ソードオブマジック 異世界無双の高校生

@UnderDog

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王国編

トラウマ

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「おいこら何寝てんだぁ!!おい!!」
そういい目の前の男は俺を殴りつけた。
深夜2時。
そいつの暴力は1時間にも及んだ。
母さんは居ない。
夜も働きに出ている。

俺は今日もまた孤独を味わう。

「はぁ!はぁ!はぁ!」
俺は3度目の挑戦も虚しく『思い出』を乗り越えることが出来なかった。そもそも乗り越える為にはどうすればよいのか。それすらもわからない。
「くそっ...」
俺は悪態をつく。
そんな俺を見てバハムートは
「まだするか?」
そう俺に聞く。
「当たり前だ!」
俺はそう返した。
その様子を黙って見ていた白が
「今のお前には乗り越えられねぇ!」
と言ってきた。
は...?こいつになにがわかる!
「うるせぇ!」
俺は白に向かってそう言う。
「お前は肝心な事を忘れてるぞぉ!」
白がそう言うが俺は
「何を忘れてるんだ!言ってみろ!」
そう言った。
そんな俺に白は
「俺達は2人で1人だぁ!なにを勝手に1人で乗り越えようとしてるんだぁ!?孤独だと?ふざけんじゃねぇよ!今度は2人でいくぞ!」

...。俺は今まで白を厄介な存在だと思っていた。
白に助けられたのに俺は雪とともはるしか見ていなかった。
あの時誰よりも俺を助けてくれたのは白だったのにな。

「白、ごめんな..!お前を見ようとしてこなかった。あぁくそ。俺は弱いなぁ。」
そんな俺に白が近づいてきて
頭突きをした。
「痛ぁ!!なにすんだ!」
俺がそういうと
「うるせぇ馬鹿野郎。今までのお返しだぁ!いくぞ!」
「おう!」

そして4度目のトライをした。


「くそがきがぁ!」
そう言って殴り続ける男。
痛い。怖い。身体が震える。
そんな俺にその男は
「くそ。あのアマまだかよ!次はあいつを殴ってやる!!」
そう言った。

「「あ!?」」
俺の白は同時にそういった。
この男にはいきなり俺が豹変したように見えただろう。
「なんだてめぇ!まだ殴られてぇか!」
そう言う男に対して、白は俺の心に
「大丈夫だぁ!俺がついてる!」
そう囁いた。

俺はこの男に、向かって
「黙れ!!母さんに手を出すだと!!ふざけんなぁ!!」

そう言ってその男に体当たりをした。
その時、周りの空間が淡く光出して俺は元の精神世界に戻った。
目の前にいたバハムートは
「成功じゃのう。」
そう言ったのだった。
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