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王太子と合意の上で性交させていただきました
しおりを挟む合意の上でローガン様を抱くことになった。
もちろん酔って正常な判断ができていないのだと理解している。だが、深い口付けが好きで、私にも気持ち良くなってほしいという言葉は嘘ではない。酔っているからこそ漏らした本音なのだと思うと胸が熱くなった。
「挿入は数日ぶりですので慣らしますね」
仰向け状態のローガン様に寄り添うように横たわり、下へと手を伸ばす。男性器の下にあるすぼまりに指先が触れると同時にローガン様が体を硬直させた。太腿を閉じられてしまい、腕が挟まれて動かせなくなる。
「大丈夫、怖くないですよ」
「わ、わかってるんだが、やはり」
気持ちは受け入れていても体は反射的に異物を拒んでしまうのだろう。本来ならば他人には決して触れさせない部分なのだから当然の反応だ。
「ローガン様、先ほどのようにできますか」
「うん?」
「ほら、シャツを捲って」
「ん」
空いているほうの手でシャツの裾を摘んで口元に運んでやると、ローガン様は素直に噛んだ。露わになった胸元に唇を寄せ、舌を這わせる。胸を舐めながら下を弄ると、閉じられていた太腿から少しずつ力が抜けていった。腕が動かせるようになり、私は再び指を動かし始める。
「ん、んっ」
シャツの裾を噛んでいるため大きな声を出すことも出来ず、ローガン様は快感と異物感に堪えている。充血した乳首を口内で転がしながら後孔に指を出し入れしていくと、ローガン様の反応に変化が現れ始めた。
「うん、ッ、ンンッ……」
鼻から抜けるような甘く切ない声がすぐそばから聞こえてくる。胸元から顔を上げると、間近でローガン様と目が合った。その瞬間、ローガン様がシャツの裾を口から離した。薄く開かれた唇の端から唾液が垂れる様子を見てたまらなくなり、私はすぐさま顔を寄せた。深く口付け、熱い吐息ごと貪り尽くす。
「ふっ……、っんむ……」
激しい口付けと連動するように手の動きも激しさを増す。探るように指の腹を強く押し当てると、ある部分だけ反応が違うことに気付いた。ぐり、と確かめるように指を動かしてみる。
「ふぁ、やっ、そこ……」
ローガン様は無理やり唇を離し、焦ったような声を上げた。再び太腿に力が入り、私の腕を挟み込んで動きを阻害してくる。
「ここが善いのですね?」
「や、違う、やめ、ヴァイン!」
「もう少しだけ堪えてください」
何度も首を振って拒むローガン様に我慢するよう告げてから、私はその部分だけを指で責め続けた。胸を舐めて快楽を与え、体から余分な力が抜けるように仕向ける。
「ッ、やだ、あぁ……!」
数秒と経たぬうちに、ローガン様の全身がびくびくと痙攣し始めた。後孔がぎゅうと私の指を締め付けて離さない。一切触れていない男性器から蜜がダラダラと溢れ、腰から下へとこぼれ落ちている。
「ッ、ふーっ、ふーっ、ふー……」
しばらく体を震わせてから、ローガン様がフッと体の力を抜いた。荒い呼吸を繰り返しているが、まだ休ませてあげるわけにはいかない。本番はここからなのだから。
私はズボンと下着を下ろし、ガチガチに勃ち上がった自分の男性器をローガン様に見せつけた。
「本当によろしいのですね? ローガン様」
「……ッ」
今までの行為はすべてなし崩しに行われてきた。事前に許可を得たことはない。だが、今夜は違う。初めてローガン様から求めてくださった。あなたを抱く男は私なのだと、しっかり理解してほしかった。
「私も気持ち良くしてくださいますか」
両脚を大きく開かせ、硬くそそり立つものをローガン様に押し当てる。じっくり解したそこは触れただけで先端を飲み込むくらいに柔らかく仕上がっていた。返事を待ち、動きを止める。
もしかしたら拒絶されるかもしれないと思う気持ちもあった。いつ酔いが完全に覚め、正気に戻るかわからない。まともな思考を取り戻したら嫌がられるに決まっている。行為の最中に何度も意思を確認してしまったのは私の覚悟の無さ故だろう。
「だ、大丈夫だ。来い」
「ローガン様!」
しかし、ローガン様は私を受け入れてくださった。了承された瞬間に胸がいっぱいになり、ぐっと腰を押し進める。
「あっぐ……!」
一気に貫かれたからか、ローガン様が苦しげな声を漏らした。いつもならば動きを止めて様子を窺うところだが、今の私にそんな余裕はない。ただ自分の快楽を追い求めた。
「ああ、ローガン様、ローガン様……ッ!」
狭くて熱い粘膜に包まれ、心地良い感触に意識が飛びそうになる。思いきり腰を打ち付けたい衝動に駆られるが、なけなしの理性を総動員して思い止まった。
まだ片手で数えられるほどしか挿入したことがないのだ。ローガン様に無理をさせてはならない。もし痛みを与えてしまえば次の機会が失われてしまう。二度と受け入れてもらえなくなる。
「お願い、私を拒まないでください……ッ」
みっともなく懇願すると、苦しいだろうにローガン様はフッと表情を緩めて微笑んでくださった。許された気がして嬉しくなり、感極まってそのまま中で果てる。
ドクドクと体内に精を吐き出しながら、私はかつてない快感と幸福感に包まれていた。
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