ソードオブマジック 異世界無双の高校生

@UnderDog

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七つの大罪

最終話:リセット

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くそくそくそ!!!
雪!!
「白!時戻しはもう使えないのか!!」
俺は目の前のクロノスを警戒しながらそう言う。
「あの時で最後だぁあ!!もう一度使うと時空が歪み過ぎてこの世界ごと壊れるぞぉ!」
くそ...!あの時、ともはると雪を救った時戻しは使えない。
つまり...もう雪は...。
「そのような女一人死んだくらいでなにをしている。久しぶりの世界だ。もっと楽しませろ。」
「雪を殺しておいてなにが楽しませろだあ!?」
横から金色のなにかが俺の目の前にいたクロノスをはじき飛ばした。誰だ!?
「黒!お前は考えろ!俺がその間時間稼いどいてやるからよ!」
ともはるだ。
ともはるがクロノスに斬りかかっていったのだ。
金色のオーラのようなものを身にまとっている。
なんだあれは..?
「『金色夜叉』じゃ。たかだか人間が神の領域に足を踏み入れたか。神格すら持っていない人間があれを使ったら命を削るとわかっておるのか!」
俺の中にいるバハムートがそう言う。
なに...?命を削る?
「だめだ!ともはる!お前まで死んだら...」
「うるせぇぞ!黒!雪の仇はお前にしかとれない!俺はこれを使っても一太刀すら浴びせられねぇ!」
ともはるの刀を片手だけで防ぐクロノスの姿が目に入る。
こんなにも差があるのか...。
「『金色夜叉』か。だが興がそがれた。死んでよいぞ」
クロノスはそういい、雪を殺した時のように腕をともはるの胸に突き刺した。
「がはっ!」
ともはるは血を吐きながらも俺の方を向き
「あとは頼んだぞ。親友...。」
おれを雪とともにずっと支えてくれた親友は息絶えた。

「がぁあああああぁああ!!!!!」
苦しい。
心臓が痛い。
もう嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。
やめてくれ...。
「終わらせてやる。さらばだ黒。」
クロノスはそういい、俺を雪やともはるのように突き刺した。
「ごめんな...。雪、ともはる。俺勝てなかった...。」
「じゃねぇだろうがああ!!諦めてんじゃねぇぞぉ!」
俺の中で白がそう叫ぶ。
いや、無理じゃね。もう。
俺の心臓潰れてるし。
「俺がぁ!助けてやんよぉ!お前が絶望したときに助けるのは俺の役目だからなぁ!!」
「どうにかできんのか。」
「俺の命と引換にやってやんよぉ!時空の歪みを起こさずに時戻しをなぁ!」
「それじゃ、お前が...」
「俺だってなぁ!死にたくねぇがよぉ!『託された』のは黒ぉ!お前だろうが!」
こいつは最初から最後まで俺を救うつもりかよ。
『次は』こんなヒーローになりてぇな。
「時間がねぇ。これで最後だ。あばよ黒!」
白はそう言い俺の中から消失した。
なんとも言えない喪失感が俺の体を支配する。
だが、その喪失の後俺の見ている世界が廻る。
時が戻っている...のか?
それだけが何となくわかるなか俺は意識を手放した。


------------------------------------------------------------


「...ろ!黒!起きて!」
誰だ..?まだ眠いんだが...?
「起きろって!」
...?なんだ?
「黒、起きろ!」
なんとも野太い声だ。
「うるさいぞともはる。」
俺を起こそうと大声を出していたともはるにそう言う。
...?ともはる?
その隣には雪がいる。
「戻ったのか..?」
「何寝ぼけてるの?黒、大丈夫?」
「そうだぞ黒!ここが何処かわかるか?」
そういわれ辺りを見回した。
一面に広がるのは草原だった。
「戻ってきた...?しかも三年前に..?」
「黒、ほんとに大丈夫?」
「あぁ。大丈夫だ。俺は大丈夫。ここから鍛えろってか?白?」
俺は笑いながらそう呟く。
「あぁ。やってやるよ。あいつに必ず復讐してやる。
お前を失った痛みを必ずあいつに返してやる!」
かつてない程の怒りが俺を包み込む。
その時、頭に声が響く。
「二つ名『憤怒』を取得しました。」
ははは。
そうか。なるほどな。
七つの大罪共はこうやって増えていくんだな。
クロノスを復活させたかった理由がわかったよ。
まぁクリスは利用されただけみたいな だがな。
あぁ。いいぜ。やってやる。
必ずクロノスを復活させてこの手で殺す。
俺の二度目の異世界生活はこうして幕をあけた。

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感想 35

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みんなの感想(35件)

カナリア
2017.08.31 カナリア

続きないんですか~!!!???

解除
izayoi_fci
2017.05.03 izayoi_fci
ネタバレ含む
2017.05.03 @UnderDog

ご愛読ありがとうございました!
無事終わることができてほっとしています!
第2部は内緒です笑

解除
足将軍
2017.05.03 足将軍
ネタバレ含む
2017.05.03 @UnderDog

ありがとうございました!

解除

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