みんなの心の傷になる死にキャラなのに、執着重めの皇太子が俺を死なせてくれない

兎束作哉

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番外編SS

帰国王子様

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「本当にお世話になりました。セッシー、ニーくん」
「いやいや、お世話になったのは、俺のほうだし。セシルは……」
「半年間、楽しかったぞ。アルチュール。また機会があれば」


 はい、と言って微笑んだ彼は幸せそうで、見ていて癒された。

 エヴィヘット公爵邸の庭で、アルチュールの送別会を開いた。といっても、参加者は俺とセシルだけだし、アルチュールも他に呼ぶ人がいないのか、三人でお茶会をしている感じだ。
 アルチュールは半年の留学期間が終わり、明日自国であるアルカンシエル王国に帰るとのこと。最後に何かできないかと、セシルに相談したところ、送別会でもすればいいんじゃないかと提案してくれた。ただし、王太子とはいえ、級友として皇宮に招くのはちょっと、ということとなって、公爵邸の庭で開くことなった。それと、セシルは、今はあまり皇宮のほうに俺を連れて行きたくないのだそうだ。
 一年間、俺の数々の失態というかミスもあって、俺のことを嫌っている、もしくはセシルの護衛から外したい貴族が会議で出入りするためらしい。俺はヤジを飛ばされようが別にいいのだが、セシルがそういったものから遠ざけたいという理由で、俺も休みは公爵邸のほうに帰っている。

「ゼラフもこればよかったんですけどね」
「呼んだんだよね? でも、来なかったんなら仕方ないじゃん」
「ニーくんが呼べば来たかもしれませんが。ルームメイトとして寂しい限りです。せめてお別れの言葉の一つや二つ」
「まあ、ゼラフが言うってイメージできないし」


 それもそうですね、とケロッと態度を変え、目の前の紅茶に手を付けた。
 初対面のときアルチュールは白馬の王子様のようなイメージがあったが、今はちょっとからかうのが好きな毒舌交じりの優男と印象が変わった。印象が悪くなったというよりかは、人間味のある面白い人だなって感じで、俺の中では好印象だ。
 いろいろと、自国に帰ってからもやるべきことは多いだろうけど、アルチュールならどうにか乗り越えられそうだな、と安心している。それでもちょっぴり帰ってしまうのはさみしかった。


「そういえば、アルチュールは甘いものじゃなくて辛いものが好きなんだよね」
「はい。甘いものよりかは、スパイスの利いたもののほうが好きですが」
「このクッキーね、かなりの量のスパイスを練り込んでもらったやつで。あとあと、これはイモを薄くスライスして揚げたやつにスパイスをまぶしたやつ」
「用意周到ですね。ありがたくいただきます」


 ジンジャークッキーと、ポテトチップスに見立てたスナック。お茶会に出すようなものではないのだが、甘いものがそこまで得意じゃないと、ゼラフに事前に聞いていたこともあって用意をした。
 最後くらいアルチュールの好きなものを提供できればと思ったのだ。こうして、家に招くのもきっと最後だろうし。
 アルチュールは、クッキーをつまんでサクッと一口食べると、青い瞳を輝かせて「おいしいです」と俺のほうを見ていった。料理長に伝えておく、と俺は言ってジッとこちらを見ているセシルに真ん中にイチゴのジャムが乗ったクラッカーを口に入れてあげた。


「かまってほしかったんでしょ」
「別に……ん、このクラッカー、なかなかいいな」
「ふふ~ん。これはね、アルチュールとはまた別で、甘いものが好きじゃないセシルように作ったクラッカーと、糖度低めのジャム」
「ニル、お前は人の好みを把握して餌付けするつもりか?」
「ええーそんなつもりじゃなかったんだけどなあ。喜んでほしくて」


 俺がそういうと、セシルは慌てて「冗談だ」と付け加えた。
 そんな俺たちの会話を聞いてか、アルチュールは楽しそうに笑っていた。


「ほんと、ゼラフが来なかったのはもったいないなと思います」
「ヴィルベルヴィントを、ニルの家に上げるわけないだろう」
「セッシーと、ゼラフが喧嘩しているところは見ていて面白いですから。その隙に僕がニーくんを独占します」
「なっ!?」
「アルチュールって結構策士、というか、酷いところあるよね」
「誠実なだけでは生きていけませんよ。ニーくん。時には、相手をからかって揺さぶることも重要です」


 確かにそうなんだけど、と俺はセシルのほうを見た。
 セシルは自分がアルチュールの言葉にひっかかかったと気づいて、言葉にしづらい微妙な顔をしていた。セシルもよくもまあ、引っかかって、と俺は苦笑いが漏れた。
 まあ、今のは、セシルが俺のことを好きだっていうのを利用しての発言だろうから、セシルが引っかかったんだろうなとは予想がつくが。
 セシルはついに、どこから出しているのかよくわからない声で鳴きだしたから、ポンポンと肩を叩く。よほど、引っかかったのが恥ずかしかったらしい。
 これは、アルチュールのほうが一枚上手だなあ、と彼のほうを見る。アルチュールはというと、勝負に勝ったと、優雅にお茶を飲んでいるだけだった。


「セシルもそんな落ち込むことないって」
「……あんな簡単に引っかかって。恥ずかしすぎて顔も上げられない」
「もー、アルチュール。セシルが落ち込んじゃったじゃん」
「僕は何もしてませんよ。ニーくん」
「わ……確かに、そうだけど」


 アルチュールがしたのって、ちょっとからかっただけだし、それでダメージを勝手に食らったのがセシルだった。この場合、確かにアルチュールは何も悪くないのだ。
 セシルは、立ち上がったかと思えば、己を落ち着かせるために席に着き、紅茶を飲む。だが、その手が震えていて笑ってしまいそうになった。アルチュールも気付いているようで「セッシー、落ち着いてください」とさらに追い打ちをかけていた。
 あのセシルが押されることなんてあるのか、と俺は興味深く見ていたが、セシルのティーカプが空になったので、もういっぱいいるかとティーポットを手に取る。しかし、思った以上に熱くて、俺はそのままティーポットを落としてしまった。
 ちょうど、セシルのズボンにかかってしまい、俺は血がサァアアっと引いていくような感覚に陥った。
 守らないといけないはずの主君のズボンに、お茶をぶちまけるなんて。


「怪我はないか、ニル」
「え! 俺の、心配じゃなくて、セシルの心配! 大丈夫!? セシル」
「あ、ああ、俺は大丈夫だが……」
「ごめん、ほんと。着替え……」
「アルチュール、少し席を外す。ニル、大丈夫だ。一人で行ける」


 でも、と追いかけようとしたが、セシルはすくっと立ち上がっていってしまった。あっと声を漏らす暇もなく。セシルってそういうところはしっかりしているよな、と俺はなんだかさみしい気持ちでいっぱいになる。


「ニーくん誰にでも、失敗はあるものですから」
「アルチュールにまで言われると、さらに落ち込むかも」
「なんでですか?」
「なんとなく……はあ。ごめん。俺なんかが、場をつなげられるかどうかは分かんないけど」
「いえ、ニーくんと二人きりで話したかったので」


 俺の言葉に重ねるようにそういうと、アルチュールはにこりと笑った。
 確かにアルチュールと二人きりになるのは、体育祭以来だ。それまでは、いつも昼食時に話すくらいか。学科が違えばおのずと関わる機会も減るものだし、二人きりというのは久しぶりかもしれない。
 だが、そんなことを言われると急に話しづらくなり、なんて切り出していいかわからなくなる。
 送別会と、俺とセシルで開いたが、アルチュールが自国に帰ってしまうという実感がまだわかない。
 たった半年の付き合いだが、ずっと一緒にいたような気もするし、もっと前から知っているような気もする。むろん、俺がゲームを知っているから、アルチュールという人物をうっすらと知っているというのはあるが、なんか、うまく表現できないのだが、高校からの知り合いだけど、中学校からの仲みたいな。
 これもあまりしっくりこないか。
 紅茶から漂っている湯気がだんだんとか細くなっていき、それを見つめていると「ニーくん」と俺の名前を呼ばれる。


「そう呼ぶのも、もう今日が最後なんですかね」
「そんな悲しいこと言わないでよ。アルチュール……また、いつか……は、難しいのか」
「僕がアルカンシエル王国の国王となれば、学生のように留学も、身内内交流も簡単にできなくなりますからね。ニーくんもそれは変わらないでしょう」
「そうだね。俺の未来……」


 未来についてはあまり考えたくない。また、考えないようにしている。
 俺が顔を曇らせたことに気づいたのか、アルチュールはポンと手を叩いて話をそらしてくれた。


「僕は、ニーくんにすごく感謝しているんです」
「えっと、何で? 俺、なんかしたっけ」
「体育祭の準備のときのことですよ」
「ああ、あの時の。でも俺がしたのって、別に大したことじゃないって」
「……僕も、セッシーみたいに完璧でいなきゃって思っているんです。だから、仲がいい友人で会っても、弱いところは見せちゃいけないって……そう思ってます」
「アルチュール?」


 唇を結んで、そしてほどいて。
 吹き付ける風に、青い髪をゆられながら、アルチュールは、俺のほうを見た。海のように澄み渡る青い瞳が太陽の光を受け輝いている。反射する水面のようで、きれいだな、と相変わらず見惚れてしまう。


「でも、ニーくんがあの時優しい言葉をかけてくれたから。僕は、君になら弱いところを見せてもいいかなって思ったんです。誰にも頼れなかったし、頼られるほうが多かったんですが。そうじゃない関係になれたんじゃないかって。勝手に僕が思っているだけかもしれませんけどね。実際」
「そんなことないよ。俺は、びっくりしたけど……その、アルチュールが自分の弱いところ、話してくれたのは、嬉しかった。頼られているっていうか、そういう気持ちになって。アルチュールの本心を聞けた気がする。こっちこそ、ありがとう」
「いえいえ。ニーくんは出会ったときから、本当に素直といいますか、人に分け隔てなく接することができるいい人だなって思ってましたし。僕の目に狂いはありませんでしたよ」


 と、アルチュールはフフフと笑っていた。

 思い出せば、そんな出会いだったような気もするけれど。
 また、攻略キャラが……! って思っていたあの頃が懐かしい。もう、俺はそんなふうにアルチュールのことを見ていない。仲のいい友だちとして見ている。
 そんな友だちが遠くに行ってしまうのはやっぱり悲しいのだ。セシルだって、それなりに悲しいって思ってるはずだし。


「ニーくん、これは相談というか、僕の願いなんですけど――君さえよければ、僕と一緒にアルカンシエル王国へ来てくれませんか」
「え?」
「……うらやましいって言葉で片づけるのもあれですが、僕には周りに信頼できる人がいません。どの人も、みんな自分の利益のために僕に従い、お膳立てを頼んでもしていないのにする人たちばかりです。その中で、自分が信頼できるなっていう人がいてくれれば、そう思ったんです。それが、ニーくんです。君は、騎士として強いですし、家柄もいいですから。僕の側近としておいても反対する人はいないでしょう」
「待って、アルチュール」
「僕は本気ですよ」


 そう、アルチュールは言って、背筋を伸ばした。
 俺を見る目は、確かに真剣なもので、冗談を言っているようには思えない。
 でも、俺がセシルのもとを離れられないのを知って、欲もまあそんなことを言えるもんだと、関心というか、驚きのほうが強かった。
 けれど、真剣に言っているんだ。断られるのも承知で。
 いや、断らせないっていう顔はしているけど。

 彼はサラッと言ったけど、アルチュールを取り巻く環境っていうのは、かなり最悪な気がする。貴族として力を保持したまま生き残ることはそう簡単なことじゃない。領地を治めるにしても権力とお金がいるし、王族に媚びへつらうっていうのもよくわかるけど。
 それを感じさせてしまったら、不振の塊というか、信用されなくなる。こういう人間なんだって、切り捨てられてしまう。けれど、王族側にもそういった人間を切り捨てられない理由はあるだろうし。まだ、王太子の座に収まっているアルチュールがどうこう言える話じゃないのだろう。
 彼の信用にたりうる人間が欲しいっていう願いも分からないでもない。
 ただ、俺に頼むのは違う。
 俺なら、分かってあげられるかもだし、支えてあげられるかもしれない。でも、俺は心に決めた人がいるのだ。


「ごめん、アルチュール。君のこと、もっと知りたいし、支えたいなって思いはないわけじゃない。でも、俺には心に決めた人がいるんだ。だから、その誘いには乗れないし、君と一緒にアルカンシエル王国にはいけない」
「ニーくん……フッ、そうですよね。ニーくんならそういうと思ってました。非常に残念ですが、今回はあきらめるしかないですね」
「今回って、次もあるの?」
「はい。僕はこう見えても結構執念深い男ですよ」
「……えぇ、俺、この間も、君のことフッたと思うんだけど……ほんとうに、執念深そうで――って、その笑顔、怖い!」


 その笑顔は本気なのだろうか。
 微妙に読めない男なんだよなあ、なんてアルチュールの顔を見てみるが、彼は笑顔を崩さないまま俺のほうを見ていた。先ほどの真剣な表情とは似ても似つかない。彼もまた、本心を隠すのがうまい。


「ふ、あはは……っ、ニーくんが慌てる姿見れただけでも、いいとしましょう。フラれちゃったのは悲しいですけど、いつか僕の国に来てくださいね。それだけは、約束してほしいです」
「そうだね。ここで、さよならはさみしいから」
「はい。ああ、あとそれと。ゼラフのことをさんざん言いましたが」
「さんざん言ってた自覚あるんだ」
「手紙をもらいましたから。帰国したら読もうと思います」


 と、アルチュールは胸ポケットに入れていた手紙を見せて、すぐにしまった。

 ゼラフも、一応情はあるのか、と俺は普段の彼から想像できない姿を頭で思い浮かべてみる。ゼラフが、手紙を……ねえ。
 俺が、ゼラフについて考えていると、いつの間にか立ち上がったアルチュールが俺の隣まで来ていた。並んでみると、そこまで身長差はないように思えたが、放つオーラというか、その容姿は、王族特有のものを感じる。セシルと隣に並んでいてもたまに感じる、別次元の存在っていう感覚。


「ニル・エヴィヘット公爵子息。本当にありがとうございました。僕の友だちになってくれて。でも、諦めませんからね。僕はかなり君に惚れています」
「アルチュール……? ――っ!!」


 チュッと、唇にほど近い位置にキスをされ、俺は思わず後ろにとんだ。
 キスされたところに触れ、真っ赤になってアルチュールを見ればくすくすと笑っている。
 押しては引く波のような、そんな声。水面の反射のような瞳と、青い髪。彼は、幸せそうに俺を見て笑っていた。
 俺は、今告白された……のだろうか。
 フッたのに? そんな疑問が晴れないまま「ニル」と後ろから、セシルに呼ばれる。


「どうした、立ち上がって。何かあったか」
「えっと、セシル、それが……」


 ちらりとアルチュールのほうを見れば、口に指を一本たてて、しーと微笑んでいた。
 嘘をつくのは嫌だが、本当のことを言ってセシルとアルチュールがもめても嫌だなと思った。送別会なのに、険悪ムードのまま終わるのは嫌だから。


「ううん、何でもないよ。セシル」


 これは、青い彼と俺の秘密だ。
 もちろん、俺の心は銀色の……そして夜色の瞳を持つ彼に捧げている。
 墓場まで持っていく秘密が、また一つ増えたのだった。

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