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第4部1章 死にキャラは留学します
10 慕われているんだな
しおりを挟む「俺、まだ怒ってるからね?」
「すまない。やりすぎたと思ったが、後悔はしていない」
「反省の色が見えない! 減点!」
トイレで致してしまったその日、夜も熱が収まらなくて、あの時の背徳感というか興奮のままセシルにもう一度抱かれてしまったわけだが、次の日腰が痛くて授業に集中できなかった。
歩くのにもセシルを支えにしなきゃいけなかったし、それを見て俺のことを小鹿みたいだとかいうやつもいたしで散々だった。
なんで留学三日目でこんなことになっているんだろうと、すべてはセシルの性欲お化けのせいだ。
(でも、三年生の終わりはいろいろあってできなかったから……それの反動かもだけど)
一時的にとはいえ、今一番の問題である魔塔から逃れられているため、少しは緊張の糸が緩んでいるのは確かで、セシルも初の留学で羽を伸ばしたいという気持ちもあるのだろ。それと、誰にも邪魔されない二人きりというシチュエーション。周りにはもちろん人はいるのだが、ちょっかいをかけてくるゼラフや、俺に恋心を抱いているアイネ、その保護者でお調子者のフィリップがいないことが、セシルにとってはひじょうに気楽でいいのだろう。彼らのことが嫌いなわけではないが、彼らがいると俺のことを独占できないと。とられるんじゃないかって気が気でないのだろう。
その点、ファルファラ王国には俺を狙ってくる人はいなくて、常に俺と一緒にいられる。セシルにとっては最高の環境なのかもしれない。
「減点されたら、どうなるんだ」
「一週間、セックス禁止?」
「んなっ!? そ、それは……困る」
「俺とすることしか頭にないわけ?」
「そういうわけじゃないが……そのまま減点されると、抱き着くのも、キスも、ましてや手をつなぐことさえも禁止されそうで嫌だと思ったんだ」
「じゃあ、減点されないように頑張らなきゃじゃん」
「お前を前にすると、抑えが利かない」
と、セシルはぼそりと呟いて、親指の爪を噛んだ。見れば、その親指の爪はかなり酷いことになっており、俺は思わず彼の手を掴んだ。
セシルは、どうした? と、きょとんとした目で俺を見る。無意識なのだろうか。
「爪噛んじゃダメ。汚いし、何より、酷いことになってる」
「……言われれば、確かにな」
「確かにじゃないし。昨日の減点だけど、まだそれだけだから。俺も、セシルとくっつけなくなるのは嫌だから、減点方式、甘いからね? 言っとくけど」
「だと嬉しい」
セシルは、ふにゃりと効果音がつきそうなやわらかい笑みを向け、俺の手を取った。
これも無自覚だろうか。たちが悪い。
それでも、手を振りほどけず、その笑顔をずっと見ていたいなと思ってしまうのだから、俺もセシルに甘いと思う。
減点とか口でいっちゃったけど、もうすでに何点減点したか頭から抜けてしまった。
(というか、さっきの顔……あの日見た表情と似ている)
セシルの誕生日パーティーの夜。俺が、いつものようにさんざんセシルに啼かされ、意識を失う前に見た表情。
征服欲というか、破壊衝動を孕んだ目……それに似ていた気がした。
前々から思っていたが、セシルは俺に甘いし、優しすぎるのではないかと。俺がすることをほとんど肯定するし、止めようとしても、俺の心を尊重すると一歩引いている。それは彼の優しさゆえだと思っていたが、どうやら違うような気がしてきたのだ。
セックスのときだって、そりゃ多分あっちも気持ちいいとは思ってるけど、この間みたいに俺が気絶してもやり続けようとはほとんどしないし。
何というか、自分を制御している感じが否めない。元から、ものすごい怪力を持っていたけど、そこと破壊衝動がつながるのだろうか。それと、独占欲。俺をを閉じ込めたいっていう願望。それは今でも彼の中にあると思う。
「セシル」
「ん? どうした、ニル。暗い顔をして」
「俺のこと、閉じ込めたい?」
「……っ、それは、どういう質問だ?」
「んーちょっと気になっただけ。ものすごく前のことのようにも思うけど、俺が春休みセシルを守って死にかけたとき。セシルに軟禁されたこと思い出して。ああ、今では笑い話かなー程度には思ってるんだけど。実際のところどうなのかなって」
俺は、セシルの手に指を絡ませ、にぎにぎと優しく握りながら聞いてみた。
なんて返答が返ってくるか予想できなくて、俺はセシルの手を見つめている。夜空色の瞳は、俺を見てるけど、本人も気まずいのか目を合わせてくれない。
ただちょっと知りたいだけなんだ。セシルの内側を。もっと、奥を。
それはきっと、俺しか今後も知りえない部分なのだから、知らなきゃもったいない気がするのだ。俺にしか見せない、俺にしか向けない感情。
セシルをもっと欲しい。
「閉じ込めたい――といったらどうする?」
「どう、どうするも何も。それがセシルの願いなんだな―って思う。かなえてあげられるかわからないけど……前は、二人で外の世界を見たいから、閉じ込めないでっていった。その気持ちは多分残り続けると思う」
「そうか」
「セシルの願いは、何でもかなえてあげたいよ。俺がかなえられる範囲なら、俺しかかなえられないものならなおさら」
セシルが、俺を閉じ込めて外界から切り離したいっていうなら、いつかそれを受け入れてもいいよ。
でも、それをしてきっと困るのはセシルだ。一生の傷を負うのもセシル。
だって俺はずっと閉じ込められたままじゃいられないと思うから。いや、彼の腕の中で、閉じ込めた檻の中で死んでしまうだろうから。
そうなったら、セシルは自分が閉じ込めたから殺したんだって誤解してしまいそうだ。
セシルは、俺の手から離れていき、サッと手を隠した。
「大丈夫だ。俺はお前を閉じ込めたりしない。二人で、外の世界を見よう。そして、いろんな表情を俺にだけ見せてくれ」
「セシル……」
「なんだか不安にさせたみたいですまなかったな。大丈夫だ、俺は」
俺の頭を優しく撫で、それからその手は俺の頬に降りてくる。相変わらず熱い手。その手は震えていなかったし、表情にも不安は浮かんでいない。けれども、どうしても引っかかってしまう。無理しているんじゃないかって。
でも、それを見抜けない。
「購買に甘いものが売っていたはずだ。昨日さんざん啼かせてしまったお詫びに、俺がおごろう」
「啼かせてしまったお詫びっていうのが、気に入らないけど。いいよ。二人でシェアできるものにしよ。セシルが、た、食べさせてくれたら、機嫌直す」
「素直なニルは本当にかわいいな」
「素直じゃない俺も好きなくせに」
「当たり前だ、よくわかってるな」
俺は、甘いものに釣られながら、セシルの手に頬擦りしてみる。すると、見る見るうちに彼の体温が上がっていき、先ほどまで余裕ぶっていた彼はどこへ行ったのやらと、真っ赤になってしまった。
揺さぶることができるだけでも、俺は彼の特別だ。それには変わりないのだから。
それでも、セシルの本音を聞いてみたいものだし、いつか――近いうちに、俺の寿命のことも話せたらとは思う。俺にその勇気が生まれればの話だ。
セシルは、手を引っ込め、変わりに俺の手をつなぐとずんずんと購買に向かって歩き出した……のだと思う。
「セシル、購買はそっちじゃないよ」
「そ、そうだったか。じゃあ、こっちか」
「そっちも違う。もー、道案内は俺に任せて」
「すまないな……どうも、地理感覚が」
「いいよ。できないこと、人には一つや二つあるもん。大丈夫、俺とセシル、二人いるんだもん。補っていこうよ」
「ああ、本当にお前なしでは生きて行けそうにない」
セシルはそう言って俺の手を優しく握り返した。
ドクンと、心臓がはねる。甘やかしてはいけないとは思いつつも、今言ったみたいに、一人でできないこと、苦手なことはできる人と一緒になって補っていけばいいと思う。でも、それがずっとじゃない。
そうだね、としか俺は言えず彼の手を引っ張って歩いていく。気づかれていないだろうかと、心臓がうるさいが、気づいていないというていで、俺は購買に向かって歩いた。
その途中、昨日の中庭を通り、中庭に植えてある木の下で誰かが泣いている姿を見つけてしまった。
いきなり俺が止まったのでセシルは「どうした?」と俺の視線の先を追った。そして、「昨日の奴だな」とすぐに気付いて息を吐く。
泣いていたのは、昨日レッテリオ王子改め、レティツィアに負けて剣を折られた学生だった。その隣には新しい相棒となる剣が置かれていたが、昨日のことがよっぽど悔しいのか、意識的ではなかったとはいえレティツィアを魔剣で殺しかけたことを泣いているのか。ここからでは分からなかったし、何が原因で泣いていたかはわからなかったがうずくまっていた。
俺は、話しかけに行ったほうがいいだろうかと思ったが、別方向からやってきた男装しレッテリオ王子を装ったレティツィアが彼に話しかけに行く姿が見えた。
「ニル、もういいだろ。ここは、レティツィアに任せればいい」
「そう、なんだけど……なんて声をかけるか気になっちゃって」
「お人よしだな」
そうかな? と俺は思いつつも、ゆっくりと近づいて、優しく声をかけるレティツィアの姿を見ていた。
学生は、レティツィアに気が付いて飛び起き距離をとったが、彼女は優しい笑みを浮かべたまま、どうしたんだい? と警戒させないよう話しかける。男子学生は、後ろめたさもあるのか、顔が合わせられず、もごもごと口をまごつかせていた。
レティツィアは、無理に聞こうとせず、新しい剣に目を向け、いい剣だね、といっているようだ。そこから、男子学生は、よりいっそダムが決壊したように、涙を流しながら、昨日のことをレティツィアに話しているようだった。
まさかあんなことになるとは思っていなかったと、それと剣が折れてしまったこと。話しの内容はあっちいったり、こっち行ったりしていたが、なんとか話したいことを伝えきれたらしい。
レティツィアはそれを、うんうんんと聞いて、怒っていないことと、剣を折ってしまったことを謝っていた。もちろん、剣が誰から渡されたもので、どういったものなのかは詳しく教えなかった。それは、きっと男子学生を巻き込まないためだ。
話を終え、男子学生は何度もレティツィアにお礼を言って走っていってしまった。新しい剣で素振りでもするのかもしれない。
そして、俺たちに気が付いたレティツィアはこちらに駆け寄ってきた。
「レティツィア」
「見守っててくれたんですよね。セシルさん、ニルくん」
「いや、俺たちは……」
「レティツィアは、優しいんだな」
そう口にしたのはセシルで、それを聞いてレティツィアは、パチパチと夜明け色の瞳を瞬かせていた。それから、少し恥ずかしそうにえへへ、と頭をかいて「そんなことないですよ」と謙遜する。
こう見ると、男の子にも女の子にも見えて不思議だ。笑った顔は女の子っぽいけど、少年っぽさもあって。やっぱり、立ち振る舞いとか、髪の毛の長さや、ちょっと声を低く出しているところがそう感じるのだろうか。
みんなの前では、レッテリオ王子として凛とふるまっているが、レティツィアになると裂いたばかりの鼻のような美しさを感じる。どちらも彼女ではあるが、今接してくれているのはレティツィアだって直感的に思った。
「学生のケアをするのも、私の役目ですから。それに、決闘とか、剣のことになると、私も結構周りが見えなくて。あの剣は危険だ―って思ったのもあるんですけど、普通に戦うのが楽しくて、そのまま折っちゃったって感じも……あはは」
「でも、レティツィア……すごく、慕われているというか、みんなに応援されてるんだなって。昨日の決闘とか、今の様子とか見てて思った。君の人の好さが、周りの人を引き付けているんじゃないかなって」
俺がそういうと、レティツィアは「そうありたいから」と小さい声で言って、頬をかいた。
「あっ! そうだ、私今から生徒会の仕事があるんです。それじゃあ、明後日指定の場所で!」
それじゃ! と、また彼女はいつものように駆け出して行ってしまった。聞きたいこととか、話したいことはあったが、落ち着きのない……引っ張りだこの彼女を止めるのはと、俺は彼女の背中を目で追っていた。
そういえば、モントフォーゼンカレッジと違って、ルミノーソカレッジには生徒会というものが存在する。モントフォーゼンカレッジは、各学年の学科代表が集まる、代表会はあったが、生徒会というものは存在していなかったし、代表会といっても時々集まる程度だった。
ルミノーソカレッジの生徒会は忙しそうだな、とレティツィアを見ていると思ったし、活発的に動いていると噂に聞いた。
やっぱり違うよなあ、なんて俺はもう見えなくなってしまったレティツィアのことを考えていた。
けど、やっぱり男子校で四年も男装がバレないなんてありえない話だ。もしかしたら、気づいてもみんな黙っているんじゃないかと思った。王族だし、それにレティツィア自体がいい人だから、彼女が誰であろうが尊敬して、慕っているのではないかと。
レティツィアはいい人だから。
「――って、購買行くんだったね。セシル? どうしたの、遠くなんか見ちゃって」
「いや? 慕われている、か」
「セシル?」
何でもない、とセシルは俺のほうをみて優しく笑った。でも、どこか寂しさが隠しきれていないその顔を見ていると不安になる。
大方、何でそんな顔をしているか予想はつくけど。
「セシルは、セシルのままでいいよ。レティツィアには、レティツィアのいいところあるってだけで、それをまねしようとしても真似にしかならないんだから」
「俺は何も言っていないが?」
「大丈夫。セシルは十分、みんなに尊敬されてると思う、多分」
「……そうか。まあ、所詮は他人からの評価だしな。それも、必要ではあるが」
セシルはそこまで言うと口を閉じて、行くか、と催促する。
アルチュールも、レティツィアもセシルとは違うタイプの人間だ。同じ立場にいるとはいえ、性格や持っている性質上、人に好かれる。でも、セシルはそういうタイプではないのだ。
誰かを敵に回すタイプじゃないが、完璧と思われているがゆえに、疎まれていたり、怖がられていたりする。それは、セシルの近くにいてよく知っていることだ。その目を向けている人がいることも。
だからこそ、俺はセシルの隣で、彼が孤立しても孤独を感じないように支えないといけない。それが俺の役割。
彼の心を守るのも、彼の騎士としての役目だと思うから。
俺は、寂しそうに瞳を揺らした主君の手を引っ張って購買に向かって歩き出した。
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