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第3章 時には夢を見たいと思うことがある
013 時には夢を見たいと思うことがあるⅤ
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汗が服にしみついて体の至る所に密着している。出るところが出てなんとなく目のやり場がない。
「天道君。冬月さん、少し準備するらしいから私の相手になってよ」
「はい?」
なるほどね。こういうことだったのね。アップは済んだと言っておきながら実は自分は少し休んでおきたいと……。だから、準備をするって夏目に嘘をついて、こっちに来たっていうわけね。
「体、まだ作ってないよ……ね」
「別に温まっていようがいないがいつでも打つことは出来るし、それにここに来るまで自転車を漕いで来たから運動してきたもんだからな」
「そう、でも練習する前に感触を確かめておかないといざと言う時に打てないから……」
夏目は少し恥ずかしそうにもじもじしながら言う。
「はぁー、分かった。少しだけだぞ」
「うん。ありがとう」
それを聞いた夏目はうれしそうに微笑んで礼を言った。
ラケットを握って、ボールを地面に落としてからラケットを振る。ボールはゆっくりと相手のコートに飛んでいき、それをワンバウンドしてから打ち返す。それを何回も繰り返しながらフォームを確認していく。
ラケットのグリップをセミウエスタンで握りながら俺はシングルハンドで打ち返す。夏目はプロの多くが使用しているウエスタン握りでフォアハンドと両手バックハンドで打ち返してくる。返すところも性格で練習相手にとってはいい気分である。
次に少しサーブを打ちながら試合形式にドンドン進めていく。
この最初のサーブが入らなければ試合が始まらない。夏目は高くトスを上げながら、ラケットを振りぬく。
高校上がりの女子大学生にしてはコントロールがあり、威力がある。
夏目の動きを確認しながらリターンし相手コートにボールを返す。左隅のギリギリを狙いながら打つ。
夏目はすぐに足を軸に体を右にひねりながら対応していく。服がひらひらと動くたびに少しドキドキしてしまう。
俺はその姿に見とれながら立ちすくんでいた。夏目はガッツポーズをしながら嬉しそうに笑う。
「よし、ナイスラリー」
自分で自分をほめながら夏目はホッとしていた。
「いや、これは練習だからな。決まっていても当然だからな、あまり喜ぶなよ」
「分かっているって、こういうのってモチベーションが大切じゃん。どんな時でもポジティブにやらないと……。だから、やるの」
夏目はラケットを振り回しながらこちらに歩み寄ってくる。冬月の方を見ると何かしら黙々と準備を着々と進めていた。ボールを手渡しすると微笑んだ。
「ちょっと、私。冬月さんの手伝いをしてくるからこのボールサーブ用に使っていていいよ」
「い、あ、ちょっ……。待て……」
そして、冬月の方へ走っていってしまった。俺は一人取り残されたままサーブの姿勢をしながらゆっくりとボールを打った。
本当にこれで大丈夫かよ。夏目はまあ、テニスの実力はあるがそれのどこに自信のなさが無いのだろうか。その問題点がこのアップではわからなかった。
冬月と夏目は二人でシングルススティックをネットにつけて、センターストラップを調節しながら最終調整に入る。
「冬月、今から何を始めるんだ」
俺は黙々と作業を進める冬月を見つめながら聞いた。
「ええ、この作業が済んだら早速だけど天道君と夏目さんで試合をワンセットマッチでやってもらうわ」
冬月は手を進めながら口を開く。センターストラップを取り付けるのに戸惑っており、フックにかけるのに何回も失敗していた。
俺はネットに少し体重を乗っけてネットの位置を下げた。
「ありがとう」
「どういたしまして、ちゃんとつけられたか?」
「ええ、後は高さを調節すればいいだけよ。そのラケット貸してもらえるかしら」
「ああ、ほらよ。大事に扱えよ」
「それくらい当然でしょ。道具は大切にしないと道具ではないからね」
冬月はラケットで高さを調節しながら標準地の高さにぴったりと合わせる。「意外ときれいに合わせられたわ」と小さくつぶやいた。
設営の準備が終わると俺は荷物の置いてある場所に行き、予備のラケットとスポーツドリンク、タオルを持てコートの後ろに置いてあるベンチに座った。
夏目も向かい側に置いてあるベンチに座って靴ひもを結んだりしていた。
「じゃあ、始めましょうか。両者とも前に出て」
と、冬月はレフリーが座る椅子に座っていた。俺たち二人は言われた通り前に出て握手を交わし先攻後攻を決めた。
「じゃあ、リターンで……」
「私はサーブで……」
冬月に報告するとサーブ開始に位置について、試合開始の合図を待った。
「これより天道君対夏目さんの試合を始めます。夏目サービスプレイ」
冬月のいつもより少し大きめの声と同時に夏目はサーブをする体勢に入った。
本当だったら女子との試合は何年ぶりだろう。正式な試合では男子を相手に色々と疲れたし。あれは確か……そう、約一年前の事だ。
最後の高校総体前の合宿で偶々女子と試合する破目になったんだ。当時の相手の女子の名前は、鈴木だったっけ?あれは本当にきつかったな。特に女子の視線が……。
女子A『あんた、もう少し手加減しなさいよ。相手は女子なのよ』
俺『……』
女子B『黙ってないで謝れよ。この子、今年最後なのよ。自信なくしたらどうするの』
いや、俺だって最後の年なんですけど……。
俺『だって、いくら練習試合だったとしても手を抜くのは……』
女子C『このクズ野郎』
あれは痛い思い出だったな。あれ以来、テニス部の女子からは今まで以上に嫌われたし、話すときにすっげー避けられたからな。男子部員にも女子部員を泣かせたって広まったし、挙句の果てにはクラス中まで広がったもんだな。
夏目はトスを上げ、ファーストサーブを全力でフラットサーブを打ってくる。俺はそれをシングルハンドで返し右隅を狙う。夏目はそれに追いついてストレートにバックハンドで打ち返した。
おい、おい、マジかよ。練習の時より遥か上の力を出しているんじゃねーか。これは手加減するということを忘れて、こっちもマジでやらないと大変だな。
「15—0」
と、冬月はポイント数を言う。
そして、第一ゲームは夏目のペースのまま進み、1―0とリードされたままチェンジコートになる。
ん—、どこにも問題点がないような気がするが……。
「……何か、分かったことあった?」
「俺が知りてーよ。この第一ゲーム、様子を見ていたけど変わったことはなかったぞ」
そう言いながら夏目に聞こえないように小さな声で話す。夏目はきょとんと首を傾げながらこちらを見ている。
「じゃあ、お前も見ている時に気が付いたらチェンジコートの時に教えてくれよ」
「ええ、分かったわ」
汗をタオルで拭きながら、首元や腕を重点的にやっている。冬月は「はぁー」と息を吐きながら水を飲んだ。
このじめじめした天気の中でずっと座って審判するのはプレーしている側よりも疲れるだろう。
「第二ゲームを始めるから二人ともすぐにコートチェンジをしてもらえるかしら」
さらりとすぐにコールを呼びかける。
俺と夏目はそれぞれコートをチェンジして第二ゲーム、俺のサーブからゲームが始まる。ボールを受け取り、ベースラインの位置に付いた。
そして、ボールと高くトスして腕を鞭のようにしなやかにラケットの中心に合わせてサービスコートに向かってスピンサーブを打った。
ライン上に落ちる時にちらりと冬月の方を見た。手の動きはインの表示をしており、プレーが続行可能になる。夏目はふわりと威力のあるサーブをラケットに当てるだけで返す。その動きと同時に前に出てボレーで確実に決めた。
「天道君。冬月さん、少し準備するらしいから私の相手になってよ」
「はい?」
なるほどね。こういうことだったのね。アップは済んだと言っておきながら実は自分は少し休んでおきたいと……。だから、準備をするって夏目に嘘をついて、こっちに来たっていうわけね。
「体、まだ作ってないよ……ね」
「別に温まっていようがいないがいつでも打つことは出来るし、それにここに来るまで自転車を漕いで来たから運動してきたもんだからな」
「そう、でも練習する前に感触を確かめておかないといざと言う時に打てないから……」
夏目は少し恥ずかしそうにもじもじしながら言う。
「はぁー、分かった。少しだけだぞ」
「うん。ありがとう」
それを聞いた夏目はうれしそうに微笑んで礼を言った。
ラケットを握って、ボールを地面に落としてからラケットを振る。ボールはゆっくりと相手のコートに飛んでいき、それをワンバウンドしてから打ち返す。それを何回も繰り返しながらフォームを確認していく。
ラケットのグリップをセミウエスタンで握りながら俺はシングルハンドで打ち返す。夏目はプロの多くが使用しているウエスタン握りでフォアハンドと両手バックハンドで打ち返してくる。返すところも性格で練習相手にとってはいい気分である。
次に少しサーブを打ちながら試合形式にドンドン進めていく。
この最初のサーブが入らなければ試合が始まらない。夏目は高くトスを上げながら、ラケットを振りぬく。
高校上がりの女子大学生にしてはコントロールがあり、威力がある。
夏目の動きを確認しながらリターンし相手コートにボールを返す。左隅のギリギリを狙いながら打つ。
夏目はすぐに足を軸に体を右にひねりながら対応していく。服がひらひらと動くたびに少しドキドキしてしまう。
俺はその姿に見とれながら立ちすくんでいた。夏目はガッツポーズをしながら嬉しそうに笑う。
「よし、ナイスラリー」
自分で自分をほめながら夏目はホッとしていた。
「いや、これは練習だからな。決まっていても当然だからな、あまり喜ぶなよ」
「分かっているって、こういうのってモチベーションが大切じゃん。どんな時でもポジティブにやらないと……。だから、やるの」
夏目はラケットを振り回しながらこちらに歩み寄ってくる。冬月の方を見ると何かしら黙々と準備を着々と進めていた。ボールを手渡しすると微笑んだ。
「ちょっと、私。冬月さんの手伝いをしてくるからこのボールサーブ用に使っていていいよ」
「い、あ、ちょっ……。待て……」
そして、冬月の方へ走っていってしまった。俺は一人取り残されたままサーブの姿勢をしながらゆっくりとボールを打った。
本当にこれで大丈夫かよ。夏目はまあ、テニスの実力はあるがそれのどこに自信のなさが無いのだろうか。その問題点がこのアップではわからなかった。
冬月と夏目は二人でシングルススティックをネットにつけて、センターストラップを調節しながら最終調整に入る。
「冬月、今から何を始めるんだ」
俺は黙々と作業を進める冬月を見つめながら聞いた。
「ええ、この作業が済んだら早速だけど天道君と夏目さんで試合をワンセットマッチでやってもらうわ」
冬月は手を進めながら口を開く。センターストラップを取り付けるのに戸惑っており、フックにかけるのに何回も失敗していた。
俺はネットに少し体重を乗っけてネットの位置を下げた。
「ありがとう」
「どういたしまして、ちゃんとつけられたか?」
「ええ、後は高さを調節すればいいだけよ。そのラケット貸してもらえるかしら」
「ああ、ほらよ。大事に扱えよ」
「それくらい当然でしょ。道具は大切にしないと道具ではないからね」
冬月はラケットで高さを調節しながら標準地の高さにぴったりと合わせる。「意外ときれいに合わせられたわ」と小さくつぶやいた。
設営の準備が終わると俺は荷物の置いてある場所に行き、予備のラケットとスポーツドリンク、タオルを持てコートの後ろに置いてあるベンチに座った。
夏目も向かい側に置いてあるベンチに座って靴ひもを結んだりしていた。
「じゃあ、始めましょうか。両者とも前に出て」
と、冬月はレフリーが座る椅子に座っていた。俺たち二人は言われた通り前に出て握手を交わし先攻後攻を決めた。
「じゃあ、リターンで……」
「私はサーブで……」
冬月に報告するとサーブ開始に位置について、試合開始の合図を待った。
「これより天道君対夏目さんの試合を始めます。夏目サービスプレイ」
冬月のいつもより少し大きめの声と同時に夏目はサーブをする体勢に入った。
本当だったら女子との試合は何年ぶりだろう。正式な試合では男子を相手に色々と疲れたし。あれは確か……そう、約一年前の事だ。
最後の高校総体前の合宿で偶々女子と試合する破目になったんだ。当時の相手の女子の名前は、鈴木だったっけ?あれは本当にきつかったな。特に女子の視線が……。
女子A『あんた、もう少し手加減しなさいよ。相手は女子なのよ』
俺『……』
女子B『黙ってないで謝れよ。この子、今年最後なのよ。自信なくしたらどうするの』
いや、俺だって最後の年なんですけど……。
俺『だって、いくら練習試合だったとしても手を抜くのは……』
女子C『このクズ野郎』
あれは痛い思い出だったな。あれ以来、テニス部の女子からは今まで以上に嫌われたし、話すときにすっげー避けられたからな。男子部員にも女子部員を泣かせたって広まったし、挙句の果てにはクラス中まで広がったもんだな。
夏目はトスを上げ、ファーストサーブを全力でフラットサーブを打ってくる。俺はそれをシングルハンドで返し右隅を狙う。夏目はそれに追いついてストレートにバックハンドで打ち返した。
おい、おい、マジかよ。練習の時より遥か上の力を出しているんじゃねーか。これは手加減するということを忘れて、こっちもマジでやらないと大変だな。
「15—0」
と、冬月はポイント数を言う。
そして、第一ゲームは夏目のペースのまま進み、1―0とリードされたままチェンジコートになる。
ん—、どこにも問題点がないような気がするが……。
「……何か、分かったことあった?」
「俺が知りてーよ。この第一ゲーム、様子を見ていたけど変わったことはなかったぞ」
そう言いながら夏目に聞こえないように小さな声で話す。夏目はきょとんと首を傾げながらこちらを見ている。
「じゃあ、お前も見ている時に気が付いたらチェンジコートの時に教えてくれよ」
「ええ、分かったわ」
汗をタオルで拭きながら、首元や腕を重点的にやっている。冬月は「はぁー」と息を吐きながら水を飲んだ。
このじめじめした天気の中でずっと座って審判するのはプレーしている側よりも疲れるだろう。
「第二ゲームを始めるから二人ともすぐにコートチェンジをしてもらえるかしら」
さらりとすぐにコールを呼びかける。
俺と夏目はそれぞれコートをチェンジして第二ゲーム、俺のサーブからゲームが始まる。ボールを受け取り、ベースラインの位置に付いた。
そして、ボールと高くトスして腕を鞭のようにしなやかにラケットの中心に合わせてサービスコートに向かってスピンサーブを打った。
ライン上に落ちる時にちらりと冬月の方を見た。手の動きはインの表示をしており、プレーが続行可能になる。夏目はふわりと威力のあるサーブをラケットに当てるだけで返す。その動きと同時に前に出てボレーで確実に決めた。
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