42 / 71
42 レクオンの過去4
しおりを挟む
それは何の変哲もない日だった。見上げれば雲ひとつない青空が広がり、開け放した窓からアーモンドの白い花びらがひらひらと舞い込むような穏やかな春の日だった。
弟と過ごすことが多くなったレクオンは離宮に寄り付かなくなり、母のもとへ戻るのは食事と寝る時ぐらいであった。それに正直な気持ちを明かせば、エイメルダの顔を見るのがつらかったというのもある。母はいつもレクオンに対して申し訳なさそうな顔をするので、見るたびにイライラしてしまうのだ。
『なんだよ、母上。俺の顔になにか付いてるか?』
『そ、そうじゃないの……。ごめんなさい』
『すぐに謝るなよ! 母上が簡単に謝るから、あいつらが自分は悪くないと勘違いするんだ。ごめんなさいってのは、悪いのは自分だと認めることなんだぞ』
『そう、ね……。レクオンの言うとおりだわ。でも、どうしても責任を感じてしまって……』
『だったら勝手に謝ってりゃいいだろ!』
そう叫んで離宮を飛び出したので、夕方になって母のもとへ戻るのは気まずかった。昼食はマシュウと一緒に取ったが、さすがに晩餐ぐらいは親子で食べるべきだろう。でも、やっぱり気まずい。
(まぁいいさ。母上に会ったらすぐに、朝は言いすぎたと詫びればいいんだ。どうって事はない)
離宮までの長い回廊を進みながら、母になんて伝えようかか悶々と悩む。今回に限っては、悪いのは俺だ。でも母上だって簡単に謝るのはよくない。ごめんなさいなんて縮こまっているから、悪い奴がのさばるんだ。
ぶつくさ言いながら母の部屋を訪ねると、バルコニーで母の侍女が蒼白な顔で佇んでいる。どうしていいか分からないと、途方に暮れたように。
バルコニーの下で誰かが「きゃああっ」と悲鳴をあげ、バタバタと走る音まで聞こえる。何か大変なことが起きたのは間違いない。レクオンはバルコニーの侍女へ駆け寄った。
『一体どうしたんだ? 母上はどこに――』
『れ、レクオン様……! こちらへ来てはいけません!』
侍女がレクオンの肩をつかんで部屋へ戻そうとしたが、レクオンは彼女の手を振り切ってバルコニーの手すりを掴んだ。ぐいと身を乗り出して、庭を見下ろし――
『え……? 母上?』
目に映ったのは、白っぽい石畳にうつ伏せになった母の姿だった。顔は横を向いているが、頭の下からじわじわと赤黒い液体がにじみ出ている。血だと気づくまでに数秒かかった。
『なんで……っ! おい、母上は生きてるのか!? 俺もそこに行くから――』
『エイメルダ妃の部屋を封鎖しろ。死の原因を調べる』
下に向かって叫んだ瞬間、レクオンの声にかぶさるようにして男の声が響いた。確かめずとも分かる。レクオンは部屋を振り返り、男に向かって怒鳴った。
『封鎖とはどういうことだ、サントス! 母の部屋を勝手にいじるな!』
『王宮の一部で人が死んだのですよ? 調べるのは当然でしょう。殿下は部屋の外へ出てください。子供の出る幕ではありません』
サントスの配下たちが部屋に入り、レクオンを無理やり追い出す。ドアが閉じる瞬間、すき間からサントスは囁くように言った。
『ああ、そうそう。レクオン殿下、あまり目立つのは感心しませんな。出る杭は打たれるものですよ』
どういう意味だ――聞き返そうとしたがその前に扉が閉まり、レクオンは唇を噛んだ。今はサントスに構っている場合じゃない。とにかく母の様子を見なければ。
大急ぎで庭へ降りると、エイメルダは台に乗せられてどこかへ運ばれようとしている。顔には白い布が掛けられ、まるで死んだかのような扱いだ。母の侍女は号泣している。
『母上! 母上……っ!!』
『レクオン様……。エイメルダ様は、お亡くなりになりました……っ。申し訳ございません、私が付いていながら……!』
『なんだと!? 俺にも母上の顔を見せろ!』
レクオンは大人たちの手を振り切って母に駆け寄ろうとしたが、人の壁が邪魔になって進めない。
『母上! くそっ、俺の母を勝手に連れていくな!』
台に乗せられて運ばれる母を、レクオンは呆然と眺めた。大人たちが無理やりレクオンを自室に閉じ込め、見張りまで立てて部屋から出ないように監視する。レクオンが変わり果てたエイメルダに会えたのは、翌日の夜だった。
『母上……』
牢のような窓のない部屋で、静かに横たわる母。服は着替えさせられたのか、血の汚れはついていない。レクオンは母の顔に掛けられた布をそっとめくった。
額のあたりがぐちゃりと潰れているが、そこ以外には傷がない。母は頭から落ちたのだろう。
『どうして……。なんで、死んだんだよっ……!』
自分でも滑稽なぐらい声がふるえた。目が熱くなって勝手に涙が出てくる。レクオンは拭いもせずに母の顔を見つめ続けた。
(こんな事になるなら、昨日の朝に謝ればよかった……)
後悔しても遅いのは分かりきっていたが、それでも悔しくてたまらない。俺は馬鹿だ。母が悩んでいるのを知っているくせに、突き放すような真似をして……。
(俺のせいで死んだのか? それとも、誰かが母上を突き落としたのか?)
庭に落ちた母はうつ伏せだったのだから、誰かに突き落とされた訳ではないはずだ。でもサントスの言葉も気になった。
――『あまり目立つのは感心しませんな。出る杭は打たれるものですよ』
あいつが母上を殺したんだろうか? 気になったレクオンは母の手の指や爪を確認した。抵抗したのなら、何か痕跡が残っているはず。でもいくら探しても、そのような形跡はない。
(やっぱり自分から死を選んだのか……)
レクオンは母の手をそっと戻し、立ち上がった。
『ごめん、母上。必ず母上の無念を晴らしてみせるから……どうか俺を許してくれ』
自分にできるのは、虐げられた母の無念を晴らすことだけだ。国王に全く似ていない王子でも王太子になれるのだと証明してみせよう。それが何よりも母の供養になるはずだ。
ダゥゼン公爵にとって誤算だったのは、母の死を目の当たりにしてもレクオンの心が折れなかった事だろう。レクオンの王太子に対する執念はますます強くなり、彼は数年のうちにサントスに対抗する勢力の筆頭となっていった。
弟と過ごすことが多くなったレクオンは離宮に寄り付かなくなり、母のもとへ戻るのは食事と寝る時ぐらいであった。それに正直な気持ちを明かせば、エイメルダの顔を見るのがつらかったというのもある。母はいつもレクオンに対して申し訳なさそうな顔をするので、見るたびにイライラしてしまうのだ。
『なんだよ、母上。俺の顔になにか付いてるか?』
『そ、そうじゃないの……。ごめんなさい』
『すぐに謝るなよ! 母上が簡単に謝るから、あいつらが自分は悪くないと勘違いするんだ。ごめんなさいってのは、悪いのは自分だと認めることなんだぞ』
『そう、ね……。レクオンの言うとおりだわ。でも、どうしても責任を感じてしまって……』
『だったら勝手に謝ってりゃいいだろ!』
そう叫んで離宮を飛び出したので、夕方になって母のもとへ戻るのは気まずかった。昼食はマシュウと一緒に取ったが、さすがに晩餐ぐらいは親子で食べるべきだろう。でも、やっぱり気まずい。
(まぁいいさ。母上に会ったらすぐに、朝は言いすぎたと詫びればいいんだ。どうって事はない)
離宮までの長い回廊を進みながら、母になんて伝えようかか悶々と悩む。今回に限っては、悪いのは俺だ。でも母上だって簡単に謝るのはよくない。ごめんなさいなんて縮こまっているから、悪い奴がのさばるんだ。
ぶつくさ言いながら母の部屋を訪ねると、バルコニーで母の侍女が蒼白な顔で佇んでいる。どうしていいか分からないと、途方に暮れたように。
バルコニーの下で誰かが「きゃああっ」と悲鳴をあげ、バタバタと走る音まで聞こえる。何か大変なことが起きたのは間違いない。レクオンはバルコニーの侍女へ駆け寄った。
『一体どうしたんだ? 母上はどこに――』
『れ、レクオン様……! こちらへ来てはいけません!』
侍女がレクオンの肩をつかんで部屋へ戻そうとしたが、レクオンは彼女の手を振り切ってバルコニーの手すりを掴んだ。ぐいと身を乗り出して、庭を見下ろし――
『え……? 母上?』
目に映ったのは、白っぽい石畳にうつ伏せになった母の姿だった。顔は横を向いているが、頭の下からじわじわと赤黒い液体がにじみ出ている。血だと気づくまでに数秒かかった。
『なんで……っ! おい、母上は生きてるのか!? 俺もそこに行くから――』
『エイメルダ妃の部屋を封鎖しろ。死の原因を調べる』
下に向かって叫んだ瞬間、レクオンの声にかぶさるようにして男の声が響いた。確かめずとも分かる。レクオンは部屋を振り返り、男に向かって怒鳴った。
『封鎖とはどういうことだ、サントス! 母の部屋を勝手にいじるな!』
『王宮の一部で人が死んだのですよ? 調べるのは当然でしょう。殿下は部屋の外へ出てください。子供の出る幕ではありません』
サントスの配下たちが部屋に入り、レクオンを無理やり追い出す。ドアが閉じる瞬間、すき間からサントスは囁くように言った。
『ああ、そうそう。レクオン殿下、あまり目立つのは感心しませんな。出る杭は打たれるものですよ』
どういう意味だ――聞き返そうとしたがその前に扉が閉まり、レクオンは唇を噛んだ。今はサントスに構っている場合じゃない。とにかく母の様子を見なければ。
大急ぎで庭へ降りると、エイメルダは台に乗せられてどこかへ運ばれようとしている。顔には白い布が掛けられ、まるで死んだかのような扱いだ。母の侍女は号泣している。
『母上! 母上……っ!!』
『レクオン様……。エイメルダ様は、お亡くなりになりました……っ。申し訳ございません、私が付いていながら……!』
『なんだと!? 俺にも母上の顔を見せろ!』
レクオンは大人たちの手を振り切って母に駆け寄ろうとしたが、人の壁が邪魔になって進めない。
『母上! くそっ、俺の母を勝手に連れていくな!』
台に乗せられて運ばれる母を、レクオンは呆然と眺めた。大人たちが無理やりレクオンを自室に閉じ込め、見張りまで立てて部屋から出ないように監視する。レクオンが変わり果てたエイメルダに会えたのは、翌日の夜だった。
『母上……』
牢のような窓のない部屋で、静かに横たわる母。服は着替えさせられたのか、血の汚れはついていない。レクオンは母の顔に掛けられた布をそっとめくった。
額のあたりがぐちゃりと潰れているが、そこ以外には傷がない。母は頭から落ちたのだろう。
『どうして……。なんで、死んだんだよっ……!』
自分でも滑稽なぐらい声がふるえた。目が熱くなって勝手に涙が出てくる。レクオンは拭いもせずに母の顔を見つめ続けた。
(こんな事になるなら、昨日の朝に謝ればよかった……)
後悔しても遅いのは分かりきっていたが、それでも悔しくてたまらない。俺は馬鹿だ。母が悩んでいるのを知っているくせに、突き放すような真似をして……。
(俺のせいで死んだのか? それとも、誰かが母上を突き落としたのか?)
庭に落ちた母はうつ伏せだったのだから、誰かに突き落とされた訳ではないはずだ。でもサントスの言葉も気になった。
――『あまり目立つのは感心しませんな。出る杭は打たれるものですよ』
あいつが母上を殺したんだろうか? 気になったレクオンは母の手の指や爪を確認した。抵抗したのなら、何か痕跡が残っているはず。でもいくら探しても、そのような形跡はない。
(やっぱり自分から死を選んだのか……)
レクオンは母の手をそっと戻し、立ち上がった。
『ごめん、母上。必ず母上の無念を晴らしてみせるから……どうか俺を許してくれ』
自分にできるのは、虐げられた母の無念を晴らすことだけだ。国王に全く似ていない王子でも王太子になれるのだと証明してみせよう。それが何よりも母の供養になるはずだ。
ダゥゼン公爵にとって誤算だったのは、母の死を目の当たりにしてもレクオンの心が折れなかった事だろう。レクオンの王太子に対する執念はますます強くなり、彼は数年のうちにサントスに対抗する勢力の筆頭となっていった。
0
あなたにおすすめの小説
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
私は、夫にも子供にも選ばれなかった。
その事実だけを抱え、離縁を突きつけ、家を出た。
そこで待っていたのは、最悪の出来事――
けれど同時に、人生の扉がひらく瞬間でもあった。
夫は愛人と共に好きに生きればいい。
今さら「本当に愛していたのは君だ」と言われても、裏切ったあなたを許すことはできない。
でも、子供たちの心だけは、必ず取り戻す。
妻にも母にもなれなかった伯爵夫人イネス。
過去を悔いながらも、愛を手に入れることを決めた彼女が辿り着いた先には――
私は既にフラれましたので。
椎茸
恋愛
子爵令嬢ルフェルニア・シラーは、国一番の美貌を持つ幼馴染の公爵令息ユリウス・ミネルウァへの想いを断ち切るため、告白をする。ルフェルニアは、予想どおりフラれると、元来の深く悩まない性格ゆえか、気持ちを切り替えて、仕事と婚活に邁進しようとする。一方、仕事一筋で自身の感情にも恋愛事情にも疎かったユリウスは、ずっと一緒に居てくれたルフェルニアに距離を置かれたことで、感情の蓋が外れてルフェルニアの言動に一喜一憂するように…?
※小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しております。
離婚した彼女は死ぬことにした
はるかわ 美穂
恋愛
事故で命を落とす瞬間、政略結婚で結ばれた夫のアルバートを愛していたことに気づいたエレノア。
もう一度彼との結婚生活をやり直したいと願うと、四年前に巻き戻っていた。
今度こそ彼に相応しい妻になりたいと、これまでの臆病な自分を脱ぎ捨て奮闘するエレノア。しかし、
「前にも言ったけど、君は妻としての役目を果たさなくていいんだよ」
返ってくるのは拒絶を含んだ鉄壁の笑みと、表面的で義務的な優しさ。
それでも夫に想いを捧げ続けていたある日のこと、アルバートの大事にしている弟妹が原因不明の体調不良に襲われた。
神官から、二人の体調不良はエレノアの体内に宿る瘴気が原因だと告げられる。
大切な人を守るために離婚して彼らから離れることをエレノアは決意するが──。
私を幽閉した王子がこちらを気にしているのはなぜですか?
水谷繭
恋愛
婚約者である王太子リュシアンから日々疎まれながら過ごしてきたジスレーヌ。ある日のお茶会で、リュシアンが何者かに毒を盛られ倒れてしまう。
日ごろからジスレーヌをよく思っていなかった令嬢たちは、揃ってジスレーヌが毒を入れるところを見たと証言。令嬢たちの嘘を信じたリュシアンは、ジスレーヌを「裁きの家」というお屋敷に幽閉するよう指示する。
そこは二十年前に魔女と呼ばれた女が幽閉されて死んだ、いわくつきの屋敷だった。何とか幽閉期間を耐えようと怯えながら過ごすジスレーヌ。
一方、ジスレーヌを閉じ込めた張本人の王子はジスレーヌを気にしているようで……。
◇小説家になろう、ベリーズカフェにも掲載中です!
◆表紙はGilry Drop様からお借りした画像を加工して使用しています
目覚めたら公爵夫人でしたが夫に冷遇されているようです
MIRICO
恋愛
フィオナは没落寸前のブルイエ家の長女。体調が悪く早めに眠ったら、目が覚めた時、夫のいる公爵夫人セレスティーヌになっていた。
しかし、夫のクラウディオは、妻に冷たく視線を合わせようともしない。
フィオナはセレスティーヌの体を乗っ取ったことをクラウディオに気付かれまいと会う回数を減らし、セレスティーヌの体に入ってしまった原因を探そうとするが、原因が分からぬままセレスティーヌの姉の子がやってきて世話をすることに。
クラウディオはいつもと違う様子のセレスティーヌが気になり始めて……。
ざまあ系ではありません。恋愛中心でもないです。事件中心軽く恋愛くらいです。
番外編は暗い話がありますので、苦手な方はお気を付けください。
ご感想ありがとうございます!!
誤字脱字等もお知らせくださりありがとうございます。順次修正させていただきます。
小説家になろう様に掲載済みです。
君への気持ちが冷めたと夫から言われたので家出をしたら、知らぬ間に懸賞金が掛けられていました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【え? これってまさか私のこと?】
ソフィア・ヴァイロンは貧しい子爵家の令嬢だった。町の小さな雑貨店で働き、常連の男性客に密かに恋心を抱いていたある日のこと。父親から借金返済の為に結婚話を持ち掛けられる。断ることが出来ず、諦めて見合いをしようとした矢先、別の相手から結婚を申し込まれた。その相手こそ彼女が密かに思いを寄せていた青年だった。そこでソフィアは喜んで受け入れたのだが、望んでいたような結婚生活では無かった。そんなある日、「君への気持ちが冷めたと」と夫から告げられる。ショックを受けたソフィアは家出をして行方をくらませたのだが、夫から懸賞金を掛けられていたことを知る――
※他サイトでも投稿中
【完結】虐げられて自己肯定感を失った令嬢は、周囲からの愛を受け取れない
春風由実
恋愛
事情があって伯爵家で長く虐げられてきたオリヴィアは、公爵家に嫁ぐも、同じく虐げられる日々が続くものだと信じていた。
願わくば、公爵家では邪魔にならず、ひっそりと生かして貰えたら。
そんなオリヴィアの小さな願いを、夫となった公爵レオンは容赦なく打ち砕く。
※完結まで毎日1話更新します。最終話は2/15の投稿です。
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています。
【完結】妖精姫と忘れられた恋~好きな人が結婚するみたいなので解放してあげようと思います~
塩羽間つづり
恋愛
お気に入り登録やエールいつもありがとうございます!
2.23完結しました!
ファルメリア王国の姫、メルティア・P・ファルメリアは、幼いころから恋をしていた。
相手は幼馴染ジーク・フォン・ランスト。
ローズの称号を賜る名門一族の次男だった。
幼いころの約束を信じ、いつかジークと結ばれると思っていたメルティアだが、ジークが結婚すると知り、メルティアの生活は一変する。
好きになってもらえるように慣れないお化粧をしたり、着飾ったりしてみたけれど反応はいまいち。
そしてだんだんと、メルティアは恋の邪魔をしているのは自分なのではないかと思いあたる。
それに気づいてから、メルティアはジークの幸せのためにジーク離れをはじめるのだが、思っていたようにはいかなくて……?
妖精が見えるお姫様と近衛騎士のすれ違う恋のお話
切なめ恋愛ファンタジー
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる