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王太子の体を好き放題弄らせてもらいました
しおりを挟む男性器を咥えるなど考えたこともなかったが、意外にも抵抗感はない。ローガン様のものだと思えば愛着すら湧く。口内でびくびく震える様は可愛らしく、もっと善がらせてやりたくて舌全体を使って舐め上げた。
「ふあ、あっ、それ、ダメだ……ッ」
刺激を与えるたびに跳ねる腰を押さえ、逃げられないようにする。舌先で突くように舐めると、ローガン様の口から甘い喘ぎが漏れた。呼吸は荒くなり、声がだんだん大きくなってゆく。手で覆っても漏れてしまうからか、ローガン様は自分でシャツを捲り上げ、裾を噛んで声を我慢し始めた。
ちゅぽ、と男性器から口を外し、ローガン様の股間辺りから顔を見上げた。シャツを捲ったせいで腹と胸が丸出しになっている。当の本人はこの状態に気付いていないらしい。
「はしたない格好ですね」
男性器への刺激は右手に任せ、私はローガン様の上半身に顔を寄せた。へその辺りから胸元にかけて軽く唇を押し当てる。
「ここも触れてほしいのですか?」
「んーっ、んーっ!」
ちゅ、と乳首に口付けてから舐めると、ローガン様が身じろぎした。シャツの裾を噛んだまま、ふるふると首を横に振っている。
「おや、いまいちでしたか?」
「ひぅっ」
わざと乳首のすぐそばで吐息がかかるように声を出すと、ローガン様はびくびくと体を震わせた。右手で触り続けている男性器は硬さを増し、先端から蜜を滴らせている。
「そろそろ溜まったものを出しましょうか」
私は再び乳首を口に含み、右手を上下に擦り始めた。ぼたぼたと先走りがあふれ、私の指先を濡らしていく。滑りが良くなり、より早く擦ることが可能になった。初めは小さく柔らかだった乳首は私の口の中で充血して硬くなっている。限界が近い。
「ふ、う……ッ、んん……~~ッ!」
刺激に堪え兼ね、ローガン様は絶頂を迎えた。張り詰めた男性器から勢い良く噴き出した精液を手のひらで受け止める。粘りのある白濁をまとわせた指で先端に触れると、面白いくらいにびくびくと反応を見せた。
「っ、はぁ、はぁ……」
シャツの裾を口から外したローガン様が荒い呼吸を繰り返している。すべてを出し切った男性器は硬さを失い、ぐったりと萎んでいる。手についた精液を布で拭き取りながら、私は笑顔を向けた。
「たくさん出ましたね。気持ち良かったですか?」
「……ん、よかった……」
小さな声だが、素直に答えるローガン様。まだ呼吸は荒い。射精の余韻に浸っているようだ。
「では、今夜はもう休みましょうね」
下着を履かせようとする私に、ローガン様が「えっ」と声を上げた。
「もうスッキリしましたよね?」
「あ、ああ……」
頷いてはいるが、歯切れが悪い。
「今夜はきっと熟睡できますよ。早く寝ましょう」
「……」
ローガン様は複雑そうな表情で私を見つめてくる。言いたいことがあるのだろうが、今夜の私は察しが悪い。きちんと言葉にして伝えてもらわないとわからない、ということにしている。
「……あの、ヴァイン」
「はい?」
散々悩んでから、ローガン様が口を開いた。軽く聞き返すふりをして、私は期待で高鳴る胸を必死になって抑え込んでいる。
「ヴァインにも、気持ち良くなってほしい」
「……!?」
てっきり「抱いてほしい」とか「もう一度」とねだられるかと思っていた。まさかそんなふうに言われるとは。どこまでも可愛らしい御方だ。自分本位に振る舞っても許される立場だというのに、側近である私にも気遣いを見せてくださる。
「確認しますが、私も気持ち良くなっていいのですね? ……あなたの体を使って」
齟齬があってはならない。慎重に問うと、ローガン様はびくりと体を硬くした後に小さく頷いた。私の顔を見られないようで顔をそらしている。
「ありがとうございます、ローガン様」
感謝の言葉を述べながら、私はローガン様を抱きしめた。そして、先ほどからずっと硬さを維持している部分をローガン様の腹に押し当てる。
「あなたの気持ち良さそうな声を聞いて興奮していたのです。今夜は同意の上で抱かれてくださるのですね?」
「……あ、ああ」
躊躇いがちに了承するローガン様。耳まで真っ赤に染まっているが、最早それが酒に酔っているからか、快楽によるものかの判別はつかなかった。
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