106 / 411
第二部 絆ぐ伝説
第四話八章 懸念
しおりを挟む
「浮かない様子ですね、アルテミシア」
地下深く隠された研究室から地上世界へと戻る道すがら、教皇アルヴィルダは教会第二位の大司教であり、自分の影であり、そしてまた、双子の妹であるアルテミシアに対し、そう声をかけた。
アルヴィルダ。
アルテミシア。
ソロモン。
人類最強国家パンゲアを動かす中枢たるかの人たち三人以外は誰もいない、まるで、途方もなく巨大な木の内部のようなはるかな吹き抜け構造、その内側に作られた螺旋階段をのぼっているときのことだった。姉の言葉に――。
アルテミシアは『えっ?』と、仮面を被った顔を姉に向けた。
「仮面を被っていてもわかりますよ。なんと言っても、わたしたちは双子なのですから」
アルヴィルダはそう言って、妹相手に微笑みかけた。
「気になることがあるなら遠慮なく言っていいのよ。わたしたちはきょうだい。お互いの立場がどうなろうと、そのことは決してかわらないんだから」
口調が教皇アルヴィルダから、一介のシスターであるアイヴィーのものにかわっている。アルヴィルダはロウワンや亡道の司の前で見せていた重厚で厳かな雰囲気が嘘のような、気さくで明るい調子で妹に語りつづけた。
「仮面もとっちゃいなさい! ここには、わたしたちしかいないんだから、せっかくのきれいな顔を隠しておく必要なんてないわ。って、わたしと同じ顔なんだけどね」
と、アルヴィルダはケラケラ笑う。
その様子はどう見ても一国の最高指導者たる姿ではない。単なる妹思いの姉にしか見えなかった。
「ソロモン総将だって、小さい頃は『おじさま』って呼んでた人じゃない。いまさら遠慮する必要なんてないわ」
「『おじさま』ですか。懐かしい響きですな」
と、騎士団総将ソロモンは黒檀のように艶のある自慢の髭をなでつけながら言った。
「あの頃は、私もまだ三〇を過ぎたばかり。『おれ、もうおじさまか?』と、内心、傷ついていたものですよ」
「ふふ、ごめんなさいね。たしかに、あの頃はまだ『おじさま』と呼ぶのは早かったかもね。でも、いまでは髪の毛に白いものも混じって、すっかりしぶい殿方になって……いまの方が『おじさま』と呼ぶのにふさわしいかもね」
「出来れば『お父さま』と呼んでくれる相手がほしいですな」
「立派な息子さんがいるじゃない。もうすぐ、騎士学校を卒業するんでしょう? 成績も、日頃の態度も、とても立派だと聞いているわ。『さすが、ソロモン総将の跡継ぎだ』って、褒められているとか」
「いやいや、息子などと言うものはしょせん、ろくでもないクソガキですよ。世間のことなどなにも知らないくせに、言うことだけは一人前。子どもの頃はさんざん『おれは海賊になる! 海賊になって世界の海を巡り、世界中の財宝を手に入れるんだ!』などと、やくたいもないことをほざいてばかり。騎士学校入りを承知させるまで一〇回は殴りあいましたからな。やはり、生意気な息子なぞより、かわいい娘の方が良いというものです」
「それこそ、おじさまそっくりじゃない。あなたのお父さまから聞いたわよ。『うちの孫は、息子の若い頃にそっくりだ』って。おじさまこそ、子どもの頃は『おれは海賊になる! 海賊になって騎士マークスの残した財宝『壊れたオルゴール』を見つけるんだ!』なんて、息巻いていたそうじゃない。騎士学校に入るまで、三〇回は殴りあったとか」
「その通り。だからこそ、腹が立つというものでしてな」
ガッハッハッ、と、ソロモンは豪快に笑い飛ばした。
言葉とは裏腹に、自分そっくりに育った息子に対する惜しみない愛情か感じられる姿だった。
そんなソロモンの姿にアルヴィルダもおかしそうに笑った。
教皇とか、騎士団総将とか、そんな肩書きとはなんの関係もない、ただの親密な人々の姿がそこにあった。
その雰囲気にアルテミシアもふと、気分が和んだ。仮面のなかの口元をほころばせた。仮面に手を添え、留め金を外し、仮面を外した。
姉とうり二つの、まさに『鏡を見ているような』と言うしかないほどにそっくりな顔が現われた。地下の螺旋階段のひんやりした空気に素顔をさらし『ふう』と、一息つく。
「それで、アルテミシア。我が愛しの妹はなにを気に懸けているのかしら?」
「……亡道の司のことです」
やっぱり、それか。
と、アルヴィルダは表情で答えた。
「亡道の司の力を使って世界を統一する。本当にそれでいいのでしょうか? 代々の教皇猊下によって伝えられ、磨かれてきた知識と技。それは、あくまでも亡道の司を滅ぼし、この世界を守るためのものであったはず。それなのに、その亡道の司を利用するなんて……」
そう言うアルテミシアの表情がたちまち曇っていく。
「やはり、滅ぼせるときに滅ぼしておくべきなのでは……」
妹のその言葉に、アルヴィルダはゆっくりと首を横に振った。
「アルテミシア。あなたの懸念はわかります。ですが、これはなにも、わたしたちの一存というわけではないのですよ」
口調をかえたことは、アルヴィルダが再び『教皇』としての立場から話しはじめたことを告げていた。
「亡道の司の力を利用して世界を統一し、人類をひとつにする。それはもう何代も前の教皇猊下から代々、受け継がれてきた悲願。わたしの受け継いだ知識も技も、そのために磨かれてきたのです」
「でも、姉さま……いえ、教皇アルヴィルダ猊下。亡道の司と言えば千年前、この世界を滅びの一歩手前まで追い込んだ怪物。倒すためには途方もない犠牲が必要だったと聞いています。そのような存在を、人の世の知識と技とで制御できるものでしょうか?」
「事実、制御しているではありませんか」
アルヴィルダの声には妹の懸念に対する苛立ちが含まれているようだった。
「亡道の司は博士たちの張り巡らせた結界に捕えられ、身動きひとつ出来はしない。わたしたちのために〝神兵〟を生み出すだけの道具と成り果てているのですよ」
「でも……」
それは、いつまでもつづくのでしょうか?
その疑念を口にしようとして、アルテミシアは寸前でとりやめた。
そのことをいまの姉に言っても決して取り合うことはないだろう。生まれたときからずっと一緒だった双子の身。それぐらいのことはわかる。
アルテミシアはその疑念を振り払うように首を小さく左右に振ると、別の懸念を持ち出した。
「〝神兵〟。あれは本当に正しいことなのでしょうか?」
「どういう意味です?」
「〝神兵〟の戦い方は、それはそれは残忍なものだと聞いています。それこそ、人をモノのように扱うとか。そのような残忍な兵を使って世界を統一することが、本当に神の御心に適うことなのでしょうか?」
「統一は統一です」
アルヴィルダはきっぱりと言いきった。
「なによりも大切なのは世界を統一し、人類をひとつにまとめること。そのためならどのような手段も使う。それが、この世界における神の代理人たるパンゲア教皇としてのわたしの使命です」
「アルテミシアさま」
ソロモンが話に加わった。
『アルテミシアさま』と、そう呼んでいるのは、騎士団総将として大司教に語っているという意思表示である。
「〝神兵〟のことは、ルキフェルあたりからお聞きになられましたか?」
「……はい」
「ルキフェルはまだ若い。現実よりも理想を見がちです。お優しいアルテミシアさまには受け入れられないことかも知れません。ですが、戦などと言うものはどうやっても残忍になるものです。相手をモノとして扱おうが、人間として扱おうが、その点にかわりはないのですよ」
「それは……」
わかっているつもりです。
アルテミシアはそう言おうとした。だが、言えなかった。言いきるだけの自信がなかった。しょせん、聖職者の家系に生まれ、幼い頃から教会の奥深くで身の危険ひとつなく育ってきた身。戦場になど『視察』という形でさえ、赴いたことはない。
そんな自分に、戦争の残忍さを『わかっている』などという資格があるとは思えなかった。
ソロモンはそんな『箱入り娘』に、さらにつづけた。
「戦争というものは相手をモノと見なし、モノとして壊す。そうでなければ勝利はおぼつきません。相手を人間と認め、その人生に思いを馳せたりしていれば、こちらがやられます。戦に負ければ苦しむのは我らが民。アルテミシアさまのお優しさは尊いものですが、他国の民を思いやり、自国の民を苦しめる羽目になれば、それは我が国と我らが民に対する裏切り。いかに、教会第二位の、いえ、教会第二位であらせられる大司教さまだからこそ、とうてい許されない行いですぞ」
「……はい」
「アルテミシア。いま一度、言っておきます。なによりも大切なのは世界を統一し、人類をひとつにまとめること。そのためなら、わたしはいかなる手段も使います。あなたも教会第二位の大司教であるからにはその責任を負いなさい。いいですね?」
「……はい」
アルテミシアは小さくうなずくと再び仮面を被った。
それは、せめて表情だけでも姉から隠しておきたいという思いからだった。
地下深く隠された研究室から地上世界へと戻る道すがら、教皇アルヴィルダは教会第二位の大司教であり、自分の影であり、そしてまた、双子の妹であるアルテミシアに対し、そう声をかけた。
アルヴィルダ。
アルテミシア。
ソロモン。
人類最強国家パンゲアを動かす中枢たるかの人たち三人以外は誰もいない、まるで、途方もなく巨大な木の内部のようなはるかな吹き抜け構造、その内側に作られた螺旋階段をのぼっているときのことだった。姉の言葉に――。
アルテミシアは『えっ?』と、仮面を被った顔を姉に向けた。
「仮面を被っていてもわかりますよ。なんと言っても、わたしたちは双子なのですから」
アルヴィルダはそう言って、妹相手に微笑みかけた。
「気になることがあるなら遠慮なく言っていいのよ。わたしたちはきょうだい。お互いの立場がどうなろうと、そのことは決してかわらないんだから」
口調が教皇アルヴィルダから、一介のシスターであるアイヴィーのものにかわっている。アルヴィルダはロウワンや亡道の司の前で見せていた重厚で厳かな雰囲気が嘘のような、気さくで明るい調子で妹に語りつづけた。
「仮面もとっちゃいなさい! ここには、わたしたちしかいないんだから、せっかくのきれいな顔を隠しておく必要なんてないわ。って、わたしと同じ顔なんだけどね」
と、アルヴィルダはケラケラ笑う。
その様子はどう見ても一国の最高指導者たる姿ではない。単なる妹思いの姉にしか見えなかった。
「ソロモン総将だって、小さい頃は『おじさま』って呼んでた人じゃない。いまさら遠慮する必要なんてないわ」
「『おじさま』ですか。懐かしい響きですな」
と、騎士団総将ソロモンは黒檀のように艶のある自慢の髭をなでつけながら言った。
「あの頃は、私もまだ三〇を過ぎたばかり。『おれ、もうおじさまか?』と、内心、傷ついていたものですよ」
「ふふ、ごめんなさいね。たしかに、あの頃はまだ『おじさま』と呼ぶのは早かったかもね。でも、いまでは髪の毛に白いものも混じって、すっかりしぶい殿方になって……いまの方が『おじさま』と呼ぶのにふさわしいかもね」
「出来れば『お父さま』と呼んでくれる相手がほしいですな」
「立派な息子さんがいるじゃない。もうすぐ、騎士学校を卒業するんでしょう? 成績も、日頃の態度も、とても立派だと聞いているわ。『さすが、ソロモン総将の跡継ぎだ』って、褒められているとか」
「いやいや、息子などと言うものはしょせん、ろくでもないクソガキですよ。世間のことなどなにも知らないくせに、言うことだけは一人前。子どもの頃はさんざん『おれは海賊になる! 海賊になって世界の海を巡り、世界中の財宝を手に入れるんだ!』などと、やくたいもないことをほざいてばかり。騎士学校入りを承知させるまで一〇回は殴りあいましたからな。やはり、生意気な息子なぞより、かわいい娘の方が良いというものです」
「それこそ、おじさまそっくりじゃない。あなたのお父さまから聞いたわよ。『うちの孫は、息子の若い頃にそっくりだ』って。おじさまこそ、子どもの頃は『おれは海賊になる! 海賊になって騎士マークスの残した財宝『壊れたオルゴール』を見つけるんだ!』なんて、息巻いていたそうじゃない。騎士学校に入るまで、三〇回は殴りあったとか」
「その通り。だからこそ、腹が立つというものでしてな」
ガッハッハッ、と、ソロモンは豪快に笑い飛ばした。
言葉とは裏腹に、自分そっくりに育った息子に対する惜しみない愛情か感じられる姿だった。
そんなソロモンの姿にアルヴィルダもおかしそうに笑った。
教皇とか、騎士団総将とか、そんな肩書きとはなんの関係もない、ただの親密な人々の姿がそこにあった。
その雰囲気にアルテミシアもふと、気分が和んだ。仮面のなかの口元をほころばせた。仮面に手を添え、留め金を外し、仮面を外した。
姉とうり二つの、まさに『鏡を見ているような』と言うしかないほどにそっくりな顔が現われた。地下の螺旋階段のひんやりした空気に素顔をさらし『ふう』と、一息つく。
「それで、アルテミシア。我が愛しの妹はなにを気に懸けているのかしら?」
「……亡道の司のことです」
やっぱり、それか。
と、アルヴィルダは表情で答えた。
「亡道の司の力を使って世界を統一する。本当にそれでいいのでしょうか? 代々の教皇猊下によって伝えられ、磨かれてきた知識と技。それは、あくまでも亡道の司を滅ぼし、この世界を守るためのものであったはず。それなのに、その亡道の司を利用するなんて……」
そう言うアルテミシアの表情がたちまち曇っていく。
「やはり、滅ぼせるときに滅ぼしておくべきなのでは……」
妹のその言葉に、アルヴィルダはゆっくりと首を横に振った。
「アルテミシア。あなたの懸念はわかります。ですが、これはなにも、わたしたちの一存というわけではないのですよ」
口調をかえたことは、アルヴィルダが再び『教皇』としての立場から話しはじめたことを告げていた。
「亡道の司の力を利用して世界を統一し、人類をひとつにする。それはもう何代も前の教皇猊下から代々、受け継がれてきた悲願。わたしの受け継いだ知識も技も、そのために磨かれてきたのです」
「でも、姉さま……いえ、教皇アルヴィルダ猊下。亡道の司と言えば千年前、この世界を滅びの一歩手前まで追い込んだ怪物。倒すためには途方もない犠牲が必要だったと聞いています。そのような存在を、人の世の知識と技とで制御できるものでしょうか?」
「事実、制御しているではありませんか」
アルヴィルダの声には妹の懸念に対する苛立ちが含まれているようだった。
「亡道の司は博士たちの張り巡らせた結界に捕えられ、身動きひとつ出来はしない。わたしたちのために〝神兵〟を生み出すだけの道具と成り果てているのですよ」
「でも……」
それは、いつまでもつづくのでしょうか?
その疑念を口にしようとして、アルテミシアは寸前でとりやめた。
そのことをいまの姉に言っても決して取り合うことはないだろう。生まれたときからずっと一緒だった双子の身。それぐらいのことはわかる。
アルテミシアはその疑念を振り払うように首を小さく左右に振ると、別の懸念を持ち出した。
「〝神兵〟。あれは本当に正しいことなのでしょうか?」
「どういう意味です?」
「〝神兵〟の戦い方は、それはそれは残忍なものだと聞いています。それこそ、人をモノのように扱うとか。そのような残忍な兵を使って世界を統一することが、本当に神の御心に適うことなのでしょうか?」
「統一は統一です」
アルヴィルダはきっぱりと言いきった。
「なによりも大切なのは世界を統一し、人類をひとつにまとめること。そのためならどのような手段も使う。それが、この世界における神の代理人たるパンゲア教皇としてのわたしの使命です」
「アルテミシアさま」
ソロモンが話に加わった。
『アルテミシアさま』と、そう呼んでいるのは、騎士団総将として大司教に語っているという意思表示である。
「〝神兵〟のことは、ルキフェルあたりからお聞きになられましたか?」
「……はい」
「ルキフェルはまだ若い。現実よりも理想を見がちです。お優しいアルテミシアさまには受け入れられないことかも知れません。ですが、戦などと言うものはどうやっても残忍になるものです。相手をモノとして扱おうが、人間として扱おうが、その点にかわりはないのですよ」
「それは……」
わかっているつもりです。
アルテミシアはそう言おうとした。だが、言えなかった。言いきるだけの自信がなかった。しょせん、聖職者の家系に生まれ、幼い頃から教会の奥深くで身の危険ひとつなく育ってきた身。戦場になど『視察』という形でさえ、赴いたことはない。
そんな自分に、戦争の残忍さを『わかっている』などという資格があるとは思えなかった。
ソロモンはそんな『箱入り娘』に、さらにつづけた。
「戦争というものは相手をモノと見なし、モノとして壊す。そうでなければ勝利はおぼつきません。相手を人間と認め、その人生に思いを馳せたりしていれば、こちらがやられます。戦に負ければ苦しむのは我らが民。アルテミシアさまのお優しさは尊いものですが、他国の民を思いやり、自国の民を苦しめる羽目になれば、それは我が国と我らが民に対する裏切り。いかに、教会第二位の、いえ、教会第二位であらせられる大司教さまだからこそ、とうてい許されない行いですぞ」
「……はい」
「アルテミシア。いま一度、言っておきます。なによりも大切なのは世界を統一し、人類をひとつにまとめること。そのためなら、わたしはいかなる手段も使います。あなたも教会第二位の大司教であるからにはその責任を負いなさい。いいですね?」
「……はい」
アルテミシアは小さくうなずくと再び仮面を被った。
それは、せめて表情だけでも姉から隠しておきたいという思いからだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
通販で買った妖刀がガチだった ~試し斬りしたら空間が裂けて異世界に飛ばされた挙句、伝説の勇者だと勘違いされて困っています~
日之影ソラ
ファンタジー
ゲームや漫画が好きな大学生、宮本総司は、なんとなくネットサーフィンをしていると、アムゾンの購入サイトで妖刀が1000円で売っているのを見つけた。デザインは格好よく、どことなく惹かれるものを感じたから購入し、家に届いて試し切りをしたら……空間が斬れた!
斬れた空間に吸い込まれ、気がつけばそこは見たことがない異世界。勇者召喚の儀式最中だった王城に現れたことで、伝説の勇者が現れたと勘違いされてしまう。好待遇や周りの人の期待に流され、人違いだとは言えずにいたら、王女様に偽者だとバレてしまった。
偽物だったと世に知られたら死刑と脅され、死刑を免れるためには本当に魔王を倒して、勇者としての責任を果たすしかないと宣言される。
「偽者として死ぬか。本物の英雄になるか――どちらか選びなさい」
選択肢は一つしかない。死にたくない総司は嘘を本当にするため、伝説の勇者の名を騙る。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる