みんなの心の傷になる死にキャラなのに、執着重めの皇太子が俺を死なせてくれない

兎束作哉

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第5部3章 悪意と敵意

03 二人きりの夜

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「……ん」


 口の中がひどく乾いて、目が覚めた。
 ぼんやりとした視界の中、俺は自分の熱じゃない温もりを感じ、ポンポンと叩くように手を動かす。そこには何もないはずなのだが、と思っていると手に程よい硬さの何かがぶつかった。それは呼吸をしていて生きている――人間だ。


「……え?」


 目を凝らしてみると、暗闇の中に星が見えた。キラキラと輝く銀箔は紛れもない彼の髪だ。
 だが、いったいなぜ?


「セ、セシル?」


 俺が名前を呼ぶと、もぞりと彼が動いた。
 ちなみに、ここは俺の部屋だし今は深夜くらいだろう。俺は寝つきが悪いタイプじゃないのだが、狂に限って目が覚めてしまったのだ。それで、なぜか俺のベッドにセシルが寝ている。あたりを見渡しても、暗闇でよくわからないが、俺の部屋の匂いがするし、枕の固さも俺が愛用しているものだ。
 だから、なぜセシルが俺のベッドで寝ているかわからなかった。俺は、あの後家に帰って放心状態でその後を過ごし、ベッドに上がったはずなのだが。


「……ニル?」
「ニル? じゃないよ、セシル。何で俺のベッドに?」


 驚きはしたし、本来ならいつ彼がベッドに入ったんだと叫ぶべきだろう。いくら恋人とはいえ、部屋の中に無断で入って、しかもベッドで寝ているなんて恐怖でしかない。まあ、怒ってもそのうち赦すと思うけど、開いた口が塞がらなかった。
 でも、悲鳴をあげなかったのは単純に疲れていたというのもあるし、状況が理解できていないからというのもあるが、単純に彼が俺の隣で眠っていたことに安堵を覚えたからだろう。ツァーンラート侯爵にあれほど詰め寄られて、あの後魂が抜けたように家で過ごした俺にとって、彼は唯一の癒しだったし、心残りだった。セシルに会って帰ろう、でもツァーンラート侯爵に言われたことが胸に引っかかってそれどころじゃない。
 そう、俺は心のどこかで思っていた。だから、セシルが俺のベッドにいることを許容できたし、むしろうれしくて涙が出そうだった。夢に出てきてくれればよかった恋人が、俺のベッドで寝ている。普段の俺だったらさすがに発狂するけれど、それほどまでに心が弱っていたのだ。
 セシルは、目元を擦りながら「すまない」と一言言って体を起こした。


「いや、えっと、いいよ……ちょっとびっくりしたけど」
「何だ、眠れないのか?」
「セシル、まだ寝ぼけてる?」


 俺が聞くと、うむ、とだけ言ってこくりこくりと身体を上下左右に動かしていた。あのセシルが珍しい。
 彼も疲れているのだろう。ここはそっとしておいて、起きたら話を聞こう、と俺は決めて彼をベッドに寝かせようとした。だが、彼に手を伸ばした時一瞬だけ身体が強張った。
 もし、目が覚めてセシルがいなかったら?
 セシルだって疲れているだろうに、寝かせてあげなければと思うのに、少しだけ話がしたいと思ってしまった。でも、俺のエゴを押し付けるのもよくない。


「どうした、ニル?」
「え……ああ、うん。ねえ、セシル。疲れてなかったら何だけど、庭……歩かない?」


 夜も深いこの時間に俺は何を提案しているのだろうか。
 口から出てしまったが、すぐさま否定するように、忘れて……と言いかけたが、セシルはスッと夜色の瞳を開いて首を縦に振った。先ほどまで、ぽけぽけと寝ぼけまなこを擦っていたのに、今やそんな気は一切感じられない。
 ベッドから降りると近くにあったカーディガンを羽織り、外に出る身支度を始める。切り替えの早さにぽけっとしていると、どうした? とまた聞かれてしまい、俺は何でもないと言って、ベッドサイドに会ったコップに水をいっぱい注ぎ飲み干した後彼に続いた。
 家の敷地内とはいえ、深夜に外に出たら何か言われるだろうか。そんなことも考えたが、今はただ何も考えずに歩いてしゃべりたい気分だった。
 俺は先を歩くセシルを追いかけようとして、また足を止める。今日は満月なのでと窓辺に置いていた鉢植えを、抱きかかえセシルの元に戻る。


「鉢植えも持っていくのか」
「うん。たまには外の空気吸わせてあげないと。それに、部屋に一人にさせるのはかわいそうでしょ?」


 青々しい小さな双葉がこくりと頷いたように見えた。
 だが、まだ双葉が生えたばかりでこの双葉は何物でもない。いずれ、俺たちの子供として姿かたちを変えるのだろうが、それまでは何物でもない植物なのだ。それでも、俺はお腹に子供がいる気持ちで、一つの命として大切にしている。その愛情が、この植物を、人間へと変えてくれるのだろう。
 セシルは、俺の意図を察したのか「エヴィヘット公爵邸の庭園もきれいだぞ」と鉢植えに話しかけていた。相変わらず、優しい声色で、膝を曲げて目線まで合わせている。
 そんなやり取りをしながら、俺たちは屋敷の外へ出た。
 すっかり秋の夜空で、風も肌寒いが、セシルの隣にいるときだけは温かく感じられた。満月が昇り、星の光を遮って夜を照らしている。
 俺たちが外に出た場所からは庭園が少し遠いため、ゆっくりと庭園に向かって歩くことにした。道中セシルと手をつなぎたかったが、鉢植えを片手で抱えて落とさない保証はなかったで両手でしっかりと抱えて歩く。途中、セシルに「交代するか?」と聞かれたが、俺は断った。


「寒くないか?」
「ううん、平気。ありがとう。セシル……って、さぁ。セシル、いつの間に俺の部屋に来てたの?」


 少し歩いたところで、頭も冴えてきて先ほど聞けなかった疑問をセシルにぶつけることにした。
 セシルは、きょとんと眼を丸くしたが、すぐに俺の質問を理解したらしく、ふらふら~っと目線をそらした。やっぱり、黙って入ってきたのだろうか。
 さすがに不法侵入していないとは思うが、だったらいくら皇太子でもただ事じゃない。


「ニルが妃教育を終えて帰ったくらいにちょうど、俺も仕事が終わったんだ。もしタイミングが合えば、エヴィヘット公爵邸のほうにと思ったが、そのときにはもうお前はいなかったからな。それから、しばらくして追いかけてみたものの、お前は帰ってすぐに寝てしまったらしい」
「確かに、今日? なのかな……いつもより早くベッドに入ったけど」


 夕食とお風呂はすませたし、一通りいつも通り終わらせてベッドについたとは思っていた。それでも、二、三時間ほど、いつもより早かった気がする。
 セシルは、不法侵入ではないと前置きしたうえで「エヴィヘット公爵にも話は通してある」と言った。だが、父が許可したとはいえ、俺の部屋に黙ってはいるものだろうか。その疑問が残り、俺は疑いの目をセシルに向けてやる。すると、観念したのか、俺のほうを見たが、なぜか俺の顔を訝し気に覗いている。


「……ニル、覚えていないのか?」
「ん? 覚えてないけど、何? え、何?」


 セシルがあまりにも神妙な顔つきで見てくるので、危うく鉢植えを落としかけた。心臓が止まりそうになりつつも、俺はいったい何だろうかと首を傾げる。
 セシルは、そうか、と一言いうと「ニルが」と口にして唇をかんだ。


「さすがに俺も、勝手にお前の部屋に入ったりしない」
「え? じゃあ、え、俺がセシルを……ってこと? そういうふうに聞こえるけど」
「ああ」
「……あぁ~ごめん、記憶にないや」


 セシルが変な顔で俺を見ていたのはそのためだったか。だが、俺には全く記憶がない。
 そうだよな、普通に考えればそうなのだ。
 父は、家にはあげてくれるだろうが寝ている俺の部屋には入らせてくれないだろう。それに、鍵がかかっていたはずだ。それを勝手に開けて入ってくるなんてさすがのセシルもしないだろう。俺が嫌がることはしないし、したとしても、俺が問い詰めれば白状する。
 ということは、セシルが言ったことは本当で、俺が覚えていないだけと。


(マジで記憶にない……!!)


 寝てから俺は先ほどまで夢の中だったはずだ。いや、夢は見ていないのだが起きた記憶がない。夢遊病……とも考えられたが、それに近いのだろうか。
 それとも、セシルを扉越しに感じ、俺が扉を無意識のうちに起きて開けたとか。それしか考えられない。


「……ごめん、記憶になくて」
「そうか、まあ、それならいいが……い、言っておくが、本当に俺はお前に無断で入ったりしていないからな? お前が……いや、ニルのせいにするのもよくないな」
「な、何かあった? 俺、変なこと言ったかな?」
「お前も、疲れている様子だった。それに、眼の縁が赤かった」


 と、セシルは言うと人差し指で俺の目の下をなぞった。

 いくら満月で明るいとはいえ、俺の顔をはっきりと見ることはできていないだろう。だが、そこには泣いた痕のようなものが残っているのかもしれない。しかし、泣いてもいない。寝ているうちに泣いてしまったのだろうか。
 泣いた記憶はないが、泣くに至る理由には身に覚えがあった。あれだけ、傷つかないと啖呵きっていたくせに、俺は結局精神的にもろいのだ。
 いや、それもあるが、俺自身、セシルのことを一瞬でも疑ってしまったことが自分自身許せなかったのだ。


「大丈夫だよ」
「何か辛いことでもあったのか?」
「ちょっと疲れてただけ……だと思う。ほら、自分でもよくわからないけど、涙が出ちゃうってあるじゃん。あれだと思う」
「そうか……まあ、言いたくないらないいが」


 セシルは、あえて聞かないという選択肢をった。
 分かっていても、踏み込まないでいてくれる優しさに俺はまた浸っていた。言えればいいけれど、言ってしまえばまた状況を悪くしてしまう気がしたからだ。それに、言われただけで、特別何かされたわけじゃない。
 俺は鉢上をぎゅっと抱き込んだ。
 この不安が、生まれてくるかもしれない子供に伝わってはいけないのに。抱きしめることで、安堵を得ようとしていた。慰めてほしかったのかもしれない。言えない分、言わない分、何も言わずにただ黙ってそこにいてほしい。
 それは、きっとセシルじゃない。セシルには、見せたくない感情であり、姿だ。


「ツァーンラート侯爵とはすれ違った」
「……っ」
何も言われていないが…………そうだ、ハイマート伯爵夫人の妃教育は……いや、この話はやめるか」
「ハイマート伯爵夫人の指導は厳しいけど、日に日にものになっていってる気がするよ。いい指導者だと思う。うん」
「……ニル」
「何? セシル」


 気を遣わせているなんて見ればわかる。話題の選択だって悩みに悩んでといった感じだった。
「お前は強いな。俺も、お前に応えなければならないな」
 セシルの指が俺の頬を撫でる。熱くて溶けてしまいそうな熱い手に、俺はうっとりと目を細めた。たったこれだけのことで心が幾分か軽くなるのだから、俺は本当にチョロいと思う。
 まあ、傷ついた傷が癒えるわけじゃない。そこに塗り薬をぬってくれる行為だ。


「お前と俺の話をしよう」
「俺とセシルの?」
「ああ、例えば……子供の話。未来の話をしないか? 今日はきれいな満月だろう? そんな夜に暗い話は似合わない。せっかくニルと二人きりになれたんだ。暗い話に時間を使うなんてもったいなさすぎる」


 次にセシルは、鉢植えに手を当てた。その刹那、風が優しく吹き付け小さな双葉を揺らす。まるで、双葉が喜んでいるようにも見えた。そして、明るい話を聞かせてと俺たちにせがんでいるようにも見えた。


(そうだ、今は二人きりなんだ……)


 あれだけ望んでいたセシルとの時間。二人きりなのに、どうして暗い話や、暗いことを考えてしまったのだろうか。そんなの時間の無駄なのに。


「子供の話……?」
「まだ、名前については考えている最中だが、俺は子供に剣を教えたい。もちろん、嫌だと言えば強制はしないし、やりたいことをやらせてやりたい。ニルみたいに、甘いものが好きでもかわいいし、勉強が好きでもかわいいと思う。髪の色はニルに似るだろか、俺に似るだろうか。瞳の色も……」
「二人の子供だってわかるといいよね。もちろん、どんな姿で生まれてきても、愛する自覚はあるよ。だって、君との子供だもん。ぜったいにかわいいと思う」
「そうだな。早く生まれてきてくれるといいな。俺たちはずっと待ってるからな」


 と、セシルは鉢上に向かって語り掛けた。今度は風が吹いていないというのに双葉が左右に揺れた気がした。意思疎通ができるとは到底思わないが、見間違えでもない気がする。

 セシルに似ていても、俺に似ていてもいい。どっちにも似ていても、似ていなくても、きっとかわいい子供が生まれてくると思う。元気であってほしい。望んでいいなら、俺の血の特徴を受け継がずに長生きしてほしい。長く生きて、やりたいことをやって、俺みたいに大好きな人ができて、その人の隣で笑ってくれればそれでいい。
 遠すぎる未来のことを考えながら、俺は自然と頬が緩んだ。未来の話って、辛いものじゃなくて楽しいものなのだと改めて思った。
 未来に怯えたこともあったから、こうしてセシルと未来について話せるのは嬉しかった。
 俺は、頬を緩ませながらふと空を見上げた。俺たちを照らす輝かしい満月を見て、ある言葉を思い出したのだ。


「――月がきれいですね」
「……ん? どうした、いきなり」
「えっ、ああ、えっと。月がきれいだなーって思って」


 今のごまかし方は明らかにおかしかっただろう。
 でも、セシルはその言葉を知っているとは思えないし、そんな訳しかたは普通ならしない。ただ普通に月がきれいだっていう感想になってしまった。
 バレなければいいや、と少し暑くなった頬を冷ますように首を横に振ってみる。


「……ニルと一緒に見る月だから、か」
「セシル?」
「俺は、ニルが星よりもきれいだと俺のことを言ってくれたからな、自分のほうが輝いていると自信がある」
「何それ。いったけどさあ」
「自分で口にするのも恥ずかしいが、月よりも俺を見てほしい。ダメか?」


 セシルは、先ほどとは打って変わって懇願するように俺を見つめてきた。確かに、その夜空色の瞳は月よりも、この夜空よりもはるかにきれいだ。そして、俺だけが独占できる唯一の空。
 鉢植えを抱きなおし、俺はセシルに寄りかかる。顔をちょっと上げて、唇を突き出せば意図を理解したセシルが俺の顎を掴んだ。


「お前の瞳もきれいだ。たとえ、ずっとこの夜が明けなかったとしても、俺はお前がいる限り真昼の空を忘れないだろうな。愛してる、ニル」
「俺も、愛してるよ。セシル」


 誰もいない真夜中の庭園でキスを交わす二人だけの時間。
 邪魔するものは誰もなく、時間さえも気を遣ってゆっくりと流れていくようだ。優しくて、蕩けそうなキス。触れるだけ、でもふれたところが熱くてその熱をずっと忘れずにいられる。
 真夜中の空と、真昼の空が交わって、もう一度俺たちは唇を重ねた。


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