石合戦

らんた

文字の大きさ
2 / 2

元伝承

しおりを挟む
元伝承

『正月13・14日の小正月に子どもたちだけで鳥小屋をつくる。その行事の最中、子どもたちが石合戦をするが、不思議なほどけが人が出ない。万一けがしても鳥小屋の炉の灰をつければなおる。また、その石にあたるのを「吉相だ」という。』

和田文夫「第二編  第四章 三 平市薄磯漁村民俗誌:(八)信仰と船の禁忌」『福島県史 第23巻 民俗1』23巻 1964年 pp550-586.

『正月14・15・16日ごろ、浜通りの磐城地方では鳥小屋という行事がある。小屋に祭壇を設け、子どもたちがはいって遊んだり、参拝にくる人々におみき・食べ物をやって、金銭をねだったりする。磐城市江名町では女の子どもが鳥追いの歌をうたい、御幣をもって踊りながら各戸を回って歩く風習もあり、田畑にいたずらをする悪鳥を追い払う豊年予祝の意味がある。』

山口弥一郎「第一編 第一章 四:(二)農耕予祝・感謝の行事」『福島県史 第23巻 民俗1』23巻 1964年 pp81-90.

いわき市が成立したのは1966年(昭和41年)ですのでまだ1964年(昭和39年)の時点では平(たいら)市です。平(たいら)駅は1994年(平成6年)にいわき駅となったので今や「平(たいら)」は地名しか残っておりません。

平薄磯地区は2011年の東日本大震災で甚大な被害を被っており2023年の今でも完全に復興しておりません。ですので、いっそのことこの風習を復活させたらどうなのでしょうか。もちろん危険が無い「石」を使い、鳥小屋も風船などで一瞬で作れて畳めるようにする。

「小正月」は、年末、元旦、松の内と続いてきた正月を締めくくる一連の行事である。現在はほとんど行われていない。私は「小正月」行事の復活を希望する。本来はこの15日日没までが門松を飾る日であるがそのような風習すら廃れている。

以上の情報から創作童話を作成し古き昭和を表現するに至った。
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

童話短編集

木野もくば
児童書・童話
一話完結の物語をまとめています。

少年イシュタと夜空の少女 ~死なずの村 エリュシラーナ~

朔雲みう (さくもみう)
児童書・童話
イシュタは病の妹のため、誰も死なない村・エリュシラーナへと旅立つ。そして、夜空のような美しい少女・フェルルと出会い…… 「昔話をしてあげるわ――」 フェルルの口から語られる、村に隠された秘密とは……?  ☆…☆…☆  ※ 大人でも楽しめる児童文学として書きました。明確な記述は避けておりますので、大人になって読み返してみると、また違った風に感じられる……そんな物語かもしれません……♪  ※ イラストは、親友の朝美智晴さまに描いていただきました。

野良犬ぽちの冒険

KAORUwithAI
児童書・童話
――ぼくの名前、まだおぼえてる? ぽちは、むかし だれかに かわいがられていた犬。 だけど、ひっこしの日に うっかり わすれられてしまって、 気がついたら、ひとりぼっちの「のらいぬ」に なっていた。 やさしい人もいれば、こわい人もいる。 あめの日も、さむい夜も、ぽちは がんばって生きていく。 それでも、ぽちは 思っている。 ──また だれかが「ぽち」ってよんでくれる日が、くるんじゃないかって。 すこし さみしくて、すこし あたたかい、 のらいぬ・ぽちの ぼうけんが はじまります。

ノースキャンプの見張り台

こいちろう
児童書・童話
 時代劇で見かけるような、古めかしい木づくりの橋。それを渡ると、向こう岸にノースキャンプがある。アーミーグリーンの北門と、その傍の監視塔。まるで映画村のセットだ。 進駐軍のキャンプ跡。周りを鉄さびた有刺鉄線に囲まれた、まるで要塞みたいな町だった。進駐軍が去ってからは住宅地になって、たくさんの子どもが暮らしていた。  赤茶色にさび付いた監視塔。その下に広がる広っぱは、子どもたちの最高の遊び場だ。見張っているのか、見守っているのか、鉄塔の、あのてっぺんから、いつも誰かに見られているんじゃないか?ユーイチはいつもそんな風に感じていた。

おっとりドンの童歌

花田 一劫
児童書・童話
いつもおっとりしているドン(道明寺僚) が、通学途中で暴走車に引かれてしまった。 意識を失い気が付くと、この世では見たことのない奇妙な部屋の中。 「どこ。どこ。ここはどこ?」と自問していたら、こっちに雀が近づいて来た。 なんと、その雀は歌をうたい狂ったように踊って(跳ねて)いた。 「チュン。チュン。はあ~。らっせーら。らっせいら。らせらせ、らせーら。」と。 その雀が言うことには、ドンが死んだことを(津軽弁や古いギャグを交えて)伝えに来た者だという。 道明寺が下の世界を覗くと、テレビのドラマで観た昔話の風景のようだった。 その中には、自分と瓜二つのドン助や同級生の瓜二つのハナちゃん、ヤーミ、イート、ヨウカイ、カトッぺがいた。 みんながいる村では、ヌエという妖怪がいた。 ヌエとは、顔は鬼、身体は熊、虎の手や足をもち、何とシッポの先に大蛇の頭がついてあり、人を食べる恐ろしい妖怪のことだった。 ある時、ハナちゃんがヌエに攫われて、ドン助とヤーミがヌエを退治に行くことになるが、天界からドラマを観るように楽しんで鑑賞していた道明寺だったが、道明寺の体は消え、意識はドン助の体と同化していった。 ドン助とヤーミは、ハナちゃんを救出できたのか?恐ろしいヌエは退治できたのか?

【総集編】アリとキリギリスパロディ集

Grisly
児童書・童話
❤️⭐️お願いします。 1分で読める! 各話読切 アリとキリギリスのパロディ集

かぐや

山碕田鶴
児童書・童話
山あいの小さな村に住む老夫婦の坂木さん。タケノコ掘りに行った竹林で、光り輝く筒に入った赤ちゃんを拾いました。 現代版「竹取物語」です。 (表紙写真/山碕田鶴)

ユリウスの絵の具

こうやさい
児童書・童話
 昔、とある田舎の村の片隅に売れない画家の青年が妻とともに住んでいました。  ある日その妻が病で亡くなり、青年は精神を病んでしまいました。  確か大人向けの童話な感じを目指して書いた話。ガイドラインから児童書・童話カテゴリの異世界禁止は消えたけど、内容・表現が相応しいかといわれると……うん、微妙だよね、ぶっちゃけ保険でR付けたいくらいだし。ですます調をファンタジーだということに相変わらず違和感凄いのでこっちにしたけど……これ、悪質かねぇ? カテ変わってたり消えてたら察して下さい。なんで自分こんなにですます調ファンタジー駄目なんだろう? それでもですます調やめるくらいならカテゴリの方諦めるけど。  そして無意味に名前がついてる主人公。いやタイトルから出来た話なもので。けどそもそもなんでこんなタイトル浮かんだんだ? なんかユリウスって名前の絵に関係するキャラの話でも読んでたのか? その辺記憶がない。消えてたら察して下さい(二回目)。記憶力のなさがうらめしい。こういうの投稿前に自動で判別つくようにならないかなぁ。  ただいま諸事情で出すべきか否か微妙なので棚上げしてたのとか自サイトの方に上げるべきかどうか悩んでたのとか大昔のとかを放出中です。見直しもあまり出来ないのでいつも以上に誤字脱字等も多いです。ご了承下さい。

処理中です...