28 / 37
5・氷川朝子(ひかわ・あさこ)
5-3
しおりを挟む
「ここで何をするんですか?」
「市民の無料相談コーナーよ。先輩って言っても彼女は心理学科でね。カウンセラーとして週に一回、ボランティアで来ているの。他にもソーシャルワーカー、弁護士の先生や家庭相談員。さまざまな人が来ているわ」
そういった場所もあるのか。大学とは少しちがう空気を感じる。
「私も大学時代に薦められた手伝いがずっと続いて、こんな風になったの。私には資格はないから実際の業務はできないけれど、アシスタントみたいな感じかな」
人々の話を聞き取り、心のケアをする仕事だ。カウンセラーと朝子とは結びつかない。きっちりと線引きをして、人の甘えを許すことなど微塵もなさそうだが。
「先生は、人の心にも深く興味を持たれているんですか?」
「信じられない?だからマクロとミクロ。広大すぎる宇宙や粒子論をやってると、自分の中でバランスを取りたくなるの。自分が血の通った生き物であることを、忘れないように。どんな理論も人や生物に生かされて初めて意味を持つ。マッドサイエンティストになってもしょうがないもの」
口調は理論を述べるように、あっさりとしていた。
階段を上がってすぐの小部屋が相談室だった。
待合室の長いすにはかなりの人数が座っている。小部屋には二つ入り口があり、相談者用とは逆のドアから朝子に続いて入室する。二人はプライバシー保護のため、仕切られたパーティションを開けて入る。中には朝子と同年代の、穏やかな眼差しの女性が座っていた。
「狩野(かりの)先輩、この学生さんね……」
「遅かったじゃない。そろそろ始めるわよ。今日もクライアントいっぱい来てるから、覚悟してね」
狩野はいつものようにそう言った。モネを指し示しても、その姿に気づかない。
「やべっ、俺ら朝子にしか見えねえんだった」
だが朝子は騒ぎ立てることもなく、モネを内側に残した。
モネは静かに見守ることにした。
仕切りの中は二・五畳ほどの大きさ。中学生用の机を挟んで椅子が置かれ、狩野が相談者と向かい合う。朝子は狩野より奥の机で、会話をまとめてノートに記録してゆくのだ。
狩野が時計を確認し、朝子とうなずき合う。
「では今日の相談を開始します。受付番号一番の方」
マイクの呼び出しが辺りに響く。ドアが開き、子供たちの甲高い声とスリッパの音が不協和音を起こす。
「お兄ちゃん、機関車かえして!ぼくがあそぶの」
「やだよ。英太すぐひとりじめするじゃん」
小さな子を連れた母親のようだ。やや下ぶくれの丸顔……どこかで見たような。
モネは首をかしげた。
「こら!翔太も英太も、静かにしてなさいって言ったでしょ!」
聞き覚えのある名。モネは目を見張る。
母が両脇に一人ずつ息子を抱えていた。弟の方はすでに半べそをかいている。
「中山です。すみません、子供がすぐケンカするものですから……」
狩野は朝子に目配せをし、子供たちを別室へ案内させる。
「僕たち、お母さんは今ちょっと大事な話をするのよ。だからこっちの部屋へ行こうね」
モネも朝子の隣でしゃがみ、共に兄弟の顔を覗き込む。
この子たちは。
子供時代も二人の容姿は基本的に変わらない。
兄は面長でやせ型、弟は丸顔で太り気味。弟の体型は母親ゆずりのようだ。一緒にいればすぐケンカ。それが彼らの自然な姿なのだろう。だがなぜここにこうして相談しにきている?
家庭裁判所で弟がはっきり発言したことで、運命は改良されたはずだ。
タブレットで時間を確認する。
彼らを送り込んだタイムポイントは……”ここ”より前か後か?
二〇××年五月十二日がタイムポイント、ここは同年三月二十日。
時系列がはっきりしてほっとする。この世界はまだ、モネが手入れするよりも前の時間なのだ。これから二ヶ月後夫婦仲はさらに悪化し、調停に向かうことになる。そこまでは変わりなく進むのだろう。無邪気に遊ぶ子供たちの知らないところで。
だが自分が選んだクライアントの幼少時に、ここで出くわすとは。
「カノン、どういうことなの?ただの偶然?」
「お前が自分で考えるんだな」
母親は夫の浮気と、相手の女について話すうちに涙を浮かべた。狩野は弁護士を入れながら、法的手段が必要ならば別の日の相談に来るように勧める。朝子は側で事実だけを書き留めていた。
中山兄弟は帰り際もケンカをして、泣きながら母に連れられて行った。
相談者は持ち時間の十分を上限に、次々と入れ替わっていく。途中五分の休憩を挟んだ隙に、モネは朝子の記録ノートをめくり、過去のページを探した。
二時間で相談時間は終了し、朝子はモネに尋ねた。
「楽しかった?」
「……驚きました。全くちがうことをこなすって、大変じゃないですか?」
「私も自分が分裂している気がするの。宇宙や自然の中での人間の寿命なんて、ほんの一瞬の小さなもの。だけどその小さい命たちが一緒に暮らし、もめたり仲良くしたりああでもないこうでもないって生きていく。それがどこかはかなくてかわいらしくて、愛らしいなあって」
マクロとミクロ、そういう意味だったのか。
「本当は私、ここに足突っ込んでしまってまずったとも思っているの。前は宇宙のことしか考えなかったのよ。だから宇宙工学一本だと迷わなかった。でも今は時間論と量子力学に道を変えたの」
モネの中に漠然とした正解がある。だが確証が持てない。
朝子から聞き出さなければ、真実は見えない。
「ねえ?もう数十年前から想像の世界では語られながら、人工衛星や火星探索だってわずかしか解明されていない。道は険しく私の寿命を費やしても全然足りない、ただの夢物語。そんなことわかってるのにね」
「朝子さん」
冷静なはずの朝子に、激情がよぎった気がして驚く。
「人の人生は一度きり、やり直しは効かないのにいろんなことが見過ごされていく。あの幼い兄弟たちは親の言い合いにどれだけ傷つくんだろう?小さいときの心の傷って、大きくなってから消すのは難しいと思うんだ」
モネはうなずく。
それは何度もクライアントで体感してきたことだ。
「市民の無料相談コーナーよ。先輩って言っても彼女は心理学科でね。カウンセラーとして週に一回、ボランティアで来ているの。他にもソーシャルワーカー、弁護士の先生や家庭相談員。さまざまな人が来ているわ」
そういった場所もあるのか。大学とは少しちがう空気を感じる。
「私も大学時代に薦められた手伝いがずっと続いて、こんな風になったの。私には資格はないから実際の業務はできないけれど、アシスタントみたいな感じかな」
人々の話を聞き取り、心のケアをする仕事だ。カウンセラーと朝子とは結びつかない。きっちりと線引きをして、人の甘えを許すことなど微塵もなさそうだが。
「先生は、人の心にも深く興味を持たれているんですか?」
「信じられない?だからマクロとミクロ。広大すぎる宇宙や粒子論をやってると、自分の中でバランスを取りたくなるの。自分が血の通った生き物であることを、忘れないように。どんな理論も人や生物に生かされて初めて意味を持つ。マッドサイエンティストになってもしょうがないもの」
口調は理論を述べるように、あっさりとしていた。
階段を上がってすぐの小部屋が相談室だった。
待合室の長いすにはかなりの人数が座っている。小部屋には二つ入り口があり、相談者用とは逆のドアから朝子に続いて入室する。二人はプライバシー保護のため、仕切られたパーティションを開けて入る。中には朝子と同年代の、穏やかな眼差しの女性が座っていた。
「狩野(かりの)先輩、この学生さんね……」
「遅かったじゃない。そろそろ始めるわよ。今日もクライアントいっぱい来てるから、覚悟してね」
狩野はいつものようにそう言った。モネを指し示しても、その姿に気づかない。
「やべっ、俺ら朝子にしか見えねえんだった」
だが朝子は騒ぎ立てることもなく、モネを内側に残した。
モネは静かに見守ることにした。
仕切りの中は二・五畳ほどの大きさ。中学生用の机を挟んで椅子が置かれ、狩野が相談者と向かい合う。朝子は狩野より奥の机で、会話をまとめてノートに記録してゆくのだ。
狩野が時計を確認し、朝子とうなずき合う。
「では今日の相談を開始します。受付番号一番の方」
マイクの呼び出しが辺りに響く。ドアが開き、子供たちの甲高い声とスリッパの音が不協和音を起こす。
「お兄ちゃん、機関車かえして!ぼくがあそぶの」
「やだよ。英太すぐひとりじめするじゃん」
小さな子を連れた母親のようだ。やや下ぶくれの丸顔……どこかで見たような。
モネは首をかしげた。
「こら!翔太も英太も、静かにしてなさいって言ったでしょ!」
聞き覚えのある名。モネは目を見張る。
母が両脇に一人ずつ息子を抱えていた。弟の方はすでに半べそをかいている。
「中山です。すみません、子供がすぐケンカするものですから……」
狩野は朝子に目配せをし、子供たちを別室へ案内させる。
「僕たち、お母さんは今ちょっと大事な話をするのよ。だからこっちの部屋へ行こうね」
モネも朝子の隣でしゃがみ、共に兄弟の顔を覗き込む。
この子たちは。
子供時代も二人の容姿は基本的に変わらない。
兄は面長でやせ型、弟は丸顔で太り気味。弟の体型は母親ゆずりのようだ。一緒にいればすぐケンカ。それが彼らの自然な姿なのだろう。だがなぜここにこうして相談しにきている?
家庭裁判所で弟がはっきり発言したことで、運命は改良されたはずだ。
タブレットで時間を確認する。
彼らを送り込んだタイムポイントは……”ここ”より前か後か?
二〇××年五月十二日がタイムポイント、ここは同年三月二十日。
時系列がはっきりしてほっとする。この世界はまだ、モネが手入れするよりも前の時間なのだ。これから二ヶ月後夫婦仲はさらに悪化し、調停に向かうことになる。そこまでは変わりなく進むのだろう。無邪気に遊ぶ子供たちの知らないところで。
だが自分が選んだクライアントの幼少時に、ここで出くわすとは。
「カノン、どういうことなの?ただの偶然?」
「お前が自分で考えるんだな」
母親は夫の浮気と、相手の女について話すうちに涙を浮かべた。狩野は弁護士を入れながら、法的手段が必要ならば別の日の相談に来るように勧める。朝子は側で事実だけを書き留めていた。
中山兄弟は帰り際もケンカをして、泣きながら母に連れられて行った。
相談者は持ち時間の十分を上限に、次々と入れ替わっていく。途中五分の休憩を挟んだ隙に、モネは朝子の記録ノートをめくり、過去のページを探した。
二時間で相談時間は終了し、朝子はモネに尋ねた。
「楽しかった?」
「……驚きました。全くちがうことをこなすって、大変じゃないですか?」
「私も自分が分裂している気がするの。宇宙や自然の中での人間の寿命なんて、ほんの一瞬の小さなもの。だけどその小さい命たちが一緒に暮らし、もめたり仲良くしたりああでもないこうでもないって生きていく。それがどこかはかなくてかわいらしくて、愛らしいなあって」
マクロとミクロ、そういう意味だったのか。
「本当は私、ここに足突っ込んでしまってまずったとも思っているの。前は宇宙のことしか考えなかったのよ。だから宇宙工学一本だと迷わなかった。でも今は時間論と量子力学に道を変えたの」
モネの中に漠然とした正解がある。だが確証が持てない。
朝子から聞き出さなければ、真実は見えない。
「ねえ?もう数十年前から想像の世界では語られながら、人工衛星や火星探索だってわずかしか解明されていない。道は険しく私の寿命を費やしても全然足りない、ただの夢物語。そんなことわかってるのにね」
「朝子さん」
冷静なはずの朝子に、激情がよぎった気がして驚く。
「人の人生は一度きり、やり直しは効かないのにいろんなことが見過ごされていく。あの幼い兄弟たちは親の言い合いにどれだけ傷つくんだろう?小さいときの心の傷って、大きくなってから消すのは難しいと思うんだ」
モネはうなずく。
それは何度もクライアントで体感してきたことだ。
0
あなたにおすすめの小説
皇太后(おかあ)様におまかせ!〜皇帝陛下の純愛探し〜
菰野るり
キャラ文芸
皇帝陛下はお年頃。
まわりは縁談を持ってくるが、どんな美人にもなびかない。
なんでも、3年前に一度だけ出逢った忘れられない女性がいるのだとか。手がかりはなし。そんな中、皇太后は自ら街に出て息子の嫁探しをすることに!
この物語の皇太后の名は雲泪(ユンレイ)、皇帝の名は堯舜(ヤオシュン)です。つまり【後宮物語〜身代わり宮女は皇帝陛下に溺愛されます⁉︎〜】の続編です。しかし、こちらから読んでも楽しめます‼︎どちらから読んでも違う感覚で楽しめる⁉︎こちらはポジティブなラブコメです。
一級魔法使いになれなかったので特級厨師になりました
しおしお
恋愛
魔法学院次席卒業のシャーリー・ドットは、
「一級魔法使いになれなかった」という理由だけで婚約破棄された。
――だが本当の理由は、ただの“うっかり”。
試験会場を間違え、隣の建物で行われていた
特級厨師試験に合格してしまったのだ。
気づけばシャーリーは、王宮からスカウトされるほどの
“超一流料理人”となり、国王の胃袋をがっちり掴む存在に。
一方、学院首席で一級魔法使いとなった
ナターシャ・キンスキーは、大活躍しているはずなのに――
「なんで料理で一番になってるのよ!?
あの女、魔法より料理の方が強くない!?」
すれ違い、逃げ回り、勘違いし続けるナターシャと、
天然すぎて誤解が絶えないシャーリー。
そんな二人が、魔王軍の襲撃、国家危機、王宮騒動を通じて、
少しずつ距離を縮めていく。
魔法で国を守る最強魔術師。
料理で国を救う特級厨師。
――これは、“敵でもライバルでもない二人”が、
ようやく互いを認め、本当の友情を築いていく物語。
すれ違いコメディ×料理魔法×ダブルヒロイン友情譚!
笑って、癒されて、最後は心が温かくなる王宮ラノベ、開幕です。
後宮の手かざし皇后〜盲目のお飾り皇后が持つ波動の力〜
二位関りをん
キャラ文芸
龍の国の若き皇帝・浩明に5大名家の娘である美華が皇后として嫁いできた。しかし美華は病により目が見えなくなっていた。
そんな美華を冷たくあしらう浩明。婚儀の夜、美華の目の前で彼女付きの女官が心臓発作に倒れてしまう。
その時。美華は慌てること無く駆け寄り、女官に手をかざすと女官は元気になる。
どうも美華には不思議な力があるようで…?
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
男装官吏と花散る後宮〜禹国謎解き物語〜
春日あざみ
キャラ文芸
<第8回キャラ文芸大賞にて奨励賞をいただきました。応援ありがとうございました!>
宮廷で史書編纂事業が立ち上がると聞き、居ても立ってもいられなくなった歴史オタクの柳羅刹(りゅうらせつ)。男と偽り官吏登用試験、科挙を受験し、見事第一等の成績で官吏となった彼女だったが。珍妙な仮面の貴人、雲嵐に女であることがバレてしまう。皇帝の食客であるという彼は、羅刹の秘密を守る代わり、後宮の悪霊によるとされる妃嬪の連続不審死事件の調査を命じる。
しかたなく羅刹は、悪霊について調べ始めるが——?
「歴女×仮面の貴人(奇人?)」が紡ぐ、中華風世界を舞台にしたミステリ開幕!
死んだはずの貴族、内政スキルでひっくり返す〜辺境村から始める復讐譚〜
のらねこ吟醸
ファンタジー
帝国の粛清で家族を失い、“死んだことにされた”名門貴族の青年は、
偽りの名を与えられ、最果ての辺境村へと送り込まれた。
水も農具も未来もない、限界集落で彼が手にしたのは――
古代遺跡の力と、“俺にだけ見える内政スキル”。
村を立て直し、仲間と絆を築きながら、
やがて帝国の陰謀に迫り、家を滅ぼした仇と対峙する。
辺境から始まる、ちょっぴりほのぼの(?)な村興しと、
静かに進む策略と復讐の物語。
幼女はリペア(修復魔法)で無双……しない
しろこねこ
ファンタジー
田舎の小さな村・セデル村に生まれた貧乏貴族のリナ5歳はある日魔法にめざめる。それは貧乏村にとって最強の魔法、リペア、修復の魔法だった。ちょっと説明がつかないでたらめチートな魔法でリナは覇王を目指……さない。だって平凡が1番だもん。騙され上手な父ヘンリーと脳筋な兄カイル、スーパー執事のゴフじいさんと乙女なおかんマール婆さんとの平和で凹凸な日々の話。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる