや、これ普通の反応よ!?なんで藁人形なんかつくってるのよ!?」
「え、舞子さんが作りたいと言ったからですよ」
「ワラニンギョウヅクリ、タノシイ」
そう言いながら舞子さんは、黒炎の鞄に頭から突っ込み自分と同じくらいの大きさの藁人形を抱えるように取り出した。
「あ、足りませんでしたか?だったら、五寸釘も差し上げます」
「そんなセットであげますよ、おまけであげますよ、みたいなノリで言わないで頂戴!?
それ、二つ合わせて使ったら呪いの儀式、開くことできるヤツよ!?」
十五.十五cmほどの釘を鞄から取り出した黒炎に口裂け女は金切り声に近い声でそう叫んだ。
口裂け女、分かるよ。分かる。その気持ち。この二つさえあれば髪の毛とか使ったらもはや呪いの儀式開けるよね。ってか渡されても困るわ。捨てようにも捨てられない不気味なヤツだし。それに、こんなのを渡す小学生何処にいるってんだよ。……あ、いたわ。黒炎がいたわ。
「コクエントタンセイコメテツクッタ」
「丹精込めて作られても困るわよ!?ってか逆にもっと呪われそうで怖いわよ!!」
藁人形を持ったまま黒炎の肩に戻って言った舞子さんに口裂け女がそう突っ込んだ。
…確かにもっと呪われそうだ。
「くーちゃん、初めて会ったときみたいになっていますね 」
確かに、戻っている。
最近は黒炎の行動などにあまり驚いたりしなかった口裂け女が話し方とかが戻っている。
ついでに言うと黒炎のことで初めて会ったときより驚いていたのは舞子さんとの出会いだった。あの時は、うん。本当に凄かった。
シュッ
「く、首を吊r……」
風を切るような音が聞こえ、木に何か刺さるような音がした。
突然、現れた青くて大きな坊主───青坊主は、その台詞を最後まで言うことが出来なかった。
何故かって?理由は簡単だ。
黒炎が五寸釘を投げた。
ただ、それだけの事だ。
いや、何で、五寸釘を投げてるんだよ。黒炎ってもしかしてマジックとか出来る系?ほら、テレビとかでよくやるマジシャンがナイフを投げて人の頭に乗っている林檎だけを当てるヤツあるじゃん。そんな感じだよ。
「えと、くーちゃんの知り合いですか?」
「……………いや、知らない妖怪よ」
黒炎は、 六、七本の五寸釘で木に縫いつけられた青坊主を見てそう聞く。
「じゃあ誰ですか?」
「……アオボウズ」
「青坊主…ですか。
ありがとうございます。舞子さん。助かりました」
黒炎は、誰か分かって何処かスッキリしたようにお礼を言っている。
「……離せ」
押し殺したような声。聞こえる先は青坊主だ。
「すみません。つい。吃驚してしまって」
…黒炎、君は驚いたからと言って人に向かって凶器を投げるのかな?
「貴女、暗殺者にでもなるつもりなの…?」
「? いえ、そんな予定はありません」
ズポッと木から五寸釘を取りながらそう不思議そうに答えた。
そう言っていてもやっていることマジ暗殺者だからね。いや、かっこいいけどさ。かっこいいんだけどさ…。
「………」
自由になった青坊主の手がスッと黒炎の腕にかかる。そして、腕を掴もうとした瞬間───
「コウカイスルゾ、アオボウズ」
青坊主は、ビクッと手を静止させ、声のした方を見る。
───舞子さんがいた。
「ヤメテオケ、ワタシモダガコクエンニテヲダスト──ショウメツスルゾ」
何時ものは違う地を這うようなそんな声。
「……」
「舞子さん、どうしたんですか?」
口裂け女と話していた黒炎が不思議そうに舞子さんの方を見る。
「青坊主さんと話していたんですか?」
「……コクエン、マダ、カエラナイノカ」
舞子さんは、黒炎の問いには答えず家に続く道を指しながらそう言った。
「そう、ですね。もうそろそろ帰った方がいいかもしれませんね。
日が長くなって門限が遅くなったとしてもお兄ちゃん達が心配しますね」
黒炎は指を顎に当てて考え込むような仕草をしたが、そう言った。
「くーちゃん、送ってもらうのは此処まででいいです」
「あら?いいの?」
「はい。舞子さんが早く帰りたそうですから。
さようなら。くーちゃん、青坊主さん?」
黒炎は、青坊主の方を見てそう言うが返事はない。
ただ、じっと黒炎の方を見ている。
「?」
「…ハヤクカエロ」
「分かりました。では、さようなら」
黒炎は、青坊主に軽く礼をして家路を辿っていった。(凄い早さで)
「───サレ」
黒炎が軽く礼をした時に舞子さんが言った言葉が耳にこびりついている。
「………」
暫く自身の手を見ていたが、周りの景色に溶け込むようにフッと消えていった。
青坊主がいた場所に春の風が稲と麦、木々を揺らし消えていった。
「これ、どうしたらいいのかしら?」
自身のすみかにしているチカチカと今にも壊れそうな街灯に照らされた道で一体の藁人形を片手に口裂け女は途方にくれていた。
†††††
表紙変えました。
残念ながら舞子さんは描けませんでしたが、代わりに大分先に出てくるであろうキャラを描きました。
これからも読んでくださると嬉しいです。
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