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第31話 許せぬ罪
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『それは誠か!!ギルドが絡んでいるのか?
我が国でふざけたことを!!!許せぬ!!許せぬぞ!!!!ギルドマスターを呼べ!!すぐ呼べ!今呼べ!!直ちに呼べ!!!』
ファイデル王が報告を聞き、玉座から立ち上がり顔を真っ赤にし今にも血管が切れそうな勢いである。
『お主達、大義であった!ギルドマスターが来るまで下がって休め。』
『はっ!!』
『ハヤト殿どう思う?ギルドが関与していると思うか?』
『いや、恐らくAランクパーティーの単独だと思う。討伐部位を貰っているし、ギルドだったら交換条件が成り立たない。とにかく冒険者の中にクズが居るのは確かだ!』
俺はカルメンをふと見ると雰囲気が変わっていた。
『カルメン、強くなったな!!実感はあるか?』
『おお、忘れていた!確かに身体は軽いし力が湧いてくるぞ!!』
カルメンを【鑑定】する。
カルメン・エンバンス
職業 剣王
LV 1202
体力 106980
魔力 23700
攻撃 167900
知力 36900
防御 107500
敏捷 127490
【スキル】
剣技・極
攻撃力増加・大
索敵
『落ち着いたら自分のステータスを確認するといい。別人になってるぞ!この件が解決したら、兄弟子達と模擬戦をしてもらうからな!楽しみにしておいてくれ!』
『そ、そうか!どこまで通用するか楽しみだ!!あっ!ステータスは今から見て来てもいいだろ?』
『ああ、ここに測定器があるなら皆んな見て来ればいいぞ!心の準備をしてな!』
俺は部屋に戻り一息つく。
(それにしても絶対に許さん!絶対に許す訳にはいかないぞ!)
森での怒りが込み上げてくる。この理不尽極まりない行為を思い返して。
ベットに仰向けで考え事をして居ると乱暴にノックする奴がいる。
扉を開けるとカルメン達が雪崩れ込んでくる。
『師匠!!!!ありがとうございます!!俺達感動しています!!!』
12人の騎士団長達からもみくしゃにされている。
(女性騎士団長ならいいが男達はちょっとな・・。)
『お、落ち着け!!嬉しいのは分かるがまだ特訓は終わってないぞ!!兄弟子達との模擬戦が残ってるんだ!兄弟子達はお前達より強い!!気を抜くなよ!』
『はい!!!』
するとギルドマスターか着いたと報告があり騎士団長達と謁見の間に移動するのだった。
ファイデル王は務めて冷静に話をする。
『ギルドマスター・ロイドよお前の知っていることを正直に話せ!!良いな!?』
『はっ!誓って!』
『ハヤト!今日あったことを事細かに漏れなく話してやってくれ!』
『はっ!分かりました!!』
俺はロイドに事の顛末を話して聞かせた。
そしてダメ押しで助け出した少女2人に話をさせる。
『私達は孤児院で暮らしています。薬草を採取して売ったお金で生活していました。そしたらもっと質の高い薬草があるから一緒に行かないかと誘われました。つい、誘いに乗ってしまい気付くと縛られて魔物も前に置き去りにされました・・・。』
恐怖がぶり返して2人とも震え出す。
ロイドは両手を床に付き肩を震わせている。
『ロイドよ!!嘘偽りなく話せ!!』
ロイドは肩を震わせ、床に握り拳を押し付けながら絞り出すようなこえで答える。
『こ、これはギルドに登録している〈誓いの剣〉の仕業です・・・。奴らは定期的に魔の森の魔物討伐に名乗り出ています。今日も討伐部位を持ち込んでいます・・・。』
『ロイド!誠であろうな!?』
『はっ!!誓って!』
『我が国でこのような事が起こるとは・・・。
ファイデル王は落胆の表情を落とし深い溜め息をつく。
『ロイドよお主の監督不行き届きの罪はま逃れぬぞ!!』
ロイドは項垂れる。
『カルメン!一緒に行って奴等をここへ引きずり出せ!!暴れても殺すなよ!必ず生きたままここへ連れて来い!!』
『はっ!!仰せのままに!!』
これから〈誓いの剣〉は地獄の罰を受ける事になるのだった。
我が国でふざけたことを!!!許せぬ!!許せぬぞ!!!!ギルドマスターを呼べ!!すぐ呼べ!今呼べ!!直ちに呼べ!!!』
ファイデル王が報告を聞き、玉座から立ち上がり顔を真っ赤にし今にも血管が切れそうな勢いである。
『お主達、大義であった!ギルドマスターが来るまで下がって休め。』
『はっ!!』
『ハヤト殿どう思う?ギルドが関与していると思うか?』
『いや、恐らくAランクパーティーの単独だと思う。討伐部位を貰っているし、ギルドだったら交換条件が成り立たない。とにかく冒険者の中にクズが居るのは確かだ!』
俺はカルメンをふと見ると雰囲気が変わっていた。
『カルメン、強くなったな!!実感はあるか?』
『おお、忘れていた!確かに身体は軽いし力が湧いてくるぞ!!』
カルメンを【鑑定】する。
カルメン・エンバンス
職業 剣王
LV 1202
体力 106980
魔力 23700
攻撃 167900
知力 36900
防御 107500
敏捷 127490
【スキル】
剣技・極
攻撃力増加・大
索敵
『落ち着いたら自分のステータスを確認するといい。別人になってるぞ!この件が解決したら、兄弟子達と模擬戦をしてもらうからな!楽しみにしておいてくれ!』
『そ、そうか!どこまで通用するか楽しみだ!!あっ!ステータスは今から見て来てもいいだろ?』
『ああ、ここに測定器があるなら皆んな見て来ればいいぞ!心の準備をしてな!』
俺は部屋に戻り一息つく。
(それにしても絶対に許さん!絶対に許す訳にはいかないぞ!)
森での怒りが込み上げてくる。この理不尽極まりない行為を思い返して。
ベットに仰向けで考え事をして居ると乱暴にノックする奴がいる。
扉を開けるとカルメン達が雪崩れ込んでくる。
『師匠!!!!ありがとうございます!!俺達感動しています!!!』
12人の騎士団長達からもみくしゃにされている。
(女性騎士団長ならいいが男達はちょっとな・・。)
『お、落ち着け!!嬉しいのは分かるがまだ特訓は終わってないぞ!!兄弟子達との模擬戦が残ってるんだ!兄弟子達はお前達より強い!!気を抜くなよ!』
『はい!!!』
するとギルドマスターか着いたと報告があり騎士団長達と謁見の間に移動するのだった。
ファイデル王は務めて冷静に話をする。
『ギルドマスター・ロイドよお前の知っていることを正直に話せ!!良いな!?』
『はっ!誓って!』
『ハヤト!今日あったことを事細かに漏れなく話してやってくれ!』
『はっ!分かりました!!』
俺はロイドに事の顛末を話して聞かせた。
そしてダメ押しで助け出した少女2人に話をさせる。
『私達は孤児院で暮らしています。薬草を採取して売ったお金で生活していました。そしたらもっと質の高い薬草があるから一緒に行かないかと誘われました。つい、誘いに乗ってしまい気付くと縛られて魔物も前に置き去りにされました・・・。』
恐怖がぶり返して2人とも震え出す。
ロイドは両手を床に付き肩を震わせている。
『ロイドよ!!嘘偽りなく話せ!!』
ロイドは肩を震わせ、床に握り拳を押し付けながら絞り出すようなこえで答える。
『こ、これはギルドに登録している〈誓いの剣〉の仕業です・・・。奴らは定期的に魔の森の魔物討伐に名乗り出ています。今日も討伐部位を持ち込んでいます・・・。』
『ロイド!誠であろうな!?』
『はっ!!誓って!』
『我が国でこのような事が起こるとは・・・。
ファイデル王は落胆の表情を落とし深い溜め息をつく。
『ロイドよお主の監督不行き届きの罪はま逃れぬぞ!!』
ロイドは項垂れる。
『カルメン!一緒に行って奴等をここへ引きずり出せ!!暴れても殺すなよ!必ず生きたままここへ連れて来い!!』
『はっ!!仰せのままに!!』
これから〈誓いの剣〉は地獄の罰を受ける事になるのだった。
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