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第九話 神霊王・麒麟
美味しいものを食べれば幸せなんです!
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「うん。今日もいい出来です。おいしいチーズができました!」
チーズ令嬢カティことカッテージ・カマンベールはご満悦だった。チーズ姉妹であるフェンリルたちの乳からとびきりおいしいチーズができたのだ。
いつも通りのデイリーメイドの服装。
いつも通りの携帯農場。
日の明けきらない朝の目覚めと共にフェンリルたちの乳を搾り、加工場にこもった。
そして、腕によりをかけて作りあげたそのチーズ。
フェンリルの、濃厚だがクセのない乳から作られた黄色味を帯びたフレッシュチーズ。
リヴァイアサンの、脂肪分たっぷりで、クセの強さか病みつきになる乳から作られた色味の濃いハードチーズ。
グリフォンの、あっさりしているが上品な甘味のある乳から作られた、純白のマスカルポーネ。
どれも、よそでは味わえない至高の一品。
試しに一口食べれば滋味あふれる味わいが口のなかいっぱいに広がり、二口食べればあまりのおいしさに身が震え、三口食べれば……感動的な味わいが心に染み入り、生きることへの幸福感に涙が流れる。
――世界はこんなにおいしいものを与えてくれる。
その思いに満たされ、光の柱が足元から立ちのぼる。
そこにあるのは、まったき幸福。
いかなる不安も心配事も入り込む余地のない百一〇〇パーセント満ち足りた気持ち。涙が出るほどの幸福感。
すべての人間が追い求め、しかし、そのほとんどが一生、体験できずに終わる幸福。
その幸福を与えてくれる神獣たちのチーズ。
心は桃源郷にたゆたい、手は自動人形のごとくにチーズをつまみ、口に運ぶ。気付かぬうちに山とあるチーズを食べ尽くしてしまう。
そんな境地。
カティは感動の波にトリップしながら無意識のうちにチーズを口に運びつづける。
そこへ、大声で叱責する幼女の声が響き渡る。
「こら、カティ、ずるいのじゃ! それはみんなの朝飯なのじゃ。自分ひとりで食ってはいかんのじゃ」
「そうよぉ、カティ。おいしいものはみんなで分けあって食べなくっちゃ」
手厳しい幼女の声につづいて、いい感じに力の抜けたセクシーな声がした。
愛らしい幼女の姿をした空の覇者フェニックスと、脱力系セクシー美女の格好となった海の王者リヴァイアサンとが、野菜と果物とをいっぱいに盛ったザルを抱えて歩いてくるところだった。
「あ、フニちゃん、リヴァさん。今朝の収穫が終わったんですね」
「のじゃのじゃ。今朝もいい出来なのじゃじゃ」
と、幼女姿のフェニックスはカティにも負けないほどの幸せほくほくの笑顔で言った。
フェニックスは鳥であり、鳥類は乳を出さない。カティのチーズ姉妹のなかでただ一柱、チーズの原料を提供できない。
その分、太陽の化身という性質を活かして携帯農場の作物を育てている。リヴァイアサンも水を司る存在としてフェニックスと一緒に作物の栽培をこなしている。
「カティねえちゃーん! パンが焼けたよ、味見して」
パン窯の方から明るく伸びやかな声がした。
嗅げばたちまち幸福感に包まれる。
そんな焼きたてパンの香りが漂ってきた。カティは鼻をひくひくさせてその香りを満喫した。
「うん。良い香りです。これだけでもうおいしいことがわかります。グリちゃん、パン焼きの腕、すっかり上達しましたね」
「へへー。カティ姉ちゃんにそう言ってもらえると嬉しいなあ」
と、波打つ金髪に日に焼けた肌、胸元とヘソを大胆に露出した短い上衣に、やはり短いスカートという南洋系ギャルの姿になったグリフォンが、大籠いっぱいのパンを抱えてやってきた。
「ちょうど良いところだったようだな」
貫禄に満ちた女性の声がして、象ほどもある『デッカい犬』フェンリルがやってきた。今朝の獲物である鹿をドサッと音を立ててその場に置く。
「フッちゃんさんが人間の姿になると、えちえち過ぎてやってくるお客の層がかわってしまいます」
というカティの意見によってフェンリルだけは人間の姿になることを禁じられている。そのため、いつもこの格好。よからぬ輩を寄せつけない、という点では効果満点である。
「ご苦労さまです、フッちゃんさん。それでは、朝ご飯としましょう」
カティが勢いよく宣言した。
色とりどりの山盛りチーズ。
グリフォンが焼いたバゲット、エピ、カンパーニュ。それに、パン・オ・ルヴァン。
フェニックスとリヴァイアサンとが収穫してきた野菜と果物で作ったサラダ。やはり、フェニックスたちの摘んできたハーブで入れた薫り高いハーブティー。
そして、フェンリルの狩ってきた鹿肉で作った特製ミートパイ。
質素だけれど、見ただけで涎があふれる料理の数々。
人間の、と言うよりも、生き物の幸せの原形質。そう呼びたくなる光景がそこにあった。
「いただきま~す!」
カティの掛け声とともに思いおもいに料理にぱくつく。その途端――。
ゴオ~ン、と、教会の鐘が鳴り響き、その身は震え、思わず両目を閉じて天を仰ぐ。
文字通り、噛みしめる幸福感に涙がにじむ。
それほどまでに感動的なおいしさ。
「ああ、おいしい。幸せだわぁ~」
「のじゃのじゃ。わらわの無限の生涯でも、これほどの美味に出会ったことはないのじゃじゃ」
「うう、こんなおいしいものをみんなと一緒に食べられるなんて……ボッチだった頃からは想像もつかない。カティ姉ちゃんに会えてよかったよお~」
リヴァイアサンがうっとりと呟き、フェニックスが偉そうにのたまわり、グリフォンが思わず涙ぐむ。
フェンリルが重々しくうなずいた。
「たしかに。戦いばかりの我の生涯。このような美味を味わう機会はなかった」
「もちろんです!」
チーズ姉妹の感動表現の数々に、さすらいのチーズ令嬢カティは両手を腰に当てて『ふんぬ!』とばかりに胸をそびやかして見せた。
「チーズはおいしい。おいしいものを食べればみんな幸せ! このおいしさと幸せをひとりでも多くの人に届けるために、今日もお店をがんばりましょう!」
「はあ~い」
「のじゃのじゃ」
「おおっー!」
「うむ」
それぞれの表現で真摯にうなずくチーズ姉妹たちだった。
……ささやかだけれど、幸せがギュッと詰まった朝食風景。
その様を千里眼をもって見通しているものがいた。
「……なんと、嘆かわしい」
『ソレ』は、そのありさまを見てそう吐き捨てた。
「フェンリル。リヴァイアサン。フェニックス。陸海空を制する三界の覇者たちが自らの立場も忘れ、かような日常に没頭していようとは。神の名のもとに捨て置けん」
虹色の雲を身にまとい、虹色の輝きを放つ獣の体が伸びあがった。
天高く駆けのぼった。
「フェンリル! リヴァイアサン! フェニックス! 己に課せられた使命を忘れたか⁉」
それは神霊たちの長。
すべての神獣たちの頂点に立つもの。
麒麟――。
だった。
チーズ令嬢カティことカッテージ・カマンベールはご満悦だった。チーズ姉妹であるフェンリルたちの乳からとびきりおいしいチーズができたのだ。
いつも通りのデイリーメイドの服装。
いつも通りの携帯農場。
日の明けきらない朝の目覚めと共にフェンリルたちの乳を搾り、加工場にこもった。
そして、腕によりをかけて作りあげたそのチーズ。
フェンリルの、濃厚だがクセのない乳から作られた黄色味を帯びたフレッシュチーズ。
リヴァイアサンの、脂肪分たっぷりで、クセの強さか病みつきになる乳から作られた色味の濃いハードチーズ。
グリフォンの、あっさりしているが上品な甘味のある乳から作られた、純白のマスカルポーネ。
どれも、よそでは味わえない至高の一品。
試しに一口食べれば滋味あふれる味わいが口のなかいっぱいに広がり、二口食べればあまりのおいしさに身が震え、三口食べれば……感動的な味わいが心に染み入り、生きることへの幸福感に涙が流れる。
――世界はこんなにおいしいものを与えてくれる。
その思いに満たされ、光の柱が足元から立ちのぼる。
そこにあるのは、まったき幸福。
いかなる不安も心配事も入り込む余地のない百一〇〇パーセント満ち足りた気持ち。涙が出るほどの幸福感。
すべての人間が追い求め、しかし、そのほとんどが一生、体験できずに終わる幸福。
その幸福を与えてくれる神獣たちのチーズ。
心は桃源郷にたゆたい、手は自動人形のごとくにチーズをつまみ、口に運ぶ。気付かぬうちに山とあるチーズを食べ尽くしてしまう。
そんな境地。
カティは感動の波にトリップしながら無意識のうちにチーズを口に運びつづける。
そこへ、大声で叱責する幼女の声が響き渡る。
「こら、カティ、ずるいのじゃ! それはみんなの朝飯なのじゃ。自分ひとりで食ってはいかんのじゃ」
「そうよぉ、カティ。おいしいものはみんなで分けあって食べなくっちゃ」
手厳しい幼女の声につづいて、いい感じに力の抜けたセクシーな声がした。
愛らしい幼女の姿をした空の覇者フェニックスと、脱力系セクシー美女の格好となった海の王者リヴァイアサンとが、野菜と果物とをいっぱいに盛ったザルを抱えて歩いてくるところだった。
「あ、フニちゃん、リヴァさん。今朝の収穫が終わったんですね」
「のじゃのじゃ。今朝もいい出来なのじゃじゃ」
と、幼女姿のフェニックスはカティにも負けないほどの幸せほくほくの笑顔で言った。
フェニックスは鳥であり、鳥類は乳を出さない。カティのチーズ姉妹のなかでただ一柱、チーズの原料を提供できない。
その分、太陽の化身という性質を活かして携帯農場の作物を育てている。リヴァイアサンも水を司る存在としてフェニックスと一緒に作物の栽培をこなしている。
「カティねえちゃーん! パンが焼けたよ、味見して」
パン窯の方から明るく伸びやかな声がした。
嗅げばたちまち幸福感に包まれる。
そんな焼きたてパンの香りが漂ってきた。カティは鼻をひくひくさせてその香りを満喫した。
「うん。良い香りです。これだけでもうおいしいことがわかります。グリちゃん、パン焼きの腕、すっかり上達しましたね」
「へへー。カティ姉ちゃんにそう言ってもらえると嬉しいなあ」
と、波打つ金髪に日に焼けた肌、胸元とヘソを大胆に露出した短い上衣に、やはり短いスカートという南洋系ギャルの姿になったグリフォンが、大籠いっぱいのパンを抱えてやってきた。
「ちょうど良いところだったようだな」
貫禄に満ちた女性の声がして、象ほどもある『デッカい犬』フェンリルがやってきた。今朝の獲物である鹿をドサッと音を立ててその場に置く。
「フッちゃんさんが人間の姿になると、えちえち過ぎてやってくるお客の層がかわってしまいます」
というカティの意見によってフェンリルだけは人間の姿になることを禁じられている。そのため、いつもこの格好。よからぬ輩を寄せつけない、という点では効果満点である。
「ご苦労さまです、フッちゃんさん。それでは、朝ご飯としましょう」
カティが勢いよく宣言した。
色とりどりの山盛りチーズ。
グリフォンが焼いたバゲット、エピ、カンパーニュ。それに、パン・オ・ルヴァン。
フェニックスとリヴァイアサンとが収穫してきた野菜と果物で作ったサラダ。やはり、フェニックスたちの摘んできたハーブで入れた薫り高いハーブティー。
そして、フェンリルの狩ってきた鹿肉で作った特製ミートパイ。
質素だけれど、見ただけで涎があふれる料理の数々。
人間の、と言うよりも、生き物の幸せの原形質。そう呼びたくなる光景がそこにあった。
「いただきま~す!」
カティの掛け声とともに思いおもいに料理にぱくつく。その途端――。
ゴオ~ン、と、教会の鐘が鳴り響き、その身は震え、思わず両目を閉じて天を仰ぐ。
文字通り、噛みしめる幸福感に涙がにじむ。
それほどまでに感動的なおいしさ。
「ああ、おいしい。幸せだわぁ~」
「のじゃのじゃ。わらわの無限の生涯でも、これほどの美味に出会ったことはないのじゃじゃ」
「うう、こんなおいしいものをみんなと一緒に食べられるなんて……ボッチだった頃からは想像もつかない。カティ姉ちゃんに会えてよかったよお~」
リヴァイアサンがうっとりと呟き、フェニックスが偉そうにのたまわり、グリフォンが思わず涙ぐむ。
フェンリルが重々しくうなずいた。
「たしかに。戦いばかりの我の生涯。このような美味を味わう機会はなかった」
「もちろんです!」
チーズ姉妹の感動表現の数々に、さすらいのチーズ令嬢カティは両手を腰に当てて『ふんぬ!』とばかりに胸をそびやかして見せた。
「チーズはおいしい。おいしいものを食べればみんな幸せ! このおいしさと幸せをひとりでも多くの人に届けるために、今日もお店をがんばりましょう!」
「はあ~い」
「のじゃのじゃ」
「おおっー!」
「うむ」
それぞれの表現で真摯にうなずくチーズ姉妹たちだった。
……ささやかだけれど、幸せがギュッと詰まった朝食風景。
その様を千里眼をもって見通しているものがいた。
「……なんと、嘆かわしい」
『ソレ』は、そのありさまを見てそう吐き捨てた。
「フェンリル。リヴァイアサン。フェニックス。陸海空を制する三界の覇者たちが自らの立場も忘れ、かような日常に没頭していようとは。神の名のもとに捨て置けん」
虹色の雲を身にまとい、虹色の輝きを放つ獣の体が伸びあがった。
天高く駆けのぼった。
「フェンリル! リヴァイアサン! フェニックス! 己に課せられた使命を忘れたか⁉」
それは神霊たちの長。
すべての神獣たちの頂点に立つもの。
麒麟――。
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