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一章

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 慌しく毎日が過ぎる。冬の海は雪で漁港を閉じる時もある。海産物の加工品を溜め込むことが、この時期、ブテリャイのどの家でも盛んになる。乾いた冬の浜辺で干す、寒干しの干物を買い付けたり、春に切り込んだ木の香で燻して、自家製の燻製を食料庫に吊るす。
 部屋を担う下仕えも、冬物を要するのは後三月ともあって、嵩張る衣装の手入れに追われている。
 年の暮れにはこの家でも夜会を開く。主人もだが、下仕えも新品の服を貰う。それも自分たちが見繕うのだから、誰彼も片言を交わせばそそくさと仕事に戻る。ラトヤも漏れず、自分の支度に例年よりは手を加えたい気分で、淡々と勤めを片付けていた。
 主の帯紐に飾りの欠けが無いか、鈍い冬の陽に翳して目を凝らし、不意の影に窓の曇り空へ視線を上げ、投影した張本人を脇に悟って一礼した。そして、立ち、立ち尽した。
 サンドスの手に帳簿がある。もう片手には、金銭の袋も。
「外へ出ているのか?」
 不要な物品を書き連ねた帳簿の、一品一品の打ち消し線は、ラトヤが書いた。届いた額は主が書くと言ったまま、外出を敢えて言わず、帳簿の一覧は未処理のまま半ば放置されていた。カトゥーラ様はその日の内に知っただろう。が、主には言い出せなかった。
「紋書を抜いて使ったのか?」
「はい。ですが、時期はお任せいただいたと。申し訳ございません。二点の売却に二枚、店へ持参しました」
「紋書の件は、いい。確かに私もそう言った。だが、外へ出るなと、言ってあった!」
「ラミラ奥様の用事もございました」
「だが、私に無断で」サンドスが金銭袋の紐を解き、中身をを寝台へ流し出した。
 奴隷に正確な金額は店主も漏らさない。無用心だからだ。差分を懐に入れぬよう、品を預かりはしても、金銭の扱いは家人が取り仕切る。だが、そうは言っても、交渉したのはラトヤだ。概算は記憶にある。買値も記憶している。買値に少しでも届かせたいと粘ったのも自分だから。
「数えてみるといい」
 寝具に沈む貨幣を集め、サンドスの監視の下、帯を退かした窓際の卓上へ積み上げた。
「どうだ?」
「これは、売価に近いです。清算書には何と?」
 サンドスが渡す書面に、数字を辿る。ラトヤが描いていた買取額に近い数字がある。じわじわと察して、項垂れた。
「会ったのか?」
「はい。申し遅れて申し訳ありません」
「お節介なことだ。金で穴埋めとは、やつらしくもない。ラトヤが事情を話したのか?」
「いいえ。でも、多分、私のせいです。会う、約束をしました」
 短い髪を書き上げるサンドスの、解せない風の顔に、ラトヤは笑みを浮かべて見せた。
「次に、です」
「ラトヤ? まさか、受けるのか?」
「いえ、まだ」
「だが、やつは、危険すぎる。考える暇を与えるものか!」
「いいえ。猶予を約束くださいました」
「は! どうだか! 今までだって」
「今は違うそうです」
「ラトヤ!」
 声の限りを上げるサンドスに、ラトヤは微動だにせず応えた。
「ダンテオーリオ様は想ってくださいました。おそらく、こうやって手を回して、そうまでしても、妻に欲しいと足掻いてくれたなら、私も必死で探してみます。妻になれると思い上がることはできませんけど、求婚を受ける道を模索して。…答えたいですから」
「彼が変わると思うのか?」
「現に、ここに私がいます。帰してくださいました。無事に」
 サンドスは言い合いを止め、口を引き結んだ。ラトヤにしても情はある。冷酷な主ではなかったし、家人も良くしてくれている。それに甘える人生が、心の奥底で待っていた道だった。が、サンドスの想いを知った。
 ここに居て、ずっとサンドスを煩わせるのか。ずっとではないかもしれない。サンドスも妻を娶るはずだ。けれど、今は、私に現れる男を排除しようと躍起になりつつ、自分は身代わりになれないとの自覚が、自身を追い詰めているように感じる。
 現時点で、救うならサンドスだ。こうして目にして、一気に落ち窪んだ目蓋を見れば、この間の続きを届けてもいいと思える。
 でも、サンドスは責めるだろう。ただの恋人と扱った自分を。将来、私の処分に苦しむかもしれない。優しい、から。
 違う道も探してみよう。ここを出られるか、そんな夢を見られるか、不安だけど。
「サンドス様、お願いがあります。預かって頂いている品の他にも。寝屋に置いておくとウェチェレには面白くないでしょうから。彼女が持って行っても惜しくはないですが、ダンテオーリオ様の気持ちを大事にしたいので」
「分かった。後で預かろう」
「はい。仕事に戻ります」
 既に暗くなった窓際で、ラトヤは再び帯を取った。仕事で尽くす。それが、主へのお返しだ。

 結局、ラトヤの休みは半日だけとなった。それでも、朝から十分にそわそわして、一時が待ち遠しく、神経を尖らせて過ごしたせいで、午後にはややぐったりとし、半日でさえ遠慮したいぐらい緊張してその時を迎えた。
 裏門を通れば、笑顔に解けるダンテオーリオが居た。
「ラトヤ。随分と待たせてくれるね。来ないかと心配で卒倒しそうだったよ」
「申し訳ありません。急に変更になって」
「あ、ここだ、ここ」
 ダンテオーリオが自ら頬を指で差し出す。きょとんと自分の頬を撫でたが、ラトヤも察して辺りを伺う。人通りもまばらだがある。赤くなって首を振った。耳が熱くて痛い。
「なら、いい。私がしよう」
 引き気味で待てば、ダンテオーリオの唇はラトヤの口を掠めた。一気に険しく顰めた顔を、ダンテオーリオが笑う。
「失礼。手元が狂った」

 向った先は、ルテナイ家が所有する館。垂直に切り立つ丘の上に、プテリャイを見下ろす絶景を、背景に抱く館だ。屋敷の敷地の外には、牧草地がなだらかに下っていく。先ほど二人が乗る馬車が上ってきた道が、うねる様に通っている。農園もあると話すが、館からは見えなかった。
 恐々とテラスへ出る。くすんだ空と交じり合うよう、灰色の海がプテリャイの都市に迫っている。漁港に市場、見慣れた建物も見える。上から眺めれば、一際大きな言論院の聳え立つ様が、可愛らしく思え、そこへ通ういつもの道のりは随分と遠く感じられる。何の気も無く一歩づつ進めば、あそこへ到達するのかと、小さな人が創り上げたには壮大な建造物と、無尽蔵な道とを、不思議に思う光景だった。
「山は初めて?」
「いいえ、小さかった頃はパンカロッレ家の農園にも行きましたから。でも、こんな眺めを見たのか、覚えていません」
「今日の眺めは忘れないで欲しいな。共に過ごす人の事もね」
「そうしてみます」
 ダンテオーリオがラトヤの肩に布を掛けた。この布も、今日の服も、ダンテオーリオが送ってきていた。ラトヤは自分の身なりを改めて見下ろした。腕が脇につかないほど、腰からひだが付けられている。腕の置き場に居心地が悪く、体の節々が痛い。
「悪かったね、着替えてもらって」
「いえ」
 着替えて欲しい気持ちを察していたから、なんとも無い。館には使用人たちが持ち場についている。ここへ来るまでも、要らぬ噂を避けるためだろうと分かって、素直に館への同行に頷いた。
「さて、先ずは何を知りたい? 手始めに家業かな」
「家業ですか?」
「そう。恋愛とは趣が違うからね。妻にと望む、つまり妻を強要するからには、先に何を強いられるのかを知らせるのが礼儀だろう? 先ずは、私を愛して欲しい」
「今、恋愛とは違うと」ラトヤは噴出した。
「ああ、少し飛ばしたかな。父親は言論員、私もそうだ。農園やら船の一つも持たないわけではないし、商店も営んでいる。実に多彩だろ? が、しかし、パンカロッレ家と程度は同じ。君がよく知っている物ばかりだ。立場が、そう、若干偉くなるだけ。だが、そのお偉いさんを見て育っている。説明は要らないさ」
「船はないです」
「そうだったかな? なら、今度船を見に行こう」
「はい」
 と、隣で共に海を見ていたダンテオーリオが、ラトヤを引き寄せた。
「それはしないと約束くださいました」
「やけに殊勝だと、受けてくれたも同然と思ったのだけど。ああ、こうしないかな。悲鳴を上げそうに嫌ならやめるけれど、照れているなら」
「悲鳴を上げます、ダンテオーリオ様」
「そう。仕方ない。またにするよ。あ、手ぐらい」
「それで頷いたら、気付けば子を抱かされてそうですから」
「ふうん? 誰に教わったのだろうね、そんな現実。一昔前の君は、何も知らず透き通っていたのに」
 手すりに背を預けて、海を向くばかりのラトヤを繁々と眺めるダンテオーリオに、思い起こして、ラトヤは訊ねた。
「私をいつ知ったのですか?」
「知りたい?」
「ええ、まあ」
「私がまだ学士院に所属していた頃だ」
 ラトヤは思わず目を逸らして、宙を見つめた。暫く、風の音にその場の雰囲気を委ねた二人だったが、ダンテオーリオが重く口を開いた。
「ラ・カトゥーラを利用した男は、許せないかな?」
「いえ、でも」
「可愛そう?」
「ええ」
「サンドスに近づいたのは、君に見とれてだから、企てていたかと問われれば、そうだろうね」
「私、十三か、十四でしたけど」呆れてダンテオーリオを見回した。
「私とて少女を落としたかったわけではないと思うよ。でも、サンドスを一派に引き入れた理由は、どうあれ君だ。日に日に眩しくなる君を垣間見られて、ただそれが日々の活力だった。けれど、恋人は作った。終われば、また別を探した。で、サンドスの傍に居た」
 風が冷たいからと、ダンテオーリオがラトヤを連れて入る。窓を閉める間際に、勢い増した風がラトヤの服を跳ね上げれば、ダンテオーリオが慌てて目を背けた。こそばゆいのか、指で額を掻いている。
 機を計らったように、茶器が運ばれてくる。見慣れぬ飲み物を覗き込めば、ダンテオーリオが含み笑った。
「大丈夫。毒は入っていないから。嫌いでないといいけど」
 ぴりりと舌を刺激するが、甘い甘い飲み物だった。茶色に白濁が混じり、香りから動物の乳らしき物で割ってあるようだ。
 ダンテオーリオはかなり慎重に啜っており、意外な仕草につい目が行ってしまう。茶器越しに、互いに視線を送りあえば、親密な空気が流れていた。
「サンドスが個人的に家へ招いてくれてからは、君に会えると妙にうれしくなってね。いつもの勘は働かず、誘いに飛びついた。縁談だと勘付いた時には、君への深みにはまっていたから、目にできれば、それでもいいかと。人の気持ちは移ろいやすい。この気持ちが暴走するとは、私にも予想できなかった」
 それからは、二人で本を眺めて過ごした。本を手にするのは久しぶりで、学んだ頃を懐かしく、絵図を指差しては、隣のダンテオーリオと会話を弾ませる。時折、柔らかく降り注がれる眼差しに、喉元が疼いたりもした。そうこうして、使用人が再び割って入った。
「ダンテオーリオ様、刻限にございます。迎えの馬車が到着しておりますので」
「そうか。分かった。ラトヤ、表まで送ろう」
 ラトヤは驚いて目を瞬いた。と同時に、帰路を送ってもらえないことにがっかりしている自分にも驚いた。なんて贅沢な…。
「おや、嬉しいね。寂しがってくれているとは」
「いえ。気になさらないでください。お仕事もあるのでしょうし」
「あれ? 聞いてないのかな? パンカロッレ家からの迎えだよ」
「私に?」
「ああ。サンドスの条件だ。刻限までに戻すよう。行き場所も知らせ、迎えはパンカロッレ家が出すとね」
「主人が? サンドス様が?」
 長椅子から腰を上げたまま、ラトヤはダンテオーリオを掴んで留めた。ダンテオーリオは向き直って、怪訝そうなそんなラトヤの頬を手で覆った。
「サンドスの気持ちは知っているのだろう?」
「私は、サンドス様は私の主ですから」
「こちらを見て、ラトヤ。君を、休みとはいえ、定刻に戻す要求も、誘いを掛ける手合いから守る義務も、主なら当然生じておかしくはない。だが、君は知っている。これらが主の権利からだけではなく発せられた条件だとね。大丈夫、私を見て。彼の気持ちは君の咎ではない。ただ、私は不安だ。そんな彼の元で暮らす現状は、実に耐え難いものだよ」
「話してみます。サンドス様に」
 法律で言えば、家の財産が休みを貰える権利を持つかは、肯定していない。財産が勝手に外をうろつく事態は、持ち主には居た堪れないはずだ。
 パンカロッレ家でも、休日の外出は用向きと帰宅時間を家人に知らせるのが常。が、それは奴隷でなくとも同じだ。家族なら家の者に行く先など告げて外出するだろうから。でも、内容まで制限を受けるのだろうか。まさか、私の身…体自体、財産の一部だと決まっているのだろうか。十八まで?
「その必要は無い。穏便にここは条件を呑むと話してある」
「でも、私も確認したいことですから」
「いいや。サンドスを問いたてないで、お願いだ。君を愛する故だと口説く機会を持って欲しくない。ラトヤ、会えなくなるなら…」
 ラトヤは息をすうと吸った。軌道が見えた。ダンテオーリオの唇が甘い溜息を漏らすまで、ラトヤは胸を突かなかった。
「また、会える。それでいい」
 灰色の空に黒い雲が降りてきている。やや薄暗い影を帯びた館に並んで、黒い人影が次第に隠れていく。ラトヤは幌のない馬車に腰掛けて、崖端に迫ってくる街並みを目に映し、家に戻った。
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