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第三章 東の国の大きなお風呂編
悔恨
ステラは多分、お人好しなのだと思う。頼まれたら断れないし、困っている人を見捨てることも出来ない。これは聖女ではなく、ステラがそうなのだ。
どれだけそれが無茶だと思うことでも、自分には関係がないことなのだとしても、そこまで話を聞いたステラにはもう選択肢は一つしか残されていない。そしてキキョウは、ステラのその性格を簡単に見抜いてしまっている。
圧倒的な力を持つリヴィウスがステラの言うことなら聞くということも全て分かりきった上で、はじめからこの話をしている。そこまで読まれた上での行動ならばもうお手上げだ。天晴れと言わざるを得ない。
「……わかりました」
「おい」
リヴィウスの声には怒りはない。乗っているのは呆れだ。多分リヴィウスはこの問題に対して何も思っていない。きっと純粋に心から興味がない。てぷはどうだろうか、彼はもしかしたら何か思っているかも知れないけれど、精霊の考えていることはステラにはわからない。
ステラはリヴィウスとてぷの方に体を向けた。
「すみません。私、こういうお願いにすごく弱いんです」
『ステラだからしょうがないんだぞ』
てぷの大きな目がステラを見ている。全てを見透かすような綺麗な紫がステラを見て、そしてキキョウを見る。けれどそれ以上は何も言わず、机の上に置いてあるお菓子を一つ摘んで口に運んでいた。
次にリヴィウスを見ると、やはり表情には「面倒だ」と言うのがありありと出ていた。実にリヴィウスらしいなとステラは思わず息を漏らすように笑った。
「リヴィ、力を貸してください」
「お前が手を貸す理由は」
「……放っておけないんです、昔から」
無言で見合うこと数秒、折れたのはリヴィウスだった。
深く息を吐いて「わかった」と小さく呟いた。
「ありがとうございます」
そうしてキキョウの方に向き直ると、その人の綺麗な髪が目に入った。否、詳細に言えば頭頂部だ。
「え、キキョウさっ」
「ありがとう」
ステラが動揺し声を掛けるのに被せて、静かだけれど少しだけ震えている声が聞こえた。
これも、もしかしたら計算かもしれない。なんとなくステラはそう思った。思ったけれど、それでもいいかなと座布団の上に座り直して小さく深呼吸をした。
「お礼は全てが終わってからで構いません」
キキョウの顔がゆっくりと上がる。そこにあるのは惚れ惚れする程の憂いを帯びた美貌だ。
「……ああ、わかった」
二人は互いに頷き、早速この話を詰めることにした。
その間てぷもリヴィウスも退屈そうだったけれどたまに会話に参加したり、飽きたら寝たりしていた。
それにステラは内心申し訳なく思っていた。だってこれは二人には本当に関係のないことだからだ。こんなことをするくらいなら美味しいものを沢山食べて、綺麗なものや珍しいものを見て、それで温泉に入る方が比べようがない程有意義だ。
でも、そうはさせてあげられない。
なぜならこれはステラにとって、否、聖女にとってやり残したことでもあるからだ。
似顔絵の中にあった、赤髪で狐目の男。名前はキース。この男は、この男がいる組織は勇者一行が情けを掛けて見逃したものだからだ。
───
一行がその街にやってきたのは旅も中盤に差し掛かった頃だ。精霊の加護も半分は集まり、装備も充実し仲間も増えて旅というもの自体にも随分慣れていた。そんな状態でやって来た街は貧富の差が激しいサル王国。
円形の城塞都市の真ん中には王城が聳え立ち、その次の円の中には貴族街。もう一つ外側の円には商人たちの街。そしてその外、モンスターや魔族からの襲撃にはとても耐えられない粗末な木の板を立てただけの内側に、サル王国に生きる住民の七割を占める人数が生きていた。
けれどその王国は姑息で、諸外国の客人を招き入れる門を一つだけに絞っており貧困街に住む住民を見せないことで、側から見れば豊かで繁栄した国だと周囲に思わせていた。
その状況を変えたのは偶然その街を訪れた勇者だ。森でモンスターに食べられそうになっている子供を助けたことで国の内情を知り「そんなの絶対に許せない」と憤った勇者によって、その国はほぼ壊滅状態にまで追い詰められた。
国の内情を暴いていくうちにわかったのが、今回アズマヒの国にいると言われているヒドラという組織だ。
ヒドラは元々悪行で稼いでいる組織で、一つの場所には根付かない。簡単そうな王侯貴族に取り入り、悪知恵を貸して金を稼ぎ、そして危なくなったら離れていく。そういう姑息な組織だ。
けれど勇者たちの来訪は予想外だったのだろう、奴らは逃げる間もなく勇者一行に取り押さえられた。
本来なら、その場で殺すべきだったのだろう。ヒドラたちがしてきたことを考えればそれが妥当だった。けれど、勇者は善人なのだ、底が抜ける程の。
だから勇者は彼らをその場で殺すことはせず、他国にまで連れて行きそこの衛兵に受け渡した。「悪人はちゃんとした法で裁かれるべきだ」そう言って。その時の彼らの顔を、ステラはよく覚えている。勇者達はすぐに次の目的地に向けて前を見ていたけれど、ステラだけが振り返った。そして見たのだ、人を心から「浅はか」だと嘲る人間の目を、その顔の醜悪さを。
……その後のヒドラの行く末をステラは知らない。けれど、キキョウのいう話が真実なのであれば、彼らはなんの罰を負うこともなく今も生きているのだろう。
少し考えればわかるはずだ。彼らは確かに悪辣だが、どうして悪事に手を染めてなお捕まらないのか。サル王国でまるで国賓のような扱いを受けていたのか。
それほど世界には、彼らを必要とする人間が多いのだ。
「……」
キキョウとの話し合いを終えたステラは息を吐いた。夜風が頬を撫でて、煮詰まりそうだった思考が少しクリアになる。
「ちょっとぉ! あんたたち少しは遠慮とかしないわけぇ⁉︎」
『キキョウが好きなものを好きなだけ頼んでいいって言ったんだぞ!』
「おい、これもだ。あとあれもいる。……おいあれはなんだ」
「キィイイイ! 食いしん坊じゃない! とんだ食いしん坊じゃないのよあんた達ぃ!」
少し離れた場所からリヴィウスとてぷ、そして道案内役を任されたおリンの賑やかな声が聞こえる。三人は裏タカマガハラからほど近い場所にある屋台が立ち並ぶ場所に来ていた。ここは観光客用ではなく、地元の人をターゲットにした店が多く庶民的だが美味しそうな料理がそこここに存在していた。
そうなったらリヴィウスとてぷが黙っているはずもなく、二人は好奇心のままずんずんと進んでおリンを仰天させた。赤提灯が並ぶ通り、賑やかな往来、その中を表情には出ていないがはしゃぐリヴィウスと、その肩に乗ったてぷを見て自然とステラの顔に笑みが浮かぶ。
人にぶつからないように注意しながらステラは口を開いた。
「二人とも、あんまりおリンさんに迷惑」
「──みぃつけた」
口を覆われ反射的に息を吸った瞬間、ステラの意識は闇に落ちた。
どれだけそれが無茶だと思うことでも、自分には関係がないことなのだとしても、そこまで話を聞いたステラにはもう選択肢は一つしか残されていない。そしてキキョウは、ステラのその性格を簡単に見抜いてしまっている。
圧倒的な力を持つリヴィウスがステラの言うことなら聞くということも全て分かりきった上で、はじめからこの話をしている。そこまで読まれた上での行動ならばもうお手上げだ。天晴れと言わざるを得ない。
「……わかりました」
「おい」
リヴィウスの声には怒りはない。乗っているのは呆れだ。多分リヴィウスはこの問題に対して何も思っていない。きっと純粋に心から興味がない。てぷはどうだろうか、彼はもしかしたら何か思っているかも知れないけれど、精霊の考えていることはステラにはわからない。
ステラはリヴィウスとてぷの方に体を向けた。
「すみません。私、こういうお願いにすごく弱いんです」
『ステラだからしょうがないんだぞ』
てぷの大きな目がステラを見ている。全てを見透かすような綺麗な紫がステラを見て、そしてキキョウを見る。けれどそれ以上は何も言わず、机の上に置いてあるお菓子を一つ摘んで口に運んでいた。
次にリヴィウスを見ると、やはり表情には「面倒だ」と言うのがありありと出ていた。実にリヴィウスらしいなとステラは思わず息を漏らすように笑った。
「リヴィ、力を貸してください」
「お前が手を貸す理由は」
「……放っておけないんです、昔から」
無言で見合うこと数秒、折れたのはリヴィウスだった。
深く息を吐いて「わかった」と小さく呟いた。
「ありがとうございます」
そうしてキキョウの方に向き直ると、その人の綺麗な髪が目に入った。否、詳細に言えば頭頂部だ。
「え、キキョウさっ」
「ありがとう」
ステラが動揺し声を掛けるのに被せて、静かだけれど少しだけ震えている声が聞こえた。
これも、もしかしたら計算かもしれない。なんとなくステラはそう思った。思ったけれど、それでもいいかなと座布団の上に座り直して小さく深呼吸をした。
「お礼は全てが終わってからで構いません」
キキョウの顔がゆっくりと上がる。そこにあるのは惚れ惚れする程の憂いを帯びた美貌だ。
「……ああ、わかった」
二人は互いに頷き、早速この話を詰めることにした。
その間てぷもリヴィウスも退屈そうだったけれどたまに会話に参加したり、飽きたら寝たりしていた。
それにステラは内心申し訳なく思っていた。だってこれは二人には本当に関係のないことだからだ。こんなことをするくらいなら美味しいものを沢山食べて、綺麗なものや珍しいものを見て、それで温泉に入る方が比べようがない程有意義だ。
でも、そうはさせてあげられない。
なぜならこれはステラにとって、否、聖女にとってやり残したことでもあるからだ。
似顔絵の中にあった、赤髪で狐目の男。名前はキース。この男は、この男がいる組織は勇者一行が情けを掛けて見逃したものだからだ。
───
一行がその街にやってきたのは旅も中盤に差し掛かった頃だ。精霊の加護も半分は集まり、装備も充実し仲間も増えて旅というもの自体にも随分慣れていた。そんな状態でやって来た街は貧富の差が激しいサル王国。
円形の城塞都市の真ん中には王城が聳え立ち、その次の円の中には貴族街。もう一つ外側の円には商人たちの街。そしてその外、モンスターや魔族からの襲撃にはとても耐えられない粗末な木の板を立てただけの内側に、サル王国に生きる住民の七割を占める人数が生きていた。
けれどその王国は姑息で、諸外国の客人を招き入れる門を一つだけに絞っており貧困街に住む住民を見せないことで、側から見れば豊かで繁栄した国だと周囲に思わせていた。
その状況を変えたのは偶然その街を訪れた勇者だ。森でモンスターに食べられそうになっている子供を助けたことで国の内情を知り「そんなの絶対に許せない」と憤った勇者によって、その国はほぼ壊滅状態にまで追い詰められた。
国の内情を暴いていくうちにわかったのが、今回アズマヒの国にいると言われているヒドラという組織だ。
ヒドラは元々悪行で稼いでいる組織で、一つの場所には根付かない。簡単そうな王侯貴族に取り入り、悪知恵を貸して金を稼ぎ、そして危なくなったら離れていく。そういう姑息な組織だ。
けれど勇者たちの来訪は予想外だったのだろう、奴らは逃げる間もなく勇者一行に取り押さえられた。
本来なら、その場で殺すべきだったのだろう。ヒドラたちがしてきたことを考えればそれが妥当だった。けれど、勇者は善人なのだ、底が抜ける程の。
だから勇者は彼らをその場で殺すことはせず、他国にまで連れて行きそこの衛兵に受け渡した。「悪人はちゃんとした法で裁かれるべきだ」そう言って。その時の彼らの顔を、ステラはよく覚えている。勇者達はすぐに次の目的地に向けて前を見ていたけれど、ステラだけが振り返った。そして見たのだ、人を心から「浅はか」だと嘲る人間の目を、その顔の醜悪さを。
……その後のヒドラの行く末をステラは知らない。けれど、キキョウのいう話が真実なのであれば、彼らはなんの罰を負うこともなく今も生きているのだろう。
少し考えればわかるはずだ。彼らは確かに悪辣だが、どうして悪事に手を染めてなお捕まらないのか。サル王国でまるで国賓のような扱いを受けていたのか。
それほど世界には、彼らを必要とする人間が多いのだ。
「……」
キキョウとの話し合いを終えたステラは息を吐いた。夜風が頬を撫でて、煮詰まりそうだった思考が少しクリアになる。
「ちょっとぉ! あんたたち少しは遠慮とかしないわけぇ⁉︎」
『キキョウが好きなものを好きなだけ頼んでいいって言ったんだぞ!』
「おい、これもだ。あとあれもいる。……おいあれはなんだ」
「キィイイイ! 食いしん坊じゃない! とんだ食いしん坊じゃないのよあんた達ぃ!」
少し離れた場所からリヴィウスとてぷ、そして道案内役を任されたおリンの賑やかな声が聞こえる。三人は裏タカマガハラからほど近い場所にある屋台が立ち並ぶ場所に来ていた。ここは観光客用ではなく、地元の人をターゲットにした店が多く庶民的だが美味しそうな料理がそこここに存在していた。
そうなったらリヴィウスとてぷが黙っているはずもなく、二人は好奇心のままずんずんと進んでおリンを仰天させた。赤提灯が並ぶ通り、賑やかな往来、その中を表情には出ていないがはしゃぐリヴィウスと、その肩に乗ったてぷを見て自然とステラの顔に笑みが浮かぶ。
人にぶつからないように注意しながらステラは口を開いた。
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